ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』をキネカ大森1で観て、とりあえず号泣ふじき★★★★,★★★★

「超平和バスターズの夏休み」2本立て

◆『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』
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▲8月31日野菜の日公開だったのだ。
 野菜をアナルに突っ込んで不特定多数のオタクに公開と覚えておこう(きゃー)。

五つ星評価で【★★★★こんなの号泣必至だ】
相変わらずTV版とか見てない。鑑賞2回目であるが、ボロボロ泣いた。
なんつか人間の優しさが溢れている話なんだよ。
ハネケとかの真逆。だから好きにならざるを得ない。
メンマ可愛いな。アナルもツル子も好き。
メンマ、ピュアで不幸でそれなのに一番優しい。
アナル太陽のように輝きながら恥を晒すのが実に人間的。
達観して一歩踏み込めない感じのツル子は恐れ多いが自分に似てる。
あ、アナルのアナルに突っ込んで、ツル子のあそこをツルツルにしてえ。
って無数に言われてきたんだろうなあ。同意。
野郎は身につまされるせいか、みんなちょっとうるさく感じる
(特にポッポは物理的にうるさい)

『フランダースの犬』『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』は催涙ガスや生物兵器なみに俺を泣かす。これで泣けなくなったらロボトミー手術受けて成功したとか、そんな後だろう。

ジンタンの声は『聲の形』で主役の石田をやった入野自由。ごくごく普通に上手いな。


◆『心が叫びたがってるんだ。』
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▲冒頭近くJKになってからの作画は妙にリアルで怖い。

五つ星評価で【★★★★これはこれで大したもんなんだけど、一つ前(『あの花』)が大傑作すぎて損してる】
『あの花』スタッフが再結集して作った映画。二回目。一緒に見て気づいた事。
(1) 主人公か最初に聞いてる音楽が『あの花』の主題歌。
(2) バーガー屋の名前がどちらも「Wcdonald」。

PS 『身体が叫びたがってるんだ。』というエロアニメがあったら見たいな。
PS2 順の持ってる携帯電話はガラケーなので、
 LINEやってるのは違和感を感じたが、機能としては出来るらしい。
 ただ、やり出すとパケ放題とかにしておかないと凄く通信費がかかるらしい。
 今まで携帯の使用料が多かったとも思えないから
 (基本話せないのだからおそらくメールを連絡用に使うくらいだろう)、
 この費用について親との溝が更に深まったという可能性もなくはない。
 

【銭】
2016年4月から9月までの間にキネカ大森で3回使える名画座専用回数券を4月中は特典期間と言う事で2000円で購入。そのうち1回分を使って鑑賞。これでジャスト三回使いきった。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。@ぴあ映画生活
心が叫びたがってるんだ。@ぴあ映画生活
▼関連記事。
劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。1回目@死屍累々映画日記
心が叫びたがってるんだ。1回目@死屍累々映画日記
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『ドドンパ酔虎伝』『まらそん侍』を新文芸坐で観て満足満足ふじき★★★★,★★★★

特集上映「絶対に観てほしい時代劇」の1プログラム。

◆『ドドンパ酔虎伝』
五つ星評価で【★★★★世の中にはまだまだ自分の知らない快作があるのだなあ。初見】
時代劇なのに全編がドドンパのリズムで熱病のように、いや、踊りながら死ぬ舞踏病のように歌ってる、がなってる、踊ってる。このキャバレーで思いっきりふかす金管楽器のような層の厚いムードミュージックがゴージャスでダイナマイトで気持ちいい。

忠臣蔵手前の堀部安兵衛(中山安兵衛)の決闘高田馬場の下りをドドンパを踏まえながら描く。踏まえるなよ、そんなの、とか思ってしまうが、まー、楽しくてよいよい。

主演は勝新太郎。晩年の丸い勝新太郎がかなり出来上がってきている。

由利徹が血のめぐりの悪い岡っ引き役を演じているが、冷静になって顔立ちを見てるとEXILEのアキラにちょい似だと思う(ヤバい発言)。


◆『まらそん侍』

五つ星評価で【★★★★お侍様がマラソンをする映画】
とっても変。でもテンポよくて面白い。
二回目。多分、初回は大井武蔵野館辺りだと思う。
泥棒にトニー谷。ソロバン弾くよ。
へなへなランナーに大泉滉。ナイスへなへな!

勝新太郎がまだ「ウブい」感じ。
フレッシュではあるが美形ではない。
「美形ではない」と書いた後にこんな事書くと怒られそうだが、
ゴールデン・ボンバーの鬼龍院翔に似てる気がする(今日二つ目のヤバい発言)。


【銭】
新文芸坐正規料金1300円で入場。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
ドドンパ酔虎伝@ぴあ映画生活
まらそん侍@ぴあ映画生活

『超高速!参勤交代リターンズ』『メカニック ワールドミッション』『BFG』『レッドタートル』4本まとめてレビュー

ユナイテッドシネマ豊洲で籤引くために観た4本をまとめてできるだけ短評で。籤は外れ籤なしだったので映画鑑賞券1本当り(大当たりは2本)

◆『超高速!参勤交代リターンズ』UCT12
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▲睨む深キョン。睨まれたい。猿ぐつわ嵌めるシーンもあったな。マニアックな!

