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上野オークラで国沢実のワンダーウーマンもどき20180427-20180503

この前の週の『青春のささくれ 不器用な舌使い』の川上奈々美の予告がムチャクチャ可愛くて見たかったのだが、それは見逃した。

◆『SEXアドベンチャー ワンダー・エロス』

▲集合写真(左からエロス1の中身女、エロス1、ゲルド1女、前の男はエロス1の中身男)

五つ星評価で【★★★国沢実にもっとお金使わせて何か撮らせてみたいなあ】
並木杏梨、真木今日子 主演、桜木優希音、長与純大 出演。
国沢実監督。2018年のピンク映画。ネタバレします
アマゾネスの血を引く男女がバロムクロスよろしく「セクスクロス」と叫びながらセックスすると、合体超人エロス1に変身する。ワンダーウーマンそっくりのエロス1は悪の魔人ゲルド1と戦うのだ。合体超人エロス1は外見美女戦士なのだが、その内面は男女一対でずっとセックスしてる。ピストンしないと敵に攻撃できないというのが、まあ、実に成人映画だ。で、内面でセックスしながら、外見では美女戦士を敵が強姦しようとするのが実にメリハリのない展開。セックスが善なのか悪なのか判然としない。そもそもエロス1内面のセックスも同意のないセックスなので、エロス1もゲルド1も迷惑度から言うとそんなに変わらない気がする。いや、ゲルド1がやろうとしていた事がさほどハッキリしないから「世界を滅ぼす」的な悪が単に強姦魔扱いにしか見えないのだけど。
前半、野郎に乗り移ったゲルド1は後半、女性に乗り移る。この国会議員女秘書の彼女(桜木優希音)の方が有村架純を冷たく劣化させたみたいでエロス1(真木今日子)と、その中身(並木杏梨)より好みだ。この位置に準じているのは胸がペチャだからだろうか。ゲルド1に乗り移られると目の下にクマが出来るメイクになる。えーっ、それだけで済ますのと思いきや、後半ゲルド1がエロス1の中身男子(長与純大)と交わって怪人化。おおっ、成人映画なのに。しかし、やっぱり低予算なのでそこはしっかりはきだめ造形がサポートしている。大丈夫か、はきだめ造形。「薄利多売」と言っても限度があるぞ。最終的に悪のセックスを立ち切って善のセックスでエロス1になって、国会議員女秘書を強姦して地球の平和は守られた、みたいな感じ。ええんかい、それで。

▲ゲルド1のゲルド1化前の濡れ場。薄目で見るとちょっと有村架純っぽく、、、、、難しいか?

戦隊ものとかに出てくるサポートキャラがアマゾネスの姫に付いていて、それが「ポチ爺」。名前通りビジュアルが犬なのだけど、アロハな雰囲気の犬なのがよかった。ヴァ、『ヴァレリアン』に負けない(えー)映像センスだ。予算がないからセンスだけ。

真木今日子はワンダーウーマンに似せた女ロボットみたいな役。感情表現がないから彼女がどういう人かは全く分からないのだけど、ビジュアル的なそん色はなかった。このコスチュームは実によく作ってある。

▲エロス1の雄姿。

エロス1の中身、アマゾネスの王女、並木杏梨はオアシズの大久保さん似で物語上ぶーぶー文句言う役だから、何か好きになれん。衣装が安っぽいのは可哀想だと思う。

エロス1の中身の男の方は『エロぼん』にも出てた男の子、長与純大。「チンカスくさい」と言われるが、何とはなしに「情けない系」のホープなので、それは褒め言葉なのかもしれない。


◆『床屋の後家さん いじられ好き!』
五つ星評価で【★★ピンクあるある】
島田綾主演 村上ゆう 佐々木基子 出演。 
坂本太監督、2000年のピンク映画。
初公開時タイトル『未亡人理容室 痺れる指先』
久須美欽一が出てる事からもう盤石と言う感じの手慣れたソフトコメデイー。ごくごく普通でちゃんとエロいけど特に「凄いもの見ちゃった」という感情が全く起こらない一本(そんなんはとってもよくある話)。城定監督が助監督に付いていて、それでなのか、お好み焼き屋の女将が眼鏡っ子で濡れ場の時でも眼鏡を外さないのが性癖的にグー。


◆『淫行尼 愛撫で染まる寺』
五つ星評価で【★ぐーぐーぐーぐー】
関根和美監督、2006年のピンク映画。
初公開時タイトル『欲望の尼寺 煩悩みだれ観音』
ただ、ひたすら寝てしまった(普通につまんない)。
尼さんは頭に尼さんのアレを付けてるだけで尼さんにしか見えないけど、この映画の尼さんはドSなので、何か外見と内面が全然一致して見えずに混乱した。


