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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『マスカレード・ホテル』『ミスター・ガラス』『映画刀剣乱舞』『FBと黒い魔法使いの誕生』『ドラゴンボール超ブロリー』東宝日本橋7,6,1,錦糸町12,12

◆『マスカレード・ホテル』トーホーシネマズ日本橋7

▲キムタクの顔って定規で線引いて書いてるみたい。

五つ星評価で【★★★★こういう役者だらけ映画は好き】
おもろいけど明かされるトリックに比べれば上映時間が長目か。
どちらかと言うと殺人などのトリックよりも、刑事とホテルマンの目の付け所の違いや、ホテルというシステムその物の解明を作者が楽しんでいる節がある。なので観客としても、あるあるお客みたいなのを数多く見て、殺人事件と言う枠の外を楽しめるようにできてる。ぶっちゃけネタバレ的ではあるが、笹野高史なんて気難しくてちょっとの事で激昂する老人と言う名人芸を披露しに来ただけにすぎない。高嶋政宏、菜々緒、田口浩正、宇梶剛士、橋本マナミなんかもこの枠。こういうの楽しい。今回、刑事側だったが篠井英介なんてこっちの枠で使った方が面白かった。刑事やホテルマンを含めて述べ時間2分みたいな役者が山のように出て来てて、なるほどフジテレビらしい映画である。そんな中、特別出演のさんまがどこに出てたかは分からず。

長澤まさみはちゃんとやってるし、ちょうどいいサイズの善人役なのだけど、ヒロイン位置としては何か単に優等生みたいな感じで「性的」に面白くないのはちょっと残念。木村拓哉の犯人逮捕のためのバディとしては成立してるが、こーゆー話の時、裏で展開しそうな恋バナの匂いが全くしてこない。足がけっこうニョッキリ出てるのにエロくないのは困ったなー。

キムタクは大変、面白かった。今までのキムタクの役どころで言えば、最初に出てきたヒゲが生えていて眼光が鋭いヤマイヌのような男が妥当なキャスティングなのだが、映画は彼を全身クリーニングに出して、トリミングして、調教師に長澤まさみを付けて、吠えようとすると鞭で叩かせた。このイヤでイヤでしょうがないんだけど、「お客様」に対して常に低姿勢な態度を崩せないキムタクの綺麗綺麗したダサさが面白い。それでも彼は最高の猟犬で身体をグルグル巻きにされて身動きが取れないのに捜査は続けなければならない。良いハンデマッチである。

しかしこれで本当に犯人が菜々緒とか橋本マナミだったら、推理映画史上に残る、キャスティングから判別できない難解な犯人になったのに、それは無理なんだよなあ。


◆『ミスター・ガラス』トーホーシネマズ日本橋6

▲チアガール「こうなったら全力で応援するわよ」。

五つ星評価で【★★★そう言えばチャップリンの「キッド」でのチャップリンの職業はガラス屋だった。あれもある意味ミスター・ガラスじゃないかな】
予告のワクワク感に比べれば全体の時間配分はあまり上手くなくて、後半ダレてしまった。ただ、そんな終わり方に持ち込むとは思わなかったので、見終わってあまり悪い気はしない。ただ、タイトルロールになってる彼の「やりたかった事が最後に彼がやり遂げた事であった」か、どうかについては強い違和感がある。

ツイッターで、もっとシャマラン濃度の濃い『ミスター・ガラス』を求められてRTで呟いたツイート

解決案①ラストにミスター・ガラスをも影で操っていた「ミスター・もっと薄いガラス」が出て来る。②そしてそいつはウィル・スミス。


◆『映画刀剣乱舞』トーホーシネマズ日本橋1

▲最左の半ズボンも気にかかるが、男の癖に可愛いデザインの骨喰藤四郎は左から二人目(チェンジマンに出てきたアハメス様っぽい)。

五つ星評価で【★★★最初の大嘘が許せてしまえばそこそこ楽しめるのだと思う】
小林靖子にゃん脚本かよ。
っつか、これ衣装が安いコスプレなのが損してる。

これ登場人物が「男子」で、キラキラの2.5次元男子が演じているから、今一乗れないのだけど、この「刀剣男子」のキャラを更に少女に擬人化して、女の子達にあられもないコスプレで演じさせ、語尾に「にゃん」とか付けさせたら、恥も外聞もなくきっと好きになってしまうだろうという無駄な自信がある。骨喰藤四郎とか男であれだけ美しいのだから、女子姿が見たいものだ(そんなん望んでるのは俺だけだ)。

