FC2ブログ

ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『珍遊記』を新宿バルト9-8で観て、小ネタばかりが敗因かなふじき★★

珍游記
▲太郎の頭って割とペスっぽい。
 ヒント:「ペガサスではない(字数合ってないし!)」

五つ星評価で【★★中盤以降のオリジナル部分のチンポもといテンポが悪い】
原作未読です。

『珍遊記(ちん・ゆうき)』だからペスの被り物をした優木まおみを冒頭に出して、いや、オファーが通らんか(ギリ通らなくもない感じで優木まおみさんには芸能活動を頑張って貰いたいです)。

見た後、ツイッターでこう呟いてる。

とりあえず倉科かなの「ちんこ」は聞けた。そういう断片でばかりできてる映画

なんかね、
・倉科カナ演じる僧侶玄奘の映画内での最初のセリフが「ちんこ」。
・女装した笹野高史と田山涼成のハードなラブシーン。
・松山ケンイチのハゲ、全裸、ケツ。

BlogPaint
▲自主規制済

みたいな設定落ちとか出落ちで、声を上げて笑うようなネタじゃないけど、フックには引っかかるみたいなのが多い。倉科カナが「ちんこ」と言うのはリアル世界では面白いけど、物語の中では単に一つのセリフ言ってるだけだから特にどうという事はない。「ちちちちちんこ」とか素でドモったりしたら面白かったかな? いや、何かもうせっかくだから「ちんこ」と言える女優を10人くらい集めて
「ちんこ?」
「ちんこ?」
「ちんこ?」
「ちんこ?」
「ちんこ?」
「ちんこ?」
「ちんこ?」
「ちんこ?」
「ちんこ?」
「ちんこ?」
とでもやってくれた方が更に宣伝的にいっぱいフック引っかかって良かったのでは? 最初「ちんこ」で引っ張っておいて、「ちんこ」全く絵ヅラも出ないけどね(まあ、そら出ないだろうけど)。いや、日本の奇祭みたいなので、まんまの形をハリボテで出してるの見た事があるから覚悟があればできるんだろう。それでダメが出てモザイクとかボカシとかかかるなら、それはそれで勲章だろう。

自分的に、どの辺が面白かったか思いだして見ると
橋を渡る前辺りまでと、倉科カナがハゲと言われて激昂する辺りから後。
町ん中がパカーンと抜ける。
倉科カナと松山ケンイチが分かれて、
溝端淳平と倉科カナ
溝端淳平と松山ケンイチ みたいな別々の話がモタモタ進行するのがダメっぽい。
いや、溝端淳平はいいんだけど、話がどうにもモタついて約束な笑いしかなくて。

お決まりチックな笑いはそこそこ入っているけど、ビックリするような奇想天外な発想で息もできないような大笑いができなかったってのが、今一この映画に親身になれない原因だろうか。まあね、笑えると思って見に来てるから、シニカルなボスのようにワイン片手にニヤッと笑うのではなく、ゴリラの発作のように苦しいくらいに笑いたかったのですよ。ゴリラの発作がどれほど苦しいかは知らないが、んーと、苦しそうでしょ。

あっ、ぬっくんの起用と、それに応えて中々いい動きをするぬっくんはとても良い。
それに引き換え、禿で全裸の松山ケンイチは禿で全裸なだけで、普段と全く変わらない。
そして、倉科カナも基本、変わらない。あの法衣の下に網タイツ履いて夜になると身体が疼いて疼いてたまらないくらいやってくれたら嬉しいけど、それは事務所が許さないだろう。じゃあ、事務所が許す役者でやろうと言って笹野高史がやっても全く嬉しくないけど。

何か汚い事をやってでも表現したい笑いみたいなのがあるのに、非常にきっちりリスクが計算されていて、誰の痛みも伴わないような冷静さで処理されている気がしてならない。でも、全然つまらなくはないので、サービスデーとかならちょうどよくて「俺は倉科カナの『ちんこ』を映画館で聞いた男だぜ」という自負を持って、この映画を自分の中で「とりあえずええやろ」と思ってやろうと思います。


【銭】
映画ファン感謝デーで1100円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
珍遊記@ぴあ映画生活

PS なんかとてもくどい感想になった。
PS2 タイトル間違えて必死に修正。『珍游記』『珍遊記』
スポンサーサイト