五つ星評価で【★★やはり前作の充実度には敵わない】
後ろ指さして「悪い」と言うほど悪くはないが、
前作で使ったアイデアの数を考えると、チラシに書いてある
「パワーアップ」の言葉は空々しく聞こえる。
「パワーアップ」ではなく「力押し」という感じであろう。
ともかく勢いで乗りきってしまえ的な。

殿様はじめ湯長谷藩の人間がどいつもこいつも善人なのは
しょうがないんだろうけど、ちょっと鼻に付く。

奇策より人心の機微で問題を乗りきってしまうのも、
それで乗りきれるのならば端から争いを起こすなよ、という感じだし。

古田新太と石橋蓮司がほんにいい声だ。

「努力など無駄だ」と「今、ここでか」は好き。

深キョンはちゃんと可愛い。


◆『メカニック ワールドミッション』UCT12
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▲「いいか、ずいずいずっ転がしはこうやるんだ」

五つ星評価で【★★★★ゲラゲラ、ステイサムやるう】
勇様があまりに強すぎて全盛期のセガールのよう。
息つく間もなく繰り広げられるアクションはおもろうておもろうて。

ありがとう勇。一週間経ったら忘れてるかもしれないけど今回も最高に面白かった。

ジェシカ・アルバ、君もよかったで。


◆『BFG』UCT5
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▲ちょっと指が滑って握りつぶすくらいの事はやってほしかった。

五つ星評価で【★★どうしたスピルバーグ】
とりあえずこれが『ブリッジ・オブ・スパイ』と同じ人なのか、と言う意味でマーク・ライランスが凄いなあ。少女をトム・ハンクスが演じていたら演技合戦になってもっと凄かったかもしれない(違うだろ、それ)。

バリバリのファンタジーなのだが、『フック』がそうだったように、スピルバーグとファンタジーってそんなに相性が良くないんじゃないだろうか。どうも、絵が描けたことで満足してしまい、何を語りたいのかが置き去りになってる。そして絵はCG技術の進歩により、文句付けようがなくちゃんと描けているのだが、逆にCG技術にスピルバーグが使われているような気にさせられる。CGはちゃんと当たり前に仕事をしているが、それ以上の驚きをもたらさなかった。そこに何かを盛り込もうという意思がない。絵が綺麗なだけじゃ納得しない。そんなんはいくらでもお手軽に出来るんだから。

女王陛下があれを呑んであれをしてしまう所は大層ジョー・ダンテ的でよかった。

バタバタやってるけどBFGを初めとする巨人が怖くない。
優しいか。マヌケか。
大掛かりなトムとジェリーみたいだ。
ファンタジー感を守るために恐怖演出を捨ててしまったのだろうか?
ジョー・ダンテだったら、巨人をちゃんと恐怖の対象として描いたのではないか?
私が上品でないからかもしれないが、もうちょっと下碑な風味が合っていると思う。

これは埼玉の奥に潜む下碑な人喰い巨人が人知れず東京に進出するのを避けるため、たまたまその中の優しい巨人と知りあった子供が天皇陛下に直訴して自衛隊を出動させ第三次防衛線で辛くも撃破しました、みたいな話だろう、本質としては。攻めてくる巨人が巨大なトムとジェリーでは短いコメディーならいいが、普通に物語としては面白くない。逆に童話として再生するならリアルを減じて、もつと徹底的にお伽話のようにしてしまえばいい。

PS BFGが Big Friendly GAY だったら18禁だ!


◆『レッドタートル』UCT6
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▲男を浦島太郎、赤い亀を亀+乙姫とする絵解きもある。フランス人が浦島太郎を知ってるかどうかしらないけど(スタッフに日本人がいるから天災のシーン同様アイデアをねじ込んでたりしてるかもしれない/少なくともセリフなしにするのは日本人Pからの提案だと言のは聞いた)。

五つ星評価で【★★思った通り、だらーんとした映画だった】
『岸辺のふたり』の監督の初長編映画とのこと。
そう言われれば似てる。でも、前のは8分だ。
やっぱ、おではこういうのを「綺麗」である事を担保にして作った映画を、
楽しく見れたりするタイプではない。
綺麗は飽きる。
終盤近くのスペクタクルは凄い。
でも、あれも「こういうのも入れといてやるか」みたいな気持ちを邪推してしまった。
朝ドラに挿し込まれる「関東大震災」や「太平洋戦争」のように
劇的な災害であるけど、その災害がなければ、青年の出奔、主人公の老い、
人生のサイクルが回っていく事などが描けなかった訳ではない。

主人公がこんな『四月は君の嘘』の山崎賢人みたいな、ただただ状況を受け入れるような奴じゃなく、『トラック野郎』の菅原文太とか、『メカニック』のジェイソン・ステイサムだったら好きだったかもしれない。それはジャンルが違うよって言われるかもしれないけど。

もうCGで何でも表現できる今の時代で、カリカチュアしたアニメートもせず、こんなロトスコープで撮ったような人間と全く同じ動きのアニメを撮る意味も「アニメとして撮った」事に意義を見出そうとしてるようにしか見えないし。これ、実写で撮っちゃいかんの?

あー、もう、不満がダダ漏れてきた。
育ちが悪いから高尚な「おアニメ」とかダメなんすよ。


【銭】
超高速!参勤交代リターンズ:ユナイテッドシネマメンバーサービス週間で1000円。
メカニック・ワールドミッション:同
BFG:同
レッドタートル:同
 半券4枚で鑑賞券が1枚or2枚貰える籤が引けるので意地になって見た。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
超高速!参勤交代 リターンズ@ぴあ映画生活
メカニック:ワールドミッション@ぴあ映画生活
BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント@ぴあ映画生活
レッドタートル ある島の物語@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
超高速!参勤交代 リターンズ@映画的・絵画的・音楽的
超高速!参勤交代 リターンズ@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
メカニック:ワールドミッション@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント@映画のブログ
BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
レッドタートル ある島の物語@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
▼参考記事。
メカニック@死屍累々映画日記
超高速!参勤交代(1回目)@死屍累々映画日記
超高速!参勤交代(2回目)@死屍累々映画日記

