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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』を109シネマズ木場4で観て、一応チャレンジングな失敗作ではないかふじき★★

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▲44人ちゃんといる。凄いな。『11人いる』が4組出来るという。

五つ星評価で【★★殊更悪い訳ではないのだけど、質より量で44人集めて何かをやるのは作劇上、やはり無理がある。これを描き分ける人たちは本当凄いなと思うけど(この人数になると感情移入というより記号による書き分け作画なんじゃなかろうか)。本来は前クールのチームを二つに分けてそれぞれ新メンバーに付ければいいので多くて10人入れば済む話である】

私は大きなお友達の中ではまだ属性がぬるくて「プリキュア」はほとんど見ていない。それにしても東映さんはほんにオールスターズ物が好きだ。大小様々画面上には44人のプリキュアがひしめき合っている。調べた訳ではないけど、44人全てが喋ってはいないのではないかと思う。これで全員均等に喋ってたりなんて考えると、そりゃもう本当にそら恐ろしい。このプリキュアを全部黒く塗って火星に放ったら『テラフォーマーズ』として機能するんじゃないだろうか。頑張るし、へこたれないし。

で、新しいプリキュアが「ミラクル」と「マジカル」という事は分かった。
「マジカル」がいるなら「バナナ」も欲しいけど、
「バナナ」だと下ネタで薄い本が大賑わいになるので、尚更ほしい。

その「ミラクル」と「マジカル」がペアを分断されながら、
それぞれ努力で頑張る話なのだけど、初見の私が見て、
それぞれの個性が今一つ明確でないのは良くない。
やはり、これは44人出すとか、ミュージカルにするとかの
作劇における障壁のせいで、普通のドラマに注力できなかったのではないだろうか?
ちなみにミュージカル化は中途半端で、成功でも失敗でもない。
諸手をあげて拍手するほどでもなければ、罵声を浴びせかけるほどでもない。

敵の魔女ソルシエールのドラマはちゃんと成立してるだけに
新メンバーの個性を強く打ち出せなかったのは残念だ。
髪の色から単純にミラクルが快活な猪突猛進、マジカルがおどけ者ってのは分かる
(分かっていいんか?)。

そう言えばソルシエールの従僕として働くトラウーマのドラマはけっこう適当だ。
馬キャラって下ネタ的には絶大だから、もっと頑張って貰いたい物なのだが、
こいつが悪事に染まる理由が何もない。強いて言うなら映画のプロデューサーが
悪役が必要だったからでしかない。鬼はプロデューサーであり、
そのプロデューサーを裏で操る観客の我々だ(まあそれを主張してはいかんか)。

ミラクルステッキライトが敵の屋敷に偶然あるとかは適当だ。
適当が許される世界観でおめでとうとしか言えない。
これがドラえもんとかコナンだったら許されない。
しんちゃんだったらギリOKで、ライダーだったら全然OKだろ。

東映さん、この後のヒット企画としてはあれがあれますぜ。
歴代相棒が全員揃う『相棒オールスターズ』


【銭】
映画ファン感謝デーで1100円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!@流浪の狂人ブログ

PS しかし、敵が魔女で主役が未熟な魔法少女(タイトルは「魔法使い」)
 というと、やはり「まどか・マギカ」を思いだす。
 普通に考えて、そんな阿鼻叫喚な展開にはすまいが(まあそれが当然だ)。
PS2 来年になったら一人一殺で赤穂浪士と対決できる。
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