『男はつらいよ お帰り 寅さん』『仮面ライダー令和ザ・ファースト・ジェネレーション』『すみっコぐらし』『ラスト・クリスマス』『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』『ダウントン・アビー』
- Date
- 2020/05/31/Sun 21:53
- Category
- 映画(FC2独自レビュー)
書き漏れ感想6本まとめてレビュー。
◆『男はつらいよ お帰り 寅さん』トーホーシネマズ上野8

▲寅さん。
五つ星評価で【★★★山田洋次上手いよなあ】
よくまとめてある。
単に編集ものと新撮をバランスよく配置してるだけでなく、新撮の若者(つーかもうみな大人だけど)自身の人生が寅さんを参考にしながら慎ましく描かれるが、それがそんなに悪くない(寅さん出演シーンのように明るいコメディーにならないのは致し方なかろう)。
寅さんを描きながら寅さんを封印するような映画である。寅さんは主役でありながら決して主役ではない。つまり、何だか、これは寅さんの告別式みたいな映画じゃなかろうか。だから、寅さんは最後まで暖簾を割って現われたりしない。でも、渥美清だから現れそうな気がする。その渥美清の存在感ゆえに最後まで何かが起こりそうと、ついつい目を見開いて見てしまう不思議な映画だった。映画界最長老の一人である山田洋次は上手いと言うか得体が知れないほどボケずに論理的に映画を撮っている。
ただ、寅さんは私、ほとんど見てないからあまり沁みてこない部分もあって星は三つにとどめた。
旧作と新撮の両方に出ていながら、あまりに時間が経過しているので、とても同一人物に見えない人がいたりするのが、皮肉でなしに本当に凄いと思う。
銭の匂いのある所に近寄ってきて、歌って帰っていく桑田佳祐は嫌い。
◆『仮面ライダー令和ザ・ファースト・ジェネレーション』トーホーシネマズ錦糸町楽天地10

▲スライム色のが仮面ライダー01。
五つ星評価で【★★ちゃんちゃら分からない】
ジオウも01も一度たりとも見ていない超アウェーで観賞。
どちらのキャラかも判然としないのだが登場人物(主にライダー)多すぎ。
ライダー一人一人にファンが付いてたりして、容易に削減できないのかもしれないが、物語を優先させるならあんなにサブライダーはいらない(どれがどっちのサブライダーだかすら全然わからなかった)。
◆『すみっコぐらし』丸の内ピカデリー1,トーホーシネマズ日本橋4
五つ星評価で【★★★,★★徐々に摩耗】
泣きたくて二回目三回目を見に行った。
徐々に慣れてしまった。
◆『ラスト・クリスマス』トーホーシネマズ日本橋2

▲エミリア・クラーク。
五つ星評価で【★エマ・トンプソンは好きだけどエミリア・クラークは嫌い】
感情的な物なので理由はないのだが、主役のエミリア・クラークのベタベタに近寄ってくるような顔が嫌い。好みのエマ・トンプソンさんの役が偏屈な婆さんというのもビックリだが、まあ、そういう年だ。若い頃には妖精みたいな薄い服を着てピョンピョン跳ねてたのになあ。で、ワムとか、ジョージ・マイケルとかの名曲に彩られながら物語が進むのだけど、私、ワムなんてタイトルになってる「ラスト・クリスマス」しか知らん。洋楽は弱い。実にアウェー。
でも、謎の男が出てくるから映画としての体裁は整ったのじゃないか。謎の男のキーワードは心臓。「心臓伝言(ハートにメッセージ)」ってレモン・エンジェルの曲を思いだした。あの曲、上がるアイドルっぽい曲なのにクールで好き(ワムが分からないからレモン・エンジェルの話題を上げる男ふじき)。
◆『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』トーホーシネマズ新宿6

▲割れ凹に綴じ凸。
五つ星評価で【★★★ちょうど良さげ】
セス・ローゲンとシャーリーズ・セロンってキャスティングがお上手。
セス・ローゲンってクレバーなのに馬鹿やれてお下品でイケメンからは外れていて、それなのにバッチリ正しいので男に好かれる。
シャーリーズ・セロンは演技の為なら美を捨てる職人で、サバサバ感強いから女に好かれる(予想)。
そんな二人のラブコメ。
セックス始まった途端、乱れまくりのセロンに実に明確に男の願望が見て取れる。いやまあ、女子もあんなに乱れてもOKなセックスってのに対する願望があるのかもしれないけど。まあ、学級委員の女子には「学級委員なのに」って乱れ方をしてほしいね、ムッツリ男子としては。
◆『ダウントン・アビー』トーホーシネマズ日比谷8

