ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『暗殺教室 卒業編』を新宿ピカデリー7で観て、羽住監督らしいなふじき★★

168533_1
▲何故、殺せんせーの顔は丸顔なのか?
「ぬるふふふふふふ。お腹がすきましたか? じゃあ先生の顔を……」

五つ星評価で【★★凄く面白いかと問われれば口ごもっちゃうけど、そこそこな心意気はそこそこレベルで買う】
原作今回の部分だけ雑誌連載で読んでいる。
羽住英一郎監督らしい、原作をマンガテイストのまま複写した感じの一本。
羽住監督、設定やキャラを模写するのはそんなに苦手じゃないのだけど、
実写として構築し直すという観念はそんなに強くない。
原作のまんまだだ漏れみたいなコピー映画を作る。
最低にはならないけど最高にもならん。まあ、そういう個性なんだろう。

前作でも思ったけど、あんな身体が出来上がった中学生はいない。
どう見ても高校生以上にしか見えない役者をキャスティングするなら
(大人の事情でせざるを得ないなら)舞台を高校に変えてもいいのだ。
変えて何の支障もない。でも変えないのが羽住テイスト。

バランスとして難しいのは今回、殺せんせーの人間時代を描くに辺り、
大人の役者が3人必要になった(二宮和也、桐谷美玲、成宮寛貴)。
彼等3人の演技はとても良いのだが、
「生徒」と対比すると「先生」と呼ぶには
そんなに大人っぽく見えない(実際若いし)。
これは「生徒」の年が嵩んでるからでもあるのだが。
多分、大人の事情でキャスティングは変えられないだろうから
「先生」と「生徒」の同一フレームでの演技がほぼないのが上手く行ってる。
(成宮寛貴は実際、大人だから大丈夫だが、それでもすぐハケさせてる)
ただこの流れは原作通りなので、羽住監督あまり難しい事考えてないと思うが。

で、山田涼介の演技はとても拙く感じてしまう。
これは、一見気弱で、女子にも見える役に応じた演技なのだろうが、
『名探偵コナン』の大人の間で子供っぽく振る舞うカマトトコナンくんみたいで、どうなのもー。マンガを現実化する事が難しいのは分かるが、この演技は違うと思う。山田涼介3本出た映画全部殺し屋の役か。ちなみに『グラスホッパー』の山田涼介の演技は高く評価してる。

橋本環奈は前作引き続き変な役で、いい感じ。

成宮寛貴はもうゲス専役者で生きてくのだろうか?

桐谷美玲かーいーの。
こんな先生が掃きだめ教室にいたら「にっかつロマンポルノ」だよ、もう。
腹八分目シャツが似あうのも彼女ならでは。

二宮和也はとてもいい。
童顔のとっちゃん坊やなので年齢不肖だったり国籍不肖だったりする役は似あう。
トレンチコートを着て「殺し屋」なんてベタな役なのに、
バラエティのコスプレみたいに見えないのは、
やっぱりちゃんと役者としての空気を持っているからだろう。

話のアウトラインはギリギリ整合性を保っているのだろうが、部分部分やはり短尺なので説得力の薄い所が多く発生している。
・何故、実験の素材は最強の殺し屋なのか?
・事故の詳細がバタバタ起きて、よく分からない
・何を契機に、いきなり暗殺派と救済派に分裂したのか?
・何故、殺せんせーはアレに勝てたのか?
・最後の暗殺の葛藤は短くないか?
単におでの頭が悪いのか? えへへへへへへへへへ

制服女子のキレキレのアクションがあるのはいいのだけど、
中に見せパン(短スパッツ)の影を見て一気に醒める。
そんなアクション撮影やる前提で登校してる女子高生に萌えたりはしないんだよ。


【銭】
松竹系の前回入場割引使用により1300円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
暗殺教室~卒業編~@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
暗殺教室~卒業編~@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
暗殺教室~卒業編~@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
▼関連記事。
暗殺教室 一本目@死屍累々映画日記
暗殺教室 アニメ総集編@死屍累々映画日記

PS 遠藤のE組という事で、担任はココリコ遠藤でもよかった気がする。
PS2 そういや、ツイッターで『淫殺教室』とか呟いてたな、俺。
 一年以内にバックから犯さないと地球を破壊してしまう超生物 犯せんせー と
 落ちこぼれ生徒のいやらしい一年間。
 『卒業編』って別の意味でいやらしいな。
 犯せんせー ニノの顔のままだったら大ヒットでしょ。
スポンサーサイト

『エール!』をギンレイホールで観て、子供から搾取すなよふじき★★★

アンヌ
▲こんな顔です。映画ではもちっと目が丸っこい印象。

五つ星評価で【★★★ちょっと雑な設定じゃないかい】
女子高生ポーラの家族は父、母、弟、全員聾唖。
耳が聞こえず、手話は出来るが、発声はままならない。
家族と健常者の会話を繋ぐのは専らポーラの役目。
高校に通う彼女には意外な才能が発見される。
彼女の家族が聞く事ができない歌である。
彼女は家族を説得してその歌声でパリに留学できるのか?