【銭】
上野オークラ、一般入場料金1600円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
SEXアドベンチャー ワンダー・エロス@PG
床屋の後家さん いじられ好き!(未亡人理容室 痺れる指先)@PG
淫行尼 愛撫で染まる寺(欲望の尼寺 煩悩みだれ観音)@PG
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『チップス先生さようなら〈1939年〉』シネマ・チュプキ・タバタ

五つ星評価で【★★★男の一代記(伝記もの)としてはなかなか優れてるけど、多分、フィクションなのに作品の長さから、コア(訴えかける主題)が何なのか漠然としてしまった】
イギリス全寮制の公立学校(小学校~高校までっぽい)に在籍したチップス先生の一生。
章立てすると、
 ・ダメダメ若い教師時代
 ・旅先での恋
 ・内助の功による人気教師化作戦
 ・愛妻の死
 ・晩年のチップス
みたいなところか。この中で「旅先での恋」が意外に長い。奥さんと出会った事で、彼の感情が開花する。教職を得た当初の彼の授業は知識の伝授にすぎなかったが、彼女との出会いで徐々に相手の事を考える授業に変わっていく。教える者も又、何かを契機に教えられていく。生涯教育である。その後、いきなりの不幸により、チップス先生の生活は停止する。彼の内面で特に何が変わる訳ではなく、長く教え続ける事により名物先生になっていく。この辺、彼の差異に関するウェイトが凄く小さいのに、戦争や罷免問題で少し長め。この辺のバランスがあまり良くなく感じる。

奥さん綺麗でしたわ。ちょっとお転婆な感じが好感持てる。

マルクス兄弟撮った監督か。

萩尾望都や竹宮恵子が描く少年たちはこの映画に出てくるような少年たちなのだろう。


【銭】
期限無期限のシネマ・チュプキの12回券を10000円で購入、1回目使用。シネマ・チュプキはアーティスティックに可愛い小さな映画館でした。居心地とても良し。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
チップス先生さようなら〈1939年〉@ぴあ映画生活

肉めし岡村屋「ニラ玉豚めし」

ニラ玉の概念が俺と違うね。


『honey』『ヴァレリアン』『ぼくの名前はズッキーニ』『トゥームレイダー』『ペンタゴン・ペーパーズ』

摘まんで5本まとめてレビュー。

◆『honey』丸の内TOEI①

▲眠りトラップを発動する平パイセン。

五つ星評価で【★★★平佑奈が可愛ければ他はもうどうでもオマケ】
平祐奈パイセン、ちゃんと一作一作演技変えてくるから偉いわ〜。
どこかで見たような場面が続いてもそれが苦にならないのはキャラクターをきちんと許せるように構築してるから。
ジャニの彼も声がスリムクラブの真栄田賢寄りではあるけどあまり悪い気はしない。平佑奈ともども体格とムチムチで高1には見えんけど、その辺は愛嬌愛嬌。
なんつか、こーゆーむずがゆい壁ドン系は女の子が可愛ければもうほんまそれでどんなでも耐えられる気がする。だから、他の普通に映画を見てる人とは映画の結論は合わんかもしれん。ええんよ、こんなん理屈的にガタガタの話でも。その理屈の正しさを見たいために見てるんじゃないのだから。


◆『ヴァレリアン』トーホーシネマズ日本橋4

▲にらめっこ。

五つ星評価で【★★★映像が無駄に豪華なのが楽しい】
冒頭の美しさったらない。これはベッソンの『フィフス・エレメント』的な「絵の映画」なのだ。筋(ドラマ)の快楽よりビジュアルの快楽が優先される。そしてその映像が実に「センス・オブ・ワンダー」だ。長さゆえ中弛みもあるが、ドラマをそこそこ放棄してるのだから、そこはしょうがない。
まあ、でも、明日になったら忘れてそうだ。
宇宙人いっぱい出てきて楽しいのだけど、人類はあんな宇宙船に巣食う原始人みたいな種族と握手しなくても良かったんじゃないかな?
デハーンがただの軽い兄ちゃん役(=ヴァレリアン)。ルサンチマン持ってない役とか、初めてじゃない? 不敵な感じがちょっとベニチオ・デル・トロがヤングになったみたいで良い。
ヴァレリアンの相棒(=ローレリーヌ)のカーラ・デルヴィーニュは勿論美人だからそれで全然OK。
一瞬でエロナースになるダンサー好き。
あ、あれ、イーサン・ホークなの?(=ショー・パブの客引き)
情報屋トリオの声をアルフィーにした人、冴えすぎてる。


