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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『くるみ割り人形』もういっちょ。 @noraneko285

ツイッターでやり取りする中から、幾つか気づきがあったのでメモとして書きだします。

まず、
・マッケンジー・フォイちゃんで実写プリキュアを撮ってほしい。
ほんま。

ラスボスが裏切りってディズニーでパターン化してないか?って件に関して
・真のラスボスはクルミ割り人形、もしくは、全てを裏から操るモーガン・フリーマン。
・泣きながら全裸でマッケンジー・フォイちゃんの頸動脈をかっ切る「クライング・モーガン・フリーマン」もあり。

そして、‏ @noraneko285さんの
「くるみ割り人形と秘密の王国」問題は秘密の王国の人々が、何をやりたいのかサッパリ分からないこと。マザージンジャーはなぜ追放されたのか、金平糖の精はなぜああいう行動をとるのか、彼女らの動機が決定的に混乱しているので、状況が最後まで曖昧で盛り上がらないままだ。
と言うツイートに対して以下のように考えた。

まず、秘密の王国が四分された理由が分からない。マッケンジー・フォイちゃんの母親が来た時に既に四分化はなされてて、その国々に母親が少しずつ接触して、覇道のように呑みこんでいったのだろうか? 経緯は分からないが、それぞれの国を統治してる摂政の姿や言動を見るに、母親は彼等に慕われ、母親がいない今、その欠損を何かによって埋めたいと考えられている事は伺われる。マザー・ジンジャーの治める第四の王国に関しては他の摂政との接見もなく、三つの国からはその欠損を母親の地位に君臨したいからではないかといぶかしまれている。

それぞれの国は
①氷と雪の国、
②花の国、
③お菓子の国、
④オモチャの国、である。

ファンタジー的な世界設定であるので、現実世界のように税金を取りたてて、それぞれの王国が維持されているとは考えづらい。彼等の王国は、ただ何となく、未来永劫、食うに困らないような幸せが保証されている。そういう世界として設定されている気がする。そうでなければ①の国がかなり不憫である。おそらく仙人が食べるような霞のような物があるのだろう。害獣の鼠が幅を利かしているのも、鼠が食べ物を食い散らかしても、彼等が飢えないという反証かもしれない。

飢えない彼等はみな、称える存在に全てを捧げる事を第一に生活を送るように変わっていった。
前王女と①~④の国は共依存の関係にあったと言えよう。
①は氷と雪による美しい景色を提供し、②は植物の繁栄による美しい景色を提供した。③は美味なお菓子を提供し、④はオモチャを提供した。
女王がいなくなった今、①と②の民の生活は変わらない。前女王を偲びながら、前女王が好きだった景色を再構築し続けていく。
④の民は途方にくれている。彼等が提供する玩具を使用する者はもういないのだ。④は国ごと活動を停止しようとしている。そしておそらく④だけが①~③より先に女王から捨てられている。人は大人になると際限なく使用していた遊びの時間を制限するようになるからだ。④が①~③と接見しなくなったのはこの為だ。③も女王に食べられてこその国なのだが、③の民は女王の不在に対してお供え物を作り続けるという役目が与えられる。ただ、これは食べ物が食べ物であるだけに必ず劣化する。傷んで廃棄になる。とても心が病むような作業の繰り返しであると言えよう。
①~④の民は前女王が彼等を捨てたと思っている。実際は彼女は二つの世界を行き来しながら、最後は元いた世界で死を迎えたのだろう。彼女の後継者が現われた時、①②の生活は変わらない。新しい女王を迎え、彼等の景色を鑑賞してもらう。④も後継者が子供であるなら一緒に遊ぶだろう。ただしかし、彼等はいずれ卒業される事が分かっているのである。③は企む。彼女を独占し、支配してしまえばいつでも美味しいお菓子を提供し続ける事が出来るのではないか。つまり、彼女が目論んでいたのは、殺さずにお菓子を食べ続けさせる為だけの人生。ホラーだ。あれ、殺そうとしてたか? 神殺しによる四民統治。四つの国の民はお菓子を食べる為だけにこれから生きるのである。それもホラーだ。

どや。

考えすぎや。

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くるみ割り人形と秘密の王国@死屍累々映画日記・第二章
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『ジョニー・イングリッシユ アナログの逆襲』トーホーシネマズ日比谷2


▲妙にシンクロナイズド・スイミングっぽいオルガ・キュリレンコ(左)。

五つ星評価で【★★★★何かこのゆるさがどうした事か果てしなく心地よい】
何をやっても騒ぎを起こすトラブルメイカーのおっちゃんがスパイになったらムービー第三弾。
今時、そんなコテコテのネタで笑いが取れるのかというような古めかしいギャグを一つ一つ地味に積み上げていく作業に素直に敬意を表したい。でも、ダメなおっさんを糾弾せず、偶然だろうが何だろうが成功にまで持っていくテリングには夢がある。切れ味がゆっくりだったり、テンポをわざとだかピッタリ合わせなかったり変な演出をしてるがギャグの数は多い。

好きなギャグは磁力靴の意外な影響と、アトキンソンの乗り乗りダンス。

悪い奴がイケメン爽やか大富豪。ある意味『俺の空』(SEXないけど)。つーか、スティーブ・ジョブズを爽やかな「寝てみたい大富豪」に改造したらあんな感じなのかしら。このジョブズもどきの犯罪をジョニー・イングリッシュが捜査して付きとめるのだが、基本、勘と偶然だけで正しい結論に到達してしまうのが凄い。

私の大好きなエマ・トンプソン様が遂に老害的に知性よりイケメン感度を重視するような、なんつーか、空気的に和田アキ子的な女を演じてて役者って怖いと思った。オルガ・キュリレンコちゃんは自身のフィルモグラフィーのセルフ・パロディーですね。この人はちょっと一押ししたり、一押ししなくても脱ぎだしちゃいそうな人なのだけど、流石にこの映画で脱がなかったのは賢明な判断。必然性がなくても脱ぐ女優は全然嫌いじゃないけど、コメディーってあまり脱ぐのに向いてないからなあ。


【銭】
トーホーシネマズのポイント6ポイントを使って無料鑑賞。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲@或る日の出来事
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ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬@死屍累々映画日記・第二章