FC2ブログ

ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『タクシー運転手』早稲田松竹


▲顔の異種格闘技みたいな二人。

企画「1980年5月、映画が描くふたつの光州事件」。
できれば併映の『ペパーミント・キャンディー』の方を見直したかったのだけど、時間が合わずに断念。『殺人者の記憶法』の若き日のソル・ギョング見たかったなあ。で、最終日の最終回1本だけ。レイトショー時間帯と言うのに満席近かった。

五つ星評価で【★★★あちこちゆるい】
公開時、ツイッターなどで割と評判のいい映画だったけど評判ほどではないように感じた。光州のタクシー・ドライバーが自分達の身をもってソン・ガンホを守ろうとするところは、ちょっとそこは盛り過ぎだろうと醒めてしまった。
あと、あの強烈な個性のユ・ヘジンが借りてきた猫のようにおとなしく普通の人を演じていたのはアンサンブル的に全体の調和を乱さなかったのでちょっと良かった。しかし減らず口を封じられたユ・ヘジンはかなりアイデンティティを喪失していた。ジャッキーからユニーク・アクションを奪うような物か。何て残酷な。この映画とは全然無関係にソン・ガンホとユ・ヘジンとオ・ダルスの個性剥きだし三人組で何か一発きっついコメディーを作ってもらったりしてほしいな。
ユ・ヘジンの話の後で何だけど、民衆を殺戮する軍隊側を完全に感情のないシステムとして描いていて情動漏れ漏れの民衆と対比されてそれがごっつう怖かった。

ちなみに同じ時代を描いて、貧乏上がりのソン・ガンホが同じく根拠なく信じていた政府政策の真実を知って戦いを挑んでいく、根本の構成が似ている『弁護人』の方をより強く推します。


【銭】
一般入場料金1300円、夜間割引800円だがアンケート記入で招待券が当たって今回は無料鑑賞。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
タクシー運転手 ~約束は海を越えて~@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
タクシー運転手 ~約束は海を越えて~@SGA屋物語紹介所
タクシー運転手 ~約束は海を越えて~@ノラネコの呑んで観るシネマ
タクシー運転手 ~約束は海を越えて~@お楽しみはココからだ
スポンサーサイト