刀剣側、主役を張るだけあって鈴木裕樹の所作が美しかった。
あと、人間側のキャスティングで、信長に山本耕史、秀吉に八嶋智人と言う分かりやすい演技をする有名人を迎えたのが効いている。八嶋智人は出てきた途端、画面に「ダメ」が充満、相変わらず「能力に満たない」事を演じさせたら八嶋智人に適う役者はちょっと思い浮かばない。決して底抜けに無能ではないのだけど、有能とは認めたくない奴。


◆『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』トーホーシネマズ錦糸町楽天地12
五つ星評価で【★★ダメっすね】
せっかくのフリーパスなのと、ちょうど吹替版をやってたのと、で本当につまらないのか再確認にいった。やっぱりつまらなかった。

せめて、これが「ファンタスティック・ビースト」ではなく、「ファンタスティック・ビーチク」だったら楽しめるのかもしれない。やるな、俺。映画のつまらなさを抜いたな。


◆『ドラゴンボール超ブロリー』トーホーシネマズ新宿7、錦糸町楽天地12

▲地球最強の愛妻家。

五つ星評価で【★★★★,★★★★OKっすね。】
2018年のふじき邦画ベストワン。
フリーパスとしては2回目の鑑賞だが、1回目の感想をブログにUPしてないので便乗してあげる。

ともかくこんな30年も前に書かれたマンガ未だに続いており、基本的なフォーマットが変わっていない事がまず驚異である。しかも、それが面白い。もう、何かに罹患してしまっているとしか思えない。でもまあ、面白いのだからしょうがない。いいよ、もう、理由なんて。最初から最後までバトルで貫かれているのだけど、見せ方が飽きないようにかなり計算されている。上手いよなあ。ずっと殴り合いしてるだけなのにラストまで間が持つのが驚異的。

フリーザ様、声が同じ人だからって事もないだろうけど、徐々にバイキンマン化してないか? フリーザ様とブルマの願い事がベース一緒ってのがおもろい。お前らレッド・リボン軍の偉い人かよ。資金よりも権力よりも大事なのは「モテ」。まあ、そんなに間違えてない気がする。「モテ」に関係ない人生だから、資金でも権力でも身近にあったら嬉しいだろうなとも思う。なんだ、三つとも縁遠いのかよ、俺。

ゲストキャラのチライ、言い具合にスケバンっぽくって露出も多くて可愛い。姉御肌だけど人の事をちゃんと見てるんだよなあ。

PS エンドロールの三浦大知の曲も本編に負けず勇ましい感じで良かった。


【銭】
2018.12.20から一か月間トーホーシネマズのフリーパス使用その17~21本目。
『ブロリー』はトーホーシネマズデーで1100円で鑑賞ってのも別にある。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
マスカレード・ホテル@ぴあ映画生活
ミスター・ガラス@ぴあ映画生活
映画刀剣乱舞@ぴあ映画生活
ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生@ぴあ映画生活
ドラゴンボール超 ブロリー@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
マスカレード・ホテル@ここなつ映画レビュー
マスカレード・ホテル@大江戸時夫の東京温度
マスカレード・ホテル@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
ミスター・ガラス@或る日の出来事
ミスター・ガラス@大江戸時夫の東京温度
ミスター・ガラス@ノルウェー暮らし・イン・原宿
ミスター・ガラス@SGA屋物語紹介所
ミスター・ガラス@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
▼関連記事。
ファンタスティック・ビースト(一作目)@死屍累々映画日記・第二章
ファンタスティック・ビースト(二作目1回目)@死屍累々映画日記・第二章
スプリット@死屍累々映画日記・第二章

