企画「最後のプログラムピクチャーと呼ばれて 滝田洋二郎監督と異色のフィルムメーカーたち」から1プログラム。
◆『痴漢電車 下着検札』ラピュタ阿佐ヶ谷五つ星評価で【★★★懐かしい。チープではあるが映画としての屋台骨がしっかりしてる】
1984年、カラー、64分、3回目か4回目。
痴漢電車黒田一平もの。
蛍雪次朗の髭トラッドのかっこ悪い事よ。
竹村祐佳の下品なキュートさがたまらん。可愛い系・美人系で分けるなら美人系なんだけど、POPなんだよね、存在感が。
後家役の風かおるもぼーっとしてるけど、エロ演技がたまらん。悪女役だけど、素の性格が良さげで、あまり悪女に見えないんだよね。
姪御役の女の子のヤンキーっぽいけど身体の感度いいとこがたまらん。滝田、濡れ場上手いなあ。
濡れ場や痴漢シーンはどれもエロいし、お金がないのがムチャクチャ伝わってくるのだが、どのカットを見ても「表現の希望」に満ち溢れている。1カット、1カット手抜きがない。
【銭】番組料金一般入場料金各1200円。
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将棋漫画。
少年ジャンプに連載していた頃から面白く読んでいたが、古本屋で見掛けて一気に集中購入。
物語冒頭の主人公の高良信歩の超絶イケてなさが心に刺さる。彼はショートカット(近道・要領の良い)が病的に出来ない。そんな自分を好きになれずに責めて生きている。その彼に「将棋が向く」「将棋の盤面の上でなら」その生き方は間違いない。との福音が与えられる一話が感動的。だって、もう、こんなん自分でしかないわ。誰でも要領の悪い部分は持っているのだから、その拡大解釈が主人公高良信歩なのである。こんな主人公好きになるしかない。
二巻のプロゲーマー十歩との戦いでゲームをやってる間に二人の人生に対する資質が実は似ていて、それが将棋を指す事で分かりあっていくのもステキ。
将棋の指し方のバックボーンに人生を置くという手法、
『三月のライオン』にも似ている。でも、少年マンガらしく、主人公と対局する敵、および、戦いの中で主人公が獲得する戦いからのギフトが、主人公を中心に直線で説明されていく図式は、漠然と将棋と人生の博覧会になりつつある
『三月のライオン』よりも自分は好きだ。
かやね荘の住人達が信歩のいい兄や姉、もしくは、疎遠である父代わりなのだが、信歩のライバル達のアクが強いので、出番が少ない時はモブ扱い。ちょっと元から人数多かったと思う。
◆『ほんとにあった! 呪いのビデオ BEST OF BEST』シネ・リーブル池袋1
▲なんかよう分からんけど異様に怖そうなスチール。
五つ星評価で【★★★うひひひひひひひ】
ちょうど許せるくらいの不鮮明さの裏に潜む怖さ。
擬似ドキュメンタリーでCGを使って作ってるんだろうけど(おっと)
見せ方が見せ過ぎずにパッと終わるので、いい感じに欠乏感がたまる。
そして、ラストの物凄く鮮明に響く子泣かせの轟音。何だか説明がつかないのに凄く主張が強い謎のアレが一番怖かった。
前劇場公開作は製作者サイドのベストで、今作は観客サイドのベストらしい。
【銭】テアトルの会員券+曜日割引きで1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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ほんとにあった! 呪いのビデオ BEST OF BEST@ぴあ映画生活▼関連記事。
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ほんとにあった!呪いのビデオTHE MOVIE2@死屍累々映画日記・第二章・
ほんとにあった! 呪いのビデオ BEST10@死屍累々映画日記・第二章・ほんとにあった! 呪いのビデオ BEST OF BEST@死屍累々映画日記・第二章
企画「源氏鶏太と大衆小説の愉しみ」から1プログラム。
◆『魔界転生』神保町シアター五つ星評価で【★★★久しぶりに見たらこんなカルトだったか】
1981年、カラー、122分、3回目か4回目。深作版。
冒頭島原の乱で大殺戮に会った死体の生々しいディテールが素晴らしい。
今見るとチャチい東映特撮のビデオ合成の蛍光色と和奏なアクション音楽が二度と再現できないような絶妙にチープな味わい。縁日の夜店感覚みたいな。絶妙な音楽と役者の好演で気付かなかったが、擬闘シーンは割と普通、間合も狭い。
