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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか オリオンの矢』シネ・リーブル池袋2


▲ポスター。バリ一見さんなので緑の人がどんな人だったかもう覚えていない。通学路で交通整理とかするのか?

五つ星評価で【★★★一見さん置いてきぼりだから、まー、しゃーないな】 
小説もTVアニメも見ず一見さん鑑賞。雑い解説が冒頭に付いてるので設定は分からなくないが、キャラ同士の関連性や誰が神で、神と人間の違いって何やねんみたいなのは見ながら学習した。ただ、見終わった今でも神と人間の違いは神自らが語る出自以外は分からん。そらあ、神様だから不死を捨て人の世に降りたといっても魔力は人間以上ある事は推察できるが。

見終わった後にチラシ見て分かったが、「オラリオ」と言うのは大陸とかではなく都市だとの事。「オラリオ」が都市である事ぐらい分かってから映画見に来いと言うぐらい高飛車に一見さんシャットなんである。何だよ「オラリオ」って、「カラリオ」と一文字違いでプリンタと間違えたらどうするよ。
そもそも『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』という題名の「出会い」はおそらく神ヘスティアと主人公ベルとの出会いで大方済んでしまっていると思うのだ。なので、物語は「出会い」と言う要素をほぼほぼ含まず「題名から遠いなあ」などと思いながらラストへと流れ込むのである。ラストは目頭うるむ。そんな展開もあるだろうなとは思っていたが。うん、泣かせには弱いぞ。ラストで眠そうなネロとパトラッシュが出てきたら泣くぞ(それ違うだろ)。

それにしても、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』ってタイトルは長い。いやいやまだまだ、これにサブタイトルが付くのだもの『オリオンの矢 Arrow of Orion』、精いっぱい長いぜ。

物語は別として一番驚いたのはワーナーブラザーズ製作の映画だった事だ。手広いな。最近、この辺りのオタク攻め路線のチョコチョコ作っとるな。アニメは実写と違って作っておけば世界展開しやすいかもしれん。

しかし、それにしても爺さんや婆さん見掛けない世界だ。何だか婚活対象者しかいないみたいな世界だ。それって弱い者(病人、老人)から死んでいく割と中世を思わせる厳しい世界なのかもしれない。だから「出会い」や、その先のSEX、また先の出産は大事かもしれない。そんな世界観の世界で貞操を司る女神が能力を失うと言うのは、それはそれでヤバい話ではないか。そうすると街々を襲うあの怪物は蔓延する性病の化身だったりして(AIDSとかだったら殺傷力あるのも納得できるし)。


【銭】
テアトルの会員割引で1300円。会員期限切れて更新、更新料1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
劇場版 ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか - オリオンの矢 -@ぴあ映画生活

『疑惑とダンス』ユーロスペース1


▲そう言えば徳永えりってフラガールじゃん。

五つ星評価で【★★★★★こういうの大好き】
何故、こう他人の感情が高ぶってる様は面白いのだろう。

疑惑を持たれる徳永えりは真実などどうでも良く、徐々に徐々に態度や自論を変えていくのが凄い。戦士よのう。
その相手のイケメン木口健太のもうずっといっぱいいっぱいだけどヒステリーになってるだけで自分から事態を好転できないもどかしさの共感度が高い(あまり共感したくない立ち位置だが)。
ヒエラルキーの低い小村昌士がある意味純愛でもいい立ち位置なのに、決して純愛に見えず、誰からも軽い扱い方を変えられないのが映画を安定させている。
秘かに徳永えりを狙っていた先輩・小林且弥がカップルの不和を好機に彼女の肩に手をかける、その肩に掛けられた手を決して自分から振りほどこうとしない徳永えりの腹黒そうな部分。実はこっちの方が狸と狐のカップルで似合いなのかもしれない。
福田麻由子と川面千晶は引っ掻き回す。男はやった・やらないのオン・オフ的な争いなのだが、女はやっていても許せる、許せないという視点。基本、徳永えりの尻の軽さを知っているのかもしれない。

結局、結論は出ずにダンスなのだが、あのダンスがどこか常軌を逸していてついつい注視してしまう。


【銭】
中編作品なので当日一般1200円。ユーロスペース会員割引で-200円の1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
疑惑とダンス@ぴあ映画生活