『アイスマン 宇宙最速の戦士』『西遊記 女人国の戦い』『王朝の陰謀 闇の四天王と黄金のドラゴン』新宿武蔵野館3

やられた。ほぼ書きおわったブログがクラッシュ。しおしおのパー。これからは自動下書き保存ONで対処して、記事内容は涙を流して思いだしながらパッパとあげるわよ。

企画「2019中国最強映画まつり」から3プログラム全部。うお、全部、続編かよ。

◆『アイスマン 宇宙最速の戦士』新宿武蔵野館3

▲ウルトラセブンがマスクだけ外したみたいなコスである。

五つ星評価で【★★えーと、こういう続きが見たかった訳じゃない気がするが4年も経ってると断言しかねる】
『アイスマン』の続編っつか前後編の後編。サイドストーリーとかでなく、そのまんま続く話なん・だから4年も間を開けないで。まー公開されただけでもまだよいか。一応、前回の話とかくっ付いてる親切設計だから前編見てなくてもどうにかなりそうではあるけど。前編の記憶って「凄まじい小便」しかないのだけど、それ、全然いらない部分だった。
・ツイッター感想開口一番「何じゃこりゃ映画だった。」うん、正しいよ、俺。
・前回が400年の眠りから目覚めてギャップ笑いを振り撒きながら武術指導がドニーさん本人なのでカンフーアクション壮絶だったけど、今回は400年前にタイムトラベルで戻って武術指導がドニーさん本人じゃないらしいので何気にカンフー・アクションがライト。話の出来がなかなかポンコツで400年後に進むのはまだしも、戻る事にメリットがそんなにない。事故で進んじゃったからしょうがないんだけど、極めて個人的な理由でみんなして過去に戻って、それで事態が好転するでもないってのは見てて面白くなくない?
・戻る事のメリットは金色のグルングルンマシンで3DCGバリバリ使えるって事かな。中国人3DCG好きだから。あれ、エディ・ポンが出た孫悟空映画に似た球体が出てた気がするな。
・倉田保昭先生は流石、年の功で美味しい役。そこに異論は全くない。
・ドニーさんの許嫁役の女の子がいじらしくてかーいー。
・未来(=現代)から400年前の過去にくっ付いて来ちゃった女の子がそんなに魅力ないなー。


◆『西遊記 女人国の戦い』新宿武蔵野館3

▲「夕飯はまだかね」「さっき食べたばかりでシしょ」

五つ星評価で【★★★★そだねー。愛が俺の弱点かもねー。】
・ドニー・イェン+アーロン・クォック系の「西遊記」の三本目。チャウ・シンチー+ツイ・ハークのと混同しちゃうんだよなー、どうしても。いや、あれ、公開時期が似てたし、どっちも二作目でキャスティング変えたりしたから、そんなん頭が追いつかへんよ。という訳で、今回は反省もあってか旅の4人はキャスティング変更なし。たりめーだけど、まー普通に良かった。
・今回の訪問先は女人国。キャバクラかよみたいな衣装じゃない? その中の一番の売れっ子が可愛い女王様チャオ・リーイン、店長みたいに国を管理しているのが国師ジジ・リョン。女王ちょっと宮崎アニメっぽいよ。国師ちょっと紅白で演歌歌いそうだよ。そして国全体はやっぱりキャバクラっぽいよ。
・三蔵と女王が恋に落ちてしまうのだけど苦しんだ末、自分の愛情より相手を真に思いやるのをお互い優先する流れが実にちゃんと出来てて良かった。三蔵が何回も声に出す「来世で添い遂げましょう」、実はこの三蔵は前世9回も西域への経典をいただく旅をしてきた男で、その都度妖怪に食われて死んでいる。そして三蔵を食った妖怪が9回とも実はお伴の沙悟浄なのである。そういう設定がオリジナルの「西遊記」にある。つまり、三蔵が言う「来世で添い遂げましょう」は三蔵自身本気で言ってるだろうが、とても夢物語のように確率が低いのだ。
・三蔵法師と女王と相似するようにもう一ケース愛が紡がれる。××と川の神。三蔵と女王のように制約や戒律で彼等は愛を全うできそうにない。川の神は神仙であり妖魔である。制約や戒律は自然界では用をなさない。川の神は愛したいように愛そうとする。荒れ狂う。川の神はその相手を殺してでも自分だけの物にしなければ気が済まない。それもまた愛の一側面だ。猿がその動きを止めようとする。この水の化け物である川の神と火の化け物である猿の戦いが素晴らしい。素晴らしいが、戦いは互角で終わりが見えない。この戦いを最後に制するのは人の心であり仏法である。そうあってほしいという物語の構造が何とも、普段、幸福の科学アニメとかで見せられてる見せかけの愛や正義と違って何かズンと来た。
・もう一つ三蔵が懐妊してしまう下りも驚いた。山口貴由の『悟空道』かよ。っつか、おそらく原典の「西遊記」にもある展開なのだろう。おそらく原典の「西遊記」では非常に簡単に堕胎されて次の都に行ってしまうのではないか。それは、貧困で間引きなど当たり前だった時代であり、堕胎が悪であったという観念が考えづらい。映画は現代に作られているので、ここで立ち止まる。三蔵は生き物を殺す罪悪から自ら堕胎が出来ない。その罪を被るのは弟子の猿である。猿は師匠の失敗の禍根を自責にして断つ。どんな罪でも背負うと。この猿の自己犠牲がたまらない。だって、猿は神や仏が500年くらい牢獄に閉じ込めるくらいはあっさり簡単にやってしまう事を実地で体験して知っているのだ。
・こんな事からキャバクラ映画みたいなので無性に泣いてしまった。大丈夫かよ、俺。


