ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャーTHE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』をUCT9で観て、まあ、これはこれでよかろうふじき★★

五つ星評価で【★★とても普通ですが大人には勧めません。私は少年の心を持った大人なので大丈夫です】
ニンニンジャーはそこそこTV見てた。
トッキュウジャーはほぼ見てないけど、話の筋はうっすら知ってる。

という訳で、お兄様お姉さま方、なかなかカッコ可愛かったです。
時間が短いので赤二人に話の重点を置くのはしょうがないでしょ。
赤二人が割とうざい根性論で進んじゃう人達なので話に驚く展開はなかったけど。
「出涸らし」にされて、変身出来ないのに強いアカニンジャーは
全くもって「出涸らし」になってないだろ。
観客年齢だと「出涸らし」って言葉に実感がないだろうから、まあいいけど。

ニンニンジャーの父ちゃん、矢柴俊博の中年ならではの良い演技、
ニンニンジャーの爺ちゃん、笹野高史の初老ならではの良い演技も良かった。

山里亮太は悪役として分かりやすくていいと思う。
出てきた途端、悪役にしか見えないし(ただ小者臭は強い)、
怪人化しても山里亮太本人と遜色ないし(ただ怪人化前後どちらも滑舌は悪い)。
山里亮太が幹部クラスで、静ちゃんが怪人だったら、二戦隊12人かかりでも勝てんと思うけど、何となくそれは大人の事情でできん組み合わせなのだろ。
山ちゃん頑張れ。


【銭】
特別料金興行 一般1200円。

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手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド@ぴあ映画生活
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手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド@徒然なるままに
手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド@流浪の狂人ブログ

PS ニンニンジャーの決め台詞は「忍ぶところか暴れるぜぃ」で、とても凄い。
 これに照らし合わせるとトッキュウジャーは「特急どころか各駅止まるぜ」。
 遅そうだ。
 新戦隊「動物戦隊ジュウオウジャー」は「動くところか動かないぜ」。
 これはもうアクションヒーロー界の抽象主義と言っていい。
PS2 矢野優花ちゃん(白ニンジャー)の花嫁シーンがあります。
 やっぱりそこんところは、「そんな幻の服を何時までも着ていてはいけない」と
 剥ぎ取るのが正解でしょ。
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『人生スイッチ』をギンレイホールで観て、ちょっとずつしょぼいのが嫌いじゃないよふじき★★★

五つ星評価で【★★★邦題がちょっと分からんでもない程度にこなれている】
アルゼンチンとスペインの合作映画。オムニバスで六篇からなる。
原題は『WILED TALES(野蛮な話)』
それぞれの人世の機微において押してはいけないスイッチがと言われると、
納得できる邦題である。

[1] 飛行機の乗客全員に共通点がある話。
[2] 勤め先のダイナーに親の仇がやって来る話。
[3] ドライバー同士の喧嘩話。
[4] レッカー駐禁に反対する男の話。
[5] 息子のひき逃げを揉み消そうとする男の話。
[6] 結婚式が瓦解していく話。

お気に入り順に[4][6][3][1][5][2]。下位三つはダンゴ状態。
[4][6]は「禍福は糾える縄の如し」でありながら、最後に希望が見えるのがいい。
そういう意味で[4][6]以外は話の膨らませ方は面白いけど、オチが適当。
[3]なんかはけっこうエンストした側に感情移入させられて面白いのに。
いや、ウンコはよくないよ。
人の頭の上にウンコするような奴は轢き殺してもいいだろ。
だから、[1]の飛行機が[3]の車を追い抜いて、航空無線で「田舎者」と言って、
[3]の田舎者が『Xミッション』よろしく空中で脱糞したら、
[1]の彼にももう少し親身になれたかもしれん。
[5]の轢き逃げ事件も発端がウンコだったらあんなに責められないだろうし、
[6]の結婚式も式内でウンコする奴がいたら、
それが誰であろうとそいつが一番のラスボスだ。
いやいや、本当にウンコはよくないよ。

そう言えば[4]も[6]も勧善懲悪じゃないか。ふじきさん単純。
[4]の身動きの取れないイライラ感が瓦解する感じを支持。
[6]の、もう行きつく所まで行ってしまえな感じも支持。
[6]は花嫁より花婿の浮気相手の方が断然美人というセオリー通りなのも良い。
なんかまんま「割れ鍋に綴じ蓋」ですなあ。
いや、「節操のないチンチンに開きっぱなしの鍋」と言おうか。

あと、チラシの惹句に
「『こんな映画みたことない!』
 2014年のカンヌ国際映画祭は、1本の映画に揺れた」
と書いてあるけど、カンヌの人たちは知らないかもしれないけど、
私はこれによく似た映画を知ってる。宣伝手掛けた人も若くて知らなかったか?

