ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『メモリーズ 追憶の剣』をUCT12で観て、ビョンホン儲け役やんふじき★★★

五つ星評価で【★★★イ・ヒョンホンがハリウッドでケツばっか見せてると思えないいい役】
『グリーン・ディスティニー』みたいにピョンピョン跳びよるのね。
でも、もちっとワイヤーらしくなく、自然に飛び跳ねさせてあげればいいのに。

文句なくいいのは裏切り者の異名を持つイ・ビョンホン。
単純にペラくかっこいいというのと違って、演技が鬼気迫ってていいのだ。
明らかにもう何の希望もない男が、
単に成り行きで王に武芸を見せなければならなくなった時の哀しいほどの強さ。
そして、それを得る事が何一つ喜びに繋がらないのに、進む覇道の哀しさ。

それに対する同時に汚名を被った女チョン・ドヨンもいい。
主筋としてはこのイ・ビョンホンとチョン・ドヨンの
二人の骨太な関係性だけで良かったのに、若い世代二人を連れだして話が迷走した。

複雑な身の上であるホンイのキム・ゴウンは安藤サクラみたいな顔。
でも役柄が成熟していない子供の役なので、元々の童顔と相まって、
どうにも「何も出来ずにジタバタしてる子供」にしか見えない。

そのキム・ゴウンと剣の技を競いながら、
イ・ビョンホンの部下に士官する若い男ジュノ、この役特にいらない。

しかし、英題が『MEMORIES OF SWORD(剣の記憶)』だから、
邦題の『メモリーズ 追憶の剣』も原題とそう違わんだろうに、
何かタイトルが違ってる気がする。
撮り方が悪いのか、物語の中心の3本の剣が
全く思いを秘めてるように見えないものなあ。


【銭】
会社の同僚が持っていた額面1400円の前売券を同じ価格で買い取って見に行った。まあ、社会人としてのお付き合いです。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
メモリーズ 追憶の剣@ぴあ映画生活
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メモリーズ 追憶の剣@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
メモリーズ 追憶の剣@だらだら無気力ブログ
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『ガラスの花と壊す世界』を新宿バルト9-8で観て、これはこれでよしふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★「分かるのか?」と聞かれたら「分かりません」と答える、分からない論争】
難しくて物語の全貌をつかめていない。
でも、だからつまらないかと言われると、
全てを把握してはいないが面白いと答える。
物語の全てが分かる事と面白さは単純に比例しあうケースばかりではない。
とは言え、難しい話に出あって全て納得理解できなかった時に、
「これが全て分かったならもっと楽しめたろうに」と心にシコリが残る事はままある。
まあ、それはしょうがない。分からないより分かった方が爽快だもの。
分からない事はコンプレックスを刺激するもの。
でも、だからと言って「分からない物語を作る物は尊大か無能」と言いきるのには抵抗がある。勿論、製作者側が尊大だったり、無能だったりする事もあるだろうし、できれば万人に物語が理解できるように作品を作ってもらいたいが、今回の『ガラスの花と壊す世界』なんて、絶対、私の父や母の世代には理解できないだろう。そこを理解できるように底辺を広げた作品にして冗長にするよりは、そこそこ分かる人を対象に説明もそこそこに走り抜けた作品にしたのは私は良かったと思う。

主人公はテンプレートな擬似人格、二体。
ハイテンションなドロシーと冷静沈着なデュアル。
彼女らの仮想空間に第三の擬似人格が送りこまれる。
彼女は何者なのか?

それにしても独創的な。

【銭】
バルト9特有、平日夕方割引で1200円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ガラスの花と壊す世界@ぴあ映画生活

『口裂け女inLA』をHTC渋谷1で観て、なんつか単純に怖くないんだよねふじき★★

五つ星評価で【★★監督四人で日本の都市伝説を海外で撮る緩いオムニバス】

口裂け女をメインに、コックリさん、ゾンビ+陰陽師、ストーカーカップル
とかのエピソードが絡む。エピソード毎に監督を変えているが、
同時期に同じ場所で撮影しているので、
Aのエピソードの登場人物がBにも出る体で緩い関連性があり、
逆に一つ一つのエピソードが綺麗に閉じている印象を薄くしている。

コックリさん、ストーカーカップルはまあ、そんなかと思うが、
口裂け女と陰陽師は海外の人に向けて初見であるなら、
もう少しベーシックな解説が必要ではないだろうか?

