で、オブジェクトは「ハンバーガー」である。ハンバーガーで、日本国内そうそうタネになるような話を引っ張ってくるのは難しいので、蘊蓄のネタ話は世界各地のバーガーの話になりがち。その事によって、揉め事客の求めるバーガーの味が海外起因の物になる確立が高い。ソウル・フードの話だったり、過去に食べたバーガーの再現の話だったりだが、どうも次から次へと海外のバーガーの蘊蓄に繋がるので、地方とか下町発の物語なのに客だけワールドワイドになってしまい、その辺たいそう嘘くさい。
一巻の終わりに出来試合のTV番組に呼ばれる話で二巻への引きを作り、二巻の終わりにかっての上司への不義理に対する恩返しにかっての会社に乗り組む主人公の姿で三巻への引きを作っている。マンガ作者のマンガ技術や知識がかなり豊富と見た。
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