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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『君の名は。』『聲の形』『怒り』『四月は君の嘘』を四本まとめてレビュー

未レビュー邦画(比較的話題作4本)をできるだけ短評で。
ライブドアブログで寝かせてた記事だけど、
うわ、全部去年(2016)の映画じゃん。

◆『君の名は。』一ツ橋ホール
◆『君の名は。』トーホーシネマズ日劇3

▲おめえらほんなこつ可愛らしか。

五つ星評価で【★★★★おっぱいだよ、諸君。】
試写会で見せてもらったのに感想も書かずにかなり経ってしまい、重点的に覚えてるのは以下の三点。
(1) 神木隆之介と上白石萌音の声優カミカミコンビがフレッシュでええのう。
 いや、アフレコは別にカミカミじゃなくって達者なもんでした。
 それは実写だとそんなにキャラじゃない感じの波風立てないタイプ女子を
 演じていた長澤まさみもそうだけど。
 新海監督の演技指導が上手いのかもしれん。 そこはよく知らない。
 上白石萌音ちゃんかーいーのう。
 神木隆之介くんも野郎だけどかーいーのう。
 二人を同じ部屋にぶち込んで飼育したいなあ(いや、あかんやろ)。
(2) 朝起きて、乳。
 これはやる。確実にやる。絶対毎回やる。
 もう、あのシーン見て、この映画の全てがどうであろうと許すと決めた。
 それほどまでに野郎って性的な存在なのだ。
(3) 現代東京の実景として
 作られたばかりのバスタ新宿が背景として
 採用されていたのにはちょっと感服した。
 バスタ新宿開業2016年4月4日、本作公開2016年8月16日。

という事をしたためた後、面白かった記憶もありありなので、もう一回見た。
正月に見たのだから初見から8か月経ってる。そして、その感想を書くかと
8か月後に今、タイプインしてる。二回も8か月待たせるなんて、
そういう意味不明な魔力があるのか。
で、つまり二回目に見た時に感じた事。
(4) オッパイもそうだが、全体、設定エロいな。
 瀧君があの世とこの世の挟間に行き、三つ葉と合う時に火山の裾野を
 ぐるっと回る。これ、日本神話イザナギ、イザナミの「国産みの儀」の
 暗喩だろう。つまりSEX。三つ葉が瀧君に会いに行って会えず、
 最後、階段で瀧君から三つ葉に声掛けする所も、「国産みの儀」で
 女性神イザナミから声を掛けて失敗した事に由来してたりして。
 でもラストの二人が会う地名は代々木とか四ッ谷の坂なのである。
 つまり地名に「ヨ」が付く「ヨモツサカ」。
 「ヨモツサカ」はイザナギが死んだイザナミを迎えに行って逃げ帰る坂。
 イザナミに相当する三つ葉は「死んだ女」という符号でピッタリだ。
 じゃあ、瀧君と三つ葉は上手くいかないのか?
 大丈夫じゃないだろうか?
 ここから空前絶後、地獄のようなコジツケをする。
 イザナギ(「誘う男」の意味)とイザナミ(「誘う女」の意味)は坂で出会った。
 「イザナギ」は「イサナキ」に通じる(本当)。
 誘い合う一組の男女(キ・ミ)。彼等の名前は失われている。
 これが題名「キ・ミの名は。」の由来である(大嘘)。
 二人は何故、名前を失ったのか。アジア圏には忌み名の風習がある。
 生前の名前と死後の名前(本当の名前)を分ける風習だ。
 つまり、二人がそれぞれの名前が分からなくなったのは、
 それぞれが生前の者とも死後の者とも分からない
 曖昧な状態になったからだ。三つ葉は死んだが生きている。
 瀧くんも又、その三つ葉の中で生きていた時期があったから
 瀧くんの一部が死んでしまった状態とも言える。
 だから、お互いの名前が分かりあえない。
 瀧くんの夢の中では三つ葉が死んでからは三つ葉の真の名前を
 知らない故にもう、三つ葉に普通の方法ではたどり着けない。
 だから「生とか死とか細かい事をゴチャゴチャ言うな」
 という土地に行ったのだ。
 だが、彼等が坂で再開した時には、
 それぞれの名前が分かってない状態だ。
 そして二人とも生きているのだから、生きた者同士、名前を
 確認すればいい。生者と死者を分かつ坂ではあるが、
 彼等はこの時点でただ単にそれぞれの名前を知らない
 二人とも生きてる生者という福音を与えられているのである。
 うおー、凄いコジツケ。これで大丈夫か?
(5) 入れ替わりが2016年なので最後の就活してるタキくんは2021年。
 タキくんの目指す建設業は五輪の翌年だから建設需要は
 冷え込んでる筈。だから内定が貰えないのはガチにリアル。
 2020年に五輪ではなくアキラの大災害があるなら
 二人には記憶がないがタキくんの命を救う為にもう一回入れ替わる
 という設定だったりするのもありだったりして。
そして、今、思ったりツイッター見直したりした上でのバカメモ。
(6) 瀧くんがピエール瀧のアフレコだったらヒットしなかったよな。
(7) 続編は四つ葉ちゃんの恋物語でやれ。
(8) 君の名の隕石は実は三つ葉のスタンド。
(9) ツイッター会話
 フォロワーSさん「『君の名は。』の脚本はよくできてると思いますよ」
 俺「脚もとより胸もとが良かった。」
(10) 「隕石落下、下から見るか? 横から見るか?」
あー、なんかもう一回見たくなってきた。