見ながら「そら、あんたら娘に頼りすぎやろ」と思った。
偶然、近々に見た『新・必殺からくり人』最終回「京都」で、
目の見えない夫婦に目の見える娘が生まれ、ポーラ同様、
家族の目になるエピソードが出てくる。
この彼女には無理を感じない。それは盲人家族が常に一緒に行動しているからだ。
『エール!』の家族のように職場や学校で別行動にはならない。
会社や職場でポーラがいない彼等は無言を貫くのか? そんな事はないだろう。
周りに手話を覚えさせるなり、自ら発音するなり、ボードを持って筆談するなり、
そういう努力を一切しないという事はないだろう。
全て彼女の肩に健常者とのコミュニケーションがかかっているようにしてしまった
演出にリアリティーを感じなかった。
逆に音の聞こえない家族が生活雑音にひたすら無頓着なのはリアルだった。

去年見た『レインツリーの国』で、耳の聞こえない女性が、
自分が耳の聞こえない事を周囲に知られるのはストレスとの見解を述べていた。
特にこれは、「日本」という、「人は常に均質でなくてはならない」、
「均質でない者は努力が足りないものである」という神話が成り立つ国では
痛々しいほど伝わってくる。
それに比べるとこの『エール!』の聾唖の傍若無人ぶりには
「ムッ」と来てしまった。お前ら、もうちょっと遠慮せいよ、と。
しかし、それはそれで、日本人だから思ってしまう感情で、
きっと本来そうでもないのではないか、なのだな。
聾唖だろうが、健常者だろうが、傍若無人に振る舞えばいいのである、
他者の生活を侵害しないという前提付きで。

弟のアレルギーが愉快だった。

主役のポーラはミニラとか金子信雄に似てる。
いや、なんかもっと他にもいる気がする。
決して、似てて嬉しいものじゃない物に似てそうな顔だ。
あれかな、もしかしたらバナナマンの日村に似てるかもしれない。


【銭】
ギンレイホール、会員証で入場。同時上映の『ヴィンセントが教えてくれたこと』は公開時に見ていて再見するほどではないかなとスルーした。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
エール!@ぴあ映画生活

『獄門島』を神保町シアターで観て、花鳥風月よのうふじき★★★

特集「横溝正史と謎解き映画の快楽Ⅱ 本格推理作家の世界」から1プログラム。

五つ星評価で【★★★もう何回となく見ているけど、この狂った美の祭典がステキ】
「何回となく」とは言ったものの4回目くらいだと思う。

探偵映画なのだけど、推理より花鳥風月的な死の意匠とか、
宛書みたいにキャラクターをはめ込まれた役者が面白くてたまらない。

いつも通り女優は安定して綺麗。
市川崑監督は「女好き」というより、
女を「美術品」のように綺麗に撮る監督だと思う。
そっちの方がイビツっちゃーイビツか。

しっかりした若者女子に大原麗子。綺麗すな。
気丈なのに、一瞬で壊れてしまいそうな儚さを好演。
若いようにも年を取ってるようにも見える。
凄く張りつめている感じなので、この時の大原麗子で
『鬼龍院華子の生涯』を撮るのもありかもしれない
(映画の方を見てないんであくまでイメージなんだけど)。
しかし、森進一の嫁さんだったんだよね、この人。
俺も乳首に手を這わせながら「ここが俺の襟裳岬だあー」とか叫びたいな。

しっかりした麗子の対極のしっかりしてない三人娘の長女役に浅野ゆう子。
壊れたテンションが気持ちいい。
「おかしい」と言われるからにはこれくらいじゃなくてはいけない。
W浅野の片翼温子は『さらばあぶない刑事』でおかしくなっていたが、
あれは触れないでおいてあげたい(「老いて」って漢字変換にビックリ)。