◆『ぼくの名前はズッキーニ』恵比寿ガーデンシネマ2

▲エレベーターを溢れ返させるゾンビの群れっぽい。

五つ星評価で【★★誰に見せたかったのだろう】
紆余曲折はあったけど、不幸のどん底ではなく、最悪に陥らないちょっとだけ上の部分でとどまってる。不幸の中で見つけたささやかな幸せだけど、幸せの火が小さすぎて消えてしまわないかと、見ていて心配になる。主人公達が大勝しないので、明確にスッキリして終わらない。こういうのは作品の対象者である子供が見て楽しめるのだろうか。いや、それ以上に同じような境遇の孤児がこれを見て楽しめるのだろうか。別にアニメは「夢がある」という嘘をついてもいいと思うのだ。それはリアルじゃないからと否定して、最初から大人の批評家を対象に作ったような作品はどうも好きになれない(いや、子供の心を打つようにリアルに作るという方針が成功するのなら、この限りではないのだが、この状態であまり成功してるとも思えない)。


◆『トゥームレイダー』丸の内ピカデリー2

▲ザ・保護色女。

五つ星評価で【★★せっかく日本の話なのに】
実は謎に覆われた遺跡の舞台は日本であり、埋葬された悲劇の女王は卑弥呼であるとの事。そんな風には全く見えねー。
アリシア・ヴィキャンデルは可愛いし、アクションとかもよくやってると思うけど、何か盛り上がらない。彼女が主役の話なのに、彼女に感情移入しづらい。基本一人で、独断でどんどん物事を進めてピンチをどんどん引き寄せるけど反省もなく悪ぶれない。設定が天才と凡人のどちらにも寄ってないのかもしれない。全てのピンチを自らの才覚でバリバリ切り抜けるほど英雄的に突出してる訳でもなく、失敗を繰り返すが、その失敗の中で彼女の人柄が見えて好きになってしまうほど庶民的でもない。中途半端にどっちつかずの位置にキャラクターを設定してしまったため、彼女が何者か、どう見られたがっているか、などがボケてしまった。
アクション映画としては、作品の舞台やミッションに既視感が付きまとう。又、ジャングルなどの舞台でアクションする人物のシルエットが綺麗に抜けて見えない。見やすくない。
自転車ラリーが一番目新しく、見やすくて良かったかも。
と言いながら、あれは全部カットしてもOKな独立したアクションなのだけど。


◆『ペンタゴン・ペーパーズ』ユナイテッドシネマ豊洲2

▲白雪姫と七人に満たない小人っぽい。

五つ星評価で【★★★★ともかく緩急が素晴らしい】
スピルバーグは相変わらず緩急が上手い。飽きさせない。
そもそもメリル・ストリープの演技が「緩」で、
トム・ハンクスの演技が「急」なので、
バランスよく映せば自然に「緩急」が付く構造が天才的である。
あと、シリアスな物語の中に、たまにちょこんと出てくる子供たちが
スピルバーグ幼児嗜好症ちゃうんかと思うくらい可愛くてホッとする。

一番、権限を握っている人物なのに、単に女性であるという一点のみで
「お飾り社長」として存在がないみたいに扱われるメリル・ストリープの
不条理と、正しさを問わないが豪腕であるトム・ハンクスの危なさが
いい対比になっている。

そして一見、本当に「できる」人材に見えないメリル・ストリープが
覚悟を決める場面の鮮やかさが素晴らしい。


【銭】
『honey』:東映株主券2980円をチケット屋で買って6回分のうち1回(2枚目)。
『ヴァレリアン』:映画ファン感謝デー料金で1100円。
『ぼくの名前はズッキーニ』:ユナイテッドシネマ会員ポイント2ポイントを使って1000円。
『トゥームレイダー』:前回有料入場クーポンを使って1300円。
『ペンタゴン・ペーパーズ』:ユナイテッドシネマ会員ポイント2ポイントを使って1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
honey@ぴあ映画生活
ヴァレリアン 千の惑星の救世主@ぴあ映画生活
ぼくの名前はズッキーニ@ぴあ映画生活
トゥームレイダー ファースト・ミッション@ぴあ映画生活
ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
ヴァレリアン 千の惑星の救世主@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
ヴァレリアン 千の惑星の救世主@SGA屋物語紹介所
トゥームレイダー ファースト・ミッション@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書@映画のブログ
ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書@ノルウェー暮らし・イン・原宿

『放課後戦記』シネ・リーブル池袋1(ネタバレ的)