外人さんのメイドとか
陰陽師のバリ和風貫くとことか、
割とビジュアルがみんなセンスいいとことかは好き。
物語は残念だけどテンポ悪くて退屈。


【銭】
未体験ゾーンの映画たち2016作品の一本。基本1300円均一だが、前回の入場券を持って行くと割引で1100円になるのだが、水曜だったので、前の券を使わなくても1100円だった。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
口裂け女 in L.A.@ぴあ映画生活

『マイ・ファニー・レディ』をシネマカリテ2で観て、割と適当なコメディーちゃう?ふじき★★★

五つ星評価で【★★★まあ、面白いんだけどそこでその人とぶつかるのというのが適当な気がする】

「イモージェン・ブーツ可愛いよ」という噂なので見てみた。
うわ、顔のパーツでけえ。ちっちゃい顔にでっかいパーツがひしめき合ってる、、、なのに適度にまとまって愛嬌のある顔立ちは谷村美月っぽい。いや、最近ではどの脇にもいる谷村美月はひたすら地味そうな役が多いけど。えーと、まあ、彼女に不服はない。

で、イモージェン・ブーツが娼婦の過去を持ってて、関係を持った演出家と主演女優でもある嫁、嫁とあやまちを犯した過去のある男優、イモちゃんに一目惚れする脚本家と恋人のセラピストとその患者などが一つの舞台を中心にひしめき合う艶笑コメディー。

あっちこっちで「やった、やらない」の話題が取りざたされるのだが、その同じ場所(レストランとかホテルとか)に矢鱈、関係のある人物が集まってしまうのはどうも都合が良すぎる。常に引きあってしまうスタンド同士でもあるまいに。主要な6人(これでも多い)だけならまだしも、脚本家の父ちゃんとか常に騒動にくっ付いてくる。そんなどこにでもいたらおかしいだろ、ストーカーでもあるまいに。

原題は「SHE'S FUNNY THAT WAY」
「彼女が出世の為に取ったおかしなやり方」とでも超訳すればいいだろうか?
この中から「FUNNY」だけ抜き出して「マイ・フェア・レディ」と合成した邦題は思いきってると言おうか、適当と言おうか。『マイ・フェア・レディ』を母体にした『プリティ・ウーマン』は娼婦の物語だったが、『マイ・フェア・レディ』は口の悪い花売り娘の物語だ。主人公は成功するが、その成功の構造は『マイ・フェア・レディ』とも『プリティ・ウーマン』とも似てない。うーん、適当だ。


【銭】
額面1500円の前売券をチケット屋で840円でGET

▼作品詳細などはこちらでいいかな
>マイ・ファニー・レディ@ぴあ映画生活

『マッドマックス怒りのデス・ロード』3回分『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』2回分の感想今更っぽいふじき

とりあえず、もろもろ書き忘れてた事なども含めて。

◆『マッドマックス怒りのデス・ロード』
五つ星評価で【★★★★★もう、これでいい】

イモータン・ジョーのコルセットをはめるシーンを見て
『エル・トポ』頭の方の修道院の男を思いだす。

立川の音を聞いて感動したのは、
初見、別の劇場で観た時に聞き分けが出来なかったフュリオサの絶望の絶唱が、
物凄くちゃんと聞きとれた事である。以後、耳が慣れて、絶唱はちゃんと
聞き分けができるように自然になったけど、今もって立川の絶唱ほど
その聞こえ方が立体的にはっきり聞こえる所はない。威張るだけある音響である。

映画が始まって、ウォータンクが砂嵐に巻き込まれてマックスが覚醒するまで
常に鳴り響く音に支えられて画面から目が離せない。
こんなに緩急をしっかり支配しているBGMも珍しい。