▲「一匹見つけたら三十匹」「違うて」
五つ星評価で【★★★ドラマだ】
傑作ドラマの映画版という触れ込み。なので、登場人物の多い事。まあ、それなりに付いていけるのは配給会社がそこそこちゃんと前段で説明を入れているのと、必要以上にTVシリーズの過去をほじくったりしない脚本のおかげだろう。人と人の繋がりが如何にも長く続けられてきたドラマである事が傍から見ていても分かる。英国貴族版サザエさんみたいな。
ドラマと同じキャスティングという吹替版を見たがマギー・スミスの声がちょっと凄かった。マギー・スミスも年を取ったなあ。エマ・トンプソンと違ってあまり若い頃を知らないけれど。
【銭】
『男はつらいよ お帰り 寅さん』:2019.12.29から一か月間トーホーシネマズのフリーパス使用その7本目
『仮面ライダー令和ザ・ファースト・ジェネレーション』:東宝フリーパス8本目
『すみっコぐらし』:松竹前回有料入場割引1300円,東宝フリーパス9本目
『ラスト・クリスマス』:東宝フリーパス10本目
『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』:東宝フリーパス11本目
『ダウントン・アビー』:東宝フリーパス14本目
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・男はつらいよ お帰り 寅さん@ぴあ映画生活
・仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション@ぴあ映画生活
・ラスト・クリスマス@ぴあ映画生活
・ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋@ぴあ映画生活
・ダウントン・アビー@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
・男はつらいよ お帰り 寅さん@ノラネコの呑んで観るシネマ
・男はつらいよ お帰り 寅さん@SGA屋物語紹介所
・仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション@徒然なるままに
・ラスト・クリスマス@ここなつ映画レビュー
・ラスト・クリスマス@いやいやえん
・ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋@ここなつ映画レビュー
▼関連記事。
多分、後から貼る。
◆『男はつらいよ お帰り 寅さん』トーホーシネマズ上野8

▲寅さん。
五つ星評価で【★★★山田洋次上手いよなあ】
よくまとめてある。
単に編集ものと新撮をバランスよく配置してるだけでなく、新撮の若者(つーかもうみな大人だけど)自身の人生が寅さんを参考にしながら慎ましく描かれるが、それがそんなに悪くない(寅さん出演シーンのように明るいコメディーにならないのは致し方なかろう)。
寅さんを描きながら寅さんを封印するような映画である。寅さんは主役でありながら決して主役ではない。つまり、何だか、これは寅さんの告別式みたいな映画じゃなかろうか。だから、寅さんは最後まで暖簾を割って現われたりしない。でも、渥美清だから現れそうな気がする。その渥美清の存在感ゆえに最後まで何かが起こりそうと、ついつい目を見開いて見てしまう不思議な映画だった。映画界最長老の一人である山田洋次は上手いと言うか得体が知れないほどボケずに論理的に映画を撮っている。
ただ、寅さんは私、ほとんど見てないからあまり沁みてこない部分もあって星は三つにとどめた。
旧作と新撮の両方に出ていながら、あまりに時間が経過しているので、とても同一人物に見えない人がいたりするのが、皮肉でなしに本当に凄いと思う。
銭の匂いのある所に近寄ってきて、歌って帰っていく桑田佳祐は嫌い。
◆『仮面ライダー令和ザ・ファースト・ジェネレーション』トーホーシネマズ錦糸町楽天地10

