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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『拳闘屋キートン』『ロイドのスピーディー』をシネマヴェーラ渋谷で観て、両極端やなふじき★★★,★★★

特集上映「映画史上の名作14」の1プログラム。

◆『拳闘屋キートン』
五つ星評価で【★★★スポ根キートン】
ボンボンのキートンが体育会系家族にいる美人を射止めるため、
いやいやながらボクシング修行に精を出す話。
キートン特有の「何でこんな事を思い付いたの?」という奇想もなく、
どちらかというとドラマに忠実な一本。
最終的に精神論で気合いがあれば強敵に勝てる
というのはキートンのテイストっぽくない。

キートンはいつも文化系男子で身につまされるわあ。

お目当ての女の子がほんのちょっとトリンドル玲奈似。

PS キートンには「拳闘屋」より「弁当屋」が似あうと思う。


◆『ロイドのスピーディー』
五つ星評価で【★★★ロイドのキャラって苦手。映画そのものは悪くないのだけど】
代表作の『用心無用』とかも見てないので、これが人生初ロイド。
ロイドのキャラって明るくって、エネルギッシュで、隣の兄ちゃんっぽくって、
「みんな俺のこと好きだろ」って自覚しているようで、
周りに迷惑かけても反省しなそうで、
その場がしのげればそれでいいと常に考えていそうで、どうも好きになれない。
映画の主人公に聖人君子でいてほしいとは思わないのだけど、
自分を律する慎ましさみたいな部分は持っていてほしいのだ。
これ一本しか見てないので当てずっぽうだけど、
ロイドを主役にした地上げ屋の映画とか簡単に成立しそう。

物語は転職ばかり繰り返すロイドが、
ひょんな事から恋人の父ちゃんの馬車鉄道の利権争いの情報を聞き出し、
大馬車カーチェイスで大活躍の末、義理の父ちゃんの廃業を救う。

やばいのは義理の父ちゃんの廃業を救った後、
その廃業を仕掛けた相手に、
「これで0円で入手は不可能になりましたね」とばかりに、
高値で馬車鉄道を売ってしまうのである。
その終わり方でハッピーエンドになっているが、
これは馬車鉄道を生活の依代としているご近所さんへの裏切行為に他ならない
(売却後、馬車鉄道の運行は全く保障されていない)

ベーブ・ルース本人が特別出演している。
ヨチヨチした感じの歩き方を見ると成程この人は人気出る人だというのが分かる。

ロイドが恋人と行くアメリカの遊園地おもろいなあ。
これ、このまま採用すればおもろいのにって遊戯施設が幾つもある。
子供用以上にデートスポットとして賑わっている様子だった
(映画エキストラに大量の子供呼べなかったって可能性もあるけど)

ロイドの恋人役の女の子は安い風俗嬢みたいで
外見だけなら「超・好みじゃない」タイプ。
いや、サービスがよければ風俗嬢の外見にはこだわらんけど
(そんな告白はいらん)。


【銭】
シネマヴェーラの会員ポイント9回でロハ入場。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
拳闘屋キートン@ぴあ映画生活
ロイドのスピーディー@ぴあ映画生活
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