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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『アイスマン 宇宙最速の戦士』『西遊記 女人国の戦い』『王朝の陰謀 闇の四天王と黄金のドラゴン』新宿武蔵野館3

やられた。ほぼ書きおわったブログがクラッシュ。しおしおのパー。これからは自動下書き保存ONで対処して、記事内容は涙を流して思いだしながらパッパとあげるわよ。

企画「2019中国最強映画まつり」から3プログラム全部。うお、全部、続編かよ。

◆『アイスマン 宇宙最速の戦士』新宿武蔵野館3

▲ウルトラセブンがマスクだけ外したみたいなコスである。

五つ星評価で【★★えーと、こういう続きが見たかった訳じゃない気がするが4年も経ってると断言しかねる】
『アイスマン』の続編っつか前後編の後編。サイドストーリーとかでなく、そのまんま続く話なん・だから4年も間を開けないで。まー公開されただけでもまだよいか。一応、前回の話とかくっ付いてる親切設計だから前編見てなくてもどうにかなりそうではあるけど。前編の記憶って「凄まじい小便」しかないのだけど、それ、全然いらない部分だった。
・ツイッター感想開口一番「何じゃこりゃ映画だった。」うん、正しいよ、俺。
・前回が400年の眠りから目覚めてギャップ笑いを振り撒きながら武術指導がドニーさん本人なのでカンフーアクション壮絶だったけど、今回は400年前にタイムトラベルで戻って武術指導がドニーさん本人じゃないらしいので何気にカンフー・アクションがライト。話の出来がなかなかポンコツで400年後に進むのはまだしも、戻る事にメリットがそんなにない。事故で進んじゃったからしょうがないんだけど、極めて個人的な理由でみんなして過去に戻って、それで事態が好転するでもないってのは見てて面白くなくない?
・戻る事のメリットは金色のグルングルンマシンで3DCGバリバリ使えるって事かな。中国人3DCG好きだから。あれ、エディ・ポンが出た孫悟空映画に似た球体が出てた気がするな。
・倉田保昭先生は流石、年の功で美味しい役。そこに異論は全くない。
・ドニーさんの許嫁役の女の子がいじらしくてかーいー。
・未来(=現代)から400年前の過去にくっ付いて来ちゃった女の子がそんなに魅力ないなー。