▲消火器ないぞ。

五つ星評価で【★★真面目馬鹿映画】
「出演者総勢40名、全員女子!」なのだそうだが、
こんな売り方をするのは間違えている。

野郎を混ぜろと言ってるのではない。
女子を40名も出すなと言うのだ。
そらまあ、いっぱい出る方が嬉しいという意見もあるだろうが
簡単に言うと個々が薄まるじゃん。

と言う事で、凄く真面目に考えているんだろうなあ、とは思いつつ、分かりづらくて長い(115分!)。その為にミシミシ音を立てるようにつまらない。殺し合う少女一人一人の個性がコスプレ制服と「私は事案についてどういう方針である」というベクトル及び感情流出の大小でしかない。ある意味、それは最終的に誰も変わらないという結論に達するには正しいのかもしれないが、見ていて面白くはない。ネタバレ的な事を言わせてもらうならAがBを派生させる時、Aを否定してBを派生させるのだから、パッと見だけでもAとBは全く違う存在にならんと存在価値がない。年だって性別だって異なっていいのに、あんなに同じようなAやBやCが集まるのはそもそもAが異常と言う事かもしれないが、それはBやCが発生するシステムにおいてそうである事を明確に訴えないと誰にも分からない。多分、そこまでは考えてないと思うのだけど。ちなみに、派手なコスプレ制服と大袈裟など少女メイクは嫌い。逆に外見だけしか差異を作りえなかったという事かもしれないが、それなら差異を作った上で登場人物を5人程度まで減らせばいいのだと思う。彼女たちが殺し合う事で最後の一人を決定するのは寓話としては面白いが、精神医学上では多分、成立しない。それは統合ではなく、逃避経路の否定でしかないから。一言にしようと思ったのに、、、、、ネタバレが分かってつまらんと言う流れの作品ではない気もするけれど、まあ、申し訳ないが各自で注意してもらいたい。

「はきだめ造形」のクレジットはなかったけど、土肥さんが特殊造形やってるから、これもはきだめ造形作品になるのかな。派手な見せ場はないけど卒なくやってるなあ。


【銭】
テアトル会員割引で1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
放課後戦記@ぴあ映画生活

『いぬやしき』109シネマズ木場5


▲じじい。

五つ星評価で【★★★★エモーショナルに浪花節なのが好きなのだけど、実際、とても重い命題が隠されている気がするってのはよくある思い込みか?】
私は「とんねるず」という漫才グループが嫌いだった。
半ば威嚇的な男とホモっぽい明るい男、ネタがどうという以前に
キャラが嫌いだった。

なので、木梨憲武主演という事を聞いて居心地の悪さを感じた
のをハッキリ覚えている。なのに、もう全然やられてしまった。
たまらなく面白かった。

ダメ出しをする人が言う減点部分もあるかもしれないし、
ハリウッドと比べると特撮も古かったりするのかもしれない。
でも、その辺は枝葉末節で全然気にならなかった。
それは多分、私が主人公「いぬやしき」同様、
確実に老いているからだろう。

物語の主人公「いぬやしき」は老いさらばえ、
家族から尊敬の念をひとかけらも与えられない、
余命数カ月の癌患者である。
こんなズタボロの設定の主人公は珍しい。

もう、冒頭から元気ではないし、ヨイヨイっぽいし、
そもそも喋る事すら不得手そうだ。
会社に行けば4回も同じ発注ミスをしたと
若い部下に詰られる。

これはあれなんじゃないか。
若い頃から常に不調があり、慢性的にどこか悪いのだけど
それを外に向けて発信しないうちに、
不調が当たり前になり、それを「老化」と誤魔化しているのではないか?

生きてるだけでも辛い状態なのに案外、本人が気づいていない。

彼「いぬやしき」が天変地異的な大事故に会うも、
その後、全くそれを気付きはしない。
彼の身体は新しく機械に置き換えられたが、それが自覚できない。
「元気になったぞ、やほー」みたいな感覚はなく、
おそらく事故前の不調がそのまま続いている。
つまり、それは生きてるだけでも辛い状態が継続しているという事だ。

もう一方の超人「ししがみ」が機械の身体でいながら
皮膚感覚(接触により体温を感じ取れる)が従来通りらしい事から、
五感に関しては味覚以外はそのままと推測される。
おそらく、それは極端な変更により、従来の自我を崩壊させない為に、
脳の感覚バランスを改造前後で、できるだけ同じように保つよう
調整されているのだろう。
ただ、他人の強いメンタルを感じ取れるなど
付加的に付いた補助機能もあるが、それは空を飛ぶ機能などと同様に、
もしかしたら人が強く思えば持てる超能力だったりするのかもしれない。

結論として「いぬやしき」は超人的なハードを持ちながら、
常に癌患者、もしくは老いた爺の不調をも与え続けられてる、
そう思うのだ。それは改造前後で彼が全く変わらないから。

