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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

『ホリミヤ』新宿バルト9-3

◆『ホリミヤ』新宿バルト9-3

▲左がホリ、右がミヤ、後のホリケンと宮迫である(嘘)。

五つ星評価で【★★★★青春だ】
深夜に同名同原作のアニメが放映してるので、てっきりその編集版か続編の上映かと思ったら実写映画だった。これはこれで実写ドラマの編集版みたいであるが、チラシにそうと書いてあった。一週間限定先行ロードショーであるらしい。
友達未満から恋を意識しあう関係に到達するまでの淡い突っつき合いの応酬が歯痒くも可愛らしい。二人とも相手の事を必要としているのだが、その必要があまりに自然と言うか、生活に根差しすぎていて、恋愛感情とはそれぞれが気づかない。恋愛物の流れとしては強引だけど、そういう家族関係に近い所から始まる恋愛感情と言うのもなくはないのかもしれない。燃えるような恋愛ではないが、一年経った夫婦がお互いの事をかなり分かりあってしまうような愛情、そっちが先に来てしまったような捻くれた恋愛ドラマとも言える。まあ「ありえるかも」と思わせた時点で、作品としては上々であろう。こういうの中々リアルにはなさそうだから。ドラマの嘘としてリアルだったら成立すまいという嘘も混ざるのだが、全般凄く丁寧に自然にドラマが進むので、気にならないと言うか、自然に嘘を認めてしまっている。その辺の匙加減は上手いのだと思う。
地味男子だが実はアバンギャルドを併せ持つモッさい男子に鈴鹿央士。『蜜蜂と遠雷』の一番若い天才を演じた彼である。ああ、なかなか、そんな風に飄々と。無造作長髪は良いけど、ベビーフェイスだから奥に隠れてる顔はシャープじやなくってふくよかなのはちょっと原作と離れるのだが、よくやってる。
クラスの人気者キャラに久保田紗友、いわゆるミニシアター系仲野太賀ラインから発掘された新人女優。この非凡な二人が引っ張るのだから、そりゃ面白くなるだろ。


【銭】
新宿バルト9夕方割引1300円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
ホリミヤ@ぴあ映画生活
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