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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『或る夜の出来事』『サリヴァンの旅』をシネマヴェーラ渋谷で観て満足満々ふじき★★★★★,★★★★(ネタバレあり)

特集上映「映画は旅である ロード・ムーヴィーの世界」の1プログラム。

◆『或る夜の出来事』
五つ星評価で【★★★★名作は伊達じゃない】
フランク・キャプラ監督作品。個人的には初フランク・キャプラである。
家出中の大富豪の娘の婚約者までの道のりを記事にしようとする特ダネ記者だったが、旅に同行するうち二人の仲は徐々に縮まっていき、という超弩ラブコメ。ベタな展開にニヤニヤ。

クラーク・ゲーブルなんて『風と共に去りぬ』しか知らないよ。
あれって金持ちで余裕があってプレイボーイで、じゃじゃ馬を妻に迎え入れるって連続テレビ小説『あさが来た』の玉木宏みたいだ。
もっとも、今回の映画のクラーク・ゲーブルはもうちょっと軟派でライトで適当な感じ。目力の強さと、ちょっとだらしない笑顔が池内博之に似てる。

映画のラスト、主人公が恋敵から花嫁を奪還する(と言うより花嫁が恋敵から逃げ出す)。花嫁の名前は「エレーン」。ウェディング・ドレスのままの逃走は顔は似てないけど『卒業』のエレーン(キャンディス・バーゲン)を思い出したりもする。案外、この映画から取られた名前だったりするかもしれない。

考えようによっては、劇中のジェリコの壁(⇒道義的な貞操帯みたいな物と言っちゃえ)をわざわざ小道具(ラッパ⇒バイブだったりして)を用意してまで突き破る事を最終的な目標到達点として描いたのは何とも不謹慎でステキな話である。


◆『サリヴァンの旅』
五つ星評価で【★★★★名作は伊達じゃない】
プレストン・スタージェス監督作品。スタージェス監督も自分、初っぽい。
宇宙刑事は関係ない。
喜劇映画監督のサリヴァンが悲劇修行する為に貧民生活に飛び込み、そこそこの緩い成果を得た矢先、貧窮にしっぺ返しをくらってひどい目に会う。懲役刑で自由を奪われた彼の起死回生の手段とは?

宇宙刑事は関係ないが「笑着」する。

色々あって少年に扮する少女のユニセックスな魅力がやらしくていいなあ。
これが映画じゃなくてAVだったら、彼女が男装のまま主役しかありえない。
AVだったら、サリヴァン妻と映画鑑賞姉妹は画面の端にも映すな。必要ない。


【銭】
シネマヴェーラの会員割引で1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
或る夜の出来事@ぴあ映画生活
サリヴァンの旅@ぴあ映画生活
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