上野オークラで国沢実のワンダーウーマンもどき20180427-20180503
- Date
- 2018/04/30/Mon 10:56
- Category
- 映画(FC2独自レビュー)
この前の週の『青春のささくれ 不器用な舌使い』の川上奈々美の予告がムチャクチャ可愛くて見たかったのだが、それは見逃した。
◆『SEXアドベンチャー ワンダー・エロス』

▲集合写真(左からエロス1の中身女、エロス1、ゲルド1女、前の男はエロス1の中身男)
五つ星評価で【★★★国沢実にもっとお金使わせて何か撮らせてみたいなあ】
並木杏梨、真木今日子 主演、桜木優希音、長与純大 出演。
国沢実監督。2018年のピンク映画。ネタバレします
アマゾネスの血を引く男女がバロムクロスよろしく「セクスクロス」と叫びながらセックスすると、合体超人エロス1に変身する。ワンダーウーマンそっくりのエロス1は悪の魔人ゲルド1と戦うのだ。合体超人エロス1は外見美女戦士なのだが、その内面は男女一対でずっとセックスしてる。ピストンしないと敵に攻撃できないというのが、まあ、実に成人映画だ。で、内面でセックスしながら、外見では美女戦士を敵が強姦しようとするのが実にメリハリのない展開。セックスが善なのか悪なのか判然としない。そもそもエロス1内面のセックスも同意のないセックスなので、エロス1もゲルド1も迷惑度から言うとそんなに変わらない気がする。いや、ゲルド1がやろうとしていた事がさほどハッキリしないから「世界を滅ぼす」的な悪が単に強姦魔扱いにしか見えないのだけど。
前半、野郎に乗り移ったゲルド1は後半、女性に乗り移る。この国会議員女秘書の彼女(桜木優希音)の方が有村架純を冷たく劣化させたみたいでエロス1(真木今日子)と、その中身(並木杏梨)より好みだ。この位置に準じているのは胸がペチャだからだろうか。ゲルド1に乗り移られると目の下にクマが出来るメイクになる。えーっ、それだけで済ますのと思いきや、後半ゲルド1がエロス1の中身男子(長与純大)と交わって怪人化。おおっ、成人映画なのに。しかし、やっぱり低予算なのでそこはしっかりはきだめ造形がサポートしている。大丈夫か、はきだめ造形。「薄利多売」と言っても限度があるぞ。最終的に悪のセックスを立ち切って善のセックスでエロス1になって、国会議員女秘書を強姦して地球の平和は守られた、みたいな感じ。ええんかい、それで。

▲ゲルド1のゲルド1化前の濡れ場。薄目で見るとちょっと有村架純っぽく、、、、、難しいか?
戦隊ものとかに出てくるサポートキャラがアマゾネスの姫に付いていて、それが「ポチ爺」。名前通りビジュアルが犬なのだけど、アロハな雰囲気の犬なのがよかった。ヴァ、『ヴァレリアン』に負けない(えー)映像センスだ。予算がないからセンスだけ。
真木今日子はワンダーウーマンに似せた女ロボットみたいな役。感情表現がないから彼女がどういう人かは全く分からないのだけど、ビジュアル的なそん色はなかった。このコスチュームは実によく作ってある。

▲エロス1の雄姿。
エロス1の中身、アマゾネスの王女、並木杏梨はオアシズの大久保さん似で物語上ぶーぶー文句言う役だから、何か好きになれん。衣装が安っぽいのは可哀想だと思う。
エロス1の中身の男の方は『エロぼん』にも出てた男の子、長与純大。「チンカスくさい」と言われるが、何とはなしに「情けない系」のホープなので、それは褒め言葉なのかもしれない。
◆『床屋の後家さん いじられ好き!』
五つ星評価で【★★ピンクあるある】
島田綾主演 村上ゆう 佐々木基子 出演。
坂本太監督、2000年のピンク映画。
初公開時タイトル『未亡人理容室 痺れる指先』
久須美欽一が出てる事からもう盤石と言う感じの手慣れたソフトコメデイー。ごくごく普通でちゃんとエロいけど特に「凄いもの見ちゃった」という感情が全く起こらない一本(そんなんはとってもよくある話)。城定監督が助監督に付いていて、それでなのか、お好み焼き屋の女将が眼鏡っ子で濡れ場の時でも眼鏡を外さないのが性癖的にグー。
◆『淫行尼 愛撫で染まる寺』
五つ星評価で【★ぐーぐーぐーぐー】
関根和美監督、2006年のピンク映画。
初公開時タイトル『欲望の尼寺 煩悩みだれ観音』
ただ、ひたすら寝てしまった(普通につまんない)。
尼さんは頭に尼さんのアレを付けてるだけで尼さんにしか見えないけど、この映画の尼さんはドSなので、何か外見と内面が全然一致して見えずに混乱した。
【銭】
上野オークラ、一般入場料金1600円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・SEXアドベンチャー ワンダー・エロス@PG
・床屋の後家さん いじられ好き!(未亡人理容室 痺れる指先)@PG
・淫行尼 愛撫で染まる寺(欲望の尼寺 煩悩みだれ観音)@PG
◆『SEXアドベンチャー ワンダー・エロス』