それは『バカヤロー』。納得行くっしょ。
みんな「バカヤロー」って叫びたがってるエピソードばっかだよ。
邦題が『バカヤロー in アルゼンチン』でも違和感ないもの。


【銭】
ギンレイホール、会員証で入場。同時上映の『さよなら、人類』は未見だが時間が合わず見逃してしまった(ギンレイなら無料で観れるのに)。みんなインフルエンザが悪いんやあ。

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『必殺仕置人4話』『助け人走る33話』『必殺仕置屋稼業13話』をフィルムセンターで観て、古い奴ほどええでふじき

特集上映「映画監督 三隈研次」の1プログラム。

◆『必殺仕置人4話 人間のクズやお払い』
五つ星評価で【★★★★超面白い。並の映画で太刀打ちできないくらい脚本が良い】
跳ねっかえりの力だけを信じる新興ヤクザの組長に黒沢年男。
年男力だけ無闇にあるバカの役がドン嵌り。
その年男と過去に因縁がある片腕の男、林隆三もいい感じに華がなくて良い。
話は黒沢年男の暴力っぷりをこれでもかと見せつける。
ざっと正面から争って百人力。実働・陽動も含めて5人の仕置人グループが
「一夜」という制約に縛られながら、敵を欺いて仇を討つ手際がたまらなくクール。
ちょっと近寄りがたい風貌の山崎努の江戸にいたとしか思えない居住まいに惚れる。
藤田まことの食えないっぷりも良い(この後、果てしなく劣化していく)。
秋野大作は仕掛人・仕置人・助け人と出てるが、これが一番演技が下品で良い。
「キチガイ」「キチガイ」と何度もセリフに入るのも清々しい。

◆『助け人走る33話 忠誠大心外』
五つ星評価で【★★★ちょっと面白い。田村高廣って浪人が似あいすぎる】
キャラで言うと、浪人・田村高廣と、その情婦である芸者・野川由美子の猫っぷりがたまらなく魅力的。いや、ええのう。確か殺された妻、中村玉緒の菩提を伴うとか何とかで旅に出てた山村聰の復活の話が捻じ込まれていて、脚本的には純粋な仇討話が妙に捩じれてしまっている感じ。
個人的には中谷一郎の煙管と宮内洋のプロレスはあまり強そうに見えなくて、殺陣は田村高廣一人がしょい込んでいた感じだったが、どうもこの話の中では殺しの前に田村高廣に如何にもな殺し文句を言わせているのが逆にかっこ悪くて減点だ。でも、殺しのテーマは燃える。

◆『必殺仕置屋稼業13話 一筆啓上過去が見えた』
五つ星評価で【★★しかし、一つの話の中でこなさなければいけないイベントが多くて本当大変そうだ】
寝てもうた。
しかし、小松政夫とのコント、せん・りつとのコント、町娘とのロリ・コントみたいな必ず入れなければいけない定型枠が多くて、脚本も大変そうだ。
藤田まことも沖雅也も新克利も何か殺し技がそんな映えないんだよなあ。
あー、遠藤太津朗がいつも通りの遠藤太津朗でとても安心した。


【銭】
フィルムセンター一般料金520円を支払って入場。

『オデッセイ』を109シネマズ木場3で観て、もちっと笑いたいのだがのうふじき★★★

五つ星評価で【★★★今のままでも面白いけど、もっと脱力したい】

火星に置いてきぼりにされた男の奮闘記。
予告編が実によく出来ていて、
彼が救助を待つ間に生存できない諸条件を数字であげていた。
で、あのね、原作(もち未読)がかなりゆんるいコメディーと聞いていたので、
もちっと緩急付けた「ポッカーン」とした演出をするかと思ったら、
そこそこ普通の映画だった。