「俺を見ろ。目に焼き付けろ」というラスト近くのシーン、
宗教的には往路片道の時の同じセリフと意味合いが正逆。泣ける。

一番、得な役の女の子は赤い髪の毛。次はボソボソ喋る種の女の子。

イモータンのやられ方は映像が整理されていず、分かりづらい。
この映画の数少ない欠点の一つ。


◆『マッドマックス』
五つ星評価で【★★懐かしい】
なんか確かに昔、見てはいる。
うん、やっぱ、これだけ全然、シリーズ別の映画だよ。
ラストが効いてるからOKというだけの映画な気がしてならない。
早稲田松竹の『2』『FR』という二本立ての方がやはりよかった。


◆『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』
五つ星評価で【★★★★面白い】
↑理由がシンプルすぎる。
なんつか、すげー面白くて、シリーズ5本目でこんなに面白いのは凄いな。
ただ、話は分かりづらいし、危機また危機を作るための脚本は無理がある。
無理があるにも関わらず、話のスピードに幻惑されて
面白いんだから、もうとうでもいい。

冒頭の飛行機機外、敵基地脱出、オペラ銃撃、水ポチャ、バイク・レーシングと、
矢継ぎ早のアクションと言うより、アクションの間に辛うじて話が入り込む。
それで成立させるから凄いな。

今回の副題の「ローグ・ネイション」は「ならず者の国家」≒「無法組織」である。これは今回の敵、各国の行方不明になったスパイを集めて国家を超えた謀略を行う組織「シンジケート」を指している。そして、冒頭CIAに対する政府の査問会で、IMF自身もCIAが制御できない「無法組織」呼ばわりされている。今回の映画はこの二つの組織が、どちらがより「ローグ・ネイション」であるかを賭けたガチバトルなのだ。

冒頭のトム拉致はトムに対するスカウト。その後、徐々にシンジケートの二重スパイ、イルサの要求を受け入れていく中、シンジケートが大量の眠っている資金を手にしようとしている事が分かる。この話運びが割と分かりづらい。シンジケートはその資金がなくても現に活動している訳だから、その資金を手に入れようとする実感がどうにも理解しづらいのだ。

でもでもでもでも、それでも面白かった。
トムよう動く。
サイモン・ペッグ(ベンジー)バディーよのう。
レベッカ・ファーガソン(イルサ)なんて素敵な太股なんだ。絞めつけられたい。
アレック・ボールドウィンはいい感じの「できる凡人役」として安定してきた。

あと、アナログレコード屋の女店員が抜群に可愛い。


【銭】
『マッドマックス怒りのデス・ロード(3回目)』は立川に再来。平日会員価格1000円。
『マッドマックス怒りのデス・ロード(4回目)』『マッドマックス』と二本立てでキネカ大森。名画座専用チケットで1000円。
『マッドマックス怒りのデス・ロード(5回目)』はギンレイホールで会員証提示して無料鑑賞。
『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(1回目)』は109シネマズ木場3で109シネマズのポイント6ポイントで無料鑑賞。
『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2回目)』はギンレイホールで会員証提示して無料鑑賞。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション@ぴあ映画生活
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ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション@或る日の出来事
ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション@銀幕大帝
ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション@映画のブログ
ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション@タケヤと愉快な仲間達
▼関連記事。
マッドマックス怒りのデス・ロード(1回目&2回目)@死屍累々映画日記

『ヘリオス 赤い諜報戦』を新宿武蔵野館1で観て、こんなんあかんふじき★★

五つ星評価で【★★誰の立ち位置で撮っているのか?】

物語には四つの勢力が出てくる。
香港警察、中国政府、韓国政府、テロリスト
もちろん「前三者VSテロリスト」という構図なのだが、
前三者内でもいがみ合いや謀略があり、仲良しな関係ではない。
多分、映画に対する意欲がそうさせたのだと思うのだが、
前半・中盤と観客を引っ張っていったある勢力が後半で瓦解してしまい、
今まで鼻糞のような扱いをしていた勢力に主役を引き継いでしまう。
この交代に無理がありすぎる。
あまりにも観客の気持ちを無視した展開である。

ともかくこれは言っておきたい。

この映画ダメだ。

ジャッキー・チュンの蝶ネクタイが怪しい。
中華圏では蝶ネクタイってありなファッションなのか?
ジャッキー・チュンもなかなかいい年の取り方をしている。

ニック・チョンは相変わらず無骨でゴツゴツしてて好きなのだけど、
あの「目」の撮影はそこまでするのかと驚かされた。
いや、あれは納得はするけど、全然嬉しくもないし困ったもんだ。