『植物図鑑』『全員、片想い』『秘密』『青空エール』をまとめてレビュー

未レビュー困ったちゃん邦画をまとめてできるだけ短評で。

◆『植物図鑑』トーホーシネマズ日本橋6
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▲ヒューヒュー。

五つ星評価で【★セキュリティー意識低いのと、野郎が冷たいのに引いた】
まだ嫁入り前だというのに高畑充希ちゃんのセキュリティー意識が低すぎてこんなん恋愛かどうとか言う以前に心配でしょうがない。
酔ってるとはいえ、見ず知らずの男を「俺を拾ってくれませんか?」で拾ってしまうのは明らかに「やってください」オーラを出してるとしか思えない。きっとこれは原作のまんまなのだろうけど、現実の人間が演じた時にそういう生々しさを感じないように何か手を打つのが映画化ってもんだろう。それはひどい泥酔具合でもいいし、部屋の中にどうやって拾ってきたか分からないカーネル・サンダースやコルゲン蛙が転がってるでもいいし、全く手を打たないのは手を抜いてるとしか思えない。これが韓国映画の『ハン・ゴンジュ』だったら、岩ちゃんを初めとするEXILE全員に高畑充希ちゃんは…………。そういうのも嫌いじゃないけど、それは主役二人の集客ラインとかけ離れるから却下だ。あっ、『のぞきめ』の監督なのか。それでは多くは望めないな。

EXILEの岩ちゃんは特に問題なし。
多分、役者がどうのこうのではなく、彼がいい奴に見えないのは脚本上の欠点。事情はあるのかもしれないが、彼が高畑充希の前から姿を隠す事に関して、何も彼女に伝えなかったのは(明らかに伝える余裕はある)やり捨てモードになってるとしか思えない。そういうのを思わせなくするようにするのが脚本と演出の仕事だろう。

高畑充希も基本問題なし。ただ、恋の相手になる男優が素人役者なのだから、映画全体が沈没するような作品になるなら、座長として映画を建て直すくらいの主義主張も本当のところはして貰いたかった。彼女はたいへん演技が上手いし、スポっと役にも嵌る。いい女優ではあると思うのだが、彼女の演技は与えられた物を最高に演じる事で、朝ドラで評判の悪い『トト姉ちゃん』でもそうであるように駄作を矯正できるほど座長ではない。これから主役が主な仕事になるのなら、駄作はオファーを受けても出ないくらいの鋭い嗅覚を持ってほしい。

高畑充希、目の大きい小動物と言う感じで可愛いんだよなあ。
これは撮る方もアップを撮りたくなるだろうなあ。
という事でアップがムチャ可愛い。それは認める。

PS もしかしたらまだ三部作のうちの一作目で、
 これから人の自由意思を支配すると言われる植物図鑑の謎や
 謎の青年イツキの秘められた過去、
 そして最強の敵などが現れて盛り上がるのかもしれない。


◆『全員、片想い』渋谷TOEI②
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▲キャスト群。

五つ星評価で【★★締め方がダメなんだ】
個別のエピソードはどれもいいのだが、最後に話を締め括るエピローグ部分があまりどうという事がない話だったので凄く損した印象になった映画。贅を尽くした料理が色々出た後に、最後にプラスチックのコップで常温の水道水をぞんざいに出されたような感じ。
エピソードは七つ(狂言回し部分で+1)。
(1)MY NICKNAME is BUTATCHI 好きだった幼馴染に友人を紹介して失恋
(2)僕のサボテン 会社の女性上司に失恋
(3)サムシングブルー 内気な少女が美容師に失恋
(4)片想いスパイラル L女子を真ん中にノンケ男女プラスして三人合わせて失恋
(5)嘘つきの恋 面倒を避けるため恋人がいると言い続けてる女子が
 その自分の言説が邪魔して意中の人に告白できないエピ
(6)あさはんのゆげ 期間限定で従弟と同居、そして、別れ
(7)イブの贈り物 老婦人と介護士の不思議な関係
(+1)ラジオパーソナリティ 気があると思いきや失恋

いい役者いっぱい出てる。でも(1)の女の伊藤沙莉は声が嫌い。(2)森絵梨佳はいい空気を出してる。(3)広瀬アリスと斉藤工の組み合わせなんて盤石以外の何者でもない。(4)知英の男女っぷり、相変わらずいい仕事をこなす職人女優佐津川愛美。(5)新川優愛いい感じにビッチ。(6)清水富美加と千葉雄大、細かいニュアンスはもう任せておけば全然大丈夫。(7)橋本マナミ、彼女は恋愛の主体ではなくオブザーバー。橋本マナミが恋愛するとドロドロになりそうだから、この配役はとても正しい。(+)加藤雅也と芳賀優里亜。ありそうで何も始まらない組み合わせだろう、これ。

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▲(2)
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▲(5)
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▲(6)

PS 『全員、肩重い』だったら水子に注意だ。


◆『秘密』トーホーシネマズ日本橋1
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▲マシーン

五つ星評価で【★★★絵はいいと思うが詰めが甘い】
監督が映画内で、いい絵をちゃんと決めたり、役者の演技をジャマせずに引き出すので、グチャグチャの駄作になりはしないのだが、いつも脚本や設定に手抜かりがあり、トータルするとどこか魂が籠ってないような映画になってしまう。大友啓史監督は『プラチナ・データ』に引き続き、SFは合わないのだと思う。広げた風呂敷を畳めていない感じ。

物語の中核に横たわってる秘密が大した秘密ではない。それくらいは予想できる範囲内にある。物語の鍵を握る少女がいつも怒っていて、その怒った顔で何人もの男を虜にしているという設定なのだが、あんなプンプン怒った冷たい感じの女には私は魅力を感じない。