◆『聲の形』よみうりホール

▲青いねえ。

五つ星評価で【★★★★原作ファンなのだが、見切りが上手い】
これも試写で見せてもらったのに今まで感想も書かずにすんません。
原作全7巻は読んでて、これを映画にするのはいい根性しちょると思ってた。
出来上がったのを見てみると凄くちゃんと作られていて驚いた。
それでもかなりのダイジェストだ。
だから、映画観た人には原作に手を伸ばしてもらいたい。
絶対、そこでもう一回楽しめるから。
公開時期が『君の名は。』と被さったため、
超アニメとして相乗効果をあげた面もあるが、
それ以上に興行食われた面もあったと思う。
真摯に映画化に取り組んだが、原作での重要要素を占める
有志友人が集まっての映画作りのエピソードを刈り込んだのには驚いた。
そんな事できるんだと思った。多少、歪になったが成り立たせていた。
その部分を残していたら、ちょっとビビるような尺になってしまったろうから
これは成功。
驚いたのは中学の先生とマリアの声。
ぞっとするほど脳内で思っていたのと同じ声だった。
みんなトコトンちゃんと原作に取り組んで映画にしてくれたんだなと思った。
主役の声を張った入野自由は流石本職という芸を見せた。
これタレント吹替えとかだったら作品が十中八九壊れていただろう。
ヒロインの声はありだけど可愛すぎるとも思う。
外れてるとは思わないが聞いた上での葛藤はあった。
もっとイレギュラーな声の出し方も考えられたのではないか。
彼女の声に関しては想像の域は越えなかった。
逆に多分、そこは越えてほしかったのだろう。
でも、これは褒めたい映画。


◆『怒り』109シネマズ木場1

▲あおいちゃん、顔がゴツいからリアルに風俗嬢にいそうなんだよね(いないけど)。

五つ星評価で【★★★作品の中核に問題があるかもしれない】
広瀬すずが乱暴される映画と知ったら、
野次馬として見に行かない訳にはいかない。彼女はようやった。
そして、宮崎あおい、彼女が風俗やってるなら是非行きたい。それはそうだろ。
そして綾野剛のようにケツから犯されたくはない。それもそうだろ。
犯人探しが主眼の映画ではないのだが、
犯人が感じる「怒り」がどうにも感情として理解できず、
鑑賞後、宙ぶらりんな感じにさせられたのを覚えています。

人を信じても痛い目に会い、信じないでも痛い目に会う。
人を信じる事と、その結果には確固とした確実な因果関係はない。
それでも、出来れば人を信じたい。そういう映画と言う事でよいだろうか?

綾野剛の知り合いのトト姉ちゃん(高畑充希)が出番の少なさに反比例して美人すぎる。
ピエール瀧と三浦貴大が警察の上司部下役なのだが、
どっか他の映画でもこの組み合わせで上司部下やってそうな気がする。
ブッキーのあの役を奥さんのマイコさんはどんな気持ちで見たのか知りたい。

見応えはあったが、推しはしないな


◆『四月は君の嘘』UCT6

▲石井杏奈って努力家だろうし、下積みも長いのだけど、何か凄く幸薄そうなんだよね。

五つ星評価で【★★広瀬すず繋がり】
広瀬すずだから見ておこうと思った。

見た直後のツイッター

主役四人の演技メソッドが噛み合わない不思議映画。ただ数少ない広瀬すずの演奏(勿論吹替である)はバリかっけー。石井杏奈がとてもいい演技なのに又、人目に触れない。Pはまた市川 RT 広瀬すずの評判が悪い方なう。けっこう眠い

ちなみに「広瀬すずの評判の悪い方」と書いてあるが、評判のいい方は同時期に公開していた『怒り』

演技メソッドのバラバラ具合としては石井杏奈は緻密な演技プランで一人だけ、登場人物の心情が物凄く深そう。
中川大志は凄く自然(少なくともそう見える)。
山崎賢人は単純に演技が下手。置かれてる感が強い。
広瀬すずは跳ねまわってる感じの演技の大きさ。これには意図や意味があるのだが、4人組の中での演技のメリハリとしてはそれはそれで悪目立ちしてるように感じる。
不思議な四人組でした(演技系統がそれぞれ別っぽくて)。

そう言えば「彼女には秘密があった」という「秘密」は「秘密」じゃないよな。


【銭】
君の名は。(1回目):雑誌応募した試写が当選。
君の名は。(2回目):映画ファン感謝デーで1100円。
聲の形:雑誌応募した試写が当選。
怒り:109シネマズ、メンバーズデー(毎月19日)で1100円。
四月は君の嘘:ユナイテッド会員ポイント2回割で1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
君の名は。@ぴあ映画生活
映画「聲の形」@ぴあ映画生活
怒り@ぴあ映画生活
四月は君の嘘@ぴあ映画生活
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