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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『天城越え』神保町シアター

企画「赤川次郎と現代ミステリーの世界」の1プログラム。1983年初見。

五つ星評価で【★★★渡瀬恒彦と田中裕子が突出】
天城越え山中で起こった殺人事件、
現場に居合わせた人間は三人。一人は被害者。一人は容疑者。
この推理作品のフォーマットを成立させる為には
外から四人目がやってくるか、居合わせた中で役のない者が
容疑者になるしかない。

という訳で文芸調ではあるがあまりミステリーらしくはない。
解き明かさなければならない謎が希薄であった。

田中裕子が大変、田中裕子していて、あーもう
この田中裕子にハグされたい。
「女」の原型みたいなものが、この映画の田中裕子にはある。
柔らかく温かく丸みを帯びていて、いい香りがしそう。
それでいて強い。意思が強い。
美しいというタイプではないのだが目が離せない。
今、リメイクするなら蒼井優じゃないだろうか。
ちなみに田中裕子が失禁するシーンは装置とか使っていず、
自前なのだそうです。リメイクがあるなら、
新しく選ばれた女優さんも是非、自前でお願いします。

事件を追う刑事に渡瀬恒彦。
バシバシ暴力を振るって事件を解決していく。
韓国映画のダメ警察みたいだ。

平幹二朗の母親役が吉行和子というミラクル・キャスティング。
まだ若い吉行和子が綺麗です。
誰だか分からんかったなあ。


【銭】
神保町一般1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
天城越え@ぴあ映画生活
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