天草四郎は十五の少年だから本当はジュリーではないんだろうけど、まあ、それはそれで通用させてしまうという強引に強いキャスティング。ジュリーの声の常に満足してないような響きが若者特有を匂わせるのかもしれない。
千葉真一が熟れてて熟れてて。成田三樹夫もよう熟れて、出来上がってる感がある。
若山富三郎の狐憑きを加えてるという独特な演技の解釈も違和感が感じられないのがごった煮で凄い。
室田日出夫の登場シーンが常に女性の悲鳴に彩られてるのもステキ。
真田広之はジュリーにキスされながらロリに走るみたいな報われない性癖であった(そんな言い方ないやろ)。
佳邦明子の「燃える燃えるおほほほほ」だけ百回くらいリピートしたい。
全体の構成は堂々と間違えていて、魔人リクルートが五人も続くので長く、魔人側の悪巧みは短く、いきなり剣豪同士の剣劇クライマックスに雪崩れ込んでしまう。でも、そんなイビツな構成なのに、決してつまらなくはないし、ガンガン面白いのが深作なんだなあ。
【銭】神保町シアター一般入場料金各1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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魔界転生〈1981年〉@ぴあ映画生活
◆『貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-』トーホーシネマズ新宿6
▲ポスター。
五つ星評価で【★★あらあら】
前作の王子が大渋滞はかなり好き。
無理な設定を逆手に取って、多彩なキャラクターの見せ場を盛り込みながら、物語として破綻なく仕上げた。「破綻ないとは言えんだろ」みたいな反論は勿論あるだろうが、それはそもそもの設定が破綻してるのだからしょうがない。高層ビルの土台がコンニャクなのにちゃんと立ってるぜみたいな美しさがあったのです。
前回同様TVシリーズの編集版として映画が作成されているらしい。「らしい」と言うのは宣材のチラシに何も書いてないからよく分からないのだ。でも、映画の奥に明らかに膨大な死にデータを思わせる画像があり、それが映画に漏れてしまっているので、まあ、きっとそうなのだろう。最初から歌舞伎町のホスト戦争が延々と省略されながら描かれる。省略する為に描かれるかのような膨大なメンツ見せ。五つくらいのホスト店が女コマシ力と暴力でシノギを削っている。そいで最終的に恩人を殺された土建屋上がりの兄ちゃんが仲間の土建屋と力を合わせて作りあげたホスト店が№1ホスト店へと成長する。今一つそこいらの理屈は分からないが、そこは力を兼ね備えた「正義のホスト店」らしい。その正義のホスト店の代表は、王子商売で汚い収益を上げているという噂の聖ブリリアント学園の買収に踏み切ろうとする。
しかし、どう見てもホスト軍団が正義を遂行してるように見えない。あの「イッケ・イッケ・コール」がいけないんだろうか? 「夢を売る商売」とは言え、所詮、女を食いものにしてる商売という固定観念をこの映画のホストは払拭できなかった。
何が何したらそういう流れになるか、よく分からないが、ホストと王子が一騎打ちをして、負けた方が学園を去る事になる。やっぱ無理ちゃうか、こんな話。この無理な話の中、前作で出てきた王子は全員再登場。場面の多い王子、少ない王子が分かれるが、今回はほぼ全員が傍観者の立場。前回で一番に選ばれたセレブ王子とホストの貴族が一騎打ちする。
もうちょっとに思えるのは腐女子じゃないので普通のLOVE要素がゼロだった事と、やはり戦う理由が「イケメン同士が争うのがお好きでしょ、あなた方」という観客媚くらいしか見えないからだ。
元々セレブ王子の片寄涼太そんな良いと思ってないしなあ。
不良兄弟・兄の鈴木伸之の方が美味しい役だろう。
あと、生徒会の佐野玲於、関口メンディー、先生の町田啓太は「美しい」を卒業して「おかしい」の位置にいて、そこも居つけるならちょっとだけ美味しい役だと思う。女が惚れちゃいけない3B(美容師、バーテンダー、バンドマン)王子なんて一番いらなそうなのにちゃんと出すのも律儀。でも、前回はこの種々雑多な王子がそれぞれ異なる理由で一人の貧乏女子に流感のように惚れてしまうのが面白かったのだが、そういう意味で、今回はキャラのベクトルがあちこち散漫でユルユル、残念。
白濱亜嵐、イケメンをモデル風に削ぎ切った顔。いい感じに極端。
DAIGO、うーん、誰でもいい役だろ。
山本耕史、何だ、ラストのジョーカー・メイクは?
