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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『人斬り』『11.25 自決の日』新文芸坐

特集「三島由紀夫 文学と映画」の1プログラム。

◆『人斬り』新文芸坐
五つ星評価で【★★★★五社英雄監督ちと長いよ】
1969年、カラー、140分、多分二回目。
バカをやらすと勝新光る。つか、若い時は別だけど、ヒット飛ばした後の勝新はバカで女好きで滅法ケンカが強い、みな同じ人間である(キャラクターは同じだが、座頭市だけは盲人)。そして、冷血漢をやらせると、仲代達矢光る。いやあ、怖い怖い。お人好しの後輩キャラに山本圭。いやあ、お人好しだ。イメージ通りだ。にしても、人斬り以蔵に勝新太郎、坂本龍馬に石原裕次郎、ドラマ『龍馬』の以蔵=佐藤健、龍馬=福山雅彦とイメージ違いすぎで笑ってしまう。佐藤健は女のまたぐらに顔突っ込んでニヤニヤ笑ったりはしないだろ。事務所が許さないだろ。薩摩の田中新兵衛を演じた三島由紀夫が出色の出来。三島由紀夫はもう単に普通の役者としてちゃんと通用してる。この映画でも上から数えた方がいい役だし、見せ場もある。あ、コント55号なんか出てるのね。コント55号は本当にオマケ出演で下から数えた方がいい役だし、そこだけ空気がコントっぽい。
三島由紀夫、この演技の1年後だかに自決してるとの事。あー、わからねー。


◆『11.25 自決の日』新文芸坐

▲真面目くん。

五つ星評価で【★★なるほど三島由紀夫はこういう男なのね】
2011年、カラー、119分、初見。
三島由紀夫こーゆー人だったのね、と言う、何となくの概要が分かる。でも、これを見た後に役者、三島由紀夫を見ると又、はぐらかされてる気もしてしまう。井浦新と満島真之介の没入具合が凄い。満島真之介はこういう普通に熱い二枚目の役ができるのだなあ。寺島しのぶがよく分からない迫力で、三島夫人。三島由紀夫と三島由紀夫夫人がどういう関係なのかが全く伝わって来ない。いや、関係で言えば「夫婦」なのだろうけど、セックスとかしてるようには見えない。何がどうしてどういう具合に夫婦なのかが分からない。寺島しのぶが怪作『キャタピラー』みたいに陰で全てを牛耳っていそうな気がちょっとだけしてしまう。


【銭】
一版1450-300(会員割引)だが、今回は8ポイント使って無料。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
人斬り@ぴあ映画生活
11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち@ぴあ映画生活
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