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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『シュガー・ラッシュ:オンライン』トーホーシネマズ日本橋3


▲映画本編言うところの予告編にしかなかったシーン(だよね)。

五つ星評価で【★★★面白いけど驚かされる感じがない、とは言え良作】
一作目の虐げられていた人が実は凄い人だったという物語が好きだった。5年前の映画である一作目についてはもうかなりおぼろげなのだが、ヴァネロペもラルフもあんな感じだったと思う。ちゃんと同じ人だった。ただ、一作目はラルフとヴァネロペが新しい関係を構築しながら自分たちの世界をも作り変えていくというアッパーな物語だったのに対して、今回の二作目はラルフとヴァネロペがその構築した関係をどう維持するか、又、彼等が自分達の得たい物を得るためにちょっと我慢などしながらメンタリティーを社会に合わせていく、世知辛いリアルでダウナーな別れ話のような物語を描いていた。
んだもんで、前回に比べて、広い世界に出る話なのにもかかわらず、閉塞的に感じてしまった。そこにあるのは無限のかなたに広がるインターネット世界というよりは、かなり広いインターネット世界なのだけどそれでも有限で展開できる容量には限界がある、みたいな。それでも、ちゃんと話は作られてるし、ディズニー・プリンセスの扱いなど何て上手いんだと褒めざるを得ない。

さて、そもそも『シュガー・ラッシュ』その物が昔からのゲーム・キャラを一堂に集めた版権破りの物語だったのが、今回は更にエスカレート。これはディズニー・キャラが一切出ないスピルバーグの『レディ・プレイヤー1』に対する返礼返答に見える。あなたがたに呼ばれなくてもディズニーは自分達だけでキャラクターの集いを演出できるのですよ、みたいな。
とりあえず、ディズニー、SW、マーベルのキャラクターを要所要所に発見できるのは楽しい。『レディ・プレイヤー1』ほどのキチガイ詰込感はなかったが、それはそれで抑制が効いているようで落ち着いて見れた。まあ、イヤミったらしいと言えばイヤミったらしいが、ディズニーってそんなに性格良くないから意趣返しとか好き好んでやりそうだもの。

ディズニー・プリンセスの部屋、楽しい。展開速すぎて誰が誰だか分からん。そういや『ターザン』のジェーンとかはプリンセスじゃないのか。まあ、プリンセスじゃないけど。ターザンは資産家だけど王族じゃないから(確か騎士の位は貰ったんじゃなかったか?)。

新キャラ、シャンクの声は菜々緒。声は良い。歌はちょっと固め。顔はローラに似てる。

新キャラ、イエスがなかなかセクシー。イエスもシャンクも脱がせば抜ける要素満点。それに比べて、ヴァネロペの抜けない感が揺らがないのがそれはそれでよろしい。

ネットのしよーもないところや、暗黒面(ウィルス製作者)もちゃんと描いている。もっとも暗黒面にいる彼は、彼等のトーンだけがあんなスラムみたいに描かれる事を諦めこそすれ喜びそうには思えない。その点だけは万人に平等じゃないのかもしれない。


【銭】
2018.12.20から一か月間トーホーシネマズのフリーパス使用その一本目。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
シュガー・ラッシュ:オンライン@ぴあ映画生活
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