◆『王朝の陰謀 闇の四天王と黄金のドラゴン』新宿武蔵野館3

▲あえて主役のD判事ではなく、ラブコメパートの二人。

五つ星評価で【★★★3DCG大売出し映画】
・判事Dシリーズの3本目。
・謎説きのD、武官のユーチ、医官のシャトーは前作と同キャスト。それはそうだろ。そうでないとあかんやろ。Dは薄いちょび髭、ユーチはギョロ目、シャトーはゆとりっぽい外見(何だよ「ゆとりっぽい外見」って!)。悪皇女カリーナ・ラウも再登場。紀香っぽいな、それはダメだろ。紀香と香里奈を足して2で割ったみたいか。それでもダメだな。
・監督がツイ・ハークなのでガチャガチャ騒がしくて本当いい感じ。音楽が川井憲次だからテーマ曲聞き覚えあっていいぞ。で、ツイ・ハーク脚本も書いてるけど敵を幻術師なんかにしちゃダメよ。幻術って何でも出来るから逆につまらない。そら、幻術しかないやろみたいな部分はそれでいいが、幻術かどうか後から解明すらしてくれん部分はストレスになる(龍に殺される法師とか)。それと132分は全体に長いな。
・今作で面白かったのはゆとりのシャトーが敵の女剣士シュイユエ(水月)とラブコメ関係になってしまう辺り。シュイユエがビビアン・スー顔で全体ちょっとホワっとした所が残ってて可愛いのだけど、女剣士だから医官よりはずっと強い。それなのに毒にやられて動けないから身体のあちこちに唇をあてられて毒を吸いだされたりしてる。萌える、手に取るように萌える光景だ。地団駄踏む女の子が好きだって悪い性格だな、俺。


【銭】
『アイスマン 宇宙最速の戦士』:一般正規料金1800円。
『西遊記 女人国の戦い』:企画番組リピート料金1300円。
『王朝の陰謀 闇の四天王と黄金のドラゴン』:企画番組リピート料金1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
アイスマン 宇宙最速の戦士@ぴあ映画生活
西遊記 女人国の戦い@ぴあ映画生活
王朝の陰謀 闇の四天王と黄金のドラゴン@ぴあ映画生活
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アイスマン 宇宙最速の戦士@ここなつ映画レビュー
西遊記 女人国の戦い@すぷのたわごと。
▼関連記事。
アイスマン(一作目)@死屍累々映画日記・第二章
西遊記(一作目)@死屍累々映画日記・第二章
西遊記(二作目)@死屍累々映画日記・第二章
判事D(一作目)@死屍累々映画日記・第二章
判事D(二作目)@死屍累々映画日記・第二章

『フォルトゥナの瞳』一ツ橋ホール


▲異常にコンタクトレンズのCM感が高いツーショット。

五つ星評価で【★★★役者は褒めたい】
他人の不幸を肩代わりする能力と言う設定が乙一の『傷』に似てると思ったが、一応違う物として仕上がっていて安心。盗作とか言う気はないがタイプの似た同根の作品ではある。百田尚樹氏の原作は未読だが、『傷』が短編小説だったように、内容的には短編の内容だと思う。なので、映画にするにはちょっと短く、映画が長い。非常に丁寧に演出されており、その為、ラストの落ちにかなり早い段階で気が付いてしまった。それだったら、もっと作為的に荒い演出でいいんじゃないのか。

人が透ける特撮が自然で上手い。
ただ、映画前半と映画後半で「透ける能力」が発動する時間差が大きく違うのに何も説明されない点は減点。

ホモじゃないけど主演の神木隆之介が可愛い。世の女性の母性本能をくすぐるどころか蛸殴りにする感じ。「もう、本当に童貞なんだから」みたいな。野暮いファッションが徐々にオシャレくなってくのは何か幸せな事なんだけどちょっと悔しい感じもあり。

お相手の有村架純は悪くない。何かとってもいいバランスの組み合わせだと思う。ただ、有村架純は『ひよっこ』のみね子で大当たりを食らった影響で、あれ以上の名演を引きだせないでいる後遺症の中でもがいてるように見える。まあ、とても普通にやってる。そこが悪くはないのだけど、残念に感じてしまう所だ。

神木隆之介に突っかかる素行の悪い職場の先輩に、これも朝ドラ『半分、青い』でブレイクした志尊淳。「ボクテ」とはちゃんとテイスト変えてるから最初誰か分からなかった。

神木隆之介の親代わりに、こんなところに時任三郎、こんなところに斉藤由貴。海燕ジョーとスケバン刑事だから本当は二人とも強いのである。おまいらが、その能力で神木隆之介の運命をどうにかしてやればええんのとちゃうんか!(いやまあ、ちゃうんやろなあ)

