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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

マンガ『MASTERグレープ 第5~8巻(完)』原作:土屋理弘、作画:高橋アキラ、ゲッサン少年サンデーコミックスペシャルを読書する男ふじき

気が付いたら終わってしまった。
5巻~7巻が武道大会に優勝するまで。
7巻の帯に「彗龍旗編完結!!」と書いてある。
おおっ、知らなかった。「彗龍旗編」だったのか
(「彗龍旗編」って言葉を見掛けた事がないぞ)。
ちなみに「彗龍旗編」は4巻のケツから7巻まで。
8巻は「真理(マサリ)編」と7巻の後書きに書いてある。
口無真理(クチナシマサリ)は、このマンガの中で
一番武道的にイカレた人間で、そこが魅力。
但し、8巻全てを請け負うかというとそうではなく、
「真理(マサリ)編」は8巻の前半、後半は「秀一編」となる。
この石榴秀一(セキリュウシュウイチ)はクチナシマサリとタメを張る
イカレたキャラクター。

クチナシマサリは最強だが、抑制できない男。
だが、そうは見えないが決められたルールは守る。
守れない時は我を忘れて狂っている時である。

セキリュウシュウイチも最強だが、武道が病気。
殺意を向ける者を無意識でも絶たずにはいられない。
そこに彼の意思はなく、彼は「武道」という
残留概念に操られて殺戮をしているにすぎない。
その彼を負かすのではなく、正しい武道に引き戻すまで。
いきなり幕を閉めたような終わり方だったが、納得はさせられた。
武道で打ち負かす終わり方ではなく、優しい主人公が
出会った病人を武道で治療する、
そういう意味では変わった終わり方かもしれない。

個人的には、何をやり出すか分からないクチナシマサリ編を
もうちょっと見ていたかった。
セキリュウシュウイチはやはりいきなり出てきたキャラだからか地味。
マサリはその点、要所要所がラテン系におかしくて良い。
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