うーん、まー、なんだ、ちゃんと脚本は練ろうよ。
【銭】トーホーシネマズデーで1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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貴族降臨 -PRINCE OF LEGEND-@ぴあ映画生活
3本まとめて淡泊にレビュー。
◆劇場版「SHIROBAKO」トーホーシネマズ新宿6
▲画像はあえてこの旧社長で。背景美術の段ボールのガムテとか中敷きが立てかけてある所とかのリアリティーが半端ない。
五つ星評価で【★★★なんとちゃんと作ったもんだ】
アニメ制作会社もの。TVシリーズかあり、その4年後。
全くの一見さんで、主人公を含む5人が同じ高校のアニメ研出身者という事すら知らなかった。知らないなら知らないなりにちゃんと分かるように作ってあるが、ともかく一本のアニメを作るのには、特殊な例外でない限り、蟻のようにわらわら働く人間が必要になる。その人材集団がTVシリーズから引き続いているので、どう作ろうがある程度不親切になってしまうのはしょうがない。
元受けのTVシリーズ受注で大失敗した主人公のいる会社はギリギリの低空飛行でどうにか持ちこたえていた。そこに地雷のような映画案件がやって来る。
映画はその案件が終わるまでだが、その案件に携わる人間を手際よく整理しながら、基本的にあまり中心の外のキャラに寄り道をせずに主人公・宮森あおいの成長の物語として上手く作っている。
地雷案件製作に思いきるため、宮森と熊とゴスロリ人形が音楽に合わせてちゃんとタップ踏む部分の音とのシンクロが凄く気持ちいい。考えてみれば、こういう妄想部分や作成したアニメフィルム内でのデフォルメや変形などにアニメらしさを出す為に、人間パート(アニメーター・パート)は飛躍のない没個性的な人間の動きにならざるをえない。アニメ制作って絵を描いてるか、相談してるかぐらいしか動きがないので、単調にならないように、とても構図に気を使ってるように見える。恐ろしや、恐ろしや。
◆『栄光のマイヨジョーヌ』新宿ピカデリー10
▲強虫ペダル。
五つ星評価で【★★★自転車がぶんぶん来る】
オーストラリアの自転車チームに関するドキュメンタリー。
どうも自転車チームには御堂筋くんみたいなキャラはいなそうでホッとした。
小野田坂道みたいに延々と坂道を上るような局面も見えなかった。
なんかムチャクチャ満員電車みたいな状態で団子が続く。こえー。
◆『スゥイング・ギッズ』シネマート新宿1
▲ポスター図案。このオレンジ色が映画に全く出てこない。イメージカラーとしても、取って付けた感じ。
五つ星評価で【★★★売りがあるのはとても良い】
やはり映画としての売り物があるとないでは安定感が違う。
ただ、韓国映画だからなのか、あーいう終わり方が好きではない。
映画内で一番の功労者なのに妙に誰も評価しない楽団。
黒人妙に背が低い。
【銭】劇場版「SHIROBAKO」:トーホーシネマズデーで1200円。
『栄光のマイヨジョーヌ』:ピカデリー前回有料入場割引+ネット割引で1200円。
『スゥイング・ギッズ』:テアトル会員証割引1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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劇場版「SHIROBAKO」@ぴあ映画生活・