神木隆之介の主治医に北村有起哉。適材適所。説得力ありあり。何も説明しないが、足引きずってるのがさもありなん。

そして、神木隆之介の初恋の相手をやり捨てて金が稼げなくなったのでソープに沈めたホスト役のDAIGO。凄い。そういう人に見える。DAIGOは最近では他に二つの役を見てる。『嘘を愛する女』の興信所付きハッカー。『ニセコイ』のピンクのスーツを着こなすマフィア。実はこの三役とも演じているDAIGOの心が伝わって来ない。本人に自覚があるかどうかは分からないが、それが無性に良い。何となく問題がないようにその場にいて、その場を進行させ、大きな波風を立たせない。この正反対の演技が『七つの会議』の香川照之。ムチャクチャ波風を立てて心情を嵐のように現場に残す。アレはいい。アレはそういう演技が求められて、その結果だ。なんつーかDAIGOの役って情報なんである。そういう人間がそういう事をした事がアリバイのように残せればOK。『嘘を愛する女』のハッカーは外見は特徴あるものの、発言力のない端役であり、存在感だけあればいい役だった。『ニセコイ』のマフィアはコミカルな「そんな奴いっこねえ」というファンタジーな役だった。なので、感情とか過剰に付いてると邪魔になる。そして今回のホストは極悪非道な役なのだが、ホストだから外見は無表情でクール。本気の感情表現はいらない。それを崩してこの映画の中で強く深い感情表現とかされると、ここだけマリワナ海溝のように深く重くなってしまい、映画の中心が変わってバランスを崩す。よい意味で今回も端役である。なんかこれは凄い役者として適しているのか、運がいいのか、面白いフィルモグラフィーだ。いいな、この腰かけ俳優感。妻の北川景子があれだけの美女なのに本気に熱演系なのも又、ギャップがあって面白い。という事で、俺、DAIGOって「ロックはそういうもんじゃないだろ」と言う面も含めて、凄い嫌いなキャラなんだけど(ともかくDAI語が嫌い)、映画に登場する役者としては次に何やってくれるのか、ちょっと楽しみになってしまった。

▲DAIGOと沈む前の松井愛莉。

そのDAIGOに売り飛ばされる初恋の君が松井愛莉。ああっ売り飛ばされた後が見たかったというバリバリにゲスい俺。


【銭】
マンガ雑誌の試写会当選。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
フォルトゥナの瞳@ぴあ映画生活

『岡本太郎の沖縄』ユーロスペース1


▲中々いいデザインだ。

五つ星評価で【★★★良いが長い】
『沖縄太郎の岡本』もとい『岡本太郎の沖縄』。前者だと米軍基地が消費するゴム問題みたいになってしまうからまずそうだ。時間帯が悪いからか、ツイッタ-のTLでとんとお目にかからない映画。岡本太郎の沖縄の写真が素晴らしく、岡本太郎の心情に寄り添いながら今の沖縄を旅したり、歌ったり、踊ったり、趣向が多いのは良い。どちらかと言うと、岡本太郎がテーマの映画ではなく、岡本太郎を出汁にして、沖縄とは何であるか、何であったかを描いた映画。
岡本太郎が撮った沖縄の写真が良い。これがほぼほぼ全て良い出来。
ごっつい指、刻まれた皺、染み、そして明るい顔、人物写真が良いわあ。


個々のカットは良いけど長い。同じ事をグルグル回って長いのは辛いわあ。お婆ちゃん普段笑わなかった事をそんなに念を入れて何回も裏取りせんでもええやろ。そんな下りが多い。長さに脳がやられて、言いたい事も何だかブレてしまって伝わりづらい。まあ、長さに負ける脳でゴメンっちゃーゴメンではあるのだけど、それはもう負けてしまうのだからしょうがない。


【銭】
ユーロスペース会員割引にて1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
岡本太郎の沖縄@ぴあ映画生活

マンガ『天地創造デザイン部 第一巻』原作 蛇蔵&鈴木ツタ 漫画 たら子、モーニングKCを読書する男ふじき

世界を作った神様が動物を作る段になって面倒くさくて下請けに出したというのが概要。

あー、こんな発想があったのかと書店で目を丸くしたが、何となくその場の勢いでは買わず、石の上にも3年(正確には14か月)ぼけーっとしてたらブックオフの108円に降りてきたので買った。いかんな。けしからんな。ブックオフ。

神様と動物のデザイン部を繋ぐ天使が上田と下田。
デザイナーとエンジニアが水島、金森、火口、木村、土屋、冥土、海原。
水金地火木土天冥海ね。地球は舞台が地球だから避けたか。天王星はややこしくなるのを避ける為に除いたのか。まあ、後から戦隊の追加戦士みたいに出てくるかもしれん。マンガは面白いし、キャラも絵的にはちゃんと描き分けられてはいるが、デザイナーの数がちょっと多いと思う。そんなに一度に全員が出てくる訳ではないが、それぞれのメンタルの特徴がそんなに際立っていない。最初に律儀に全員出さなくてもよかったのではないか。馬に拘る土屋とタブー的なデザインの多い冥土を除けば、誰が誰のデザインを受け持っても大きく変わらない気がする。でもまあ、それでも成り立つからそれはそれで、そんなにむきになって否定するようなもんじゃないのかもしれない。