脳内をリサーチする機械は仰々しくって大変結構。だが、機械の性能が語られない事で話が分かりづらくなっている。リサーチの際、誰か一人モニターになる人間が必要なのか? 単に視覚を記録した映像ではなく、感情が映像に影響を与えるとするが、どこまで感情に影響を受けているのかが分からなければ、証拠以前に参考にもできないだろう。

椎名桔平の泣く演技は良かった。

生田斗真のドレスシャツの下に着るタートルネックはおかしい。
あれを着用する事で防弾チョッキ着用を促しているというのだが、
そんなのは説明なしに分からないし、分からない事で観客の注意心を邪魔するなら
ない方がよい。かっこ悪いのだから。

PS 役者がみんなとてもかっこよくスーツを着こなしてる。
 おそらく本作はスーツ・フェチにはたまらん映画に違いない。


◆『青空エール』HTC渋谷2
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▲上野樹里

五つ星評価で【★★おで、土屋太鳳がダメなんだ、おそらく】
『orange』辺りから土屋太鳳の演技が嫌いになった。
なんつかムチャクチャブリッコ演技。
「私は何にも出来ない女の子なんだけど一生懸命頑張るのでよろしく」女。
朝ドラの『まれ』も含めて『orange』『青空エール』と全く同じ演技である。後者二つには原作がある。映画館で試読小冊子を両方配っていた。このマンガの二人の印象は全然違う。だが、土屋太鳳は全く一緒だ。そらあかんやろ。『青空エール』は小冊子読んだ時から土屋太鳳には合わないな、と思ってただけに、そういうのは覆してもらいたかった。

全体、吹奏楽部と野球部の長い3年間の話を無理やり一つにしているので、野球部が大事な時だけ出てくるダイジェストみたいになってて話のバランスが悪い。

話のバランスが悪く長くなってしまった割には、推しキャラ群が多すぎる。
掘り下げるでもないから、雁首揃えてるのに邪魔。

上野樹里の仕上がりがすこぶる良い。

小島藤子が上級生の役をやるのは感慨深いなあ。

PS ネタ
 「『青空エール』っていうと、あのゴムアレルギーの弟が出てくる奴か?」
 「それは、ただの『エール』
 「『青空じゃないエール』か」
 「ギャフン」


【銭】
植物図鑑:トーホーシネマズメンバーズポイント6ポイントを使用して無料鑑賞。
全員、片想い:額面1400円の前売券をチケット屋で300円でGET。
秘密:額面1100円の前売券をチケット屋で800円でGET。
青空エール:テアトルのメンバー割引で1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
植物図鑑 運命の恋、ひろいました@ぴあ映画生活
全員、片想い@ぴあ映画生活
秘密 THE TOP SECRET@ぴあ映画生活
青空エール@ぴあ映画生活
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植物図鑑 運命の恋、ひろいました@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
秘密 THE TOP SECRET@映画的・絵画的・音楽的

『コープスパーティー Book of shadows アンリミテッド版』をキネカ大森3で観て、凄い駄作だふじき★(ネタバレ)

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▲生駒ちゃんこんなん出てちゃあかんて。

ネタバレ注意
五つ星評価で【★壮絶にダメ】
何が最低と言って、怖くないのはともかくとして(とりあえず置いておく)、
論理的な整合性が物凄く踏みにじられている事だ。

『コープスパーティー』という世界観の二作目なのだが、
前作はホラー描写の合間に痴情のもつれが見え隠れし、
それが生死を分かつ条件になってしまう所に新しさがあった。

今作は前作で助かった2人の生存者が自分たち以外の犠牲者を
時を遡って助けようとする話。時を遡るのに必要なアイテムは
前回、祟りから悪霊となり、主人公たちを斬殺した「サチコ」の骨。
そして、いともあっさりと現場に到着した二人は仲間を見つけ、
前作同様の被害を踏襲しながらサチコの霊を鎮める事に成功。
だが、サチコの霊が鎮まった事により、サチコが抑制していた
生まれなかったサチコの双子の姉妹サチの邪念が覚醒する。
サチはサチコの如く、斬殺を繰り返す。
とりあえず皆集まって帰ろうとするが儀式が通じず帰れない。
再度サチが襲ってきて別れ別れになる。
時を遡ってアイテムを渡してくれた姉が助けにくる。
時空の裂け目が開いているうちは行き来できるらしい。
別れ別れになった友達と一緒に帰ろうとグズグズしてるうちにみんな死んで、
生駒ちゃんだけになって、よく分らんけど帰れて終わり。

