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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ポケットモンスター キミにきめた!』『ノーゲームノーライフ ゼロ』『魔法少女リリカルなのはReflection』『それいけ!アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険』『怪盗グルーのミニオン大脱走』

またぞろ感想UPを5本終わらそうという目的のレビュー
今回はアニメ縛り。

◆『ポケットモンスター キミにきめた!』109シネマズ木場3

▲「戻れミクラス!」

五つ星評価で【★★サトシとピカチューの出会い物語としてはいいと思うけど、ホウオウは出現させなくてもいいのでは?】
最初、問題児ポケモンだったピカチューが旅をする中で徐々にサトシと打ち解け合うというロードムービー的な展開には惹かれるのだけど、それが30分くらいととても短い。「これはふたりの出会いと約束の物語」と名打つなら、それで全編通しても良かったんじゃないの? サトシが正しいポケモンマスターの道を歩もうとしている事を証明するためだけに存在するような伝説ポケモン・ホウオウはいらないと思う。ポケモンと仲良くなりながらともに強くなるサトシの比較ライバルとして登場したクロス、彼は弱いポケモンは最初から切り捨てて、効率的に強さを追い求めるタイプだ。普通にいけ好かない設定なので、映画見てて誰もこいつに感情移入なんてしないんだろうけど、こいつって『LEGO ムービー』のボンドみたいな役柄なのである。こういう遊び方をしてほしくないって言う実例野郎。そうだようなあ、『LEGO ムービー』みたいな見せ方は難しすぎて出来ないよなあ。という意味で、反面教師たらんとする意図の為だけに努力してつらい目に合されるクロスくんにはグラグラ信念が揺らいでしまうサトシ以上に同情できなくもない。彼を責めるのなら、そもそも弱肉強食が根底にあるポケモン・ワールドの矛盾が攻められるべきだろう。

PS 主題歌に「ポケモンGETだぜ」が戻ってきたので、
 それだったらサトシがポケモンを探すに事欠いて
 「あの娘のスカートの中」と歌詞で歌われる部分についても
 ちゃんと映像で再現してほしかった。
PS2 ふじきの見た直後ツイッター感想。
 ポケモンをただひたすら強くするのは誤りという
 命題は分からなくもないが、物語の中に上手く
 溶け込ませる為にはポケモンバトルを殺し合いではなく
 スポーツとして描写しないといかん。
 強さ最優先の相手を説得するのに
 力づくという構造が異常。
  ふじきさん、中々適確っすね。


◆『ノーゲームノーライフ ゼロ』ユナイテッドシネマ豊洲11

▲廃棄された女の子。勿体ない。

五つ星評価で【★★★おっなかなかおもろいじゃん】
ラノベからTVアニメになって、そのスピンオフ映画という道のりらしい。
その辺、すっ飛ばして一見さん。
『ノーゲームノーライフ』という作品の根底になる世界がどのように作られたかが紐解かれる話。スピンオフなのに、オリジナルの主役の出番がほぼほぼなく、一つ前の世代の話であるという意味では、とっても『結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-』的な作りと言ってもいい。あっ、ハリポの前日談『ファンタスティック・ビースト』もそうか。っていうか『スター・ウォーズ』のEP1~3がこの手の奴の大掛かりな意味での最初か。設定を作り込むとその設定を再利用したくなるらしい。
争い事をゲームで決める世界の出自を描く『ノーゲームノーライフ ゼロ』、世界は幾つもの種族が混在しながら熾烈な殲滅戦を行っている6000年前の世界。その中でも力を持たない人間族はモブキャラ扱いで、犠牲になって死ぬだけの存在。彼等のリーダーがふと拾った他族の捨てられた少女の力によって情報戦を制覇する事によって、生き残りの道を探ろうとする物語。
このリーダーが最小限に被害を抑えるために、今、死ぬべき人間を選定して命令を下さなければならないというトラウマな設定が、こういうライトノベルみたいなファンタジー世界では随一のゴツイキツイ設定なのじゃないかと思う。そんなんトラウマになるよ。
中盤、今の人類がジリ貧で、埒が明かないと悟った主人公が、積極的に戦いに指向性を持たせていくのは面白いが、他族の少女の未知数の力があったとしても割とすぐに実現してしまうのには違和感がある。が、アニメだから何となく乗り越えてしまう。強い、アニメのその辺が適当でも大丈夫なリアリティー。
後半の自己犠牲がぶんぶん唸るのはやっぱ物語としての泣きどころで素直にいいわあ。

PS しかし、主人公達がやろうとしていた事と言うのは
 『ドラゴンボール』で、ウーロンが神龍に願った願い事と
 同じなんじゃなかろうか?
 だったらそういう設定の世界も見たいぞ。
 全ての争いがギャルのパンティで決まる異世界。
 どんな世界じゃい!