▲集合写真(左からエロス1の中身女、エロス1、ゲルド1女、前の男はエロス1の中身男)
五つ星評価で【★★★国沢実にもっとお金使わせて何か撮らせてみたいなあ】
並木杏梨、真木今日子 主演、桜木優希音、長与純大 出演。
国沢実監督。2018年のピンク映画。ネタバレします
アマゾネスの血を引く男女がバロムクロスよろしく「セクスクロス」と叫びながらセックスすると、合体超人エロス1に変身する。ワンダーウーマンそっくりのエロス1は悪の魔人ゲルド1と戦うのだ。合体超人エロス1は外見美女戦士なのだが、その内面は男女一対でずっとセックスしてる。ピストンしないと敵に攻撃できないというのが、まあ、実に成人映画だ。で、内面でセックスしながら、外見では美女戦士を敵が強姦しようとするのが実にメリハリのない展開。セックスが善なのか悪なのか判然としない。そもそもエロス1内面のセックスも同意のないセックスなので、エロス1もゲルド1も迷惑度から言うとそんなに変わらない気がする。いや、ゲルド1がやろうとしていた事がさほどハッキリしないから「世界を滅ぼす」的な悪が単に強姦魔扱いにしか見えないのだけど。
前半、野郎に乗り移ったゲルド1は後半、女性に乗り移る。この国会議員女秘書の彼女(桜木優希音)の方が有村架純を冷たく劣化させたみたいでエロス1(真木今日子)と、その中身(並木杏梨)より好みだ。この位置に準じているのは胸がペチャだからだろうか。ゲルド1に乗り移られると目の下にクマが出来るメイクになる。えーっ、それだけで済ますのと思いきや、後半ゲルド1がエロス1の中身男子(長与純大)と交わって怪人化。おおっ、成人映画なのに。しかし、やっぱり低予算なのでそこはしっかりはきだめ造形がサポートしている。大丈夫か、はきだめ造形。「薄利多売」と言っても限度があるぞ。最終的に悪のセックスを立ち切って善のセックスでエロス1になって、国会議員女秘書を強姦して地球の平和は守られた、みたいな感じ。ええんかい、それで。

▲ゲルド1のゲルド1化前の濡れ場。薄目で見るとちょっと有村架純っぽく、、、、、難しいか?
戦隊ものとかに出てくるサポートキャラがアマゾネスの姫に付いていて、それが「ポチ爺」。名前通りビジュアルが犬なのだけど、アロハな雰囲気の犬なのがよかった。ヴァ、『ヴァレリアン』に負けない(えー)映像センスだ。予算がないからセンスだけ。
真木今日子はワンダーウーマンに似せた女ロボットみたいな役。感情表現がないから彼女がどういう人かは全く分からないのだけど、ビジュアル的なそん色はなかった。このコスチュームは実によく作ってある。

▲エロス1の雄姿。
エロス1の中身、アマゾネスの王女、並木杏梨はオアシズの大久保さん似で物語上ぶーぶー文句言う役だから、何か好きになれん。衣装が安っぽいのは可哀想だと思う。
エロス1の中身の男の方は『エロぼん』にも出てた男の子、長与純大。「チンカスくさい」と言われるが、何とはなしに「情けない系」のホープなので、それは褒め言葉なのかもしれない。
◆『床屋の後家さん いじられ好き!』
五つ星評価で【★★ピンクあるある】
島田綾主演 村上ゆう 佐々木基子 出演。
坂本太監督、2000年のピンク映画。
初公開時タイトル『未亡人理容室 痺れる指先』
久須美欽一が出てる事からもう盤石と言う感じの手慣れたソフトコメデイー。ごくごく普通でちゃんとエロいけど特に「凄いもの見ちゃった」という感情が全く起こらない一本(そんなんはとってもよくある話)。城定監督が助監督に付いていて、それでなのか、お好み焼き屋の女将が眼鏡っ子で濡れ場の時でも眼鏡を外さないのが性癖的にグー。
◆『淫行尼 愛撫で染まる寺』
五つ星評価で【★ぐーぐーぐーぐー】
関根和美監督、2006年のピンク映画。
初公開時タイトル『欲望の尼寺 煩悩みだれ観音』
ただ、ひたすら寝てしまった(普通につまんない)。
尼さんは頭に尼さんのアレを付けてるだけで尼さんにしか見えないけど、この映画の尼さんはドSなので、何か外見と内面が全然一致して見えずに混乱した。
【銭】
上野オークラ、一般入場料金1600円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・SEXアドベンチャー ワンダー・エロス@PG
・床屋の後家さん いじられ好き!(未亡人理容室 痺れる指先)@PG
・淫行尼 愛撫で染まる寺(欲望の尼寺 煩悩みだれ観音)@PG
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