司葉子は普通にしっとりしてる。特にそれ以上、何も……

太地喜和子は色気が充満しすぎてて逆に不快みたいな役。
私個人はタイプじゃないから嫌な感じを受けこそすれ、
あの色気に全くちんちんともどもときめかないのだけど、
世の中には太地喜和子じゃなければダメなんだという人もいるのだろう。
ムチムチしてるから、密着して触られたりしたら気持ちいいかもと思わなくもない。
とは言えタイプじゃない。まだ「おかしい浅野ゆう子」の方がいい。
ゆう子と妹二人って現代の東京にタイムスリップしてキャバ嬢やったら
大成功するんじゃないだろうか? 
代わりに叶姉妹を呼びよせて太地喜和子の代役に据える。
叶姉妹に挟まれる若い頃のピーターってそんなに違和感ない。
ピーターは「女っぽい男」という線より、ショタっぽい撮られ方ですね。

そして、草笛光子まで出てる。この人の顔は鳥っぽくて怖い。

あと、ストーリーに直接絡んでこない役なのだけど坂口良子はいつも通り可愛い。

男の筆頭は佐分利信。いい声だなあ。

そして、水戸黄門の東野英治郎が獣のような本鬼頭家の当主を演じる。
鬼気迫ってええのう。そして、強い所も弱い所も演技で全部、見せつける。
東野英治郎は水戸黄門くらいしか見た記憶がないのだが、
私にとってはこれがベストアクトだな。

冒頭の復員兵、三谷昇もいかがわしくて実にいい。
この三谷昇が落とした人参を石坂浩二が拾ったものの返せないというシーンがある。
これは三谷昇の「穢れ」が石坂浩二に引き移ったと考えてもいいのではないか?
石坂浩二の金田一はそういう「穢れ(騙し)」が蔓延する事件を渡り歩いてきたのだ。
『犬神家の一族』ではある人物が他人を騙す為にすり替わるし、
『悪魔の手毬唄』でもある人物が他人の振りをしてひどい事を行なう。
だから、島にいる純朴な大原麗子は外の世界への関心を持ちながら
金田一と一緒に外界に出て行こうとはしない。
どこでも同じと言う金田一に対して、彼女は異論を唱える。
この物語では殺人が実行されるが、その全ての殺人は善意による物である(※)。
前の二作のように明らかな悪人がいない。
流刑地の成れの果てのような島で細々と生きる人々が
一番純粋に他者を思いやれるというパラドックスが切ない。
そもそも事故の発端は外界からやってきた草笛光子なのだ。

※:あっ、復員兵殺しがあった。あーと、えーと、まあ、あれはいいじゃん。

和尚さんの弟子の子坊主を演じてるのが確か池田秀一(赤い彗星のシャア)。
池田秀一は赤くならないが、和尚が被害者の血で赤くなるので、
ノーマル伝法より三倍速く「伝法の儀」を済ませる事が出来たに違いない。
流石、赤い彗星のシャア!


【銭】
神保町シアター正規入場料金1200円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
獄門島@ぴあ映画生活

『バレンタインナイトメア』をユーロスペース2で、『イースターナイトメア 死のイースターバニー』をユーロスペース1で観て、へっへっへ(゜-゜)ヘラヘラふじき★★★,★★

ユーロスペースで上映するホラーはとりあえず見る。
面白いとか詰まらないとかではなく、ただただ「レア」なのが見る理由だ。
「レア」はオタク心を揺さぶってやまない。
それと、もう絶対、再映の可能性がないから、ここで見ておかないと見逃してしまう。
で、ほぼダメダメで、見終わってちょっとするとストンと全体的に忘れてしまう。
とっとと感想書かんとダメなんだ。にもかかわらずとっとと感想書かなかった2本。

◆『バレンタインナイトメア』
バレンタイン
▲水谷果穂ちゃん

五つ星評価で【★★★今野恭成監督の手腕と低予算がせめぎ合う】
イジメでバレンタインに焼身自殺をした少女がイジメグループに呪いをかける。
そのイジメグループと同行する事になった転校生は両面からの狂気にさらされる。

音や効果音で不安を煽る演出がいい。
血を始めとする残酷描写は低予算がありありだが、
使わずに済む事はできない素材の映画だから、その辺は痛し痒しでしょうがない。

主役の水谷果穂はギュっと観客の心を掴むいい顔をしてる。
手袋も好きだけど、その手袋の下に隠された能力は映画内で強くいきていない。
彼女が事件の中心部分の浄化を成し遂げられないのが作品の弱さになっている。

