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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『コードギアス 復活のルルーシュ』トーホーシネマズ渋谷5


▲ラスボスのスタンド使い。この1枚だけ見てるとポールダンスとか踊りそうである。

五つ星評価で【★★★怪作の続きはやはり怪作(かぃ~い作か?)】
痒い所にちょっと手が届きそうで届かない感じがあるのだが、そこそこちゃんとした、どーしてどーしての良作。
ちゃんと面白いし、コードギアスの設定を借りながら、かなり独立度が高く、それでいて多々のキャラを出す事で同窓会映画としても申し分ない。私、総集編映画3本とだけお付き合いした仲なので、「これこそがコードギアスだ!」と断言するのがちょっと恥ずかしい立ち位置なのですが、設定をちゃんと借りながら、話として独立度が高い事が、ちょっとコードギアスらしさを失している点なのかもしれない。コードギアスは色々な縦糸と横糸が縦横無尽に張り巡らされてる感じで、学園ドラマから、ルルーシュ、ナナリーと各兄弟親子の力学、近隣各諸国やゲリラ勢力との政治、ロボアニメ、神様との対話、こんなんゴチャゴチャになってるのはそうそうない。カオスである。新作はここから父ちゃん兄ちゃんみたいなのと今までの政治関係も全てどかして、学園ドラマは劇場版同様触れないで、新たに設定として不備がなさそうな敵を作り、敵の能力とルルーシュが純粋にスタンド争いするみたいな映画だった。
要約すると、コードギアスらしくないシンプルな作りだけど、アクション映画としては単純なプロットだから分かりやすくて面白いのである。でも、だから本当にこれが「コードギアス」だったのかと言うと、ちょっと不安になってしまう揺らぎがある。

総集編3作が途中で、その世界観を克明に説明する事を放棄してしまったので、私自身、未だに「ギアスの力」が何であるか分からないし、「Cの世界」がどういう物かも理解していない。だから、今回もルルーシュがCの世界に行って何故戻れたのかもよく分からないし、ナナリーとルルーシュがCの世界で何の決断をしてたりしたのかもよく分からない。その辺、ブラックボックスであるが、どんな映画見てもそうなのだが、映画はその映画の全てが理解できなくても面白い時は面白いのである。歯痒いのだけどね。「コードギアス」に関しては、TVも含めて全て見ていると言う人でも、いや、全て見ていると言う人の方が、情報が多すぎて何がどこにどう繋がっているのか混乱してしまう歯痒さを感じているのではないだろうか。

前段、長くなったが映画の感想のコアは一言。
JOJOのスタンド戦みたいな戦い方がおもろかった。
そうそう、ルルーシュがJOJO立ちして「ゴゴゴゴゴゴ」みたいな面白さ。
あの6時間と言う縛りが『サクラダリセット』のセーブ、リセットのとてもややこしい制約をうまく単純化したなあという感じ。但し、『サクラダリセット』の能力は発現者自体が記憶も含めてリセットされるので年を取らないのだが、今回の敵のギアス・ユーザーは能力を使えば使うほど老化する可能性はある。おそらく、発現後も存在しない筈の時間の記憶を有するだけ、身体はそこでその時間の物に戻るという事なのだろうが。この場合、能力者がアルツハイマーとかになった時、キツい。いや、ならないですね、物語だから。

ラストC2の表情がよかった。アニメーターが全身全霊を傾けて描いてるなというのが分かった。

基本、同窓会映画の側面もあったから、登場人物の多い事。

「Cの世界」って何だよ。浅香唯と関係あるのかよ!

この後はルルーシュが揚げ物職人になって世界の平和を取り戻す『とんかつのルルーシュ』と世界平和の為に皆でお見合いをする『婚活のルルーシュ』がラインナップとして待っているという(嘘)。映画見ると話はいい感じにケリが付いたように見えるけど、チラシに「新たな伝説の開幕!!」と書いてあるからまだ続編は出来ると思っている。


【銭】
トーホーシネマズデーにより1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
コードギアス 復活のルルーシュ@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
コードギアス 復活のルルーシュ@日々是精進!
▼関連記事。
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