ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

バンホーテンココアストロベリー

バンホーテンココアストロベリー


ヤバイ。美味いじゃん、これ。
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『流れ板七人』『テキヤの石松』を新文芸坐で観て、松方弘樹かっけーのーふじき★★★,★★★

特集上映「追悼 松方弘樹」の1プログラム。

◆『流れ板七人』
五つ星評価で【★★★料理バトルよりは俳優の顔が楽しい】
物語として見た時、いしだあゆみ vs 梅宮辰夫 & 松方弘樹 & 中条きよし
という、いしだあゆみを頂点とした四角関係が鬱陶しい。
やはり、いしだあゆみがそんなに誰もを虜にする美女に見えないのだ。

物語に料理バトルを設定しながら、その結果が発表される前に映画が終わってしまう。
何なんよ、それ。
出来ればちゃんと負けて悔しがる中条きよしを見たかった。
酒井美紀かーいーのう。「女」としてというより「女の子」として可愛い。
「恋人」として可愛いより「娘」として可愛い感じ。
その酒井美紀が髪の束ね方もかなりぞんざいに厨房に出入りする。
料理人はやたら酒に溺れたり、煙草を喫ったりで、舌の味覚をダメにしている。
一流料亭の料理人と言うより、凄腕の立ち食い蕎麦屋の店主みたいな感じだ。
この料理人の描き方が実に東映っぽい。
別にそんなシーンはないが、この映画の料理人は毎日パチンコに行ったり、
競輪競馬などの公営ギャンブルで休みを一日潰したりしてしまいそうである。
修行せいよ、修行を。

料理人が梅宮辰夫、松方弘樹、東幹久、的場浩司、木村一八、中条きよし、
みんなモンモン背負ってそうなメンツばっか。
いかりや長介と加藤茶も一緒の場面はないけど同じ映画に出てる。

そして、結局、誰が「流れ板七人」だかが分からない。
いや、別に分からなくても全然かまわないんだけど。
一応、最後の料理対決に挑むのは店の仕切りまで含めると八人。
松方弘樹/東幹久/的場浩司/木村一八/いかりや長介/
いしだあゆみ/藤田朋子/酒井美紀

実質、オブザーバーに近いいかりや長介を除いて7人か?
膳を運ぶとかが主な仕事の女性3人を除きたい気もするが。
店の主人を「板」扱いするのがおかしいのなら、いしだあゆみを除くのが正解か?
みんなモンモン背負ってそうなメンツなんだから、料理より野武士と戦ってほしい。
 ※ いかりや除いてが正しい7人らしい。

▼これがその七人だってポスター図案。
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しきたりの強い世界で生きてきたいしだあゆみが恋するのが松方弘樹だが、
松方弘樹には自由奔放な妻・浅野ゆう子がいる。
この「いしだあゆみ」と「浅野ゆう子」という対比が分かりやすくていい。
決してこの映画の浅野ゆう子がいい役だったり、いい役者だったりする訳ではないけど。


◆『テキヤの石松』
五つ星評価で【★★★てきとードラマ】
松方弘樹が『仁義なき戦い』の角刈りヤクザのいでたちのまんまでテキヤを演じる。
このヤクザにしか見えない松方弘樹と妹の山本リンダが狭い下宿で
二人顔を付きあわせてるだけで、もうそんなん世界としてありえない面白さ。
このコテコテの松方弘樹が、ぶっちぎり処女みたいな檀ふみに惚れる。
山城新伍や小池朝雄の濃いメンツを使って詐欺企業に意趣返しをしようとするのだが、
詐欺で嵌め返す振りをしながら、最後の最後で現金を強奪強盗してしまう。
なんて適当な展開だ。そら本当はあかんやろ。

吉本が提携して大量に芸人が導入されている。
桂三枝、間寛平、笑福亭仁鶴とか。

凄い適当でいいわあ、これ。


【銭】
新文芸坐の会員割引250円減の1050円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
流れ板七人@ぴあ映画生活
テキヤの石松@ぴあ映画生活

『結城友奈は勇者である 鷲尾須美の章 第一章』を新宿バルト9-8で観て、分からんがおもろい★★★

結城友奈
▲結城友奈(ではない)

五つ星評価で【★★★頑張る女の子は絵になる】
TVアニメ「結城友奈は勇者である」未鑑賞。一見さん。

驚いたのは物語に「結城友奈」その人が出てこない事である。
TVアニメのスピンオフだが、TVアニメの2年前の物語という事。
世界を守る勇者に選ばれた少女の前任者の物語。