いじめグループは各個人が個性的であろうと頑張っているが、
いかんせん人数が多すぎて映画としては混乱を招いている。
あまり少ないとリアリティーが薄いが、人数を多くするなら
メイン格の人間何人かと「その他大勢」でいい。
「その他大勢」に一人ずつ役割を与えようとしたところが上手く機能しなかった。

だったと思う(あやふやだ)。


◆『イースターナイトメア 死のイースターバニー』
イースター
▲都丸紗也華ちゃん

五つ星評価で【★★多分、人が死んでるからホラーだと思う】
ダンス部の少女はダンス部、家庭の人間関係でストレスが貯まりつつある。
彼女の周囲の者が死んでいく。

主役の都丸紗也華は「むちゃ」っとした感じで、まあ可愛い。
ダンスのシャープな服と私服のゾロっとした厚手の服のイメージが違って、最初同一人物っぽく見えなかった。この子を含む3人がダンスレッスンをしつつ、ストーカーとか出てきながら、内部で諍いが起きて人間関係悪くなったりしつつ、後半イースターパーティーを契機に人が死んでいくのだが、後半の死んでいく人たちが淡々と死んでいくし、彼等に対して強い感情も持たないので、前半のダンスと後半の惨殺がガッチリ結びついていないような印象を受ける。

ナレーションが煽るイースターの気持ち悪さみたいなのはよかった。

だったと思う(あやふやだ)。

大ヒット映画「青鬼」「デスフォレスト 恐怖の森」に続くホラーゲーム劇場版最新作!!

と、チラシのコピーで煽られているのだけど、私の知る限り、『青鬼』『デスフォレスト 恐怖の森』は大ヒットは勿論、ヒットもしていない筈だ。いったいどこのパラレル・ワールドの話だろう。もしくはこれを手掛けた配給会社のヒットの境界線が果てしなく低いのかもしれない。


【銭】
どちらもユーロスペースの会員割引で1200円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
バレンタインナイトメア@ぴあ映画生活
イースターナイトメア~死のイースターバニー~@ぴあ映画生活

『劇場版ウルトラマンX きたぞ! われらのウルトラマン』を新宿ピカデリー10で観て、やはりお子様向けやねんなふじき★★

169369_1
▲王子さまっぽいデザインのX。

五つ星評価で【★★何か薄いのが残念】
TVシリーズ未鑑賞。
なので、ベースになるシリーズの世界観とかは分からかずに見てる。

なんつか、随分、今の子向けに改変されたウルトラマンだなと感じた。
変身アイテムはスマホになり、ウルトラマンにはアーマーが付き、
地球防衛隊の面々は若すぎて友達感覚が強い。
怪獣との戦いはスポーツに近く、生死の観念はとても薄い。
基本、怪獣は都市破壊を行うのだが、被害者の姿が映らないので、
「このままでは地球は滅んでしまう」という設定に何ら真実味がない。

怪獣に古いシリーズの面影が残ってたりするのは嬉しいが、
物語の核は適当人間の気まぐれによる怪獣召喚であり、その召喚主は反省もしない。
子供が見る映画や作品には必ず啓蒙性を持たせなければならないとは考えないが、
こんな反啓蒙的な核を持った物語もどうかと思う。

初めて見るウルトラマンXのデザインは悪くないのだが、
ゴテゴテしたアーマーが付くのは如何にも玩具会社主導みたいでゲンナリ、
かっこいいならまだしも、
「こんな風にしたら、ちょっと王子様みたいじゃないかしら?」調デザインは
ウルトラマンキングの延長上みたいで、、、、、単純にかっこ悪い。

夜間ビル群の都市戦でウルトラマンと怪獣が戦う中、
煌々と照らされるオフィスビルの窓の光。みんな社畜だねえ。


【銭】
松竹系の前回入場割引使用により1300円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン@徒然なるままに

PS 防衛隊の隊長、副隊長がとっても大人なのは良かった。

『映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生』を109シネマズ木場8で観て、ワクワクドラドラふじき★★★

168166_6
▲ククル

五つ星評価で【★★★普通におもろい】
この映画のオリジナルになった元映画は未見(だから比較不可)。

我を忘れるという程ではないが、映画内のイベントがチャクチャクと進行して見ていて全く飽きないし、ラスボス・ギガゾンビと大魔術師ドラゾンビ(ドラえもん)の互角の戦いなんか、なかなか見せてくれるじゃんと思う。

圧倒的に有利な筈のドラえもん勢を味方につけていながら、
如何にして危機を作り上げるかと言うのが
ドラえもん映画の毎回の課題になるのだが、
これはとても納得のできる一つのベスト回答だと思う
(惜しむらくは多用はできない点にある)。

