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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『マルクスの二丁拳銃』『凸凹猛獣狩』をシネマヴェーラ渋谷で観て、バリ満足と不満足ふじき★★★★,★★

特集上映「映画史上の名作15」の1プログラム。

◆『マルクスの二丁拳銃』
五つ星評価で【★★★★あーもーマルクス兄弟おもろい】
相変わらずわんぱくでお茶目なチコのピアノ演奏。
相変わらずそこだけ耽美なハーポのハープ演奏。
そしてグルーチョの出鱈目っぷり。
3人集まると更にいつ終わるかも分からない出鱈目っぷりの連続。
マルクスの出鱈目って完全に実生活と離れたレベルの「出鱈目」なので、観てる観客をとても安心させる。今回はクライマックスの列車大暴走でのスラップスティックなアクション系笑いもいいが、どこを切りとっても何かしら笑いを取ってる細かいアチコチのシーンが本当、珠玉のよう。酒場のシーンとかで兄弟がふざけてると、舞台を見ているみたいに酒場の登場人物もみんなニコニコしてる。ゆるくて楽しい。ゆるいけど、物語の主筋はちゃんと貫くので安心して見れる。

「列車を止めるためにはどうするんだ」
「ブレーキを何とかするんだ」
「この後、この映画で一番のギャグを言います」
ブレーキを破壊するハーポ
「ブレーキをブレイク(破壊)したな」

「ブレーキを壊したな」なんて訳しちゃあかん。


◆『凸凹猛獣狩』
五つ星評価で【★★アボット&コステロはどうも向かん】
ジャングルが舞台、土人の音楽は楽しい。
人の三倍くらいの大きさのゴリラが出てくる。なかなか特撮じゃん。
と、見所はある物のヤセ君とデブ君がともかくドタバタ追いかけっこしてるのが
あまり面白く感じられないのよ、私。

アボット&コステロはどうも合わない。
痩せで辛辣、独善的なアボットと、デブでダメなんだけどラッキーなコステロという組み合わせで、ヤセの方は単に嫌な奴にしか見えないし、デブの方もその嫌な奴に最低の扱われ方をされて当然のようなクズにしか見えない。どっちかって言うとデブの方が嫌い。自分のダメな部分を「どうしようどうしよう」と右往左往してるだけの上島竜平みたい。つまり、割とダメ芸人扱いされている上島竜平だって、場を引っ繰り返せる秘密兵器的な一発ギャグを持っているのに、コステロにはそれがないのだ。ただ、事態から逃げ回ってヘラヘラ笑ってるだけ。そんな奴は好きになれない。男は血の涙を流して敵に噛みついてナンボ。


【銭】
シネマヴェーラの会員割引で1000円で鑑賞。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
マルクスの二挺拳銃@ぴあ映画生活
凸凹猛獣狩@ぴあ映画生活
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