神樹を破壊しようとする異物を退治する3人の少女。
とってもテンプレートな設定だが、
無機的な怪物に対して少女達が制限時間の中、
傷だらけになりながら必死に戦う姿は絵になる。悪くない。


【銭】
特別興行1500円均一。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
《『結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-』先行上映/第1章》@ぴあ映画生活
▼関連記事。
《『結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-』先行上映/第2章》@死屍累々映画日記

『ひるね姫』をUCT11で観て、あんたらで補えという部分がちょっと雑じゃない?ふじき★★

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▲この主人公のキャラが好きくない。

五つ星評価で【★★つまんなくはないが、もっとカッチリ、キッチリ作れただろう。あえて、その線を外してるように見えるけど、そのあえて外す理由が良く分からない】
まず、いたずら書きみたいな主人公のキャラが嫌い。野郎のキャラはいいんだけど、主人公だけ可愛くも美しくもなく世界から浮いている。

そして、夢と現実のリンクが意図的にだろうけど、雑に接合されている事がイヤだ。
接合が雑であるのに、リアルと夢が一目で違いが分かるのはご都合主義だろう。
夢と現実は二進数のように0と1で境界線がはっきりしている表裏一体のように描かれているが、私は夢をリアルと地続きに感じた事はあるが、裏表に感じた事はない。ひょっとすると監督はそう感じた事があるのかもしれないが、おそらくそれはあまり一般的ではないだろう(他人の事は分からないから強く断言しかねる)。夢でも現実でも同じ主観が世界を認知するのだから、一見して現実ではないと分かるような変な世界は夢で見ないと思う。夢を見てる中で徐々に「夢」と自覚する事はあるが、最初から「夢」と思って見ている夢はないと思うのだ。
なので、ココネが見る夢は物語としてはいいけど、何の説明もなしに、ココネがユニークであるとも言わずに、あれが一般的な夢であると言うのは納得しづらい。製作者は彼女が「ひるね姫」である理由を何で説明しなかったんだろう? 謎だ。

非プロ声優が充てている声もあるが、基本的に皆さんお達者でダメという風に感じた人は一人もいなかった。演出側がしっかり演技をさせたという事かもしれない。
主演の高畑充希も伸び伸びといつもと同じ声を出していたけど、一回コッキリなら別にこれで構わんでしょ。


【銭】
ユナイテッドシネマ金曜メンバー割引で1000円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
ひるね姫 ~知らないワタシの物語~@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
ひるね姫 ~知らないワタシの物語~@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評

PS 「蛭姫」だったらダメだな。
PS2 エンドロールの物語の方が面白そうじゃない?

『マッドマックス怒りのデス・ロード ブラック&クロームエディション』をキネカ大森3で観て、せっかくなのですが私カラーの方が好みです★★★

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▲絶美。

五つ星評価で【★★★慣れてきてしまいつつある】
白黒バージョンは初だが、トータルではこれで6回目。

白黒はかっこいいし、白黒だとどのカットを切り抜いてもフォトジェニックだ。
でも、だから過大評価されてしまう傾向もあるのではないか?
この白黒が作品としての初見なら、
おそらく絶対「こっちの方が素晴らしい」と太鼓判を押していたと思うけど。

それは白黒映画のカラリゼーションがどんなに上手にやっても、
オリジナルの白黒には敵わないケースを幾つも見ているから。
カラリゼーションはオリジナルのカラーを再現する事を至上とし、
白黒によりよく定着させようとした光の演出を無視するし、
色味の演出を入れないのだから、オリジナルには勝てない。

なので、最初から見てない映画の場合は、白黒とカラー、
どっちを最初に見たかで印象が変わると思う。

全体の中でオリジナルの色が欲しいと思った場面二つ。
①.演奏者の赤い服。
②.ニュートと心を通わせる女の子の赤毛

白黒画面に槍持ちの男が現われるのを見て、
ベッソンの『最後の戦い』を思い出した。
まあ、アレ、あの槍でピョンピョンやる訳ではないのだけど。


【銭】
会員割引で1300円。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
マッドマックス 怒りのデス・ロード <ブラック&クローム>エディション@ぴあ映画生活
▼関連記事。
マッドマックス怒りのデス・ロード(1回目&2回目)@死屍累々映画日記
マッドマックス怒りのデス・ロード(3回目&4回目&5回目)@死屍累々映画日記