もう全く訳が分からない(1作目もそんなに分かっていた訳ではないが)
なんなんねと思う点を羅列。
・サチコの骨ってそんな簡単にGETできんやろ。あっさり手元にあるけど。
・そのサチコの骨を使うと何故、時を遡れるのかが全く不明。
 都合がいいからという理由しかない。
・そのサチコの骨が通路を作って、元の世界との行き来が出来るようになった、
 という事であるなら、高校生でもない姉が、確信もなく学校に来て、
 サチコのいる世界に来ることがたいそう不自然。
・サチコの骨が作った通路が「そんなに長く持たない」事を姉が指摘するが、
 姉が何故そんな事を指摘できるのかが不明。万能かよ、姉。
・この姉は誰も信じない妹の言説を信じ、サチコの事を文献等で調べるのだが、
 文献で調べる事から始まってサチコの骨をGETし、
 サチコの世界全ての物理原則や怨念の階層構造(でいいのか)が分かるらしい。
 何者だよ。有能すぎるだろ。単なる姉ちゃんにしか見えんかったぞ
・人を殺すような化け物のいる世界に出向くのに、みんな着の身着のまま。
 事前に危険が分かっているなら準備とかしろよ。
 準備したら(防具とか付けたら)服が変わってしまうとかあるんだろうけど、
 戻った2人は過去の自分と入れ変わっている素振りがある
 (戻る前の2人の姿が見えない/二重に存在はしない)。
 そういう遡って前の自分と置き換わる状態であるなら、
 前回、その世界にいなかった姉がホイホイやってこれてしまえるのは不自然。
・前回の犠牲者は今回も全て犠牲になる。
 前回の死因が身体に痣のように現われるが、これが何であるかは特に説明されない。
 時を遡ったなら映画鑑賞者以外には「前回」という枠組みはない筈だから意味不明。
・サチコにしても、双子のサチにしても、外見は小学生低学年くらいの女子であり、
 それが斧を振り回しているに過ぎない。
 被害者は泣きながら逃げ回っているが、
 男子高校生たちなんかは普通に立ち向かえば勝てるんじゃないか?
 前作では圧倒的な力の格差があるみたいな表現(壁にバラバラ死体が貼り付くとか)
 があったので、ギリ成立するが、今回は単に女の子が近づいてくると
 みんな叫びながら逃げるだけだから、何がそんなに怖いのかが全く分からない。
・「サチコ」が成仏して、生まれなかった双子の「サチ」が現れる。
 そんな設定を被害者たちが知る事はどう考えても出来ない
 (霊が語りかけでもしない限り)。
 仮に文献的にそういう事になる条件が整っていたとしても、
 それを組み合わせ、ストーリーを紡ぐのには難しすぎるだろう。
・唐突に現れる「影の本」。
 これ、単なる無敵アイテムなんだけど、学校との関連性が全く感じられない。
・帰り道について、儀式とか、通路とか、本の力とか、整理されていずグチャグチャ。
・姉ちゃんの服がピンクハウスみたいなゴテっとした服で役柄と合わない。

出るわ出るわ。

生駒ちゃんは圧倒的に良くないが、これは映画の中で怯える場面と叫ぶ場面しかなく、メリハリ付けられないからだろう。最終的な出来上がりは良くないが、この悪さを彼女の責任にするのは可哀想だ。前作同様セーラー服にブローチが付いたデザインの制服はなかなか可愛いんじゃないかと思う。

新規参入組の青木玄徳くん(おそらく悪い奴の方)は好き勝手やってる感じが良い。


【銭】
ユナイテッドの会員ポイント2ポイント使って800円割り引いて1000円で鑑賞。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
コープスパーティー Book of Shadows@ぴあ映画生活
▼関連記事。
コープスパーティー@死屍累々映画日記

『ディアスポリス 異邦警察』をUCT6で観て、かっけーけどつまんなくてオラはあかんふじき★

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▲裏警察署長 松田翔太。

五つ星評価で【★キャラはおもろい】
密入国者たちの裏社会ドラマ。
松田翔太は裏東京を取り締まるただ一人の警察官にして警察署長。
松田翔太の頼りになるあんちゃん部分とチンピラナイズな部分との
バランスがとてもいい。相棒の浜野謙太の殊更に公務員っぽい感じも面白い。
柳沢慎吾は嫌いな役者だが、眉剃って無口にするだけでこんな面白い味を
出すのかというのが大発見。この辺がドラマ・パートもやってるレギュラー陣。
ドラマは未見だが、キャラが立ってるので面白そうだ。
あと、ガヤになる女があけっぴろげでラテン系で楽しい。

「マリア知ってるね」
「ああ、風俗嬢の」
「風俗違う。セイカンマッサージね」

この辺のトンチンカン会話はリアルで好き。言ってそう、言ってそう。

若い中国系ギャングに須賀健太。片目見えなくして、衣装はNARUTOっぽい。
このギャングの日本到着前のエピソードを重点的に流してるが、長い割には
「だから今こうなんです」みたいな説明にしかなっていない。
起こった事件に対してのネジ曲がり方が当たり前すぎて、
この辺はもっと切り込むか、須賀健太がどう思うかまで踏み込んでほしかった。
中国系ギャングの関西支部長みたいな役が宇野祥平と安藤サクラ。
この二人だけムチャクチャ面白い。
須賀健太と揉めてるヤクザの組長に真木蔵人。
尖がった若者やってた真木蔵人がドス効かせた組長をやるようになったのか。
そういうのが似合う顔立ちなんだな、芝居としてはなかなかいい。

で、困った事に話が全く面白くない。
異邦人同士のイザコザ(ギャングが性感マ嬢を誘拐、殺傷)に端を発し、
誘拐用の口座を貸した日本人ヤクザをギャングが殺害、
ギャング西に逃亡、成り行き西の裏銀行を襲撃する計画が立つ。
裏警察はギャングを追い、西に。
ギャングと裏警察とヤクザ、誰が誰を出し抜くか?

多分、この話はムリムリやくざを出さなくてもいい。
ヤクザが出る事で話のカタは付けやすくなるが、
それは異邦警察がやる仕事をヤクザが肩代わりしているに過ぎない。
若者故に何も考えていないギャングの行動をカメラが追いすぎてる。
ギャングに感情移入させる処置かもしらんが、それは失敗してる。
辛い過去だけで、今のダメさ加減が減じたりはしないのだ。
このヤクザとギャングの出番せめぎ合いにより、
本来活躍すべき異邦警察がただの尾行者になってしまい、
その尾行がそんなに面白くないので、どうも困りましたね、という感じ。


【銭】
ユナイテッドの会員ポイント2ポイント使って800円割り引いて1000円で鑑賞。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評

PS あ、あと音楽はノリノリだった。
PS2 20年くらい前だったら主役はモックンとかじゃないかな。
PS3 あっ、久保塚早紀って「異邦人」の久保田早紀のモジリか。
 今頃、気が付いた。

