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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『劇場版ほんとうにあった怖い話~事故物件芸人~』シネマロサ1(ネタバレ気味)

◆『劇場版ほんとうにあった怖い話~事故物件芸人~』シネマロサ1
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▲幸せそうな顔立ちがいない。

※ 物語構成の話などレビューに多少のネタバレ要素を含みます。

五つ星評価で【★★ほんとうにありそうに見せよう】
亀梨くんの『事故物件芸人』があまりにも、亀梨くんが芸人には見えないから本物の松原タニシとかを使って再撮したのかなあ、とか思ったら、さにあらず。どういう企画なのかと言うと お笑い第7世代による笑えて怖い新感覚ホラー! 世界初製作!! らしい。「世界初製作!!」の意味が良く分からん。物語として呪われた物件が出てきて、その物件に住むのは物語の上でも出演キャストの上でも第7世代芸人という企画らしい。松原タニシが第何世代なのかは分からんが彼は出てない。まあ、顔とか写真で知らんから(マンガになった彼は読んだ)出ていても気づかんかもしれんが。出てるのは「トム・ブラウン」「ニューヨーク」「かが屋」の3組5名。エース級にTVに出まくってる第7世代は流石に確保できなかったみたいだ。まあ、それはせんない。
今回の物語は元々、事故物件たらしめた事件があり、その後、3組の芸人がその事故物件に住まう事になるという話であり、時空間を少しずつ遡っていくちょっとトリッキーな構成である。ちなみに、「ほんとうにあった」であり、演者は「第7世代」ではあるが、全て「仮名」が付けられたエピソードであり、彼等自身の話ではない。まあ、そうだろ。そうすると、3組の芸人が演じる3組の芸人の恐怖エピソード。うわ、本当らしくない。最初の芸人の2年前の話として、次の芸人の話になり、その芸人の2年前の話として又、別の芸人が出てくる。足掛け4年以上の長い話である。
「事故物件」は「不審死」などが発生した「いわくつきの物件」に対して、不動産業者が貸出契約をする時、故意にその情報を隠蔽してはならないとする物件である。不動産業者から見れば、「いわくつきの物件」は安く賃貸せざるを得ないから、そういう物件がないに越した事はない。この「事故物件」を「事故物件リスト」から外すには、「いわくつき」でも何でも誰かしら賃貸させてしまい、その店子が一定期間そこで生活させて、リストから除外させるという手段を取る。直前の店子が問題なければ、特に事故物件扱いしなくていいのだ。業者によっては店子がいなくても、1年間ほど事故から期間が開いていれば「事故物件」を外す業者もいるらしい。とすると、この話のリアリティー具合が怪しくなってしまう。本当の人死にがあった後に2年も間を取っているし、直前の入居者に人死にが出てなくても、事故物件として紹介して契約しているし。それは客に優しすぎるという意味でリアリティーに嘘くささを感じてしまう。又、最初の芸人と次の芸人との間で、それだけの後追い事件が起こっているなら、その事件が同じお笑い芸人の境遇として話題にあがっていない事は不自然極まりない。

演者はそれぞれが巧み。「笑える」かどうかについては、そんなにそういう配慮はない。私が新しい笑いに付いていけてないという可能性も小さくはないが。


【銭】
一般料金1800円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
劇場版ほんとうにあった怖い話~事故物件芸人~@ぴあ映画生活
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