『花の詩女 ゴティックメード』EJアニメシアター新宿
- Date
- 2018/12/31/Mon 18:02
- Category
- 映画(FC2独自レビュー)
五つ星評価で【★★★永野護らしさが私は苦手】
「重戦機エルガイム」を途中脱落して以来、特に永野護の作品とは接点がなかったので、これが作品としては初の接触になる。ただ、この前提となるマンガ「Five Star Stories」は未読である。
おどれーたのは表に出してるデザインがかなりイビツである事。
美しいとか醜いとかではなく、そういうデザインって実用性から遠かったり、リアリズムがないだろうと思うのだ。それは地球の話ではないから、地球のルールを逸脱しても問題ないと言う理屈もあるのだが、だったらあんな地球で類似ケースがあるような服を着せなくてもいいのだし。

▲チア部の応援で星の皆さんを元気にするのよ!
詩女の高い帽子付きチアリーダーみたいな服が嫌い。高い帽子は権威を承認させようとするかの如しだし、農耕する民衆のための精神的な拠り所として旅をする者であるのに、明らかに民衆より一段贅沢な衣装を着ているように見える。全てがそうであるとは言えないが、花すら簡単に咲かぬような荒れ地を巡るのに、その自身の存在のみの強さではなく、オシャレに飾り立てるような作り物くささがイヤだ。それは私の趣味であり、愚痴蒙昧なる民衆が信仰するためには分かりやすい導入部的なアプローチが必要だと言われれば、そういう選択肢もあるのではあろうが。

▲割り箸ロボ発進!
ロボであるゴティック・モードという機械が割り箸細工みたいで、あの形状である理由が分からない。戦闘ロボがズングリムックリであるのは自らの荷重を支えるため太くしなければならない。一般に軽い物質は対衝撃に弱く、戦闘に適さない。ただ、これは戦闘シーンが今までに見た事がないような動きをするロボだったので、きっとあの割り箸細工でも問題ないような硬くて軽い素材みたいなのが惑星特産であるのかもしれない。
主役の二人が妙に表情が硬い。顔が魅力的ではない(これは単に好き嫌いの問題か?)。アニメート的にももう少し魅力のある表情を作って援護してやればいいのに。
ダライ・ラマの護衛に付く事になったナチス突撃部隊みたいな皮肉と、お互いの立場を少しずつ分かろうとする姿勢は物語として悪くない。旅路の困難さが一回に集中してしまったのと、その後がまだまだ大変なのだという部分の後日談をナレーターですっと飛ばしてしまったので見応えは薄いか。
エンドロールで従来の「Five Star Stories」との接合みたいな事をやっていたのだが、如何せん一見さんなので一切その辺が理解できなかった。
【銭】
旧角川シネマなのでテアトル会員券割引を使用しようとしたが、この作品は1500円均一だった。残念。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・花の詩女 ゴティックメード@ぴあ映画生活
「重戦機エルガイム」を途中脱落して以来、特に永野護の作品とは接点がなかったので、これが作品としては初の接触になる。ただ、この前提となるマンガ「Five Star Stories」は未読である。
おどれーたのは表に出してるデザインがかなりイビツである事。
美しいとか醜いとかではなく、そういうデザインって実用性から遠かったり、リアリズムがないだろうと思うのだ。それは地球の話ではないから、地球のルールを逸脱しても問題ないと言う理屈もあるのだが、だったらあんな地球で類似ケースがあるような服を着せなくてもいいのだし。

▲チア部の応援で星の皆さんを元気にするのよ!
詩女の高い帽子付きチアリーダーみたいな服が嫌い。高い帽子は権威を承認させようとするかの如しだし、農耕する民衆のための精神的な拠り所として旅をする者であるのに、明らかに民衆より一段贅沢な衣装を着ているように見える。全てがそうであるとは言えないが、花すら簡単に咲かぬような荒れ地を巡るのに、その自身の存在のみの強さではなく、オシャレに飾り立てるような作り物くささがイヤだ。それは私の趣味であり、愚痴蒙昧なる民衆が信仰するためには分かりやすい導入部的なアプローチが必要だと言われれば、そういう選択肢もあるのではあろうが。

▲割り箸ロボ発進!
ロボであるゴティック・モードという機械が割り箸細工みたいで、あの形状である理由が分からない。戦闘ロボがズングリムックリであるのは自らの荷重を支えるため太くしなければならない。一般に軽い物質は対衝撃に弱く、戦闘に適さない。ただ、これは戦闘シーンが今までに見た事がないような動きをするロボだったので、きっとあの割り箸細工でも問題ないような硬くて軽い素材みたいなのが惑星特産であるのかもしれない。
主役の二人が妙に表情が硬い。顔が魅力的ではない(これは単に好き嫌いの問題か?)。アニメート的にももう少し魅力のある表情を作って援護してやればいいのに。
ダライ・ラマの護衛に付く事になったナチス突撃部隊みたいな皮肉と、お互いの立場を少しずつ分かろうとする姿勢は物語として悪くない。旅路の困難さが一回に集中してしまったのと、その後がまだまだ大変なのだという部分の後日談をナレーターですっと飛ばしてしまったので見応えは薄いか。
エンドロールで従来の「Five Star Stories」との接合みたいな事をやっていたのだが、如何せん一見さんなので一切その辺が理解できなかった。
【銭】
旧角川シネマなのでテアトル会員券割引を使用しようとしたが、この作品は1500円均一だった。残念。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・花の詩女 ゴティックメード@ぴあ映画生活
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