◆『魔法少女リリカルなのはReflection』ヒューマントラストシネマ渋谷1

▲なのはアップ。

五つ星評価で【★★おま、それはやっちゃいかんだろ】
なのはの一作目と二作目は星五つと凄く高い評価をしている。
確かどっちもTVシリーズの編集物でギチギチに詰まっていて長かった。
今回は映画的に適正な長さでつづくかよ。
なんてえ不誠実な。一本で終わらないなんてどこにも歌ってないじゃん。

なのは、フェイト、はやての三人とサポートするチームがいるのは
何とはなしに覚えていた。今回は滅びゆく惑星から二人の少女が
魔法の力を求めて地球にやってくる。そこで得た力により、
「王様」と呼ばれる魔法使いが召喚され、三つ巴の戦いみたいに
なっていく。魔法使う奴が多すぎて設定が詰められてない感じで
戦いに没頭出来ない感を強くした。
まあ、何にせよ話は終わりまで見ないとよう分からんよ。


◆『それいけ!アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険』109シネマズ木場4

▲集合写真。

五つ星評価で【★★今年も標準作】
殊更に悪くないが、今年も例年通り、何かを持ち合わせてない子供がアンパンマンファミリーと行動を共にする事によって持ち合わせてない何かを獲得する物語。パターンと言っちゃえばそれまでだが、まあ時たまやってくれる、とんでもなくトリッキーに重い物を秘めてるアンパンマン・ストーリーも私は心待ちにしてるからね。うんでも、その辺は「述べたい事があると、けっこう思いっきりよく脱線する事も辞さない」やなせたかし御大の亡き今となっては難しいのかもしれない。
今回、カレーパンマンがフィーチャーされたのはちょっと嬉しい。
アンパンマンはいい子でいい奴だが、
カレーパンマンはいい子じゃなくてもいい奴っぽくていい。
多部ちゃんの宛て声は自然でした。

PS もぎりの人に券見せたら二度見された。
 慣れた、慣れた、慣れた事にしてる(グサグサ刺さってる)。
 だから不審者じゃないから通報とかしないで。


◆『怪盗グルーのミニオン大脱走』109シネマズ木場3

▲バルタザール。うーんかっこ悪い。

五つ星評価で【★★★悔しいけど面白いじゃん。何一つ人生に役に立たなそうでいい。エンタティーメントってそういうもんだと思う】
グルーは前二作は二作とも見てない(『ミニオンズ』は見た)。だから、子供達がグルーの子供だって事すら知らなかった。えっ、実写ではないの? だって予告で見た鶴瓶の声を聞きたくなかったんだもん。
でも、本当に悔しい事に面白い。
バルタザールの巨大ロボットのオモチャ感いいな。
アグネスのアップ、実写のアップに遜色がない可愛らしさってのが凄い。


【銭】
『ポケットモンスター キミにきめた!』:109シネマズ会員デー(火曜日)で1300円。
『ノーゲームノーライフ ゼロ』:ユナイテッドシネマ会員デー(金曜日)で1000円。なくした会員証再発行したから+300円。
『魔法少女リリカルなのはReflection』:テアトル会員割引で1300円。
『それいけ!アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険』:109シネマズ、6ポイント使って無料鑑賞。
『怪盗グルーのミニオン大脱走』:109シネマズ会員デー(火曜日)で1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
劇場版ポケットモンスター キミにきめた!@ぴあ映画生活
ノーゲーム・ノーライフ ゼロ@ぴあ映画生活
魔法少女リリカルなのは Reflection@ぴあ映画生活
それいけ!アンパンマン ブルブルの宝探し大冒険!@ぴあ映画生活
怪盗グルーのミニオン大脱走@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
ノーゲーム・ノーライフ ゼロ@だらだら無気力ブログ
怪盗グルーのミニオン大脱走@タケヤと愉快な仲間達
パトリオット・デイ@怪盗グルーのミニオン大脱走☆映画ライター渡まち子の映画評
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