もう一方の「ししがみ」は男子高校生。
彼も事故の前後では変わらない。
ただ、彼は生物として一番盛りの時期である。
動物のオスとして、もっとも多くの捕食を行い、
もっとも多くの生殖を可能とする成長が適えられる時期である。
なので彼は、彼に新しく与えられた機能を最速で自分の物に変えていく。
それはそういう応用が得手な時期だという事だ。

癌患者と言うリミッターが付いた超人と
制限内の最高値を弾きだせる超人との戦い。
ハードは同じであっても本来は勝負にならない。
勝負にならないのに、勝負になる所まで追いすがろうとする
「いぬやしき」を見ながら、人の思いを具現化してそこに見てしまう。
そんなのは浪花節で、もう浪花節がたまらない。
私はそういうベタな展開が好きなのだ。

どこかで、これと似てるケースを見てる気がする。
それは『生きる』の志村喬だ。

『生きる』の志村喬には目的と終点があったが、
「いぬやしき」には、延々と続く癌患者としての苦しみが残される。
これは未来永劫続く「煉獄」の苦しみと言っていいだろう。
その中で、おそらく鈍重な彼だけが、苦しみを忘れた振りをして、
他人に対して救いを与える事に希望を見出す。

なんか表面は派手派手なのだけど、とても美しい映画ではないだろうか。

徹頭徹尾、輝かないという木梨憲武の演技はよかった。
佐藤健のあれよあれよと転落してしまう孤独も素晴らしかった。
その佐藤健の拠り所になる二階堂ふみの原作まんまの
うざいけど愛らしい感じがちょっと夢に出そうなくらい上手い。
娘の三吉彩花はたまらん。パンツくらい見せてほしかった。
いや、見えてたかもしれない。じっくり見せてほしかった。ちくしょー、かーえーよなー。
パンツは見せなくてもいいけど本郷奏多くんもこじらせ感上手かった。
濱田マリ、斉藤由貴、伊勢谷友介あたりは安定してて、もう常に大丈夫しかない気がする。パンツはどうでもいいけど、斉藤由貴のパンツは被りたいかもしれん。伊勢谷友介のはパンツは被らん。ホモじゃないから。

▲二階堂ふみ

ベストシーンは二階堂ふみの家でのあの集団がいるところ。
あれはかっこよかった。
でも、三吉彩花がパンツじっくり見せてくれるならベストシーンを変える用意がある、って最後まで下ネタかよ、俺。


【銭】
109シネマズのメンバーポイント6ポイントで無料鑑賞。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
いぬやしき@ぴあ映画生活
▼他のブログさんをTBするより、ちょっと早く記事をあげたい感じなので今回は初TB割愛。

『ビッグ・シック』『坂道のアポロン』『リメンバー・ミー』『曇天に笑う』『ボスベイビー』

摘まんで5本まとめてレビュー。

◆『ビッグ・シック』シネパレス渋谷1

▲ゾーイちゃん鷲っ鼻やな。

五つ星評価で【★★★『8年越しの花嫁』と対照的】
『8年越しの花嫁』に似てる。っつか病気は一緒らしい。それをアメリカに持っていって男性側をパキスタン系のコメディアンにした。あの佐藤健が「お願いだから看病させてください」と言ってもかなりケンモホロロ状態だったのだから、日本版でこのパキスタン野郎だったらとても成立しない。本人が出演してるけど、彼はそんなイケメンではないから。やはり佐藤健の代わりに涙を誘うような落ち込みようも出来ないし。でもまあ、彼は彼でリアルに自分自身を演じていて、それはそれでいい。この映画は難病物でも、そこから始まる純愛物でもないのだ。『8年越しの花嫁』は土屋太鳳が難病に犯された後、佐藤健が看病する部分がメインだが、『ビッグ・シック』は看病前、および看病における異文化コミュニケーション部分がメインのハートウォーミング・コメディーだ。違うな、アメリカと日本って。どっちがいいとか悪いとかじゃないけど、アメリカでは日本のアプローチでは旧態依然としてて商売にならず、日本ではアメリカのアプローチはちょっと進みすぎて見えてしまうのだろう(病人に対して笑う映画なんて「不謹慎」と言われそうだ)。
主役の本人のクメイル・ナンジアニに関しては、他人に役を取られなくってよかったね、としか思わない。何となく同情するのがイヤになる空気を出してるのよ、彼。昏睡に落ちてしまう彼女ゾーイ・カザンは外人なのに珍しく好みのタイプ。勿体ない。あんなんとくっつくなよ(彼女は役者だから彼とくっつかないんで安堵)。