うーん、死亡絶対の異星の大地で、
前向きに頑張ったらあれあれどうにか生き残れちゃうじゃん、
というのが、このお話のコアだと思うのだけど、
「死亡絶対の異星の大地」という状況の説明が、あまり的確に語られてない。
火星ってどんなとこって、これ見ても赤い砂があるとことしか分からない。
ウィキ見ると平均気温は-40度。水なし。一火星日はほぼ一地球日。
酸素濃度は地球が20.95%、火星が0.13%。
こういう絶対の状況は物語を面白くするためにちゃんと語られるべきだろう。
そして、それぞれ、だからどうしたって行動に繋がって、一つ一つ克服していく。
その克服っぷりがナツメロを聞きながらなのはゴキゲンだ。
そう言えばナツメロを自由に聞ける電力についても心配がなされてなかった。
そういうのも含めて一つ一つ潰してくのが面白いんじゃないだろうか?
あと、芋。芋は本当に火星にビニールハウス作れば出来るのか。
何かやったら出来ちゃった程度にしか描写されてないけど、
それは原作読んで補完しろって事なのかな。
やはり映画と小説では情報量が違うだろうから。


【銭】
109シネマズのメンバーポイント6回分を使って無料入場。
あとまだ6ポイント残ってるよ。

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PS 『オットセイ』じゃないよ。『オデッセイ』だよ。
PS2 あの懐メロ。日本だったらピンク・レディーだったりしたら嬉しい。
PS3 NASAのロケット作る人たちが
 どう考えてもブラック企業っぽくてヤバい。
 あのロケットチームの偉い人がアジア系なのも、
 案外、不法移民なのをムリムリ働かせてるんじゃないか?
PS4 ジャガイモで思いだすのは手塚治虫のビッグXで
 ジャガイモが自我を持って人類を支配しようとする話。
 マッド・デイモンとジャガイモの一騎打ちも見たかった気がする。
 あと、火星って言えばもうちょっと後にやってくる
 『テラフォーマーズ』の舞台でもある。
 マッドデイモンとアレの一騎打ちも見たかった気がする。
PS5 火星に一人しかいないんだから、その男は必然的に
 「王でっせえ」。そういう題名だったんだな。

マクドナルドのあれ

マクドナルドの名前募集して決まった奴を食ってきた。

えーとね、好みがあるのかもしれないけど大した味じゃない。
被りついて最初に感じる違和感。

なんて乳臭い。

バター風味の北海道産ジャガイモを使ったマッシュポテトと
味わい深い北海道産チェダーチーズ・・・なんだそうだ。

乳臭いのはこの芋とチーズか。
味は芋が強い。強い芋の塩っぽい味その物はそう悪くないけど、
全く肉の味を無化してしまっていて、それで「バーガー」を名乗るのか。
姿・形はバーガーっぽいけど、そもそもこれがバーガーでいいの?ドナルド?

そして相変わらず、テイクアウトには
ペーパーナプキンを1枚しか恵んでくれない。
あんたらの商品からはみ出る油や肉汁が
このペーパーナプキン1枚でぬぐえると本気で思っているのか?
本気で思っているなら現状認識が甘いし、
ぬぐえない事を知っていながら経費削減の為に1枚しか付与しないのなら
それは利用客が気持ちよく利用できる事より金が大事と胸を張っているのだ。
そういうのは本音であっても胸を張ってはいけない。見透かされる。

今回の名前募集バーガーもそうだ。
最初、長い名前のバーガー。頼むのめんどくさい。
「長い名前のバーガー」って頼もうとしたけど、
ついつい面倒で億劫で頼む機会を逸した。
そうこうしてるうちに名前が決まった。

「北のいいとこ牛っとバーガー」

なんかIQ低くて恥ずかしい名前だ。
これくらいだとJKに受けるとか思ってるのか?(どうかは知らん)
これも頼みづらい。「北乃きいがギュとしてくれるバーガー」ならいいのだが。
いや、それはネタだが、こんなメディア発信に踊らされて名前を言わされる
感覚がどうにも、客は単にめんどくさいと思う事を何で気づかないんだろう?

一つ覚えておいてほしいのは、これは好感度の高い企業なら
いい方向に風が吹いて、面白い遊びと捕えられる可能性がある。
でも、マクドナルドって何年も何年もかけて、手を変え品を変え、
客を馬鹿にする接客に磨きをかけてきた企業なんだから、好感度が高い筈がない。
みんなリーズナブルだったり、場所や電源が必要だから使っているけど、
そんなにマクドナルドその物を愛してなどいないと思う。しょうがない。
それは今までの教育の賜物だ。