『処女の泉』『鏡の中にある如く』『魔術師』『第七の封印』新文芸坐

新文芸坐の企画「イングマール・ベルイマン 101年目の風景」から2プログラム。
ベルイマンが凄い監督なのは分かってるけど身体がついていかない。ベルイマンって圧倒的に凄い映像と凄いドラマを投げつけてくる人で隙間がない。120%みたいなのが緩急無しでくる。そんなん仕事帰りに処理出来る訳ないじゃん。という事で、どれだけ寝てもいい。今回は印象だけでも持って帰るって見方をして来た。

◆『処女の泉』
五つ星評価で【★★★処女もヤリマもタイプじゃないのが問題】
1960年の白黒映画。89分。二回目。
ベルイマンと喧嘩する事になったら「お前なんか処女の泉の癖に」と吐き捨てる事が出来る、そういう意味で便利な映画。タイトルが『処女の泉』なのに最初に登場するのが擦れた妊婦なので、「ええっ」と思っちゃうのも束の間、出てくる処女が処女特有の「恐れ知らず無邪気」を無駄に膨らませたタイプで、外見が好みじゃなかったので、なんだか最初からゲンナリしてしまった。多分、現代だったら父ちゃんのマックス・フォン・シドーの後ろの処女を娘の前で奪うような展開もあるかもしれないと思うのだが、その展開に至るには59年早かった。
ベルイマンが神父だった実の父ちゃんに向けて、神様の真意など計り知れないポンコツな出来事が山のように起こっているであろうに、それでも神をゴリ押しするのは何故?という強迫観念めいた疑問を認めた初期映画群の一つ。
あの処女の死体一つ持っていたら、あちこちで泉を湧きあがらせる奇跡を生じさせられるかもしれない。と考えると、あの死体も『レイダース 失われた聖櫃』のラストシーンの箱の中に埋もれていたりするかもだ。


◆『鏡の中にある如く』
五つ星評価で【★★★家族の中の神の規定】
1961年の白黒映画。89分。初見。
どうしても神様の問題に決着を付けたいベルイマンが神の不在を説きながら、神が不在の中で何を規範として生きるべきであるかの結論をぶちまけた映画。個人的にはなかなかいい結論だと思う。だが、映画その物が答を出す為の思考実験のようであり、結論を出したものの、その結論が出た後に残された家族が幸せとはとても思えない。そこがとても皮肉だ。ベルイマン、ハッピーエンドとかダメなのか?(今回の含めてかなり偏った時期の5本しか見てないから全然断言できない)。
精神病にかかっている主人公の娘が「いる」とか「来る」という神様が、世間一般に言う「神様」とはかけ離れた印象を受けるが、神様に形はないからそれはしょうがないのかもしれない。


◆『魔術師』
五つ星評価で【★★★いや、単純に不敬な奴らがギャフンと言う映画が見たい】
1958年の白黒映画。99分。初見。
役人が詮議する旅芸人の一座のオカルトやトリック。科学万能主義の前に彼らの奇跡は全て暴かれようとするが、、、、。役人側のヒエラルキーの低い者を徹底的に見下そうという態度が鼻持ちならない。最終的には確実なオカルトも肯定しながら、役人と旅芸人の一座との争いは痛み分けで終わる。そこは庶民としてはギャフンと言わせて終わってほしかった。


◆『第七の封印』
五つ星評価で【★★★なにがどう第七の封印なのか今回も分からんかった】
1957年の白黒映画。97分。二回目。
十字軍の騎士と死神、魔女狩り隊、とかはいいけど、旅芸人や鍛冶屋夫婦とかそんなに大事な気がしない。最終的にいろいろ神の思惑が及ばないような不敬な事象が数多く行われているが、だから何というところまで思考が届かなかった。
死神はとても変なデザインで、真面目にやってるから笑えないけど、見れば見るほどいい味デザインである。真面目だけど味があるという意味で『ガメラ対バイラス』のバイラスっぽい。あんなんと比較すると怒られるか(あんなんって事もないけど)。


【銭】
『処女の泉』×『鏡の中にある如く』:新文芸坐の会員割引250円減の1100円。
『魔術師』×『第七の封印』:新文芸坐の会員割引250円減の1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
処女の泉@ぴあ映画生活
鏡の中にある如く@ぴあ映画生活
魔術師〈1958年〉@ぴあ映画生活
第七の封印@ぴあ映画生活
▼関連記事。
処女の泉(一回目)@死屍累々映画日記・第二章
第七の封印(一回目)@死屍累々映画日記・第二章