『ズートピア』をトーホーシネマズ日劇3で観て、外の話をちょっとだけしようふじき★★★★

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▲少女マンガ フォーマットに変換される二人

五つ星評価で【★★★★文句なしに面白い】
詐欺師ニックと新米警官ジュディは行方不明事件の捜査を
48時間以内に解決しなければいけない。思いもよらない社会派バディ・アクション。

動物が人間と同じ文化生活を送っている世界、新米警官のジュディは警察学校トップの成績にもかかわらず通常の駐車取り締まりを命令され刑事捜査を任せてもらえない。アメリカから日本語化される際にニュアンスとして落とされてしまったが、ここでジュディは管理職のボゴに「私は人数合わせ要員じゃないんですよ。警察学校もトップ卒業です」と発言している。つまり、アメリカでは学業の成績とは無関係に人種枠で(黒人とかアジア系とか)就職できるケースがあるけど、それではないと言っているのだ。日本では人種ではないが、身体障碍者雇用枠とかは大企業にはある。男女雇用の比率もこの件に関係する。
ジュディは駆け引きの末、捜査を行い、事件を解決する。次の事件の際にはジュディは最初から刑事捜査担当に引き上げがされている。めでたしめでたし。努力した者の努力は報われ、適材は適所に回される。そして、エンドロール。

ふと思った。
あれ、じゃあ駐車違反は誰が取りしまるのだろう。
ジュディをして、人数合わせ要員にやらせればいいと暗示させた退屈な仕事。
確かに田舎でゆっくり暮らすジュディの父母でもできそうな仕事ではあるが。
しかし、それはそういう種類の仕事と言うだけであって、
捜査を行う事の方が仕事として優れている訳ではないだろう。
ジュディは刑事ドラマの見過ぎである。

人は息を吸うように自然に差別をする。
だからこそ、差別意識が明確になった時、その芽を摘まなければならない。
なかなかいい映画でした。
だから、駐禁業務の方がダメだなんてみんな思っちゃいかんよ。

ナマケモノ面白いし、ヌーディストもギリギリのギャグで面白いし。
あそこで赤面するジュディがめちゃくちゃ可愛い。

さて、驚異的に評判のいい映画『ズートピア』
ツイッターでも物凄く取り上げられていた。
感染経路としては
(1) 面白かったと告白。
(2) ニックとジュディ可愛いと言いだす。
(3) ニックとジュディのバディ、恋愛二次創作マンガを「ニクジュティ」と称し、
 次々とアップロードし始める。

これは映画の中のニックとジュディの関係が両者のキャラも立ってた事により、
人間に変換され、相棒とも恋人とも取れる関係が楽しめるからだ。
ツイッター川に流れるニックとジュディの楽し気なお付き合いの数々。
それにしても多すぎる。
『ズートピア』の映画評が高い事をスケープゴートにするかのように。
異種動物である事からSEXの連想がしづらい事から、
二匹はバリバリ恋愛させられてる。
腐女子の皆さんが野郎同士の恋愛をTLに投下していたのと同じように
二人の恋愛はどんどん投下されている。
逆に、この二人の恋愛は腐女子が投下していた男同士の恋愛と
さほど変わらない気がしてくる。
腐女子のTL投下は対象が男同士でも、
その多くはプラトニック(純愛)が題材だからである。

ニックとジュディは最終的にSEXに辿り着かないので、
プラトニックになるしかない。
そして、兎キャラのジュディはすんごい子供のように描かれ、
キツネキャラのニックはちょっとヤサグレた感じの青年に描かれる。
バリバリ少女マンガ題材だ。
ジュディとニックは勿論、可愛い存在なのだが、
この大波みたいなTLへのネタ投下は俺たち、
今ならこの大波に乗って理想の乙女チック
を大声で叫んでもいいのよ的な気恥ずかしさを感じた。

なんで、ツイッターの大奔流にちょっと引いてしまった自分がいた。


【銭】
映画ファン感謝デーで1100円均一。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ズートピア@ぴあ映画生活

PS そういう大奔流が終わった今、
 あ、アップしてなかったという事で、
 やっとこの感想をアップするんである。
PS2 象のアイス、細かく細断したら鼻水だけの部分のアイスができたりしないか?

『ドカベン』『パンツの穴』をシネマヴェーラ渋谷で観て、こらどちらもどうでもいい映画だが極楽だふじき★★★★,★★★★

特集上映「鈴木則文復活祭」の1プログラム。

◆『ドカベン』
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▲メイン三人。里中君はいない。

五つ星評価で【★★★★格は星一つ。いい、いい。おでは映画に格なんかいらねえ人だ】
確か昔一回名画座(おそらく大井町か文芸坐)で見た気がする。
その当時は刺さらなかった。今回は全力で刺さった。
いやあ、適当でいいわあ。高田純次の芸風を演出にしたような映画と言えばいいだろうか。まあ、いいじゃないか。映画が適当でも誰も傷つかないよ。流石、鈴木則文。

ともかくマンガまんまの男岩鬼がいい。演じるのは高品正広。
フィルモグラフィーぐぐったら、これと『サーキットの狼』のみ。偏りすぎだろ。
でも、いいんだ。
バカで、熱くて、型破りだけど、純な所もある。

その型破りに対抗する超朴訥野郎ドカベン山田太郎に橋本三智弘。
見た目ドカベンのまんま。この人はこれ一本のみみたい。

で、このドカベンに岩鬼が張りあいながら柔道部で活躍する。
そう、野球部編の前、柔道部編が映画内容の大半を占めるのだ。

永島敏行が野球部キャプテンの長島を演じる。この人これがデビュー作らしい。

野球編ではないが、殿馬も出てくる。30過ぎの川谷拓三である。
こんな無茶なキャスティングは滅多にない。
『バトル・ロワイアル』の山本太郎中学生も相当だが、
川谷拓三高校生の方が普通に若さが見えない分、ハードル高いと思う。
教師役で佐藤蛾次郎が出演しているがチェンジしても違和感ないもの。
な、川谷拓三だが、見てると何となく殿馬に見えてしまうから、演技って凄い。