で、恥ずかしい名前言うのもプレイみたいで嫌だったので、
「クーポン560単品で」と言いました。もう、これは頼まんな、きっと。

『ナイトクローラー』『天使が消えた街』をキネカ大森1で観て、ギレンホールは楽し、ブリュールはつまらんふじき★★★★,★★

「過激化するマスメディアの妄想」2本立て

◆『ナイトクローラー』
五つ星評価で【★★★★ジェイク・ギレンホールが面白くて目が離せない】
何だろう。
ジェイク・ギレンホールの全く正義のカケラもないクソ主人公から目が離せない。
普通「ピカレスク(悪漢)」物だと、主人公は社会正義には反してしまうが、
彼の中には彼独自の正義の価値基準が存在するという作られ方をするのだが、
これはそういうセオリーが全く通用しない。
ただ単にギレンホールはゲスな俗物であり、金の為なら躊躇なく人の命を捨てる。
多分、今までにない主人公ではないかと思う。
そんなでありながら、ギレンホールから目を背けたくならないのは、
ギレンホール自身が「欲」を「システム」のようにとらえ、
その「欲」に溺れ、享受してるような人格がそこにないからだろう。
どんなに儲けても、儲ける事が目的なだけで、その儲けに溺れる事がない。
人間としての圧倒的な欠落が、この主人公への注目を駆り立てている。
また、その人ならざる主人公を演じるギレンホールが瞬き一つもせず、
カメラのようでいいのである。

ちなみに、『マイ・インターン』でアン・ハサウェイは
瞬きをしない人は信用できないと言ってたので、ギレンホールは失格である。
『マイ・インターン』で、のし上がっていくギレンホール見たいなあ(笑)。


◆『天使が消えた街』
五つ星評価で【★★こんなん褒めたらあかん】
マイケル・ウィンターボトムの中途半端ムービー。
やっぱり誰がやったやらないの立場をはっきりした物語の方が面白いと思う。
そこを明かさなくても、現状を捉えるだけで映画は出来る、って
そりゃマイケル・ウィンターボトムを今更、まな板の上に乗っけて
断頭しようとする気合いの入ったマス・メディァもいないであろうが、
それにしても、映画の中の主役の監督は、イタリアの事件を取材に来て、
イタリアの女とSEXし、それで飽き足らずドラッグに手を出し、
バッドトリップに落ち、夢と現実が分からなくなる。

とりあえず仕事で関係する女と
関係を結んでしまう島耕作テイストのウィンターボトムがやだなあ。


【銭】
キネカ大森3回使える名画座専用回数券を使って、1000円で鑑賞(新シーズンで3回分3000円也を購入/シーズン切替特典で500円で鑑賞できる優待券を貰う→今回はその500円鑑賞犬を使って500円で鑑賞)。

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ナイトクローラー@ぴあ映画生活
天使が消えた街@ぴあ映画生活
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ナイトクローラー@銀幕大帝
ナイトクローラー@或る日の出来事

龍角散「龍角散ののどすっきり飴・シークワーサー味」

とりあえず「シークワーサー味」の部分はほっといて、
粉薬「龍角散」の受け入れづらい苦味がうっすら
ちゃんと味にコーティングされてるのはちょっと狂っててよい。

『ピエロがお前を嘲笑う』『ブラックハット』をキネカ大森1で観て、両者ともよくぞふじきをたばかった★★★★,★★

「犯人は誰か? 天才ハッカーサスペンス2本立て」

◆『ピエロがお前を嘲笑う』
五つ星評価で【★★★★ようもこの俺をたばかった】
という訳で、主人公のハッカーの独白から始まる映画であるが、
彼には仲間がいて、敵がいる。
その仲間とは、その敵とは。
いやー、こう、鮮やかに騙される映画は気持ちいいねえ。
ハッカーの彼が凄くうじうじしてて、サム・ライミ版『スパイダーマン』
みたいなグッドな華のなさを持ってるのが、とっても好感持てる。
ただ、彼のお姫様がドイツ娘なので、見た目がちょっとゴツ目なのは残念。


◆『ブラックハット』
五つ星評価で【★★おいおいおいおい、そのキャスティングはおいおいおいおい】
いくら何でもマイティ・ソーのクリヘムを連れてきてハッカーはないだろ。
もう、頭のてっぺんから爪先まで筋肉でビッチリなのに、ハッカーです。
ハッキングの罪で投獄してる中でも黙々自主鍛錬で筋肉作りに余念がない。
いるのか、そんなハッカー?