PS ネタ会話
 「しっくり来るほどビックリな映画だな」
 「そんなでもないやろ」


◆『坂道のアポロン』ユナイテッドシネマズ豊洲6

▲まだ、ジャニーズ画像が解禁になってなかったので、この二人だけと言う状態です。

五つ星評価で【★★知念くんがミスキャスト】
物語の山場である文化祭でのセッションのシーンとかは素晴らしい。
ただ、主役三人、知念侑李、中川大志、小松菜奈のうち知念侑李だけが等身大でかっこよくない。絵として外れている。タッパ小さいよ。大人になったのにしょぼくれてるよ。それはかなりまずい外観だ。彼はもちろん努力してピアノとか頑張っただろうし、それには敬意を表したいが、元々が他のキャストとの釣り合いを考えた時点でミスキャストじゃないだろうか。私は原作未読なのだが、中川大志と小松菜奈はおそらく忠実にキャラクターを再現していると思う。知念君は普段の知念君だ。彼が力のある役者で、自分の背丈や体格を変えたり大きく見せられるようであれば、この役は成立したかもしれない(凄い役者は肉体改造とかしなくても、そういう風に見せる事ができたりする)。でも、彼はアイドルであり自分をどう見せるかという事をあまり深く考えてはいない。多分、それで本来はいいのだ。若いのだし、役者じゃないのだから。でも、作品には彼の良くない点が残ってしまう。彼の為にも作品の為にもそれは良くない。ジャニーズさん、ちゃんとキャスティングは本人の資質と掛け合わせて考えてやろうよ。近作『未成年だけどコドモじゃない』も彼のパートは良くなかった。露出をただ多くすればいいという物じゃないと思うよ。

PS 知人ブログの評判とか見てると、そう悪くない評価だ。
 ・・・もしかしたら、私が知念君の演技にダメ出ししてしまうのは
 ジャニーズjrのバラエティ番組見てる弊害かもしれない。


◆『リメンバー・ミー』ユナイテッドシネマズ豊洲8

▲主人公、有吉に似てると思う。

五つ星評価で【★★★ソツがないなあ】
話の転がし方がうめー。そんな風に転がるとは思わんかった。そして、油断なく入れてくるアクション・シーン。
もう一回見たいけど、アナ雪が長いから面倒だなあ。


◆『曇天に笑う』109シネマズ木場6

▲根拠はないが、天丼も笑っておけ。

五つ星評価で【★★何だろうこのリアルのなさは】
予告を見てる時から全く期待してなかったが、その通りの仕上がり。
元々のマンガやアニメは「絵」であるので、「絵空事」と親和性が強い。
実写はそのマンガやアニメのデザインを実写の現実感と合わせる事なく、そのまま流用した。これでもかと言わんばかりにリアルが欠如している。
曇(くもう)三兄弟、トータル・コーディネートしたような色合いの服。デザイナーズ・ブランドかよ。生地がテロテロで高そうな割には防寒に向かなそう。要はそれで生活できるような服に見えない。歌舞伎役者などが舞台上でだけ着るような服に仕上がってる。
犲(ヤマイヌ)の軍服も色味がエリート高校の学生服みたいで軽い。着用しているのがみな若い役者ばかりなので軍服らしさが出ない。腿の部分のもたつきが機能性を削いで見せている。
雲三兄弟と対立する風魔一族も一族内に服飾部がいるかのように皆、同じ服。支給品かよ。いや、もうちっと忍者とか隠れ里の人間って普通に地味でいいんじゃない。

特別に稼ぎがあるように見えない(人々の善意で生活が成り立って見える)雲家の食卓がかなり豪華であるのも変だ。白まんまとか美味そうに食ってるけど、それどこから持ってきたんだ。明治の初めって、江戸と地続きでそんなに皆が皆腹いっぱい食えた時代ではないと思うぞ。


◆『ボスベイビー』ユナイテッドシネマズ豊洲4

▲締まりがないところがムロツヨシに似てるか。

五つ星評価で【★★爆睡】
疲労に負けて爆睡(T^T)そんなに疲れてるとは自覚なかった。
花粉だ。花粉にやられよったんよ、きっと。

と、ツイッターの感想でイイワケしてる。

PS ムロツヨシの変な声はなかなか適役だったと思う。


【銭】
『ビッグ・シック』:額面1400円のムビチケをチケット屋で1000円でGET。
『坂道のアポロン』:ユナイテッドシネマの会員ポイント2ポイントを使って1000円で鑑賞。
『リメンバー・ミー』:ユナイテッドシネマの会員ポイント2ポイントを使って1000円で鑑賞。
『曇天に笑う』:109シネマズレイトショー割引で1300円。
『ボスベイビー』:ユナイテッドシネマの会員ポイント2ポイントを使って1000円で鑑賞。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ@ぴあ映画生活
坂道のアポロン@ぴあ映画生活
リメンバー・ミー@ぴあ映画生活
曇天に笑う@ぴあ映画生活
ボス・ベイビー@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
坂道のアポロン@ここなつ映画レビュー
リメンバー・ミー@或る日の出来事
リメンバー・ミー@SGA屋物語紹介所