PS エグザイルっぽい和風バンドのチキチキ曲(でも嫌いではない)が、
 かからないバージョン、自分、初めてかもしれない。
PS2 3Dのように白黒は見てて慣れる。

『シング(吹替版)』を109シネマズ木場3で観て、なかなかええやんふじき★★★

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▲象はソウルフルだ。

五つ星評価で【★★★おもしろいお】
予告から予想される物語のまんま。
物語の基本線はとても簡単で、
ドン底の人間がチャンスに前向きに挑んで成功する。
それを副々線で並列でやる。
出演者のそれぞれの問題や鬱屈が歌で昇華される構成は
『コーラスライン』の歌版と言っていいかもしれない。
あと、吹替版でラスト物語の中心になる歌は五曲中一曲を除き日本語で歌われ、日本語字幕も付くという構成なので、そこで英語だと響かなさげだよねと心配する人は(そういう情報が流れたので)取り越し苦労だよと言っておいてあげたい(私自身がそういう心配をしたから)。

豚の主婦の「本当の自分探し」、ハリネズミ女子の「恋と自分」、ゴリラ青年の「親からの自立」、象女子の「自分を変えたい」、コアラ支配人の「夢と仕事と自分」。より取り見取りで自分の気持ちに合うサブ・エピソードを選べる。
トリが象女子なのは、これが一番誰もが持っているベーシックな問題だからだろう。

子供も楽しめるし、大人も楽しめる。
あまり大袈裟に凄い事を高々と主張しないから、
感動したり、涙を流したりはしないけど、時間キッチリ楽しんで帰れる。
とてもよく出来てる娯楽映画だと思う。
まあ、これはその敷居の低さから、絶対に賞とか貰えない類の映画だ。

吹替えに芸能人を多用しているが、これは成功。
基本、歌が歌えるキャストを集めたという事かもしれないが、
トレンディエンジェルの斉藤さんも、ハリネズミの長澤まさみも、
コアラのうっちゃんも、ちゃんと的確に仕事をこなしている。
MISIAはMISIAならではで絶品で、変えようがない。


【銭】
109シネマズのポイント6ポイントを使って無料入場。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
SING/シング@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
SING/シング@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
SING/シング@だらだら無気力ブログ

PS 豚主婦だけ英語の歌を英語のまま歌うのは何故?
 ちゃんとローカライズして日本語で歌えばいいのに。
 豚主婦はスーパーのステップでいきなりダンス開眼してしまうのもよう分からん。
PS2 イライラを誘う山ちゃんネズミ、ラストあのカットなので、
 エンドロールか何かに繋がると思ったのに繋がらなかったなあ。
PS3 カメレオンは研ナオコにあててほしかった。
PS4 でっかい人間がやってきて町を壊滅させる『SING疫の巨人』とか。
 歌で立ち向かうんだ!って、それじゃマクロスだな。

『レゴバットマン・ザ・ムービー』を一ツ橋ホールで観て、相変わらず作り込みが凄いなふじき★★★

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▲ばっとまん

五つ星評価で【★★★ちょっとビックリな素晴らしい出来なのだけど、好き嫌いからは並の映画】

吹替版での鑑賞です。
つーか、試写に当たったら吹替版だった。
字幕版を観てないので、いささかアンフェアなジャッジなんだけど、
見るなら吹替版をお勧めします。
その理由は画面・音声共に情報量がムチャクチャ高いから。
あれ、字数制限のある字幕版ではかなりの情報を捨ててしまう事になる。
映像もかなりゴチャゴチャして良くも悪くも見づらいので、
その上に字幕が乗るのは出来れば避けたい。
吹替版をイヤがっている人の中には、宣伝用キャスティング反対派の人がいるだろう。
私も基本、反対派です。
今回、非プロ声優として名前が上がってるのは次の三人。

小島よしお:ロビン
おかずくらぶ・オカリナ:市長
おかずくらぶ・ゆいP:ポイズン・アイビー

小島よしおなんてバリバリに大きい役だ。
でも、でも、でもでもでもでも、そんなの関係ねー。
という訳にもいかないだろうけど、はっきり言って、小島よしおを全く小島よしおと認識しないかと言えばそうでもない。ただ、個人的にはあまり気にならなかった。おそらくレゴ化したロビンのキャラクターと小島よしおの割と子供な存在感が似あっているのだろう。まあ、なんだ、異論は認める。基本、出来上がって見ると思ったより問題のないキャスティングではなかろうか。まあ、道義的にはあかんねんけど。以後、どんな映画のロビンも小島よしおが演じるとか言ったらそらぶち切れるが。