◆『西遊記 女人国の戦い』新宿武蔵野館3

▲「夕飯はまだかね」「さっき食べたばかりでシしょ」

五つ星評価で【★★★★そだねー。愛が俺の弱点かもねー。】
・ドニー・イェン+アーロン・クォック系の「西遊記」の三本目。チャウ・シンチー+ツイ・ハークのと混同しちゃうんだよなー、どうしても。いや、あれ、公開時期が似てたし、どっちも二作目でキャスティング変えたりしたから、そんなん頭が追いつかへんよ。という訳で、今回は反省もあってか旅の4人はキャスティング変更なし。たりめーだけど、まー普通に良かった。
・今回の訪問先は女人国。キャバクラかよみたいな衣装じゃない? その中の一番の売れっ子が可愛い女王様チャオ・リーイン、店長みたいに国を管理しているのが国師ジジ・リョン。女王ちょっと宮崎アニメっぽいよ。国師ちょっと紅白で演歌歌いそうだよ。そして国全体はやっぱりキャバクラっぽいよ。
・三蔵と女王が恋に落ちてしまうのだけど苦しんだ末、自分の愛情より相手を真に思いやるのをお互い優先する流れが実にちゃんと出来てて良かった。三蔵が何回も声に出す「来世で添い遂げましょう」、実はこの三蔵は前世9回も西域への経典をいただく旅をしてきた男で、その都度妖怪に食われて死んでいる。そして三蔵を食った妖怪が9回とも実はお伴の沙悟浄なのである。そういう設定がオリジナルの「西遊記」にある。つまり、三蔵が言う「来世で添い遂げましょう」は三蔵自身本気で言ってるだろうが、とても夢物語のように確率が低いのだ。
・三蔵法師と女王と相似するようにもう一ケース愛が紡がれる。××と川の神。三蔵と女王のように制約や戒律で彼等は愛を全うできそうにない。川の神は神仙であり妖魔である。制約や戒律は自然界では用をなさない。川の神は愛したいように愛そうとする。荒れ狂う。川の神はその相手を殺してでも自分だけの物にしなければ気が済まない。それもまた愛の一側面だ。猿がその動きを止めようとする。この水の化け物である川の神と火の化け物である猿の戦いが素晴らしい。素晴らしいが、戦いは互角で終わりが見えない。この戦いを最後に制するのは人の心であり仏法である。そうあってほしいという物語の構造が何とも、普段、幸福の科学アニメとかで見せられてる見せかけの愛や正義と違って何かズンと来た。
・もう一つ三蔵が懐妊してしまう下りも驚いた。山口貴由の『悟空道』かよ。っつか、おそらく原典の「西遊記」にもある展開なのだろう。おそらく原典の「西遊記」では非常に簡単に堕胎されて次の都に行ってしまうのではないか。それは、貧困で間引きなど当たり前だった時代であり、堕胎が悪であったという観念が考えづらい。映画は現代に作られているので、ここで立ち止まる。三蔵は生き物を殺す罪悪から自ら堕胎が出来ない。その罪を被るのは弟子の猿である。猿は師匠の失敗の禍根を自責にして断つ。どんな罪でも背負うと。この猿の自己犠牲がたまらない。だって、猿は神や仏が500年くらい牢獄に閉じ込めるくらいはあっさり簡単にやってしまう事を実地で体験して知っているのだ。
・こんな事からキャバクラ映画みたいなので無性に泣いてしまった。大丈夫かよ、俺。


◆『王朝の陰謀 闇の四天王と黄金のドラゴン』新宿武蔵野館3

▲あえて主役のD判事ではなく、ラブコメパートの二人。

五つ星評価で【★★★3DCG大売出し映画】
・判事Dシリーズの3本目。
・謎説きのD、武官のユーチ、医官のシャトーは前作と同キャスト。それはそうだろ。そうでないとあかんやろ。Dは薄いちょび髭、ユーチはギョロ目、シャトーはゆとりっぽい外見(何だよ「ゆとりっぽい外見」って!)。悪皇女カリーナ・ラウも再登場。紀香っぽいな、それはダメだろ。紀香と香里奈を足して2で割ったみたいか。それでもダメだな。
・監督がツイ・ハークなのでガチャガチャ騒がしくて本当いい感じ。音楽が川井憲次だからテーマ曲聞き覚えあっていいぞ。で、ツイ・ハーク脚本も書いてるけど敵を幻術師なんかにしちゃダメよ。幻術って何でも出来るから逆につまらない。そら、幻術しかないやろみたいな部分はそれでいいが、幻術かどうか後から解明すらしてくれん部分はストレスになる(龍に殺される法師とか)。それと132分は全体に長いな。
・今作で面白かったのはゆとりのシャトーが敵の女剣士シュイユエ(水月)とラブコメ関係になってしまう辺り。シュイユエがビビアン・スー顔で全体ちょっとホワっとした所が残ってて可愛いのだけど、女剣士だから医官よりはずっと強い。それなのに毒にやられて動けないから身体のあちこちに唇をあてられて毒を吸いだされたりしてる。萌える、手に取るように萌える光景だ。地団駄踏む女の子が好きだって悪い性格だな、俺。


【銭】
『アイスマン 宇宙最速の戦士』:一般正規料金1800円。
『西遊記 女人国の戦い』:企画番組リピート料金1300円。
『王朝の陰謀 闇の四天王と黄金のドラゴン』:企画番組リピート料金1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
アイスマン 宇宙最速の戦士@ぴあ映画生活
西遊記 女人国の戦い@ぴあ映画生活
王朝の陰謀 闇の四天王と黄金のドラゴン@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です。
アイスマン 宇宙最速の戦士@ここなつ映画レビュー
西遊記 女人国の戦い@すぷのたわごと。
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