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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『クレイジー・リッチ!』トーホーシネマズ日本橋6


▲超資産家一族の資産主(祖母)にお目通し。犬の血統見てるみたいでもあり。

五つ星評価で【★★★おもろいがラストのパンチは弱くて危うい気がする】
クレイジー・リッチはクリスティーナ・リッチと字面が似てるが関係ない。
クレイジー・リッチはグレイシー・リッチでも面白そうだけど柔術はしない。

ミッシェル・ヨー演じるセレブ母が戸田恵子っぽかった。
主人公レイチェルの親友、韓国系の彼女は『オーシャンズ8』のスリの彼女なのね。この彼女と有能だけど低く見られる何でも屋の彼のヒエラルキーの低さが魅力。と言うか、そういう事に対してのアンチの映画だから、ヒエラルキーが高い事が楽しい事に全く見えない。ずっとパーティーやってんのね、そして、そのパーテイーがさして面白そうに見えない。お金は抜群に掛かってるだろうけど参加したら人見知りの私などは人酔いして楽しめそうにない。いやでも、金持ちは金持ちでつまらなそうな贅沢をしてるけど、かと言ってプア層が恐ろしく幸せそうでもない。プア層(レイチェルの私生活)が幸せなのは安いケーキを食べる事にも一々感情が動くからであり、それは本来貧富とは無関係な属性なのだ。そういう情動を否定する位置にミッシェル・ヨーは立っているので、主人公と彼女は単純に握手が出来ない。最終的に家族の為に全てを投げうってきたヨーの生き方が彼の息子の婚儀において、家族共同体の為にその身を息子に捧げろという献身の強制を求めてしまう。それは「家族全体」を最優先に考えるために個々の家族構成員の幸せを踏みにじるという事であり、「家族全体」がミッシェル・ヨーが考えるアメリカ的な自己中心主義を貫いてしまっているのだ。主人公レイチェルはその構造をミッシェルにレクチャーする。
人は獣ではないので、諭されればそれを受け入れる事もあるだろう。だがしかし、こんな匕首を喉元に突き付けられるような形で和解して仲良くなってハッピーエンドを迎えても、それはやはり理屈であって、本当にそれで皆が幸せになれるのかはちょっと難しいんじゃないの?とか思ってしまった。理論と実践は異なるのだ。

主人公は人が良さそうだけど、リアルにプチ・チンチクリンなので、恋人が王子様である事と合わせて何だか昔の少女マンガみたいである。


【銭】
トーホーシネマズ会員ポイント6ポイントで無料入場。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
クレイジー・リッチ!@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
クレイジー・リッチ!@ノラネコの呑んで観るシネマ
クレイジー・リッチ!@あーうぃだにぇっと
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