今まで未見だった薬師丸ひろ子の映画が
橋本環奈版公開のあおりを食らってリバイバル公開になったので見てみた。
んー、おでには合わない。
カットカット遠景だったり、長回しだったり、フィルターかかってたりの
画面はとても綺麗でかっこ良くて、いい意味で酔いそうになるけど。
だけど、その絵が優れていても、それが物語に寄与しないというのは好まない。
天下の大相米に対して灯篭の斧もいい所だが、
私はこの映画の内容だったら走り抜けるような気持ちよさで見たかった。
機関銃撃った後の、あのショットとかも宣伝的には美味しいショットだが、
逆にそれだけじゃないか(ラストのセリフには繋がるかもしれないけど)。
そう言えば、エンドショットのセーラー服に赤いハイヒールの薬師丸ひろ子、
私は異常にそそらない。少女だった彼女が
一本の映画の中で出涸らしになったみたいだ。
「それが大人になる事なのよ」だったりするのかもしれないが。
【銭】
テアトルのメンバーズ割引で見たので1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・セーラー服と機関銃@ぴあ映画生活
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