ゲストキャラのククルは美少年原始人。薄い本で活躍しそうだ。
それに反比例するかのようにビッチ・しずかちゃんの
不必要なエロシーンがなかったのは逆によかった。
いや、おでがロリからショタに変わったという事ではなくね。

ククルが実は女の子だったという『どろろ』展開があったら萌える(おいおい)。
あの制服のお姉さんたちにシャワーで身体を綺麗にしてもらいながら
いけない快楽に身を委ねてしまうククルのシーンがあったら萌えまくり(おいおい)。
その上にペガとグリとドラコが・・・。
いや、ペガサスは馬だから勿論男根のシンボルだし、
ドラゴンは竜→蛇で当然男根のシンボルだし、
グリフォンの身体の猫の線の柔らかさは女性のボディーのようだし。
あんな愛玩動物を作りやがって何てやらしいんだ、ドラえもん(違う違う)

終盤に出てくる制服のお姉さんたちはいやらしくも正しくて大好きだけど、
取り締まりに対して、ドラえもんに冤罪はないのかという点はとても気になる。
ギガさんは勿論悪いのだけど、ドラえもんだって五十歩百歩なのでは?
何となく制服のお姉さんの組織内にドラミが潜り込んでいるようなので、
お目こぼしをしてもらってるのだろうか?


【銭】
毎月10日は109シネマズのサービスデーで1100円均一。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
映画ドラえもん 新・のび太の日本誕生@ぴあ映画生活

『ひつじのショーン いたずらラマがやってきた!』を丸の内ピカデリー3で観て、ラマこええふじき★★★★

いたずらラマ
▲三匹の虎がグルグル回るとバターが出来るなら、
 ラマだったらきっと「ラーマ」になるだろう。

五つ星評価で【★★★★おもろいけど地味に怖い】
テレビシリーズのベストセレクションが35分。
短編『いたずらラマがやってきた』が28分。

ベストセレクションも卒なくどれも面白い。
「ベスト」を選出するより「駄作」を選出する方が難しいんじゃなかろうか?
(いやいやいやいや、そんなこと言いながらTVは全く未鑑賞なのだけど)
それにしても、相変わらず「言語」未使用の徹底さには驚く。

で、本編に当たる『いたずらラマがやってきた』
怖い。ラマ怖い。
剥き出しの歯も怖いが、威圧的な大きさで「勝てない」事が一目で分かるのが怖い。
外見だけならともかく、このラマに豚も犬も羊も人も実際に適わない。
突如、牧場に現われた最高峰のヒエラルキー存在。
何が怖いって、「勝てなくて当たり前」の意識が無意識に浸透してしまう事
(特に飼い主に顕著だった)。
ラマの顔が攻撃性と外向性を強く打ち出すように口が大きく、3匹中2匹がとても大きく目を剥いていて、1匹の目が完全に隠れている。躁状態であるが上に何をやりだすか分からない2匹と、表情が見えない1匹。ヤクザ映画のチンピラと重鎮みたいだ。
『ひつじのショーン』では羊にしても、豚にしてもすごく大口を開けないし、目を剥いたりもしない。一拍置いた感じというか、とっても感情表現が緩やかなのだ。これと相反する特徴の顔をよく持ってきたもんだなあ。

と、クドクド言ってきたが、それでもちゃんとコメディーとして正しく面白い。
凄いもの作りよるよのおエゲレス人。


【銭】
劇場入場料金1300円だが、チケット屋で額面1100円の前売券を1080円でGET。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ひつじのショーン スペシャル ~いたずらラマがやってきた!~@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
ひつじのショーン スペシャル ~いたずらラマがやってきた!~@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
ひつじのショーン スペシャル ~いたずらラマがやってきた!~@SGA屋物語紹介所
ひつじのショーン スペシャル ~いたずらラマがやってきた!~@徒然なるままに
▼関連記事。
ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム@死屍累々映画日記

箱根そば「明太チーズフランス天そば」

56f263bcc5791
食うた。
掛け蕎麦とフランスパンが合わんでもない事が笑える。
カリカリのパンに汁が染み込んでくのがそんなに悪くない。
明太チーズもどう考えても蕎麦に合わない食材じゃないし。