『パペット大騒査線』シネクイント


▲「これがハリウッドの相棒だ!」って水谷豊はこんな下ネタやらんだろ。

五つ星評価で【★★下ネタは嫌いじゃないけど、そこにしか活路を見いだせず成功してないのは痛ましい(性交はしてると思い付いたが、それ自体が寒くてたまらない)】 
パベットと人間が共存する町で元刑事のパベット探偵が元相棒のおばさん刑事と猟奇事件に挑む。
とにもかくにもパペットで下ネタやり尽くしたぞという一本(一本が違う意味に聞こえるがな)。下ネタ以外も差別ネタや猟奇系も入るが、「見て見て、パペットをこんな冒涜に使う俺ってクール」みたいな感じで不道徳がワンパックぎゅうぎゅう詰まってるだけな感じで、思想性は感じられない。いや、こんなんに思想性はなくてもいいのだが、不道徳を詰め込む事に熱中したあまり、思想性はともかく、娯楽性が高まらなかったのは残念だと思う。ベースになるアクション映画として極めて「のっぺり」な作りになってる(鈍器で殴られたように寝てしまったから一応「おそらく」と言っておこう)

エンドロールで映る撮影風景がジャッキー・チェンの現場のように楽しそうなのはいい。
と言うより、このエンドロールでパペットを使う撮影がこんなんかと分かるのが一番おもろいと思う(撮影現場と仕上がり映像が全然違って意外性がある)。ある意味、これを副音声とワイプ映像みたいなので見せた方が面白いんじゃないかと思ってしまうのは『カメラを止めるな!』を見たからかもしれん。編集にセンス求められるから難しそうだけど。
ノーカット生放送でやれ、言うたらTV初期の『ひょっこりひょうたん島』とかにほぼほぼ近くなるのかな。あれはパペットちゃうでとヘンソン御大は言うかもしれんが。


【銭】
シネクイント、テアトル同様水曜日は1100円均一と言うのも復活しても残ってた。それを利用。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
パペット大騒査線 追憶の紫影(パープル・シャドー)@ぴあ映画生活

『硫黄島』『叛乱』『黒い潮』シネマヴェーラ渋谷

特集上映「俳優が監督するとき」から3プログラム。

◆『硫黄島』
五つ星評価で【★★ザ・大坂士郎】
1959年、白黒、88分。16ミリのシネスコ(笑)、初見。
宇野重吉監督。16ミリでシネスコなんて映画あるんだな。上下黒身で画面小さくなる。いや、映写機の位置を調整してピントを合わせればスタンダードより大きくなるのかもしれないけど(16ミリの映写機は据え置くよりは持ち運んで設定するというイメージがある/そのイメージが正しいかどうかは知らない/映写技師でも何でもないんだし)。
大坂士郎が硫黄島からの帰還兵を演じる。彼の生前の足跡を探るルポの旅だが、近所の子供、女性、職場の若者などに聞く彼のイメージが酒場で管を巻いている新聞記者の接した彼のイメージと大きく異なる。日常生活から戦争を排除しようとしている姿勢と、それでも追いかけてくる悪夢との衝突なのか。大坂士郎って思ったより得体の知れない役者だ。メモは本当にあったのか、戦場で託されたらしい写真と戦後その戦友の妹が苗字が違う訳などほったらかしになってる伏線もそこそこあって、何だか薄気味悪い映画。
戦闘の場面は基本的にない。戦場の描写はあるが、基本、逃げる事しか手段が残されていず、戦争にならない。「掃討」と言う言葉の方が似つかわしい。敵軍人も出てこない。敵軍人が出てきた時には主人公達はもう生きていないだろうから。
神保町シアターで特集も組まれる女優、芦川いづみを初めて見た。なるほど綺麗だ。