あ、あのいけ好かない偉い人、ワン・シュエチーか。

綺麗どころは何人か出てて、それぞれ良いのだけどもう記憶の外にいる。


【銭】
額面1500円の前売券をチケット屋で980円でGET

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ヘリオス 赤い諜報戦@ぴあ映画生活
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ヘリオス 赤い諜報戦@だらだら無気力ブログ

『はなちゃんのみそ汁』をUCT12で観て、もう一発きついの入れられたかったふじき★★★

五つ星評価で【★★★話に驚き要素が欲しかった】

広末涼子が好きだし、彼女がとてもいい演技をするのである。彼の旦那役である滝藤賢一も憎めないいい奴を好演するのである。

予告編はこの映画の粗筋を的確に表現している。
ただ、困った事にそれ以上の意外性、話のうねりがないのだ。
だから、キャラにはとても親しみが持てるのだが、何か収束に向かって落ち着く所に落ち着こうとする話に、正しくはあるが、面白味のなさを感じてしまった。勿論、これは実話を元にした物語だから、あまり事実と違った踏み外し方は出来ないだろう。『MM怒りのデス・ロード』みたいに広末涼子が「俺を、俺を見ろ」と言いながらウォー・タンクを横転させながら天に召されるとか、そんな演出は不可能なのである(いや、とりあえず例えがおかしいだろ)。

どう見ても得体のしれない役柄なのに、堂々とした正しい人物に見える古谷一行が面白い。


【銭】
会員メールに付いてた割引クーポンを使って1200円で鑑賞。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
はなちゃんのみそ汁@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
はなちゃんのみそ汁@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評

PS あ、あと、保母さんのパンツはちゃんと見せるように。
PS2 保母さんのパンツ色の文字です。

時間が経ちすぎてもう独立した感想にできないや映画たち祭4

題名まんまです。
※割ともうどれもこれも覚えてなくてヘロヘロです。

『ドラゴン危機一発'97』シネマート六本木1★★
『KIRI 職業・殺し屋。』池袋HUMAXシネマズ6★★
『種まく旅人 くにうみの郷』東劇★★
『白魔女学園 オワリトハジマリ』新宿バルト9-5★★★★
『コープスパーティー』UCT9★★
『ほんとうにあった怖い話第三十一夜』ユーロスペース1★★★★
『リトルウィッチアカデミア』トーホーシネマズ新宿11★★
『ポプラの秋』シネスイッチ銀座2★★
『ヴィジット』トーホーシネマズみゆき座★★
『真夜中のゆりかご』『Mommy』ギンレイホール★★★,★★


◆『ドラゴン危機一発'97』
五つ星評価で【★★睡魔のトリコ】
ドニー・イェンでこんなにガーガー睡魔にとっ捕まるとは思わなかった。
まあ、又、どこかの映画館でかかったら見るよ(おそらくもうかかるまい)。

◆『KIRI 職業・殺し屋。』
五つ星評価で【★★釈ちゃーん】
釈ちゃんが好きだから見に行った。
お年を召していくのはしょうがない。
メイクのせいなのか、目がちょっとちっちゃく見えた。
誉めたいのだけど悪い意味でマンガっぽくてリアリティーが薄い
(例えば釈ちゃんの衣装とかマンガでは成立しても
 現実世界で歩いてたら悪目立ちする)。
その中で釈ちゃんはオーラの強い、いい演技をしてるけど
アクション演出がスクリーンサイズと合わない。
接写しすぎの対モニターサイズ演出で残念だ。
あと、見えづらいんだけど、釈ちゃんのアクションはとてもよいです。
ちっちゃい小宮有沙は好き。