栄光のマイヨジョーヌ@ぴあ映画生活・
スウィング・キッズ@ぴあ映画生活
◆『星屑の町』テアトル新宿
▲そこそこのん(にこにこぷんみたいな)。
五つ星評価で【★★何がこの映画をもう一歩に踏み止まらせててるのか?】
離れて暮らしている兄弟やコーラスグループ内の口喧嘩のシーンは面白い。そこに全く問題がないとは言えないが、どちらかと言うとそこに投入される新ボーカル{のん}の立場や気持ちが分からない事の方が問題である。コーラスグループがそれぞれのトラブルを抱えながら右往左往するのはいい。彼等は他に行き場所がなく、最終的にまとまるしかない集団だから。内輪でガチャガチャやって、それを描写するのはたいへん理に適っている。だが、ボーカルののんは基本どんな方向にも一人で行ける娘だ。その彼女が自分自身何を求めているかが映画を見てて中途半端で推し量れない。これが映画を適当にしている。一応、「音楽性の違い」と言う奴なんだろうか? 移籍先の音楽をジックリ聞かせてもらえないので、その辺の説得力は薄い。
コーラスグループの面々は良くも悪くも本当に年寄りで、のんとの対比が効いてて良いと思う。ただ、この物語が演劇発であると聞いて「なるほど」とバーチャルで膝を打った。彼等爺さんの面々は口喧嘩の内容から零れ落ちる程度しか、それぞれの人柄や過去が明らかにされない。演劇の場合はそれで充分だ。一人の人間として足りない分はそこにいる本人が自己の魅力で補う。つまり、役者本人の過去が「借景」のように役柄に投影されるのだ。そして、彼等が歌う歌が生で観客席に届く時、役柄と役者は嫌が応にも同じ一人として錯覚させられる。映画はそうはいかない。映画の中の役者は自分の人生を立ち切って役柄を演じる、そういうルールだ。だから、演劇のままで個々人の経歴があまり掘り下げられてない彼等の喧嘩が表層的に見えてしまう。それは歌も含めて、演劇から映画にあまり上手く移植出来ていないという事だろう。
のんは可愛いけど、歌も含めてビックリするほどは良くない(悪いと言ってるのではない)。悶々とトリコにさせるくらいじゃないといかん。
歌はサブローが味があっていいが、他のコーラスパート5人がほぼほぼ素人。わざと素人みたいに歌ってるのかな。この辺のムード歌謡は懐かしくはあるが、バッチリ、ストライク・ゾーンではないのが残念だ(逆にストライクな人はいいんじゃない?)。
のんの祖父役の柄本明を見逃してしまった。 何や意識うしなっとったんか、俺。
【銭】テアトルの会員割引+曜日割引で1000円。
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星屑の町@ぴあ映画生活
医食同源の対義語と言ったらマックのハンバーガーだと思うのだが
(食うより一食抜く事を勧められるメニューって今までなかった)、
新手の出現により、こっちの方がより対義語なんじゃないかと思いました。
これ、絶対、健康の対極にある。
ちょっと健康っぽいコーンフレークを使っておきながら超ジャンク。
コーンフレークが牛乳にふやける前の「ザクザク」強度が
食い物の癖に妙に武器っぽくって笑える。痛かないけどさ。
スパイスの塊がコーンフレークにこびりつくように付いてるが、
これがスパイスらしい辛さが全くない。魔力かよ。
でもまあ、うまい。トータル不味くはない。
だが、毎日食いたくはない。
コーンフレークの次は最中だろうか?