『七つの会議』『がっこうぐらし!』『サイコパス SS case.1罪と罰』トーホーシネマズ新宿4,12,1『メイドインアビス 前編』『同 後編』EJアニメシアター新宿

映画ファン感謝デーに見た5本をまとめてレビュー。

◆『七つの会議』トーホーシネマズ新宿4

▲巨大怪獣の間で失禁しそうなミッチーと、その奥にOLっぽいリアクションが可愛い朝倉あき(勝負パンツとか持ってなくて、いつもガードル履いてそう💛)。

五つ星評価で【★★★★濃い顔がええがな】
・濃い顔の濃いメンツがぶつかり合って泣いたり喚いたりな映画は単純に好き。
・「七つ」と言われる会議が七つあったのかどうかすら分からない。
・シン・ゴジラの中身と鉄板の上で土下座する男のしのぎ合いが凄い。
・野村萬斎一人だけ演技が異質なのだが、その異質さが逆にああいう人だからこそ企業と戦えるみたいなプラスに見えなくもない。この萬斎氏の芝居の異質さをもっとも肯定的に演出に利用した映画が『シン・ゴジラ』である。
・朝倉あき無茶苦茶可愛い。オフィスラブで踏みにじりたい(おいおい)。そう言えばずっと眼鏡ちゃんじゃん。
・鹿賀丈史の「俺こそ圧力」というパワハラっぷり凄い。笑ってるだけでパワハラ演じられる人ってちょっと他に思い浮かばない。
・オリラジ藤本の薄っぺらさもグッド。あんな完膚亡き薄っぺらさなかなか見れない。しかもいそう。
・世良さん重役やるような年になったのか。エンドロール見て顔が浮かばなかった。ボギー刑事からよくもここまで。
・ミッチー仕事もしろよ。
・春風亭昇太あれだけかよ!(木下ほうかの出番の少なさの方が凄いが)
・7-11とコラボしてるドーナツは全然違う。やる気がない。やるならもっと似せろよ。安い値段で品質の悪い下請けに発注したんじゃないだろうか。


◆『がっこうぐらし!』トーホーシネマズ新宿12

▲こんな「必殺」みたいな映画ではない。

五つ星評価で【★★★こんなにあかん弱点をいっぱい抱えながら、そんなに嫌いになれない】
恥ずかしながら『がっこうぐらし』がかなり好き。
ゾンビに血が出ない。退治が比較的ゆるやか。でも、あの、燃えながらと言うサスペンスの盛り上げはなかなか良い。卒業式とか、まだるっこしーなーとか思う場面も多々あるのだけど。出演者で名前が分かるのが、おのののかとひょっこりはんって平仮名だけなのである。ひょっこりはんはあれ、ひょっこりはんっぽいと思ったら本当にひょっこりはんだった。


◆『サイコパス SS case.1罪と罰』トーホーシネマズ新宿1

▲右の男が何気にライダーマン。

五つ星評価で【★★★短いのは良い。】
60分って長さが見やすい。割とそれだけな気がする。それはそれで大事な事なんだけど。
いくらでもエロ展開に持ち込めるのに全くその流れがないのがベースの話を知らない自分にはとても不思議。まあ、そういう展開には意地でも持っていかないんでしょう。全体的に「卒がない」感じ。大得点もないけど、ルート通りで、失点もないので、計画通りに普通の得点みたいな。


◆『メイドインアビス 旅立ちの夜明け 劇場版総集編【前編】』EJアニメシアター新宿
◆『メイドインアビス 放浪する黄昏 劇場版総集編【後編】』EJアニメシアター新宿

▲ロリキャラ。

五つ星評価で【★★★前編前半はまだるっこしい★★★★後編これでもかと哲学的にエモる】
まず絵柄がとても「ロリ」で、見るのに躊躇を誘った。絵柄が妙にエロマンガ風であるだけで、そういうエピソードはほぼ皆無。「ロリ」に見えるくらいの子供たちが本当に主人公なのだから、間違えてはいないのだが。
前編の前半は説明やこなさなければいけない話の流れがあってちょっと退屈。後半、大地の裂け目(アビス)に主人公二人が追われながら突入する所から徐々に面白くなってくる。そして、前半の核は「オーゼン」と言う拗れキャラ。この居心地の悪いキャラの存在が世界観を深い物に変えている。とは言え、「オーゼン=星一徹」と言ってしまえば身も蓋もないが。割と、本気で潰そうとか殺しても仕方なしとする気持ちの悪い思い切りの良さが本気で星一徹的である。