◆『叛乱』
五つ星評価で【★★登場人物、多すぎ】
1954年、白黒、115分。初見。
佐分利信監督。226の青年将校に寄り添った映画。昔からある「事を進めてしまえばどうにかなる、ならなくてもどうにかしてみせる」調の無計画な精神論により決起が起こされ、それを否定していた主人公の細川俊夫がその流れに呑みこまれていしまうのが切ない。青年将校の中に丹波哲郎がいる。割と目立つ顔。珍しく一言も話さない。青年将校の中に沼田曜がいる。いてもよかろう。『地獄』以前はまあ、そこそこ普通の役者だった筈だ。青年将校の中に阿部徹がいる。何か、阿部徹の顔一つで青年将校の純粋さが打ち消されてしまう気がする。いい意味でも悪い意味でも強い顔。阿部徹は出来るならいない方が良かった。それにしても登場人物が多すぎて、もちょっと整理してほしかった。これは役者の顔が分かってる同時代の人が見るともっと見やすいのかもしれない。             
牢屋から刑場に運ばれていくまでに顔を隠すのに使われる目の所だけ開いたお面状の紙が、大昔の仮面ライダーの悪役クラゲダールを思い起こさせる。226の青年将校達も自分達がクラゲダールに見えると思われてるなんて想像もしなかったに違いない(生前にクラゲダールが存在しないのだから絶対想像が出来んだろ)



◆『黒い潮』
五つ星評価で【★★★着実だけど爽快でない】
1954年、白黒、112分。初見。
山村聰監督。国鉄総裁が轢殺された下山事件の開始からその事件が新たな事件に呑みこまれて薄まっていくまでを描いた新聞記者もの。事実を描くジャーナリズムと販売力を競うセンセーショナリズムとの間で、あくまで事実を描く事にこだわったデスク席を山村聰が熱演。周りからバカ扱いされながら愚直に正しい事をする山村聰が「これぞ山村聰」なのだが、今の新聞がそうであるように、山村聰も決してこの経済第一の世界では自分の立ち位置すら保持できない。これは正しい事をして負ける映画なのだ。山村聰の上席の部長がこの「負け」について、「しょうがない。いつも負ける。でも、続けるんだ」と言う。この上席も山村聰同様痛い目を合わされているのだが、迎合しない。とてもかっこいい男たち。そして、現場を見て山村聰に対する社の扱いの酷さに激昂する乙女・左幸子が可愛い。
厳しい新聞と離れた所で、山村聰の友人として浮世離れの人物として出てくる東野英治郎が気持ちいい。因業爺ばかりじゃなく、こんな明るい役も出来たのね(いや、因業爺役の東野英治郎は大好きよ)。
まあでも、やっぱり勝って終わってほしかったではある。

劇中「愛する人よ、さようなら」のセリフが並のホラー以上に怖い。あれは何でだろう。そこに感情の残滓が残っているように見えないからだろうか。



【銭】
最初に見た『硫黄島』の際、会員証の期限が切れたので1年更新、更新料1000円。もう、この3本で取り返している。
それぞれ通常一本立て興行価格1200円-400円(会員割引)。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
硫黄島@ぴあ映画生活
叛乱@ぴあ映画生活
黒い潮@ぴあ映画生活

5年ぶりにCD買って聞いた。

流しのCD屋(イベントスペースなんかで売ってる奴)で1枚50円で3枚GET。どれもレンタル落ち。つい、レアカテゴリのレア記事に手を出してしまう。

志穂『Love Sequence』COCA-7391
 名前だけタレントは特定がむずい。ウィキによると旧名坂本志穂。
 一時スキンヘッドなどにもしたセクシータレントの4枚目のアルバム。
 ムチャクチャにグッと来ない。歌わされてる感バツグン。
 セクシータレントと言うならせめてビジュアル頑張ればいいのに
 アルバムに写真2枚って、あーた。
 こいつのみ積極的に破棄。

ヘキサゴン オールスターズ『WE LOVE💛ヘキサゴン』PCCA-02765
 クイズ番組「ヘキサゴンⅡ」の楽曲アルバム1枚目。
 クイズ番組で楽曲アルバムを何枚も出していたのが異常。
 だけど懐かしい名曲が揃ってる。
 羞恥心「羞恥心」、Pabo「恋のヘキサゴン」、羞恥心「泣かないで」
 羞恥心「我が敵は我にあり」、アラジン「陽は、また昇る」とか
 懐かしくてえーがやな。
 この後にもアルバムは3枚出てるが、聞いてはないが小粒ちゃうか?
 羞恥心はメロディーも歌詞もいい。
 そんなに上手すぎない感じも逆に安心できる。
 歌の下手さで目立つのが品川庄司の品川。
 歌の上手さで目立つのが唯一の本職歌手misono。
 女性は基本paboとmisonoだけってのがレベル上げに貢献してる。

