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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『パージ:エクスペリメント』東宝日比谷8、『エリカ38』シャンテ2

トーホシネマズデーに2本。

◆『パージ:エクスペリメント』トーホーシネマズ日比谷8

▲可愛い姉ちゃんショットがない。

五つ星評価で【★★★★安定】
映画として新しい何かが追加された訳ではないけど、いつも通り安定しててたいへん面白かったです。
映画トップに出てくるイカレ野郎のイカレ具合がナイス。
主役の姉ちゃんなかなか可愛い。
彼女の元カノのギャングが町の人間を助ける為に立ち上がるのが任侠映画っぽくて盛り上がった。
政府が雇っているチームのコスプレ具合いが毎度完成度の高いイカレ具合で活かす。
タイトル分かりやすく『ファースト・パージ』で良かったんじゃ?


◆『エリカ38』トーホーシネマズシャンテ2

▲「エリカ38」的なショット。

五つ星評価で【★★浅田美代子は面白いけどそれだけ】
詐欺Gの中核で被害者から資金を集めた女を浅田美代子が演じる。
タイトルの「エリカ38」は60にもなった女が38歳を自称して若い男を引っかけていた部分に対してからなのだが、そこは実は映画の配分から行くととても小さな部分なのでタイトルにされてしまうと違和感がある。
映画を見た後にチラシのSTORY部分を読むと「あれ、そんな話だったけ?」と違和感が残る。多分、意図的に時系列をばらしてしまったことで浅田美代子の転落が分かりづらくなってしまった事と、浅田美代子自身のどんなに辛い局面でも鉄面皮でお客に甘えられるメンタル表現によって、ただただ事件が平面的で「のぺっ」とした物になってしまったのだ。
浅田美代子は圧倒的に面白い怪演なのだが、詐欺の前の時代も、詐欺中も、変わり映えがしない。悪い事をやっているという罪悪感も浮かび上がらないし、そもそも慟哭したり、驚愕したり、みたいな顔面に一切の表情が浮かび上がらないようなキャラクターだ。だから、映画を見る前でも、見た後でも、事件は起こったが、何かがその事件で変わったという変化が見られない。巨額詐欺事件にも関わらず何一つとして自分を変ええなかった怪物、一応、そういう物語と見取っていたのだが、作り手側はそうじゃなかったのかもしれない。
映画としては娯楽に徹しようとせず、何となくいい役者を配置する事でアート系を目論んだ感じが奥山和由っぽい。


【銭】
『パージ:エクスペリメント』:トーホーシネマズデーで1200円(2019年6月1日から値上げ)
『エリカ38』:トーホーシネマズデーで1200円(2019年6月1日から値上げ)
▼作品詳細などはこちらでいいかな
パージ:エクスペリメント@ぴあ映画生活
エリカ38@ぴあ映画生活
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