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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』トーホーシネマズ日本橋8

◆『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』トーホーシネマズ日本橋8

▲この顔写真が全部『罪の声』の宇野祥平の画像を加工されたものだったとしてもそんなに驚かない。

五つ星評価で【★★★お話はてんでダメだけど、キャラがマンガすぎてて愛しい】
綾野剛と北川景子の狂犬・番犬コンビがマンガみたいで、リアリティーが全くないけど好き。そして、ドクター・デス側もキャラが濃い。何か、その主要なメンツのキャラの濃さだけで勝負しながら、エンドロールのアレクサンドロスが掛かると、コーラぶっかけられた様な気持ち良さで騙されてグッドに終わった感じ。決して話が面白い訳でなく、ミステリーとしても「ミステリーなのか?」みたいな映画なんだけど、珍品として私はけっこう好きです。

・頭が悪いので、タイトルの『ドクター・デスの遺産』が何なのかよく分かりませんでした。
・何か捜査を見たという気が全然しない。
・安楽死の善悪に一歩も踏み込まないのは、逆に意外だった。
・ドクター・デスの意図はともかくとして、それで確実に幸せになっている被害者家族の存在とかはバランスとしてもう少し取りあげられてもいい。
・逆に、綾野剛の取り調べは人の拠り所を単に崩す事が目的で、その拠り所さえ崩れれば相手は何でもベラベラ喋るという考え方は逆洗脳みたいで主人公側の行動として認めづらい。取り調べに対しては「洗脳崩し」みたいな別の人員を配置し、かつ、現場の捜査チームと必ずしも仲が良くないという構造にした方が面白かったと思う(違う話になっちゃうけど)。
・ドクター・デス側のあの人の声がでかい田舎くさい演技が誰も反対とか抑止できなかったのかなあみたいなギリギリさで、私は好き。
・ドクター・デス側の別のあの人の澄み渡る感じの周りと空気感が違う演技もとっても好き。遠くから安楽死対象者にボディー・モーションで声を掛けるショットとか、周りと空気や時間が隔絶されていて、まるでその存在が幽霊のように見えてゾクゾクした。ラスト、主人公達と対峙する、ある場所に行ってからはごくごく普通なチンケな犯罪者にランクダウンしてしまったみたいで残念。
・綾野剛と北川景子以外の捜査チームが「ガヤ」としてしか機能していない感じ。いーよなー、あれで給料もらえるの。
・綾野剛と北川景子の二人が身体を二つに分けた『ドーベルマン刑事』みたい。どう考えても、こんな刑事は今、いないし、昭和にだっていなかっただろう。カリカチュアが濃すぎてマンガみたい。つーか、その溢れてる感じがきっと好きなのだ。逆に、そんな溢れている事に関して嫌う人もいるに違いない。綾野剛が崩れに崩れたダメ刑事なのは冒頭から分かっていて、それを調教師のように制する事が出来る北川景子が超かっこいい。俺も犬のように撫でたり、さすったりしてほしい(いや、それはしてほしいだろ)。その北川景子の手をスルリと抜けて、チョクチョク暴力刑事としてはみ出す綾野剛も目が離せなくて良い。何よりいいのは北川景子が綾野剛をビンタするシーン。あそこだけリピートで1時間くらい見ていたい。でもまあ、あそこがいいのは、刑事の相棒としての近さがキッチリ表現されているからだろう。ビンタしてまで自分を制止してくれる職場の同僚なんて普通はいない。化け物同士のバディー感、そこに目を引かれる。

PS 追加希望シーン
 北川景子の親の安楽死に対する用意を済ませ、スイッチ一つで
 親を死に追い込む事が出来るようになったドクター・デスが
 北川景子に要求を突き付ける。
 「そこにあるセーラー・マーズの衣装、それを着用しなさい」
ビンタシーン30分、着替えシーン60分でスピンオフ作ってほしい
(俺って奴はー!俺的には偉い!)。


【銭】
トーホーシネマズデーで1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-@映画情報のぴあ映画生活
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-@yukarinの映画鑑賞日記α
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