『真夜中の弥次さんと喜多さん』JACA5023
 同名映画のオリジナル・サウンドトラック。
 ゲロ吐くほどの名盤ぽい。そんな名盤を50円で買えて良かった。
 セリフとボーカル曲とBGMがトラック分けて入っている。
 BGMロックチューンが人生傷まみれ感高くていい。
 BGM凄くダメなヒモのロックという言い方でもいいか。
 松尾スズキの「ヒゲのおいらん」気持ちいい。
 基本、ボーカル曲はどれもよいのだけど
 長瀬智也+中村七之助は劇中人物なりきってちゃんと聞かせる。

『サイコパス SS case.3 恩讐の彼方に』東宝シネマズ海老名6


▲見下ろすフレデリカ、途中からテンジンを見やる狡噛、狡噛に追い付こうとするテンジン。

五つ星評価で【★★★ピースにはめづらい一作。】
前回前々回同様60分の長さが見やすい。case2からの繋がりがある為、case1の独立してしまった感じが気になる。ただ、話の上ではどれも独立しており、三作で一本という纏まりは感じられない。つまらなくはないが、モヤモヤする一本。
case1もcase2も物語の中心は犯罪の捜査にあったので、case3のドロップアウトした捜査官が傭兵となり、自分の過去を見つめ直しルート復帰する物語はキャラクターありきのスピンオフであり、サイコパス全体の中ではあっても困らないが必ずしも必要なピースではないように思える。もっともこれは私がこのシリーズを劇場版しか見てないニワカだから思うのかもしれない。逆にサイコパスの世界とは全く独立した物語として作成した方が、「サイコパス」の設定に引きずられず面白くなりそうなのだが、それは集客面からプロデューサーがOKのGOを出せんかもしれない。

傭兵として生きていく上では狡噛は甘すぎる。傭兵としてなら体力的優劣は別にして、とても上手く立ちまわる花城フレデリカの方が適任に思えてならない。その花城が狡噛のスカウトによこされるのは又、皮肉な人員配置だが。とりあえず、主人公が最強の位置に君臨してくれないのは何か物語上の弱点だ。あと、この辺りのアジア圏でのゲリラ戦に新鮮味がないのは『劇場版サイコパス』などで何回か同趣向の戦闘を取り扱ってしまったからだろう。今回はここが違うという新味がない。

キャラクターとしては、復讐を誓うが狡噛との出会いによりその考えに揺らぎが生じるテンジンが、作画の力の入れ方と相まってとても魅力的である(少なくともアニメーターに物凄く好意を抱かれて描かれている)。


【銭】
一般1500円。前回同様60分の長さなら1200円くらいまで下げてほしかったというのが本音だ。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」|映画情報のぴあ映画生活
▼関連記事。
劇場版サイコパス@死屍累々映画日記・第二章
サイコパス SS case1@死屍累々映画日記・第二章
サイコパス SS case2@死屍累々映画日記・第二章

『劇場版エースをねらえ!』ユジク阿佐ヶ谷


▲そう言えば『ピーマン80』の併映作品だった。宣材の絵のタッチが未来志向すぎて気持ち悪い。これ、ヒカシューの『うわさの人類』のジャケットに寄せてない? いや、寄せてないだろうけど、総合的なイヤさが何かある。

五つ星評価で【★★★問題はあるが面白い】
企画「公開40周年記念特別上映」。
1979年。カラー、90分、初見と思ってたら「雨の日は五右衛門蹴とばす」のファースト・カットを覚えてた。おそらく二回目。

