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『アパッチ砦』『マルクス捕物帖』をシネマヴェーラ渋谷で観て、いやいやホホホふじき★★★★,★★★

特集上映「映画史上の名作13」の1プログラム。

◆『アパッチ砦』
五つ星評価で【★★★★凄いなジョン・フォード】

開拓時代の西部劇で、前半ミッチリ砦のヤンキーの生活を描くので、
後半登場するインディアンは物凄い蛮族として描かれるのかと思いきや、
異文化の尊敬すべき人々として描かれる。
ヤンキーどもに見せてお金取ろうってのに、この正しさには痺れる。

多分、実際もそうであったように、映画内のインディアンは正論を語る。
それを蛮人扱いして、滅ぼそうとするのは文化人である筈のヤンキーだ。
「文化人」は「蛮人」を支配したり、絶滅させたりする権利を有する。

イラクに攻め入って制圧したアメリカの論理は、
この映画の中でのヤンキーがアパッチに対して行う
理不尽な攻撃と何ら変わっていないように見える。

西部女には全く見えないシャーリー・テンプルが子供子供してて可愛い
(セックスアピール・ゼロ)。

ジョン・フォードの映画って何でこんなに長さを感じないんだろう。


◆『マルクス捕物帖』
五つ星評価で【★★★オマケみたいなもの】
引退したマルクス兄弟が再び集まって作った、
そんなにつまらなくもないけど傑作でもない、
でも捨てづらい映画。

二枚目のゼッポがいなくて、年取ったチコが何となくサッパリしてしまっている。

ハーポの楽しいパントマイムやハープ演奏、
チコの可愛らしいピアノ芸、
グルーチョの徹頭徹尾存在の耐えられないいかがわしさ等は健在。

お話も他愛もなくていいのだけど、
マルクス兄弟は一つのネタをバランス悪く引きずる事があり、
後半、アクションシーンへのキャグ差し込みが低かったりで、
全体としてはまとまりが悪い。

ハーポは真面目な顔をしてるとクリストファー・ウォーケンに
似てなくもないと思うのは欲目だろうか。
まあ、音楽芸を持ってないグルーチョが一番好きだけどね。

飛行機と車で何気に『ワイルドスピード』みたいな事をやったりする。

それにしても「捕物帖」はないだろ、おい。


【銭】
シネマヴェーラの会員割引で1000円。
9ポイントたまったから次はロハで見れるぞ。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
アパッチ砦@ぴあ映画生活
マルクス捕物帖@ぴあ映画生活
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プロフィールだ

fjk78dead

Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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