後編は驚くような哲学的な展開になる。子供にその選択を強いるのか。それは凄いな。あと、今後、主人公達の障壁になっていくだろう敵がちょっと気持ち悪いくらい屑。

この二本で話が終わりきらないとは思わなかったのも驚いた。何かそんな経験、前にもあったな。


【銭】
『七つの会議』:映画ファン感謝デー料金で1100円。
『がっこうぐらし!』:映画ファン感謝デー料金で1100円。
『サイコパス SS case.1罪と罰』:映画ファン感謝デー料金で1100円。
『メイドインアビス 前編』:映画ファン感謝デー料金で1100円。
『同 後編』:映画ファン感謝デー料金で1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
七つの会議@ぴあ映画生活
がっこうぐらし!@ぴあ映画生活
PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」@ぴあ映画生活
劇場版総集編【前編】メイドインアビス 旅立ちの夜明け@ぴあ映画生活
劇場版総集編【後編】メイドインアビス 放浪する黄昏@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
七つの会議@yukarinの映画鑑賞ぷらす日記
▼関連記事。
劇場版サイコパス@死屍累々映画日記・第二章
サイコパス SS case2@死屍累々映画日記・第二章

『あまねき旋律』シネマ・チュプキ・タバタ


▲素朴でいい歌だけど延々と二拍子。

五つ星評価で【★★映すだけのドキュメンタリーはキツい】
記録映画としては尊いが娯楽としてはきっつい。
集団鼻唄っつーか労働小唄みたいなのの記録だが、そんなにずっと聞いていたい魅力に満ちてはいない(この辺は個人的な嗜好もあるだろうが、少なくとも私はそんなにこれに惹かれはしなかった)。舞台はインド東北部ナガランド州。なので、出ているのはインド人になるのだが、ボリウッド映画に出てくるインド人とは見掛けが違い、人種的には中国人系である。台湾の人を超日焼けさせた感じ。日本人と同系の親しみはあるが、残念ながら美女は発見できず(ひょっとすると隠されてたりしたのか)。

肝心の歌、クールポコの掛け合いを音楽的に3段階くらいレベルアップした感じです。レヘルアップはされてもあれが詰まりきって83分は長いでしょ(もちろん笑いはありません)。

プレイメイトを使って『おねまき旋律』でもいいぞ(そんなの共感もらえんだろ)。


【銭】
期限無期限のシネマ・チュプキの12回券を10000円で購入、6回目使用。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
あまねき旋律(しらべ)@ぴあ映画生活

マンガ『治癒魔法の間違った使い方 第1~3巻』原作 くろかた 漫画 久我山レキ、角川コミックスエースを読書する男ふじき

異世界召喚冒険もの。

勇者二人の召喚のオマケに連れてこられた主人公の属性は治癒魔法師。
えーと『ハクソー・リッジ』でアンドリュー・ガーフィールドがやった戦場救命士のファンタジー版です。実際の戦場と異なり、死体直前の重傷者を魔法で一戦力として遂次再投入できるので戦力としてはかなり貴重。主人公の所属する救命団は魔法を使える者が二名。これは前線で治しまくる。それ以外は「人攫い」と呼ばれる運搬専用人材。前線から後衛に運んでゆっくり治療する。

この辺の設定は細かく、密で面白い。

何となく盛り上がりに欠けるのは主人公が流された先の異世界で地道にコツコツ積み上げる努力くんで、性格的にもこれと言った面白味が薄い事である。とてもとても「マジメかよ!」と言う感じなのである。

マンガ『ありふれた職業で世界最強 第四巻』原作 白米良 漫画 RoGa、ガルドコミックスを読書する男ふじき

異世界召喚冒険もの第四巻。

いつの間にか、御付きになった女の子二人と異世界に何カ所もある大迷宮を攻略するマンガになってしまった。どっちかって言うと、大きなスキルを持ちえないような職業で仲間から軽く見られていた彼が窮地を挽回して仲間を見返すと言う道筋を期待していた者としては、愉快な展開ではない。並行して読んでる「村人ですが何か?」もそうだが、クエスト攻略って作者が読者の触れない情報を縦横無尽に使えるから、必ず勝てる流れに持っていけるのに、懇切丁寧に説明しないと面白くならない。逆に説明のための説明になってもつまらないし、ここでクリエイターとしてのスキルが問われる事になる。申し訳ないが、これもあれもあかんのではないか? とりあえず、これはやめてもいいかな。
ありふれた職業にしても、村人にしても、元々その資質の者が弱かった頃の面影は全くない。「勇者」という看板が付いてないだけで、単なる勇者と何ら変わらない。その上、性格がオラオラである。この辺がどうにも自然にムカムカしてきてしまう原因だろうか?
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