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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『トレイン・ミッション』よみうりホール


▲♪運転手は君だ、車掌は僕だ、的な1カット。

五つ星評価で【★★★ミッションめんどくさ。ラストに行くに従って畳みかけるように事件がでかくなっていくのが素晴らしい】
原題は『THE COMMUTER(通勤者)』『TRAIN MISSION トレイン・ミッション(電車事案)』って中々いい日本英語題だと思う。『通勤者』は内容そのままだけど、せめて『地獄の通勤者』『正義の通勤者』くらいでないと映画のニュアンスが伝わらない。もうちょっと詳しく『元刑事の10年勤務でリストラ対象になった保険外交員通勤者と愉快な仲間達』だと、とてもアクション映画の題名には聞こえない。『地獄の(元刑事の10年勤務でリストラ対象になった保険外交員通勤者と愉快な仲間達)』という題にすればOKか? 翻訳の話で言うと、通勤電車(乗車率80%程度じゃねえか、ふざけるな)にいつも乗っている乗客に対して「常連」という言葉を使っていたのは違和感があった。いやまあ、確かに突き詰めれば「常連」なんだけど。しかし、これは通勤電車の山手線とかでは絶対クリアできないミッションだ(ミッション内容↓)。
・いつも使っている通勤電車(8両ほど)の全乗客(立っている客はなし)から一人の乗客を探し出す。
・その乗客は終着駅で下車する。
・その乗客は普段、この路線に乗っていない。
・その乗客の通称はプリン。
・成功報酬は10万$、失敗の代償は家族の命。
社内検札が来るから、特急電車みたいな扱いだけど、やはり常連かどうかの絞り込みはしんどい。リーアムさん、よく頑張りました。滝田洋二郎の痴漢電車シリーズだったら常連かどうかは触り心地審査一択に違いない。

悪玉側の策略が二転三転事前の策を用意しているのはいい。
まあ、悪玉側にしても、このミッションは難しかったろう。かなり頭のいい悪玉である。リーアム・ニーソンを巻き込んだ時点で頭がいいというのは瓦解してしまうのだが。あと、最後の電車から開放される場面で、悪役はもう一手打つべきだったと思う。その直前でカタが付く筈だったからと言う事だろうが(電車の内にも外にも手は打ってはあったし)、最終的にそれは希望的な観測に基づく偶然に頼りすぎた判断になってしまった。悪い事やるのも難しいですなあ。

PS 試写会で見たので見終わってからかなり経つのですが、
 今になって「たった一人の芳本美代子を電車の中から探すのか!」
 というボケを思い付きました。



【銭】
講談社連合試写会応募料金としてハガキ62円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
トレイン・ミッション@ぴあ映画生活
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