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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ゴジラ対メカゴジラ』『メカゴジラの逆襲』を神保町シアターで観て、これが一番マシーンらしいメカゴジラだふじき★★,★★

特集「シン・ゴジラ映画総進撃」から各1プログラム。

◆『ゴジラ対メカゴジラ』
五つ星評価で【★★初見。メカゴジラという企画はいいが他はグダグダ】
沖縄テイスト溢れるゴジラ映画で味方の怪獣がキングシーザー。
獅子というよりワンコみたいな動きで、ずっと眠っていた癖に動きが速い。
ゴジラの怪獣って大きさを表現する為、のっそお~と動く物が多いので、この軽さは新鮮。キングシーザーは戦いが終わると自らを岩山に封印して眠りにつく。ゴジラもそうだが、「生き物」というよりは「怪獣」というファンタジーなアイコンだ。キングシーザーなんて「伝説の怪獣」という立場に依存して、物なんて何も食いそうにない。相手が機械のメカゴジラという一応科学的な存在なのに、怪獣側は実にオカルトなのである。
とは言え、メカゴジラも宇宙人作成という代物なので「UFO対ネッシー」みたいな「ムー」テイスト溢れる戦いと言えるかもしれない。このキングシーザー登場をもってアンギラスは前座の役目を終え、その後、ファイナル・ウォーズまでは消息不明になる。

宇宙人は死ぬと正体を現す。
と言う事はナニガシかの意思の力で地球人に化けているという事になる。
だったら、ブロンド美女の宇宙人を連れてきて、痴漢電車を撮ったら、、、、いや、撮らんわな。死ぬと『猿の惑星』みたいになってしまうのはかっこ悪いが、船の上で偽装が半分剥がれた状態で暴れまわるのはちょっと良かった。
メカゴジラを作成できるのだから、優れた科学力を持っている筈なのだが、作戦遂行能力に乏しいのか、バタバタやってるうちにいつの間にか負けている。宇宙人が原住民たる地球人の博士を頼りにするようではいかん。宇宙人の癖に基地の入場セキュリティに合言葉を使う。そこは声紋照合くらいやれよ。彼等は地球での生活が長すぎたのか。『忠臣蔵』の「山」「川」に憧れたのか?「ケンタウリ」か「ベータ」くらいしか続かない「アルファ」で合言葉を始めるのは暴挙としか言いようがない。「おかえりなさい、あなた。お食事、お風呂、それとも、あ・た・し」「ケンタウリ」くらいにすべきだろう。

平田昭彦が博士だと何か落ち着く。
うーん、オキシジェン・デストロイヤーを使ってもメカゴジラは倒せんだろうなあ。
キングシーザーも「伝説」ってオカルトだから倒せないかもしれん。アンギラスは海に入らないだろうから、この映画の怪獣で唯一倒せるのはゴジラか。いやまあ、博士が違うから実際は関係ないんだけど。

岸田森がただ単に怪しい役。その実インターポールの捜査官なのだが、宇宙人より岸田森の方がごくごく一般的に怪しいと思う。宇宙人は基地の中でまとまって変な格好してるから宇宙人と認識できるだけだ。岸田森が二人以上いたら、絶対岸田森の方が宇宙人でしょ。

まあ、いろいろゆるくってたまらんのだけど、メカゴジラはかっこいい。
後に出来るメカギドラ改造メカゴジラよりも、三式機龍よりも、この昭和メカゴジラが一番好戦的でデザインが好きだ。マジンガーZとかにも通じる「無尽蔵の火力信仰」が気持ちいい。後のメカゴジラは人間が一つ一つ操縦するので複数の火器の同時攻撃とかないのだが、この昭和メカゴジラは火力を全部一度に大放出。目から鱗が落ちた。機械なんだから、そういうのできない理由がない。派手でいい。一つ一つの武器の効果が分かりづらいとか、タメがないとかってデメリットもあるが、これはこれで一つのやり方だ。

ドラムパートが気持ちいい音楽も魅力だが、
沖縄歌謡ショーになってしまう「キングシーザーのうた」は
どうにかならんかったんだろうか?


◆『メカゴジラの逆襲』
五つ星評価で【★★初見。チタノサザウルスがようないなあ】
新怪獣のチタノザウルスを目立たせようとかなり心を砕いて演出してるのだが、
デザインと能力(尻尾団扇)がしょぼくて、見応えがない。
メカゴジラは相変わらずかっこいいのだが、
新怪獣メインでスポットライトが当たらない。

平田昭彦がまた博士なのだが、前回「対メカゴジラ」とは違う博士なのだ。おいおい。
その博士の娘が手術の結果、メカゴジラの頭脳になるが、さほど活躍しない。
サイボーグ手術の時に娘のおっぱいが全開でオープン(おそらく偽乳)してたのが、
あああああああああああああああああああああああああああああああ、良かった。
若い女の子のおっぱいを出してくれるなら話が多少鈍くても許す。

前回同様、攻めてきたブラックホール第三星人は相変わらず
地球の科学者に頼り、デザインセンスが悪いダメ宇宙人である。


【銭】
『ゴジラ対メカゴジラ』:特集企画割引800円(5回鑑賞毎に次回割引)。
『メカゴジラの逆襲』:神保町シアター正規入場料金1200円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ゴジラ対メカゴジラ@ぴあ映画生活
メカゴジラの逆襲@ぴあ映画生活
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