絵が美麗。
登場人物がみなスラっと少女マンガスタイルで、肥満児とか一人もいない。みんな脚とか長くて、これはこれで人体描写時の黄金律じゃなかろうかと惚れ惚れする。演出もキッチリ決まってる。問題があるとすればプロットとか、ストーリーだ。これ、物凄く長い話をあちこちツギハギしてどうにかこうにか時間内に収めている。要は話の盛り上がりの「盛り」の部分だけ切ってくっつけてる。すると、次から次へと岡ヒロミが理不尽に高い要求を突きつけられ、それを努力で乗り越えるの連続になってしまう。いわゆる「シゴキ」シーンがずーっと続いてるのだから平坦だ。こんなに平坦であるのに恐ろしい事に退屈しない。なんちゅー演出力の的確さよ。宗方仁コーチに見込まれた岡ヒロミは落語真打試験の百人抜きのように序列を飛ばしてしまう。飛ばされる代表である音羽京子との確執や和解くらいは描くべきじゃないか。この劇場版では音羽京子は可哀想な事にただの抜かされ要員であり(やーらしー意味でなく)、虐めさえさせてもらえないのである。多分、この映画の一番の被害者は彼女。

岡ヒロミは可愛いが相棒の愛川マキが無性にいい奴である(二人とも声、上手かったなあ)。
そして、お蝶夫人と緑川蘭子はやはり30くらいに見える。
宗方コーチと緑川蘭子がソックリ。宗方コーチの母(蘭子の母とは別人)は岡ヒロミに似ているらしい。なんて強力な男親の遺伝子。宗方コーチが岡ヒロミを選抜した理由が思った以上に『B v S』の和解チックなのには唖然としてしまった。

主題歌は旧TVシリーズのが好き。「 ♪ 青春~」って歌詞、ちょっとむず痒いよ。


【銭】
一般料金1500円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
劇場版 エースをねらえ!@ぴあ映画生活

『首』ラピュタ阿佐ヶ谷

五つ星評価で【★★★凄い傑作である筈なのだが花粉症に殴られながらボーっと鑑賞】
企画「演技者・小林桂樹 役を全うする」の1プログラム。
1968年。白黒、100分、初見。

ラピュタ阿佐ヶ谷はそんなに大きな劇場ではないが、満席近く入るとちょっと息苦しい。椅子椅子間がそんなに広くない。
小林桂樹が社会正義実現のため事件を解決しようとしてるより、官吏の悪い態度に憤懣やるかたなくなって暴走してるように見える。首を入手する段も熱意のほどが強すぎて単に首が欲しくて欲しくてたまらないおかしな人に見えてしまうのは私が花粉症とその薬でどこかおかしいのでしょうね。ラスト憂さ晴らしの為にザクザク傷つけられるよく分からない首モデルが可愛いと思う。


【銭】
一般料金1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
首@ぴあ映画生活

マンガ『弱虫ペダル 第13巻』渡辺航、少年チャンピオンコミックスを読書する男ふじき

また一冊だけ安い棚から。

荒北どうしたという感じで、荒北の事はグイグイ語られそうと思った予想以上に語られない。

箱学、総北、京都伏見でインターハイ一日目。
二日目が始まって田所っちの不調が心配される中で次巻。いい引きだ。

『追想』早稲田松竹

名画座企画「伝説の戦争カルト映画たち」。

五つ星評価で【★★花粉症の季節なので】
初見。
花粉症の季節、薬を飲んで思った以上にヘロヘロで見たら、過去と現在をスイッチバックする技法に完全に頭が付いていけず。いやいやいやいや、フランス人とはテンポが合わないんだよ。ロシア人とは更に合わないけど。
以前『新宿純愛物語』でキレッキレのチンピラ・ヤクザが火炎放射器を手に主人公を追い詰めようとするシーンに「なかなかこれは絶望的でいいわい」とやられたのだけど、ナチスの鉄兜が火炎放射器持ってるのも同様に超弱肉強食という感じで良かった。
フィリップ・ノワレは若い時から(実はこの時点で既に若くないが)かっこよくないなあ。小林桂樹みたいなスタンスか。顔は鶴田忍っぽい。このノワレが地の利があるとは言え、ライフル一丁でナチスと戦えてしまうのが、そこが面白いと言う人もいるけど、そこが信用に欠ける、そんな風に感じてしまう。ノワレの顔がベースが泣き顔であり、狂ったような怒りの情念を感じづらかったからかもしれない。


【銭】
レイト一本立て特別料金1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
追想〈1975年〉@ぴあ映画生活
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