◆『種まく旅人 くにうみの郷』
五つ星評価で【★★面白さを堪能しまくりは出来なかったが100円で観たから全然OK】
『あなたをずっとあいしてる』のモーニングショーをHTC有楽町で観て、ふらっと1Fのチケット屋に寄ったら当日最終日の前売券を100円で売ってたので、急遽予定を変えて観賞。まあ、ええがなええがな。100円以上の価値はあるよ。陣内孝則が主演を務めた農業映画で『種まく旅人 みのりの茶』ってメインタイトルが同じ映画があったけど、話に直接的な関連性はなし。何かしら裏で繋がってたりするのかもしれない。分からないし、調べようと思ってないからそれだけの話になってしまうが、えーい、根性なし、俺!
栗山千明主演。『バトル・ロワイアル』いやいや『死国』の頃から好きよ。
その栗山千明、冒頭うわ化粧濃い。
つか、アメリカ帰りの高級官僚女が地域農業(+漁業)の改善に取り組む話なので、最初はこんなんでいいのか。彼女は化粧が濃いというより地顔がハッキリしすぎててメイクすると必要以上の効果を上げてしまう感じだ。映画の中で地場産業に通ううちに自然に日焼けしてメイクとかなくなっていく栗山千明が美しい(なのにラスト近くで又、割と脈絡なく化粧復活した時にはオイオイと思ってしまった/撮り順とか記録さんが繋がりのポカをしたのかもしれん)。
栗山千明が通う村のキーパーソン、山の怪獣サンダもとい山の一人者桐谷健太。海の怪獣ガイラもとい海の一人者三浦貴大。兄弟役である。どこか顔立ちのもっさり加減が似てて上手い組み合わせだ。で、この二人がサンダ対ガイラのように仲が悪い。根岸季江の母ちゃんの見守る中、二人が和解する件がサイドストーリーとして織り込まれる。
ちゃんと出来ているのだが、地場産業の改善内容がどうにも教科書的で今一つ魅力に欠ける所が映画として問題だろう。出来ればもっと破天荒な「そんなん誰も思い付かなかったぜ、ゲゲゲゲー」みたいな裏技が出てきた方が、映画らしい。
どこにでも出てきて、すっとそこにいる谷村美月がいつも通りこの映画にもいた。

◆『白魔女学園 オワリトハジマリ』
五つ星評価で【★★★★フォーマット】
「精神的にも肉体的にもボロボロになりながら他人の為に命を賭けて戦う強そうに見えない女の子」というフォーマットにムチャクチャ弱い。
前売券を安売りしていたので1作目を見ていないにも関わらず見たが、見て良かった。自分の嗜好性を他人にもゴリ押しはできないから、万人には勧められんけど。
「でんぱ組.inc」はモガちゃん以外ちょっと取っ付きにくい。平たく言えばブ○だ。
監督が得意とする特撮風演出、アクション演出は私にとっては割とどうでもいい部分。

◆『コープスパーティー』
五つ星評価で【★★生駒ちゃんもっと頑張れ】
乃木坂のドキュメンタリーを見て、生駒ちゃんが気になったので見に行った。
生駒ちゃんの演技は普通。
上手くはないけど、下手でもない。周りの男の子、女の子もズ抜けた感じの子がいなかったから、主役でも一応おかしくはないけど、引っ張ってる感じはないのが残念。
ホラーに恋愛とか友情とか絡めつつ、ラストそこに持ってくかという小さな驚きもありながら、その小品っぽさゆえにあまり褒める気分になれない一本。

◆『ほんとうにあった怖い話第三十一夜』
五つ星評価で【★★★★観た直後のメモで星を四つ付けているのでかなり怖かったか見応えがあった筈】
「死の煙」「生霊」「禁断の遊び チャーリーゲームの呪い」の三篇からなる実話ホラーアンソロジー。ほっておいたらすっかり忘れてしまった。
映画の感想は早く処理せなあかん。

◆『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』
五つ星評価で【★★そう言えば見たなあ】
主人公が自己中で、あまり他人を気にしないタイプの女の子だったので、映画を好きになれなかった。

◆『ポプラの秋』
五つ星評価で【★★期待ほどではなかった】
『瀬戸内海賊物語』の監督だったので期待した。期待ほどではなかった。
ほんに映画は難しい。中村玉緒の怪演は良し。

◆『ヴィジット』
五つ星評価で【★★これも期待ほどではなかった】
シャマランのPOV映画。巷では評判が良いが、私はピンと来なかった。
意外性のあるアイデアがポコポコ入ってくる部分は面白いけど連鎖的に面白くならない。POVなんだから「ポコチン・驚く・ビデオ」とか作れよ(何じゃそりゃ)