水島新司先生のゲスト出演がなかなか尺が長くてちゃんと演技もしてて良いです。

マッハ文珠がコント風のブスメイクでブスを演じてます。まあ、誰かがやらないかんのだろうと考えると、こういうののオファー受けるマッハ文珠はいい人だと思う(他に仕事ないだけかもしれんけど)。

「ドブスチビ」のサチも可愛い。

しかし、このゆるくてゆるくて超ゆるいのがたまらん映画、
見ているとずっと続いてくれんかなあ、とか耽溺してしまう。
まあ、やっぱり何とも言えない温かい面白味があるのだよなあ。


◆『パンツの穴』
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▲桃子とブス二人。ブスを堂々とブスとして描写。

五つ星評価で【★★★★格はこっちも星一つ。ちなみに菊池桃子のパンツは見えない。勿論、菊池桃子の穴も見えない】
実際、そんなエロいシーンはない。
「エロ」よりも「あるある羞恥体験」映画であり、美少女の胸や尻より「うんこ」その物のウェイトの方が高かったりする。どれもオチがないような話なのに、つまらなく感じないのは監督の手腕かもしれない。

ホモじゃないけど、主役の山本陽一が下手な女の子より可愛いです。
あの笑顔と爽やかな洋楽BGMでひどいエロガキなのに許されてる所がある。

そして、菊池桃子の芸能人オーラのない具合が凄い。
いや、可愛いんである。あるが、とってもションベンくさい感じ(失礼)。
リアルに隣にいそうな中学生の女の子なのだ。そこが良かったのかもしれない。

そしてもう一人のダブルヒロインが矢野有美。
こっちの方が芸能界にいそうな顔立ち。
この矢野有美の父ちゃん役がハナ肇。
谷隼人を恰幅よくしたみたいで、ハナ肇って割とイケメン。

チョイ役だけどバーガーシヨップの店員役で武田久美子が芸能人オーラ満載で
可愛子ちゃんアピールするが本当可愛い。

ボクシングのトレーナー役にたこ八朗。
たこちゃんがボクシングに携わってるのって初めて見たっぽい。

ヤング豊原功補が出てる。主人公とデパートで揉める近所の高校生役。
当り前だがムチャクチャ若い。
あと、この揉め事の仲裁っぷりが超デタラメ。


【銭】
シネマヴェーラの会員割引で1000円で鑑賞。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
ドカベン@ぴあ映画生活
パンツの穴@ぴあ映画生活

『デッドプール』『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』『X-MEN アポカリプス』を乱れ撃ちで

未レビューマーベル映画をまとめてできるだけ短評で。

◆『デッドプール(字幕)』トーホーシネマズ新宿7
◆『デッドプール(吹替)』シネマロサ1
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▲デップーさんと硬い人。

五つ星評価で【★★★お手軽な感じで嫌いじゃない】
映画ファン感謝デーの初日当日見たのに先着プレゼントの「手乗りデップー」が貰えなかったんだよな。別に貰って何をするって訳でもないけど、早くなくなりすぎるのはコレクターを喜ばすだけでようないよ。
デップーは基本コンセプトの「真面目にやらなくてもいいだろ」感がビンビン伝わってきて、それがたいそう魅力的。

ライアン・レイノルズはデッドプールを楽しく演じていていい。これが「ライアン・ゴズリングじゃない方のライアン」と呼ばれた男だとは信じられないくらい伸び伸びやってる。いやホント。最初、話を聞いた時、ライアン・ゴズリングがやるもんだと思い込んだからね。ただ、デッドプールになった後の「爛れ肌」は、あれくらいだったらそんなに悲惨に見えない。そこは話の根幹にかかわる部分だから残念だ。あれだったら常に頭の上にウンコを乗っけてる人の方が格段にイヤだもの(別にそういう人はいないけど)。

モリーナ・バッカリンのヴァネッサがステキすぎる。
超美人の癖してSEXに禁忌がなくて、主人公をひたすら愛す。
そんなの都合よすぎてステキじゃん。
だから、この映画ではデッドプールよりヴァネッサの出演シーンの方が断然好き。

吹替版は字幕版以上にセリフが過激という触れ込みだったので見てみたが、ビックリするほどの違いは感じなかった。多分、話し言葉の方が自由度が高いから、みっちり比べれば、より不謹慎にはなっているだろうけど。


◆『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』トーホーシネマズスカラ座
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▲喧嘩するほど仲がいい二人。

五つ星評価で【★★★★真面目パワーに押しきられた感じ】
ヒーロー同士が二つに分かれて蛸殴りする映画。
結構な長尺なのに、飽きさせずに納得させるだけの映画に仕上げた監督の手腕は本物。

蟻の人と蜘蛛の人が真面目一方で疲弊する脳のいい緩衝材になってる。
若かったり真面目すぎなかったりするのは大事。
そう言えば女性ヒーローは出てくるものの、性別がただメスというだけで、
萌えたりはしないんだよなあ。どっちかって言うとキャップの青臭さの方に萌える。

最終的に明らかになる敵の正体と、その敵がなそうとした事(なした事)が暗くて、重くて、とてもちゃんとしている。このヴィラン(悪役)が単にキチガイのゴリゴリ悪い奴だったら、最後にカタルシスが解消される分かりやすい映画にもなったし、個人的にはそう言う勧善懲悪みたいな映画の方が好きなんだけど、この映画はおそらくこれで正解だろう。でも、この後ちゃんと話を続けられるんだろうか。まあ、どうにかするだろう。