『それ~それがやって来たら…』ユーロスペース2


▲分かりやすい『イット』のパチもん。

五つ星評価で【★★ダメな筈なのにどこかで許容しようとしている】
『イット』のパチもん映画。
最初に気が付いたのは声の響きが変ということ。
全編風呂場で撮影したかのように全てのセリフにエコーが掛かっている。
映画と言うよりライブ公演みたいだ。
ひょっとするとこれは映画ソフト側の問題ではなく、
上映方法に問題があった可能性がある。
何かちょっと普通じゃなさが際立って逆に効果としてよかった。
映像的には闇の「黒」がすっかり「デジタルグレー」で見づらかった。
これは単純にダメ。

キャンプの引率2名、子供6名という構成だが、
引率の年が若すぎて全員子供に見える。
せめて違う服を着せるべきだっただろうが予算がなかったんだろう。
出演者はみな好演。子供コミュニティの中でギシギシ音を出すような
ヒエラルキーの音や、それを横から見てる別コミュニティの
冷ややかな目とか、そこにそれほど力入れるのかという感じが
あるものの妙に冷徹で冷静に描写されている。
子供がみんな、混同されることなくちゃんと役を演じてるのもよい。

ホラーの名を借りながら、その中にドラマやどんでん返しがあるのかと思いつつ全くない。あまりにストレートに「なんじゃこりゃ」な肩すかしに逆に「まあ、いいか」という気分にさせられてしまった。特撮があの、はきだめ造形。うん、ボロは出さないけど、はきだめさんがやってる事自体が低予算の証明だよなあ。

普通に見ていられるのは、映画としての骨格がしっかりしている事と、物理的に時間が短いからだろう(物理的に時間が短かろうが果てしなくつまらん映画はあるから、それなりに褒めていいかもしれない)。

あ、いしだ壱成氏はいいビジュアルの一応美味しい役じゃないかな。
別に彼を起用する必然性はないけど。それは誰でも多分、同じだから。

【銭】
火曜ユーロスペースのサービスデーで全員1200円均一。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
それ~それがやって来たら…@ぴあ映画生活

『クソ野郎と美しき世界』トーホーシネマズ渋谷4


▲ポスター。

五つ星評価で【★★全体では甘いんだけど太田光のパートで救われてる(太田光パートだけ★★★★)】
全体は以下四編から成る。
①園子温『ピアニストを撃つな!』
②山内ケンジ『慎吾ちゃんと歌喰いの巻』
③太田光『光へ、航る』
④児玉裕一『新しい詩』
これに冒頭彼等「新しい地図」のイメージ動画が付く。
映画であるとか、物語性の有無は置いておいて、
このイメージ動画が一番かっこよかった。

そして濃密に映画の空気を持っているのが③であり、
他の①②④は映画に名を借りた遊び(オマケ)の感が強い。
映画は間口が広いから、これでも映画になってしまうから問題ない。

①園子温はどうでもいい。
彼はこういう単純に図式化した構図が好きなんだよなあ。
でも、出来の良し悪しは別として「園子温」の名前を入れておくと
チャレンジングな企画に見えるから重宝。
浅野忠信の「何処の素人だよ」という怪演に大いに笑う。
安岡力也とか竹内力がやりそうな役なのに、
浅野がやると走るスターリンみたい。無駄に詩情がある。

②はアートワークとしてはこんなんかもしれないが、
そんな小学生みたいなオチで面白いのか?
単に面白くないというメタ・ギャグなのか?
尾崎紀世彦はいい選曲。
香取慎吾が歌いたくても歌えないという構造は
現状に対する比喩かもしれないが、
比喩は比喩としてオチはちゃんと付けんといかんやろ。

③は尾野真千子と草彅剛の演技が素晴らしすぎる。

④も特に物語性はない。
新曲披露のためにあるエピソードみたいなもんだが、
曲がそんなに聞いててキャッチーじゃない。残念。
覚えて口ずさんで帰れるくらいの力のある曲じゃないといかんやろ。