同じ北欧と箱根そばがコラボした「蕎麦パン」も食べたいけど、
今んところ見かけないんだよなあ。

あと、一食としての値段が安い点をとても高く評価したい。

『甲鉄城のカバネリ 序章』を新宿ピカデリー4で観て、くそおもしれーなジャパニメーションふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★主人公のみっともなさが泣ける】
ジャパニメーション面白いわあ。
2016年4月からフジテレビ「ノイタミナ」枠で
放映されるアニメの導入部3話を先行上映。

「カバネ」と呼ばれるゾンビだらけの幕末。
人々は要塞と化した城下町に住み、
その城を陸蒸気の鉄道で結び、細々と生きていた。
蒸気鍛冶屋の少年・生駒は鋼鉄の被膜で覆われたカバネの心臓を
一撃で破壊するツラヌキ筒の開発中に襲われ、
カバネに感染しながらも一命を取り止める。
首都に向かう鉄道で彼が出会う地獄とは………。

うおおおお、いい所で終わりよったあ。

面白い。ジャパニメーションは面白い。

こんな盛大に物語で大嘘を構築できる物が他にあるだろうか。
広がる大風呂敷が楽しくてたまらん。

泣く子も黙るゾンビもの。
バリバリ残酷シーンも鈴なり。
このTVが自粛自粛で雁字搦めの中、なんて頼もしい。

それにしても正しいながら女々しい主人公だ。
お前らが裏切った俺がお前らを助けてやる。
その俺の死に際を見て、悩み続けろ。
という主人公と思えぬルサンチマン溢れる心情吐露が泣かせる。

この激情に溺れるように叫び倒す主人公が良い。
美木本晴彦がキャラ原案か。相変わらずだ。


【銭】
特別料金1300円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
甲鉄城のカバネリ 序章@ぴあ映画生活
▼関連記事。
甲鉄城のカバネリ 総集編 前編@死屍累々映画日記

『アーロと少年』をトーホーシネマズ六本木2で観て、素晴らしい映画に泣きながらひねくれた妄想もするよふじき★★★★

五つ星評価で【★★★★こんなんで泣かんで何で泣くんやあ】
って事で大変涙腺の崩壊しやすいお爺ちゃんになってる今、これは泣く。
今まで映画の中で語られてきた「出あいと別れ」と何ら変わらない。
例え、主人公が夜店で売ってる蛍光緑のゴム人形のような恐竜君であってもだ。

隕石がぶつからなかった仮定の世界での人間は原始動物扱い。
主人公の恐竜アーロが人間の子供を「スポット(日本でのポチに相当する)」と名付けた事から、この人間の子供は姿形は人間だが、実に「犬」その物である事が分かる。
なので、これ仮定の恐竜世界ではなく、単に大昔、原始時代に設定を移せばCGキャラクターだけ人間と犬に置き換えて、もう一本作れるに違いない。そんなのもチャレンジングな試みとして面白いと思う。ってのを進めたくなるくらい背景美術が秀逸。

アーロが旅の途中で会うティラノ親子たちがイカす。
逆にそのティラノ親子の簒奪者である始祖鳥や翼竜は、とても気味が悪い。

アーロの一家が農業、ティラノの一家が牧場を経営しているのに対して、
始祖鳥や翼竜は自分たちで物を生みださない。
始祖鳥は強盗。翼竜は火事場泥棒みたいにして生計を立てている。
だが、もうちょっと抽象的に、彼等の職業を置き換えてみると、彼等は彼等の文明社会において、物を生みださずに富を得る者であると解釈できる。
細かい事は抜かすが、キリスト教の戒律において、賎業とされた職種に「金貸し」がある。自らが額に汗かかず、収穫だけ得る者、『ベニスの商人』のシャイロックに代表される、キリスト教の人間が手を出さない為、ユダヤ人が行っていた浅ましい職業。これらを元にユダヤ人は大金持ちになってユダヤマネーで世界を裏から支配してる、なんて言われるようになったのだ。そして、ハリウッドの映画会社はほぼユダヤ資本。なので、手を動かしてアニメを作成しているスタッフが金勘定だけで儲けてるメジャートップを批判しているのなら面白いな、と思い付いたのだけど、実は『アーロと少年』を作成したピクサーの親会社ディズニー・カンパニー、というより創業者のウォルド・ディズニーは反ユダヤで、ユダヤ人を雇用しなかったらしい。あああ、余計な暴走をして、知らんでいい事を知ってしまった。


【銭】
映画ファン感謝デーで1100円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
アーロと少年@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
アーロと少年@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評

PS 恐竜が人間同士を交配させるとか考えに及んで病んでるなと自覚した。
PS2 あっ、インド親子の短編も好きよ。
次のページ

FC2Ad