FC2ブログ

ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ジェイド・ダイナスティ 破壊王、降臨。』UPLINK吉祥寺、『丹下左膳』ラピュタ阿佐ヶ谷

同日鑑賞2本をまとめてレビュー。

◆『ジェイド・ダイナスティ 破壊王、降臨。』UPLINK吉祥寺

▲いや、こんな映画だけどこんな映画じゃない。

五つ星評価で【★★★とっても変で冗長、でも最後に泣かせてくれる】
舞台は超昔の中国。どれくらい昔かと言えば、修行を極めると誰でも空が飛べるくらい昔の中国。登場人物は神仙みたいな人間しかいないから、ひょっとすると舞台は人間界じゃないのかもしれない。でも、カンフーは「気」のみで妖術の類は使わない。
主人公は小凡。10年前両親を正体不明の男に殺されて以来、修行に励んできたが、修行の成果が誰よりも出ない。他の一派も合わせて合同武闘会が開かれる。最弱の小凡は偶然、手に入れた悪魔の力で勝ち進んでしまう。その時、悪魔が復活する、みたいな話。拳法一派の話になっているが、フォーマットは群雄割拠タイプの番長物である。主役がとても心の清い子なのに悪魔の力を借りないとてんで弱く、同門の幼馴染の自分が惚れてる女の子に勝てないのが気の毒でたまらん。
隣の一派はエリート集団で、主人公はその中のトップ女剣士と何回かラッキースケベ的展開がある。彼女は委員長枠。時代が現代だったら眼鏡かけてるに違いない。
最後に主人公を惑わそうとする悪魔側からも主人公とアチチ展開になるべく美女が現われる。これがちょっとヤンチャな女不良枠。この子がちょっと酒井若菜に似てる(あー名前が出てこない出た)。右の緑の服の娘なんだけど。

途中までダラダラ学園・天下一武道会みたいなテイストでやって来てたのに、ラストになっていきなり「お前はこの世に災いを残す存在」って全否定されるの辛すぎる。

101分かあ。2時間くらいは見ていた気がしてたのになあ。


◆『丹下左膳』ラピュタ阿佐ヶ谷
五つ星評価で【★★★明朗快活】
特集「痛快!時代劇まつり」から1プログラム。
1958年、カラー、99分、初見。
日本初のカラー・シネスコ一年記念の映画だそうである。
大友の演技はでかくてヘボいけど気持ちいい。
今回ばかりは決して善人の役ではないのだけど、大友が演じると気のいいバカになる。
悪役は山形勲、欲と色の二本立て。美空ひばりを襲って胸に手を充てるけど揉んだり握ったりはしない。その辺り「悪」を演じていてもちょっと冷静だし本当はいい人なのかなあ、と。ここぞとばかり揉みそうな人もいなくはないから(梅宮辰夫あたり怪しい)。しかし、みんな美空ひばりにセックス・アピールを感じるのかあ。その辺は私はサッパリだなあ。
最後、悪漢の屋敷に雨が降る中、丹下左膳、柳生家家臣、捕り者の一群が駆け集まって来るところはあがる。
金魚占い最初の藩主は成田三樹夫じゃないかしら?


【銭】
『ジェイド・ダイナスティ 破壊王、降臨。』:UPLINK水曜全員割引で1100円。
『丹下左膳』:ラピュタ阿佐ヶ谷水曜全員割引で1100円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
ジェイド・ダイナスティ 破壊王、降臨。@ぴあ映画生活
丹下左膳〈1958年〉@ぴあ映画生活
スポンサーサイト