こういう試みの一回目としては、これくらいでいいけど
次も同じくらいだと続ける事ができなくなるだろう。

チラシにそっと添えてあるコピー。

誰もが笑えないかもしれない。誰もが泣けないかもしれない。

本当に出来上がるかどうかが分からなかったので、このコピーはかなり本気だと思う。


【銭】
月曜に見に行って満席喰らったからそのまま火曜のチケGET。火曜はメンバーズデー曜日1400円。まー正規料金払おうと思ってたからいいか。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
クソ野郎と美しき世界@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
クソ野郎と美しき世界@タケヤと愉快な仲間達

『大江山酒天童子』『雑兵物語』『わたしを深く埋めて』『銭形平次捕物控 美人鮫』神保町シアター

企画「東西対決! 輝ける大映男優の世界」から4プログラム。

◆『大江山酒天童子』
五つ星評価で【★★思った以上に変な映画】
1960年、カラー、初見。
鬼の酒天童子(長谷川一夫)は当時、貴族・藤原氏から追われた落人であったとする伝奇時代劇。酒天童子一門には妖術師がおり、有名な坂本の綱との腕の取りあいはその妖術師とのやりあい、との体。鬼退治に出かける源氏の統領(市川雷蔵)と四天王(本郷功次郎、勝新太郎ほか)。雷蔵美しや。勝新は凛々しいけど白塗りが似あわず痛々しい仕上がり。この人は素の顔の方が本当にいい(人懐っこいけど美形の顔じゃないし)。
長谷川和夫は貫禄出てて、まだまだヤングの雷蔵や勝新を寄せ付けない。なのにラストよう分からずどこ行っちゃうんだ、お前。


◆『雑兵物語』
五つ星評価で【★★★★勝新自由、藤村志保かーいー】
1963年、カラー、初見。
とっつあん坊や顔の勝新太郎とへろへろ顔の船越英二が戦場で一番出来の悪い足軽部隊で右往左往。藤村志保は今までどうにも好きじゃなかったんだけど、人数合わせで男として扱われるこの映画の藤村志保だけは武田梨奈みたいで可愛くて大好き。何かふわふわしててJKっぽい。男装の女が入ってるお風呂に主人公が入ってくるという軟派系マンガでお馴染のコミカルHシーンとかもあって大笑い。これが元祖だったら凄いな(多分、違う)。美しくはないけどBLもあるでよ。


◆『わたしを深く埋めて』
五つ星評価で【★★いやあ、付いていけなかった】
1963年、カラー、初見。
二つの事件の絡み具合にすっかりやられて置いていかれる。
ダンディーな田宮二郎のお相手は古風な和服美女の若尾文子と、自由なヤング江波杏子。どっちにも好かれてしまうのがダンディーだよなあ。個人的には江波の方が好み。
ダンディーな田宮二郎のシャワーシーンがあるのだが、尻が映らないのは逆に安心できていい。自分が野郎だからかもしれないが。


◆『銭形平次捕物控 美人鮫』
五つ星評価で【★★★長谷川一夫はともかく、船越英二が強烈で凄い】
1961年、カラー、初見。
銭形平次役は長谷川一夫。大川橋蔵の平次衣装の青を基調としたカラーリングは長谷川一夫まんまで引き継いでるっぽい。銭を投げる時の効果音が「みゅーん」みたいなSFっぽい音なのが可笑しい。まあ、本当に寛永通宝を投げるなんて事はないから、音の当たりが付けられなかったのかもしれない(もしくは本当にあんな音なのかもしれない)。銭は通し紐に括ってあるのでかなりの量を所持している。現代の財布より大量に持っている事になる。確か96枚+紐付きで1両なので96枚くらい持ち合わせているのかもしれない。
麻薬事件と言う事で江戸の岡っ引きの平次が長崎まで行ってしまう。麻薬を扱ってるヤクザに対して、町人の平次ムチャクチャ強い。まあヤクザも基本町人だけど。でもドスとか持ってるのが往来練り歩いてるから侍同様危険なのは変わらない。そんなヤクザを裏で操ってるのが侍組織なのだが平次無双は止まらない。目上だろうが何だろうが、悪玉はバッシバシである。怖い怖い桑原桑原。
船越英二のへろへろっぷりが凄い。まるで背骨がないみたい。と言うかカトゥーン的。


【銭】
『大江山酒天童子』のみ平日三回目マチネ回割引で1000円(スタンプなし)、他3本は神保町シアター一般料金1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
大江山酒天童子@ぴあ映画生活
雑兵物語@ぴあ映画生活
わたしを深く埋めて@ぴあ映画生活
銭形平次捕物控 美人鮫@ぴあ映画生活
▼関連記事。
・大江山酒天童子(1回目)@死屍累々映画日記・第二章
大江山酒天童子(2回目)@死屍累々映画日記・第二章
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fjk78dead

Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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