◆『真夜中のゆりかご』
五つ星評価で【★★★驚く展開】
まず最初に感情的には納得できるけど刑事がそんな事をするなんてという驚き。
そこから被害者夫婦が起こす次の展開に対する驚き。
そして最後までどんな展開になるか分からないまま突き進む。
明るい話に終わりようがないのだが、悲劇が悲劇のまま幕を下ろしたみたいで
映画を見ている間は目を釘付けにさせられた。
ただ、見終わった後に疲労感が抜けない感じがつらい。

◆『Mommy』
五つ星評価で【★★登場人物を好きになれない】
真四角のスクリーンには驚いたが、別にだからなんだという事もない。
BOX東中野かよ!というツッコミが入れやすいだけだ。
登場人物を好きになれないまま、ボケーっと映画が終わってしまった。
苦手な映画。
「あ、この人、映画館の名前、間違えてる」とか言う人がいそう。

【銭】
『ドラゴン危機一発'97』:特別興行1500円。
『KIRI 職業・殺し屋。』:通常料金1800円。
『種まく旅人 くにうみの郷』:チケット屋で最終日にチケGET100円。
『白魔女学園 オワリトハジマリ』:チケット屋でチケGET500円。
『コープスパーティー』:UCT会員更新時の特権措置で1000円鑑賞。
『ほんとうにあった怖い話第三十一夜』:ユーロスペース会員割引1200円。
『リトルウィッチアカデミア』:特別興行1200円。
『ポプラの秋』:額面金額1500円の前売券をチケット屋で1100円でGET。
『ヴィジット』:トーホーシネマズのメンバーサービス週間で1100円。
『真夜中のゆりかご』『Mommy』:ギンレイホールの会員証で鑑賞。


▼作品詳細などはこちらでいいかなは今回こっぱずかしい状態だから省略。

『大魔神怒る』をフィルムセンターで観て、重厚やのうふじき★★★

五つ星評価で【★★★重厚かつガチガチすぎ】
特集上映「映画監督 三隈研次」の1プログラム。

大魔神、うん、怒ってた。怒ってた。
もうちょっとシリーズが続いたら、
『大魔神笑う』とか『大魔神泣く』とか出来たんだろうか?

何回か見てる筈だけど、真っ当に映画館で観たのは初めてかもしれない。
子供騙し感が絶無で、異常にちゃんと出来てる。
あまりにちゃんと出来てる為に、ちょっと重苦しささえ感じてしまう。
バリエーションの少ない伊福部昭の曲と大魔神出現後の展開の単調さが欠点。

藤村志保は苦手だなあ。


【銭】
フィルムセンター一般料金520円を支払って入場。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
大魔神怒る@ぴあ映画生活
▼関連記事。
大魔神怒る(2回目)@死屍累々映画日記

PS 『インサイド・ヘッド』の感情達が大魔神の中にいるとしたら、
 ヨロコビ、ビビリ、ムカムカ辺りは操縦室の中にいなそう。

『シャーロック・ホームズ 緋色の爪』をシネマヴェーラ渋谷で観て、グースカふじき★★

五つ星評価で【★★寝てもうた】
特集上映「映画史上の名作14」の1プログラム。

作品に対するレビューができんレベルで、かなりガッツリ寝てもうた。

ただ、ホームズ役のベイジル・ラズボーンは
旗本退屈男だったら市川歌右衛門というくらい、ホームズに嵌っている。
ホームズのイメージの原型はポプラ文庫の挿絵だと思うが、
その挿絵のイメージまんまである(どちらが古いかは分からん)。

ワトソン役の俳優が(と言うより脚本が)殊更にワトソンを愚鈍な俗物として
描こうとしている状態にはちょっと閉口する。
ホームズとの対比で、そうした方が推理に対比ができるのは明白だが、
あまり人間としての格差が開くと、二人が一緒にいる事自体が不自然に見える。


【銭】
シネマヴェーラの会員割引で400円減の1000円で入場。二本立てだが『復讐は俺に任せろ』は見ていたので、一本で出てきた。時間があれば、もう一巡したかったけど、なかなかそうもいかないのである。

▼作品詳細などはこちらでいいかな、は省略。こんなんをTB貼るのちょっと恥ずかしい。
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