『チア・アップ!』新宿ピカデリー10、『シークレット・ジョブ』シネマート新宿1
- Date
- 2020/07/30/Thu 23:42
- Category
- 映画(FC2独自レビュー)
同日鑑賞を2本まとめて。
◆『チア・アップ!』新宿ピカデリー10

▲チアリーダーのセンターが学級委員タイプの眼鏡さんで、尚且つ老女というジャンル映画の最終兵器みたいなプロット。
五つ星評価で【★★★70越えのガールズ・ムービー】
ダイアン・キートン凄いのは確かにお婆ちゃんなのだけど、シンプルにかっこいい。セックス・アピールこそないが、それを補う人間的魅力が満ち溢れている。持ち上げすぎか。そのダイアン・キートンがお婆ちゃんになって、シニア・タウンという老人ばかりが住む町で、若い時に断念したチア・リーダーを再開する話。
チーム召集の為のオーディションから、練習、失敗、再練習を経ての難関へチャレンジと言う物語の中で、年甲斐もなくって言っちゃあ失礼だが、ワイワイガヤガヤする老女の皆さんがみんなそれぞれ個性的でチャーミングです。セックスとかそういう対象ではないのだけど、女性は年をとっても変わらない。姦しくって可愛い、そんな感じを受ける。だから、これは最長齢のガールズ・ムービー。
「誰が婆さんのミニスカート姿を見たがる!」と言うのは映画内のセリフなのだけど、実際見てみると「脚だ」としか思わない。若い女の子のムチムチしたあんよではないのだけど、まあ「脚」である。単に脚。嫌悪感はなかった。格別、惹かれる訳でもないけど。封じようという決め手になるような要素ではない。

▲若いと言うだけで悪役視されてしまうヤング・チアチーム。真ん中の黒い方は後に改心して老人チームのヘルプに回る。ちょっと顔が面白い系と言ったら失礼か。しかし、みんなキューピー人形みたいで若いからセックス・アピールが強い訳でもない。
友達の孫の恋愛エピがちゃんと入ってる辺りにプロデューサーとしてのダイアン・キートンのバランスの良さを感じる。
◆『シークレット・ジョブ』シネマート新宿1

▲着ぐるみ着ただけの4体。作り物感バリバリだが、着ぐるみ自体の出来は良いので、角度によっては絶妙に本物の動物に見えなくもない所が上手くできてた。
五つ星評価で【★★動物園に動物がいると言う幻想】
「エクストリーム・ジョブ」制作チーム最新作!
こういう煽りには弱いし、まんまパクリ・タイトルだが、悶絶するほど楽しくはなかった。
ちなみに英語題は『SCERET ZOO(秘密の動物園)』で、こっちの方がタイトルとしてはいい。
動物がいない。
本物は連れてこれない。
じゃあ、偽物を都合しよう。
というプロットはいいし、出来上がったニセ動物の絶妙な不自然感とかは面白い。
ただ、ビジネス戦略がアレだけというのはしょぼい。
なんつか単純に脚本の上での二つの組織の攻防戦がユルい。
ここが一番の問題点だ。
面白いけど、ちょっと長くてタルいかなー、くらい。
【銭】
『チア・アップ!』:松竹ポイントカード6回分を使って無料入場。
『シークレット・ジョブ』:テアトル会員カード+曜日割引で1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・チア・アップ!@ぴあ映画生活
・シークレット・ジョブ@ぴあ映画生活
◆『チア・アップ!』新宿ピカデリー10

▲チアリーダーのセンターが学級委員タイプの眼鏡さんで、尚且つ老女というジャンル映画の最終兵器みたいなプロット。
五つ星評価で【★★★70越えのガールズ・ムービー】
ダイアン・キートン凄いのは確かにお婆ちゃんなのだけど、シンプルにかっこいい。セックス・アピールこそないが、それを補う人間的魅力が満ち溢れている。持ち上げすぎか。そのダイアン・キートンがお婆ちゃんになって、シニア・タウンという老人ばかりが住む町で、若い時に断念したチア・リーダーを再開する話。
チーム召集の為のオーディションから、練習、失敗、再練習を経ての難関へチャレンジと言う物語の中で、年甲斐もなくって言っちゃあ失礼だが、ワイワイガヤガヤする老女の皆さんがみんなそれぞれ個性的でチャーミングです。セックスとかそういう対象ではないのだけど、女性は年をとっても変わらない。姦しくって可愛い、そんな感じを受ける。だから、これは最長齢のガールズ・ムービー。
「誰が婆さんのミニスカート姿を見たがる!」と言うのは映画内のセリフなのだけど、実際見てみると「脚だ」としか思わない。若い女の子のムチムチしたあんよではないのだけど、まあ「脚」である。単に脚。嫌悪感はなかった。格別、惹かれる訳でもないけど。封じようという決め手になるような要素ではない。

▲若いと言うだけで悪役視されてしまうヤング・チアチーム。真ん中の黒い方は後に改心して老人チームのヘルプに回る。ちょっと顔が面白い系と言ったら失礼か。しかし、みんなキューピー人形みたいで若いからセックス・アピールが強い訳でもない。
友達の孫の恋愛エピがちゃんと入ってる辺りにプロデューサーとしてのダイアン・キートンのバランスの良さを感じる。
◆『シークレット・ジョブ』シネマート新宿1

▲着ぐるみ着ただけの4体。作り物感バリバリだが、着ぐるみ自体の出来は良いので、角度によっては絶妙に本物の動物に見えなくもない所が上手くできてた。
五つ星評価で【★★動物園に動物がいると言う幻想】
「エクストリーム・ジョブ」制作チーム最新作!
こういう煽りには弱いし、まんまパクリ・タイトルだが、悶絶するほど楽しくはなかった。
ちなみに英語題は『SCERET ZOO(秘密の動物園)』で、こっちの方がタイトルとしてはいい。
動物がいない。
本物は連れてこれない。
じゃあ、偽物を都合しよう。
というプロットはいいし、出来上がったニセ動物の絶妙な不自然感とかは面白い。
ただ、ビジネス戦略がアレだけというのはしょぼい。
なんつか単純に脚本の上での二つの組織の攻防戦がユルい。
ここが一番の問題点だ。
面白いけど、ちょっと長くてタルいかなー、くらい。
【銭】
『チア・アップ!』:松竹ポイントカード6回分を使って無料入場。
『シークレット・ジョブ』:テアトル会員カード+曜日割引で1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
・チア・アップ!@ぴあ映画生活
・シークレット・ジョブ@ぴあ映画生活
スポンサーサイト