話自体は敵の目的や謎も含めて、なかなかよく出来ているのだけど、
最初のクリヘムがハッカーで悪い人ってハッタリをどうしても話が覆せずに
ずっともがいている感じ。

アジア系の女の子がヒロインになるのは、
とても良いのだけど、マッチョ・クリヘムとのバランスは良くないな。


【銭】
キネカ大森3回使える名画座専用回数券を使って、1000円で鑑賞(新シーズンで3回分3000円也を購入/シーズン切替特典で500円で鑑賞できる優待券を貰う→次回は500円鑑賞が可能)。

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ピエロがお前を嘲笑う@ぴあ映画生活
ブラックハット@ぴあ映画生活
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ピエロがお前を嘲笑う@銀幕大帝

『ジェンダー・マリアージュ』をシネマート新宿2で観て、勝てば官軍ちゃう?ふじき★★★

五つ星評価で【★★★同性愛婚の可否を巡るアメリカのドキュメンタリー。なかなか面白いんだけど、プロパガンダ的な怖さを感じなければ、きっとちょっと嘘だろう】

まず面白かったのが、この裁判のコアな内容が『テッド2』とまんま被っていた事である。勿論『テッド2』のテッドはゲイではないが、元々保有していた結婚契約をない物にされた上、彼が持つ基本的な権利を国側が剥奪しようと控訴の手が緩められないのが本当によく似ている。おそらく、
この話をベースにして『デッド2』の物語が肉付けされたのだろう。

同性婚が合法であったカリフォルニア州で、
結婚を男女間に限定する州憲法修正案「提案8号」が通過。
これにより「既婚」を「剥奪」された同性愛カップル2組が
「提案8号」を人権侵害として提訴したのがこの裁判。
最終的にアメリカの連邦最高裁判所で争われる事になる5年間を描く。

見終わった感想はノリノリにおもろいのだけど、
「勝てば官軍」的なノリを感じなくもない。
本当か嘘かは分からないが、映画内で裁判におけるゲイ側の不規則発言は
一切見られない。非常に冷静な大衆である。
その逆にゲイを糾弾する側についてはエキセントリックに、
極めて感情的に描かれている。長い裁判だったのだから、
もっといろいろな局面があったんじゃないの?

そして、最高裁での最終判断。
圧倒的な勝利のように映画では描かれていたが、
評決の内訳は「5(違憲):4(合憲)」だったと軽く語られた。
「圧倒的」じゃないじゃん。「辛勝」だよ。

裁判結果のみ取り上げ、評決の内容に深く踏み込まなかったので、
どうにもこれは裁判に勝訴した側のプロパガンダ映画のように見えてならない。


【銭】
親の友達から貰った新聞屋系の招待券でロハ入場。

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ジェンダー・マリアージュ ~全米を揺るがした同性婚裁判~@ぴあ映画生活

『彼は秘密の女友達』『アリスのままで』をギンレイホールで観て、オゾン変わらんしムーア怖すぎ★★★★,★★

◆『彼は秘密の女友達』
五つ星評価で【★★★★オゾンが何でこんな変な話を思い付けるのかが不思議】
オゾンと言うより、アルモドバルっぽい話だなと思って見ていたが、アルモドバルだったら「ともかくチャンチャン」で終わらせちゃう話を、ちゃんと真面目に着陸させる点で、ストーリーテーラーとしてオゾンは凄いし、誠実だと思う。
騒動の種になる男ロマン・デュリスに興味は湧かないが、秘密を打ち明けられ、それを公にも出来なくて煩悶するアナイス・ドゥムースティエちゃんがガツンとストライク。最初、地味目な顔立ちと思って観ていたが、常にSEXしているようなちょっといやらしい顔じゃないかと思ったらもうたまらない。何とも下品で申し訳ないけど、フランス映画は女優がキュートだと、もうたまらなくいいですわあ。


◆『アリスのままで』
五つ星評価で【★★あのラストでこの映画を好きになれとでもいうのか】
ラストについてはどん底の不幸という訳でもないと解釈できるかもしれない。
でも、普通にあんなラストはやだな。これに比べれば同じ主人公が記憶を失う『ペコロスの母に会いに行く』の方が100倍も幸せだ。いや、やっぱりわざわざ不幸な話を見に行くのは嫌だよ。マゾじゃないんだから。ジュリアン・ムーアは凄い。でも、その演技の凄くて辛い事を確認するための干渉はつらい。アレック・ボールドウィンが前週同じギンレイホールで『ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション』にも出演していた。いい感じで隙間に入ってくる役者になったなあ。


【銭】
ギンレイホール、会員証で入場。

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彼は秘密の女ともだち@ぴあ映画生活
アリスのままで@ぴあ映画生活
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彼は秘密の女ともだち@映画的・絵画的・音楽的
アリスのままで@映画的・絵画的・音楽的
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