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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『きみと、波にのれたら』『劇場版FF14 光のお父さん』『笛吹童子 第二部』『笛吹童子 第三部』

同日鑑賞縛りで4本まとめてレビュー。

◆『きみと、波にのれたら』トーホーシネマズ新宿1

▲いい感じのバカップル。それにしても息づかいが伝わってくるような的確なアニメートである。

五つ星評価で【★★★キラキラウフフな演出は嫌いじゃない】
バカップルまんせーな感じの前半が凄くよく、後半の展開に説得力がなかった。
川栄李奈演じるひな子のなんて可愛く描いてある事。絵から動きまで凄く愛情が込められてる。それに声の川栄さんがプロ並み。だから単純にキラキラウフフな前半は単に「のろけ」とも言われるが、別にそう言うの見せられて不幸せとは思わなかった。かーいーじゃん。なので、後半の喪失感はともかく、そこから奇跡のような出来事が起こり、彼女のピンチをその奇跡が防いでみせるという展開に説得力がなかった。水と歌の関連性も薄いし、彼のパワーが普通の物理法則を凌駕するほど強いのも不自然だ。ここをクリアしておかないと素直に「素敵な物語」に昇格してくれない。
川栄さん以外の役者声宛て(片寄涼太、松本穂香、伊藤健太郎)も支障なし。彼氏の妹がいつもカリカリ怒っているというのはマンガキャラとしてはテンプレートだが、彼女が妙に芒洋としてるので対比が面白かった。


◆『劇場版FF14 光のお父さん』トーホーシネマズ新宿5

▲プロデューサー見習いの諸君、怒ってる管理職もしくは父親には吉田鋼太郎にオファーを出し、嘆いてる管理職もしくは父親にはリリー・フランキーにオファーを出すという鉄則を覚えておくように。いろいろあって全て失ってしまった管理職もしくは父親だったら蛍雪次朗でも可だ。

五つ星評価で【★★★★これはベタだけど良いと思う】
予告で見れる情報通りで、何一つ想定外の出来事が起こらない内容だけど、それは逆に言えば鉄板という事でベタだけど楽しい。
魅力的なアバターにグッと来る。あんなん息子だろうが何だろうが、、、、、エロゲーじゃないのね。
吉田鋼太郎の普通のお父さん感よし。会社で偉いお父さんも家に帰ると大概一人なのだ。それは割とお父さんの宿命なのだと思う。うちの亡くなった父もそうだった。これは日本の家庭全てが抱える「父って何だ?」という映画なのだ。このジャンルは厳しい。だって、父は仕事してて集客ターゲットにならないし、父以外は通常そもそも父に関心がないのだもの。だから、同じ吉田鋼太郎が出ていても、これよりは『おっさんずラブ』の方が入ると思う。
坂口健太郎の普通の会社員&息子感もよし。
山本舞香の妹感はともかく、恋人がジャッカル富岡じゃなかったのにはホッとした。
佐久間由衣の職場でオーラがないOL感なかなかよし。佐久間由衣あまりキラキラ輝かない役の方がよさげ。

▲これが成人映画だったら机の下が大変な事になってる筈よ。

スクリーンに映るゲーム画面も、ちょっとチラつくけど、ゲーマー側の現実と繋いで大きく見劣りしないのは立派。
FFが他のプレイヤーを含めて装置として機能しており、背後にいる人間が出てこないのは正解。


◆『笛吹童子 第二部 妖術の斗争』『笛吹童子 第三部 満月城の凱歌』ラピュタ阿佐ヶ谷
五つ星評価で【★★何故、笛吹童子なのかが合点がいった】
企画「添えもの映画百花繚乱」から2本で1プログラム。
1954年、白黒、43分、初見。1954年、白黒、56分、初見。
第一部最後でいきなり大笑いして善玉側の姫と忠臣を処刑場から浚ったのが大友柳太郎の妖術師。彼によって物語は荒唐無稽に大きく舵を切るのである。この妖術師の弱点が美しく響く笛の音、と言う事で「笛吹童子」がタイトルの理由が分かるのである。すったもんだの挙句、明確な理由もあまり無く、主人公側に仇なす妖術師どもを退け、兄弟は満月城を取り返す。ただ、何かテンポがあまり良くない。兄弟も主役の割にはあまり活躍しない。
おもろいのは演技が割と大根な大友柳太郎。この頃の妖術は気合いが全て。


【銭】
『きみと、波にのれたら』:トーホーシネマズメンバーズデー(2019.6.20-26)につき1200円。
『劇場版FF14 光のお父さん』:トーホーシネマズメンバーズデー(2019.6.20-26)につき1200円。
『笛吹童子 第二部』&『笛吹童子 第三部』:特集特別料金1500円だが3回券を3600円で購入(その3回目の使用)。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
きみと、波にのれたら@ぴあ映画生活
劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん@ぴあ映画生活
新諸国物語 笛吹童子 第二部 妖術の斗争@ぴあ映画生活
新諸国物語 笛吹童子 第三部 満月城の凱歌@ぴあ映画生活
▼関連記事。
笛吹童子 第一部@死屍累々映画日記・第二章
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