おかずクラブの二人に関してはほぼモブキャラ。
上手いとか下手とか分からんレベルの出演量です。

エンドロールにかかる曲が日本で付けた日本語丸出しの曲である。
うんまあ、割とどうでもいい。映画見終わったあなた方はきっといい意味で放心してるだろう。その横を通りぬけるエンドロールの曲が日本語でも英語でもそんなに実害はない。いや、気分は害するかもしれんが、そんな冷静な状態ではなく放心くらいしてろよ、と正逆に思ったりもする。

そう、映画見終わったら放心する。
レゴの映画、前回みたいなラストにちゃぶ台ひっくり返すような凄いオチはない。
でも、前回同様の充実感はきっと感じるし、前回同様の疲労感もきっと感じる。

映画の画面が全てレゴで構成されているので、
ゴチャゴチャしているにも関わらず、見やすい画面ではない。
でも均質でトーンがずっと同じ状態なのである。
これは意識に上がらなくても結構疲労を誘う状態だと思う。

まとめ。
レゴバットマン面白いし、意外と深いし、バットマン像を語る上ではけっこう重要な作品と言っても言いすぎではない。バットマンの事(アメコミの話とか)を詳しく知っていればいるほど、より楽しめるクスグリがいっぱい用意されている。

だから、逆に私はむっちゃ惹かれるという状態ではなかったのかもしれない。



【銭】
雑誌で応募して見せてもらったからロハ。

▼作品詳細などはこちらでいいかな
レゴバットマン ザ・ムービー@ぴあ映画生活

『ハルチカ』をトーホーシネマズ渋谷4で観て、思い切った冒険演出はよしふじき★★★

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▲おっ、俺のフルートも……

五つ星評価で【★★★恋バナではない。それは個人的には良い】
原作小説未読、アニメ未鑑賞。

ちっちゃいのに色々熟れてて楊枝で刺すと破裂しちゃいそうな感じの橋本環奈。
その橋本環奈がケツキックしたり、過剰に構ってくれるって、そらプレイだろ、お前。
そんな状態にもかかわらず映画は恋愛サイドには落ちず、
ハグしたら胸の感覚分かりそうでいいよなあ、と思いつつもそこで寸止めなのだ。
橋本環奈とペアで同輩になるのはSexyZone佐藤勝利。
いやまあ、いんでね。おらぁホモじゃないけど、可愛い感じがあるだろ、この子。
この佐藤勝利が金田一くんみたいにいろいろ推理して欠損した部員をいつの間にか
黒魔術でも使っているかのように集めるのが映画の半分、
残りの半分は橋本環奈側の根性ストーリー。

映画として珍しいのは「吹奏楽部」全体を追うのではなく、
撮影対象は明らかに橋本環奈と佐藤勝利に限られることだ。
あくまでこの二人が大事であり、それ以外はみな出番の多いモブだ。
なので、部としての技量が上がり、全員一丸となってコンクールに参加して
これを撃破みたいな物語にはならない。

映画は引きずられながら始めたのに、
最後は牽引役を務める佐藤勝利の成長と、
いつも他人を優先するために自分自身が躓いてしまった時に
スムーズに立ち上がれない橋本環奈の再生、これだけなのだ。
変なバランスの青春映画だ。

ラストに行われる儀式めいた展開も、極力説明を省き、
いきなり始めて、躓きながらも事を成し遂げて終わる。
あの後、狂乱の校庭で志賀廣太郎校長がショットガンを手にして
一人一人惨殺しても大きな違和感はないに違いない。
それくらい変だし、絵空事だ。いっそ夢なのかと思った。
校庭につながっている墓の下からキャリーでも蘇ってくるかと思った。
夢落ちではないのね。演出としては反則か、反則スレスレだ。


【銭】
チケット屋で額面1400円のムビチケを980円でGET。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
ハルチカ@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
ハルチカ@映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評

