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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ダンガル きっと、つよくなる』トーホーシネマズシャンテ3


▲日本公開作、全部傑作のアーミル・カーン。

五つ星評価で【★★★★分かりやすく面白く、良い感情移入がある】
インドではTVアニメ『巨人の星』が流行ってるらしい。

天才アーミル・カーン、今回は父ちゃん役(星一徹)で、アマレスの国内チャンピオンだったが引退。息子に世襲させたいと思ってたのに、生まれてくる子供はことごとく娘。ある日、ケンカで男子をボコボコにした長女・次女の格闘センスに気づき、特訓を開始する。もう、娘はいきなりそんなんさせられて嫌で嫌で反抗するのだけど鬼父ちゃんの特訓は延々と続き、最終的に長女は国内のインド相撲大会で優勝して人気者になる。そこから苦難の末、世界チャンピオンになるまで。

父ちゃんがただの特訓バカではなく(特訓バカに見えるけど)、父ちゃんなりに娘たちに希望を託し、そして、絶対強くなると信じているのが良い。特訓に入った後は「悩まない」と言うのが一つの事を成し遂げた男の強さであり、娘たちに対する信頼である。基本的に面倒くさい人なんだけど正しい事だけは分かってるから安心して見てられる。

二人の娘は可哀想だけど、ある一点を機会にグングン実力が付いてしまうのが面白い。やっぱ、メンタルが大事なんだよ。それを大事にしてやらなかったのは父ちゃんの手落ちだと思う。

ロバみたいな顔をしたイトコくんもいいキャラ。直線的に必要な人材ではないけれど、彼がいる事は決して無駄ではない。ちょっと先代の圓楽に似てる気もする。野生の圓楽か。

父ちゃんが厳しい分、母ちゃんがちゃんと加減を見て裏で調整してるのもいい。夫婦やなあ。

みんなキャラが立ってて、そのキャラの感情がダダ漏れするような歌詞をプレイバック・シンガーが情緒たっぷりに歌ってくれるのが響く。ボリウッド・ムービーらしいダンスは含まれてなかったが、プレイバック・シンガーが歌う歌詞に編集点を集中させ、物事を分かりすくスピーディーに展開させていたのは凄くいい手法だ。

大人も子供もみんな好人物(あのコーチは除く)。だから、見ていて楽しくってたまらなかった。うん、高揚する。


【銭】
映画ファン感謝デー料金1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
ダンガル きっと、つよくなる@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
ダンガル きっと、つよくなる@ノラネコの呑んで観るシネマ
ダンガル きっと、つよくなる@あーうぃ だにぇっと
ダンガル きっと、つよくなる@ノルウェー暮らし・イン・原宿

PS 親父特訓物と言えば『ダンガードA』もそうだ。
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