◆『劇場版 おいしい給食 Final Battle』ユナイテッドシネマ豊洲2
▲ポスター。
五つ星評価で【★★★★とても変でそそる】
給食大好き教師市原隼人が教え子の給食の食べ方に日々負け続ける日を描きながら(理解できないだろうが、そういう話なのである)、大きな時代のうねりの中、反目しあっていた二人が手を取り、そして時代のうねりに負けてしまう、という、まー、なんつーか、変な映画。そしてまあ、変な映画は好きなんである。
市原隼人が変。いや、案外いつも変ではあるんだけど。
通常は抑制が効いたプロの黙り人みたいなイメージだが、
今回は給食が好きすぎるが教師の威厳を保つために
生徒にはそれを悟られないようにしながらも、
ウキウキのボディー・ランゲージでバレバレなのである。
給食オタクと言うか、給食が好きすぎて、筋肉に波及してる。
よく分からないかもしれないが見れば納得してもらえる。
給食を前にして踊り出すようなキャラクターなのに、
「教師の威厳」として、それが生徒に悟られていないと
思っている、ある意味、人を殺す奴以上にサイコパス度が高い。
前半はこの市原隼人の奇行を面白おかしく描きながらも、
市原隼人をギリギリ許せる存在としてキャラ付けてる。
後半は給食とは何かという給食のレーゾン・デートルを探りながら
給食による文明論をちょっとだけ展開する。
残念なのは、ラスト、市原隼人とその朋友が
彼等の障壁に対して勝ちえない事である。
そこは勝たせてやってもいいだろう、エンタティーメントなんだから。
武田玲奈なんてついこの間まで制服着て女子高生役だったのに(今でも全然通用する)、中学生相手の教師役なのだ。でも、ワンピース着せるとそれなりに先生に見えるんだから不思議だ。可愛らしい。悩みに悩む教師役と言うのが実に未完成で武田玲奈に合う。そう、できてない女、それが彼女なのだ。
酒向芳が校長先生。アクが強い顔なので、悪人側のチョイ役が多いが、今回はド善人。基本的に何をやらせてもこの人は上手いなあ。
献立的にほぼほぼ出会えなかったがミルメーク飲みたいなあ。
【銭】ユナイテッドシネマの入場ポイント2ポイントで割引鑑賞1000円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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劇場版 おいしい給食 Final Battle@ぴあ映画生活
◆『デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆』トーホーシネマズ上野8
▲アグモン(揚げ物ではない)。
五つ星評価で【★★★★浪花節には弱い】
自分がデジモンについて知ってるのは
「ポケモンとは違うんだぜい」という事くらい。
でもまあ、似たようなもんだと思って見てたら
思いもかけずに感動してしまった。
畜生、この泣かせ野郎!
デジモンと一緒に冒険や生活が出来る「選ばれし子供たち」、
彼等に「デジモンと一緒に暮らす生活は長さに期限があり、
大人になった彼等はデジモンと別れなければならない」という
事実が突き付けられる。
そして、そこで出会った最強の敵! みたいな燃える話にも
なる訳だが、物語は大人への成長と、成長により
失われる物への憧憬とで、予想外の泣けるドラマを紡ぐ。
これ、最近、似たフォーマットを何かで見た気がする。
と、一晩考えて出たのが
『プーと大人になった僕』じゃなかろうか(やや弱気)。
つまり、デジモン(プーやティガー)を捨てて、大人になる
クリストファー・ロビンは地反吐を吐きながら彼等を切り捨てるが
本来は切り捨てる必要その物がなかったという真実に到達する。
別れはつらい。
その相手との親密度が高ければ高いほど。
なので、終盤とっても心を切り裂くような話になっている。
まあた、アグモンの声が驚くほど子供なのも悲痛を誘う。
それでも、話は前を見ろ、前を見る可能性を歌う。
よく、出来てるのではないか。
ちなみに、私はデジモンがほぼ一見さんなので
TVシリーズを見てた人達が抱く感想や感情とは
かけ離れているかもしれない。
【銭】トーホーシネマズの有料入場6回分のポイントを無料入場に置換。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆@ぴあ映画生活
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