PS 一瞬、難病物になるかと思った。
PS2 橋本環奈に蹴られたいよりは橋本環奈を蹴り上げて「おっ」とか言わせたい。
PS3 「すいぶに入りませんか?」で水泳部になってしまう展開でも
 橋本環奈の水着が見れるなら願ってもない。
PS4 『ハル痴漢』だっていいぞ。
PS5 辻斬りにあって殺された幽霊が、その辻斬りを呪い殺すようなラスト展開
 と言おうか、大ホールで観客全員に強姦された少女が、その身体を押さえつけてた
 仲間に無理やりリハビリ受けさせられて前向きに歩くしかないみたいなラスト展開
 と言おうか、なんか、不穏な空気がビンビン伝わってくるような気がする。

2016年-1。時間が経ちすぎてもう独立した感想にできないや映画たち祭

題名まんまです。又、10本ずつドコドコやってしまいます。
※割ともうどれもこれも覚えてなくてヘロヘロでヒャッホー。

『鉄の子』角川シネマ新宿2★★★★
『ハッピーアワー』キネカ大森2★★★★
『太陽の蓋』ユーロライブ★★★★
『シン・ゴジラ(3回目)』池袋HUMAX3★★★★
『ホラーの天使』シネ・リーブル池袋1★★
『お元気ですか?』ユーロスペース1★★★
『何者』トーホーシネマズ日本橋9★★★
『バースデーカード』UCT6★★
『神様メール』ギンレイホール★★
『すれ違いのダイアリーズ』ギンレイホール★★★★


◆『鉄の子』
五つ星評価で【★★★★子役がいい。そして悔しいが杉ちゃんがいい。】
大好きな女優の田畑智子さんが出てるので、一応、それだけの理由で見に行った。
田畑智子さんは申し分なかったが、それと並ぶか、それ以上で二人の子役と、杉ちゃんの出来が良かった。杉ちゃんなんて、お笑い面白いと思って見た事がないから「役者になっちゃえよ」みたいに思うくらい良かった。軽く見えて重い映画。ハッピーエンドではないが、希望ゼロで終わる訳でもない匙加減が上手い。

◆『ハッピーアワー』
五つ星評価で【★★★★凄いよ】
5時間17分の映画に幾つも禅問答が埋め込まれながらドラマとしての破綻を感じない凄い映画。書こうと思ったら片手間で感想を書く事は出来ないし、もうすっかり抜けてしまったからもう一回見ないと感想を書けない。5時間17分をもう一回見るのは流石にしんどい(見だしたら苦にならない事は分かっているけど)。その長さという第一関門ゆえに、これくらい見た人と見てない人で温度差の違う映画はない。

◆『太陽の蓋』
五つ星評価で【★★★★シン・ゴジラのゴジラが出ない映画と言われた奴(と言いながら実録だ)】
この緊迫感は面白い。これと『シン・ゴジラ』を両方見ておくと両輪相い立つという感じ。あと『日本と原発4年後』というドキュメンタリーも同じように面白いのでオススメ。この二本の何がどう、それだけ面白いのかと言うと、それは『シン・ゴジラ』というフィクションを、どんどん肉付けできて、現実と橋渡し出来てしまうというヤバさが見えてくる、という事だろう。

◆『シン・ゴジラ(3回目)』
五つ星評価で【★★★★見たなあ】
「やはりあのボートと自動車が押し出されるビジュアルが好き」とだけツイッターに呟いている。そろそろ少し褪せてきた感はあったのだが、それでも、まだまだ楽しめている。

◆『ホラーの天使』
五つ星評価で【★★後味悪いよ】
葵わかなちゃんは可愛い。とは言っておこう。
映画自体の構成に仕組みがあるのはいいが、映画の筋にモラルがないのはちょっとイラつく。全てにおいて勧善懲悪を求めたりはしないが、仲間を見捨てて逃げてしまうような程度の低い人間が助かるのは、やはりイヤなものだ(その事に関するお礼参り的なトラップエンドもなかったし)。
題名が何で『ホラーの天使』なのか映画を見ても理由分からず。

◆『お元気ですか?』
五つ星評価で【★★★見たなあ】
B級アクション映画監督・室賀厚が撮るヒューマン・ドラマ。
『キャプテン』とかきちんと撮ってるので、単なる拳銃バカじゃない事は分かっていた。ごくごく普通に撮れている。けっこう器用にいろんな物が撮れる監督なのである(きっと)。ただ「室賀厚」というブランド名が高くなりすぎて「色々」に需要があるかどうかは難しいところかもしれないが。
映画のコアである10人目の人物像については、何となく予想できた。
菅田俊がアクション映画と全く同じ演技を披露。普通の人役だけど若い時に銀行強盗とかいてこました感が何となくあるような気がして怖いやんけ(なんて思うのは菅田で室賀だからってだけだろうなあ)。