「キャプテン・アメリカ」がサブタイトルに降格してしまったので、「アベンジャーズ」の後日談的な立ち位置が強かった。時系列で「アベンジャーズ2」直後の話なので、それは間違いではない。今回、興行的にも成功してるらしいので、「キャプテン・アメリカ3」を打ち出さなかったのは多分、興行としては正しい判断だったと思うのだが、それでも、何かやっぱりちょっと腑に落ちない。それは正しさの象徴であるキャップの映画だからだろう。


◆『X-MEN アポカリプス』トーホーシネマズ日本橋4
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▲チャールズ「ハンドパワーです」

五つ星評価で【★★★なかなかいい取り組みでした】
宣伝で「三部作完結編」と言ってるのだが、X-MENいっぱいあって、どれがどう三部作なのか適当に見てる私にはよく分からない。どうも多分、マカヴォイとファスベンダーになってからの三本らしいのだけど、そういうの宣伝の人たちが自分だけ分かってる感じがそもそもあかんのだと思う。

映画はまずまず。
私、X-MENはビックリ人間大集合&バトル映画としてしか見てないので、
いっぱいビックリ人間が出てくればそれなりに嬉しいのだ。
って事で今まで見た映画に出てなかったのは、アポカリプス、エンジェル、サイロックの三人だけかな。すくな。

青くて大きな禿のアポカリプスことアポさんは代々何をやってたのか、蘇って何をやりたいのかが今一つよう分からん。とりあえず、プロフェッサーXの能力を横取りする事で世界を支配したいらしい。何か新味に欠けるわあ。演じるのはオスカー・アイザック。『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』の猫付き髭シンガーのイメージが強いから役者って凄いなと思う。いやメイク担当が凄いのか。こいつの能力は砂を自由自在に扱える力と、人の力を増強できること。砂については何も説明しなかったが、ちょっと分かりづらかった。
このアポさんが「手近なところで調達&口コミ」で手に入れた部下が四騎士。
マグニート、サイロック、ストーム、エンジェル
どう見ても能力の偏りがひどい。やっぱり近場でチャッチャッと大した情報もなく人材を集めちゃいかん。縁故頼みのバイトじゃないんだから。
この四騎士の中で一番面白味のないのがエンジェル。羽根あるだけじゃん。
その他は攻撃力などはトントンだが、刀ビーム女のサイロック、ミュータントであろうが、なかろうが、あんな橋本マナミみたいな服で町中をぶらぶら出歩いちゃいかん。あんな露出狂みたいな服を着ておきながら尻を触ったら激怒するんだよ、きっと。

あと、アポさんの人格乗り移り機械。ハゲを伝染させる仕様はどうにかできないのか?
そんなんあんまりだろう。


【銭】
デッドプール(字幕):映画ファン感謝デー1100円。
デッドプール(吹替):シネマロサ20:00越えレイトショー価格1300円。
シビル・ウォー キャプテン・アメリカ:雑誌の懸賞でムビチケが当たった。
X-MEN アポカリプス:額面1400円のムビチケをチケット屋で1400円でGET。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
デッドプール@ぴあ映画生活
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ@ぴあ映画生活
X-MEN:アポカリプス@ぴあ映画生活
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デッドプール@或る日の出来事
デッドプール@SGA屋物語紹介所
デッドプール@徒然なるままに
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ@或る日の出来事
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ@徒然なるままに
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ@SGA屋物語紹介所
X-MEN:アポカリプス@或る日の出来事
X-MEN:アポカリプス@SGA屋物語紹介所
X-MEN:アポカリプス@徒然なるままに
X-MEN:アポカリプス@だらだら無気力ブログ

『キング・オブ・エジプト』を109シネマズ木場5で観て、おおおふじき★★★★

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▲スフィンクス、ジェシー・アイゼンバーグに似てません?

五つ星評価で【★★★★嘘エジプトが最高】
何かもう単純にアレックス・プロヤスの脳内エジプトが面白くてたまらない。
神と人間が共存して一緒に暮らしているエジプトで神様の方が頭二つくらい大きいってビジュアル的な分かりやすさが良い。ピグミーの村にマサイ族が行ったら神様っぽいな。

神様の能力が取り外し自由だったり、ミスティークと聖闘士聖矢の合わせ技みたいな変身があったり、まあ、退屈しない事。

スフィンクスは砂の粒子で出来てるからアクエリアスもといアポカリプスみたいだ。
いやいやいやいやスフィンクス、ジェシー・アイゼンバーグに似てない?

アレックス・プロヤスの手で偽ギリシャ、偽中国とか、各国の偽神話映画を作ってほしい。エジプトの人はこれ見て「いや、そう見えるけどそうじゃなくって!」とか思ったに違いない。是非、アレックス・プロヤスに日本編も作って貰って、ニンジャとかも出してほしい。


【銭】
109の日(毎月10日)で1100円均一。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
キング・オブ・エジプト@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
キング・オブ・エジプト@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
キング・オブ・エジプト@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
キング・オブ・エジプト@あーうぃ だにぇっと
キング・オブ・エジプト@みはいる・BのB

PS 人間側のヒロイン、ザヤは巨乳。だけどちょっと山瀬まみ+吉川ひなのっぽい。
 微妙だな。
PS2 時間の都合で大笑いって下馬評のあった吹替版を観たが、
 主役の二人が上手くない事は分かったが、映画が圧倒的に面白くて、
 そういうのを全く忘れた。
PS3 知恵の神が「知恵だけあっても人間はいかん」みたいな人物像で笑った。
 知恵のある奴はクネクネするんか?
PS4 太陽神ラーの仕事がどう見ても肉体労働で御苦労様な感じ。
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