▲スライム色のが仮面ライダー01。
五つ星評価で【★★ちゃんちゃら分からない】
ジオウも01も一度たりとも見ていない超アウェーで観賞。
どちらのキャラかも判然としないのだが登場人物(主にライダー)多すぎ。
ライダー一人一人にファンが付いてたりして、容易に削減できないのかもしれないが、物語を優先させるならあんなにサブライダーはいらない(どれがどっちのサブライダーだかすら全然わからなかった)。
◆『すみっコぐらし』丸の内ピカデリー1,トーホーシネマズ日本橋4
五つ星評価で【★★★,★★徐々に摩耗】
泣きたくて二回目三回目を見に行った。
徐々に慣れてしまった。
◆『ラスト・クリスマス』トーホーシネマズ日本橋2

▲エミリア・クラーク。
五つ星評価で【★エマ・トンプソンは好きだけどエミリア・クラークは嫌い】
感情的な物なので理由はないのだが、主役のエミリア・クラークのベタベタに近寄ってくるような顔が嫌い。好みのエマ・トンプソンさんの役が偏屈な婆さんというのもビックリだが、まあ、そういう年だ。若い頃には妖精みたいな薄い服を着てピョンピョン跳ねてたのになあ。で、ワムとか、ジョージ・マイケルとかの名曲に彩られながら物語が進むのだけど、私、ワムなんてタイトルになってる「ラスト・クリスマス」しか知らん。洋楽は弱い。実にアウェー。
でも、謎の男が出てくるから映画としての体裁は整ったのじゃないか。謎の男のキーワードは心臓。「心臓伝言(ハートにメッセージ)」ってレモン・エンジェルの曲を思いだした。あの曲、上がるアイドルっぽい曲なのにクールで好き(ワムが分からないからレモン・エンジェルの話題を上げる男ふじき)。
◆『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』トーホーシネマズ新宿6

▲割れ凹に綴じ凸。
五つ星評価で【★★★ちょうど良さげ】
セス・ローゲンとシャーリーズ・セロンってキャスティングがお上手。
セス・ローゲンってクレバーなのに馬鹿やれてお下品でイケメンからは外れていて、それなのにバッチリ正しいので男に好かれる。
シャーリーズ・セロンは演技の為なら美を捨てる職人で、サバサバ感強いから女に好かれる(予想)。
そんな二人のラブコメ。
セックス始まった途端、乱れまくりのセロンに実に明確に男の願望が見て取れる。いやまあ、女子もあんなに乱れてもOKなセックスってのに対する願望があるのかもしれないけど。まあ、学級委員の女子には「学級委員なのに」って乱れ方をしてほしいね、ムッツリ男子としては。
◆『ダウントン・アビー』トーホーシネマズ日比谷8

▲「一匹見つけたら三十匹」「違うて」
五つ星評価で【★★★ドラマだ】
傑作ドラマの映画版という触れ込み。なので、登場人物の多い事。まあ、それなりに付いていけるのは配給会社がそこそこちゃんと前段で説明を入れているのと、必要以上にTVシリーズの過去をほじくったりしない脚本のおかげだろう。人と人の繋がりが如何にも長く続けられてきたドラマである事が傍から見ていても分かる。英国貴族版サザエさんみたいな。
ドラマと同じキャスティングという吹替版を見たがマギー・スミスの声がちょっと凄かった。マギー・スミスも年を取ったなあ。エマ・トンプソンと違ってあまり若い頃を知らないけれど。
【銭】
『男はつらいよ お帰り 寅さん』:2019.12.29から一か月間トーホーシネマズのフリーパス使用その7本目
『仮面ライダー令和ザ・ファースト・ジェネレーション』:東宝フリーパス8本目
『すみっコぐらし』:松竹前回有料入場割引1300円,東宝フリーパス9本目
『ラスト・クリスマス』:東宝フリーパス10本目
『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』:東宝フリーパス11本目
『ダウントン・アビー』:東宝フリーパス14本目
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・男はつらいよ お帰り 寅さん@ぴあ映画生活
・仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション@ぴあ映画生活
・ラスト・クリスマス@ぴあ映画生活
・ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋@ぴあ映画生活
・ダウントン・アビー@ぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
・男はつらいよ お帰り 寅さん@ノラネコの呑んで観るシネマ
・男はつらいよ お帰り 寅さん@SGA屋物語紹介所
・仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション@徒然なるままに
・ラスト・クリスマス@ここなつ映画レビュー
・ラスト・クリスマス@いやいやえん
・ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋@ここなつ映画レビュー
▼関連記事。
多分、後から貼る。
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