◆『何者』
五つ星評価で【★★★いてててててて】
ツイッターをやるので(そんなに器用じゃないからアカウントは一つしか持ってない)、見ていて居たたまれなかった。そのツイッターで映画見た直後の感想↓

(1)怖いというより本当許してあげてくださいという感じ。
(2)ナニもモノもチンチンを表すという意味で哀しいタイトル。大きく見せたいよねえ


裏表ないな、俺(ええこっちゃ)。
別のタイミングで佐藤健は「仮面ライダー電王」でパーソナリティー多く共有する特殊な役をやったから適役とか呟いてる。確かにあのパーソナリティの連々は「何者」であったかもしれない。
有村架純ほっぺたふくらんじゃってる役だなあ。赤信号一歩手前に肥えてる。

◆『バースデーカード』
五つ星評価で【★★見たなあ】
評判は良かったが、残念ながら刺さらなかった。
監督の前作『びったれ!』の方が好き。

◆『神様メール』
五つ星評価で【★★日本人にはよく分からん】
アイデアは面白いと思うが、使徒や奇跡、キリスト教の死生観とかがよう分からんので、進む話に置いてけぼりを食らう。

◆『すれ違いのダイアリーズ』
五つ星評価で【★★★★本気で枝葉末節覚えてない】
タイの映画なので「タイした映画」としか……。
観た直後ツイッターで下のように呟いてる。

勿論全然別の話だけど色々些細な共通点が気になって「君の名は。」に似てる気がする。

誰か何が言いたいか分かる?(おで、我が事ながらもう分かんない)


【銭】
『鉄の子』:映画ファン感謝デーで1100円。
『ハッピーアワー』:三部同時鑑賞割引3300円。
『太陽の蓋』:映画ファン感謝デーで1100円。
『シン・ゴジラ』:ギンレイホールの会員証で鑑賞。年会費更新10800円。
『ホラーの天使』:テアトル会員割引1300円。
『お元気ですか?』:ユーロスペース会員割引で1200円。
『何者』:109シネマズ、メンバーズデー(毎月19日)で1100円。
『バースデーカード』:ポイント2回割で1000円。
『神様メール』:ギンレイホール、会員証で入場。
『すれ違いのダイアリーズ』:ギンレイホール、会員証で入場。

▼作品詳細などはこちらでいいかなは今回こっぱずかしい状態だから省略。

『リオ・ブラボー』をキネカ大森1で観て、ジョン・ウェインのかっこよさが分からないよふじき★★

五つ星評価で【★★あと長い】
「ジョン・ウェイン西部のかっこいい男代表」
という刷り込みがある人にはたまらないのかもしれないが、
残念なことにジョン・ウェインがかっこよく見えなかった。
信念のある男ってのは健さんにしてもそうだけど、黙っててもかっこいいんだけど、
ジョン・ウェイン年取って尻とか太ってて身体がストイックに見えない。
この辺は『太陽にほえろ』のボス、石原裕次郎がかっこよく見えないのと同じかもしれない。多少なりとも全盛期を引きずって演技が成立している気がする。

そのかっこよく見えないジョン・ウェインと
身持ちの悪そうな美人アンジー・ディキンソンの恋話は爺ちゃんとキャバ嬢みたいで
西部劇世界ではリアリティーが乏しい。姉ちゃん綺麗なんだけど、
何もジョン・ウェインに惚れなくても・・・なんで、この下りはジャマだった。

それとジョン・ウェイン白兵戦で二回もやられてしまう。
いや、寡黙で信念のある男なんだから、強くしてやろうよ。

その信念バカ・ジョン・ウェインを保安官にして、助手が述べ3人。
足と口の悪い老人、うるせーよ、てめー。
アル中の早撃ちガンマン、ちとかっこいいか。アル中描写長い。
若年の冷静沈着ガンマン。何で加勢するかが伝わらん。

ジョン・ウェインじゃなく高倉健だったら、もちっと乗れてた気がする。
但し、『あなたへ』の健さんは除く。

リオ・ブラボーが町の名前であるとは知らなかった。


【銭】
ワーナーブラザーズ・フィルムフェスティバル番組料金 一般1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
リオ・ブラボー@ぴあ映画生活
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