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『あの頃。』トーホーシネマズ渋谷2

◆『あの頃。』トーホーシネマズ渋谷2

▲いい感じに輝きの無い6人組。

五つ星評価で【★★★友達の映画】
『あの頃。』から始まって『いの頃。』『うの頃。』と進み、『んの頃。』まで続けようという壮大なプロジェクト、ではない筈。
青春映画は題材に「恋愛」を選びがちだが「友情」ってのも選択肢だよなと思わせる一本。青春の「恋愛」は破局と同時に劇的なラストを迎えるが(たまに初恋で夫婦ってのもいるけど、それは夫婦関係になる事がラスト)、「友情」って切れ目が分からず、会わなくなるだけで年賀状の交換だけダラダラ続いてしまったりする。だからこそ逆に一本の映画にするのは難しい。なので、初めから終わりではなく「あの頃」という一時期の物語なのかもしれない。ただ、「あの頃」は「あの頃」だけでなく、久しぶりに出会うと「あの頃」が地続きで再稼働したりもする。そういうのもおもろい。まあ、そういうのがある人もいれば、ない人もいるだろうし、そういうのになりやすい趣味もあれば、なりづらい趣味もあるだろうけど。
一群6人がみんな半端に普通の人っぽい、どっちかって言うとイケてないグループ、なのが好感度高い。ロッチから個性の塊りみたいな中岡を呼ばず、中岡に個性を吸い取られたみたいなコカドを迎えてるのもセンスいい。ドルオタはアイドルが主体だから、あまり無駄に個性強いのはうるさい気がする。コンサートの場面で見かける妖怪みたいな凄いのを6人から排してるのも良し。そして、松坂桃李のオーラの打ち消しっぷりから見えるスタイリストの技量が凄い。その柄はないわって細くて変な色のボーダーシャツとか、一見よさげだけどサイズが合ってないので首回りすごくだらしなく見えちゃう服とか、顔が松坂桃李なのにバリバリださい。白ブリーフとか履かせちゃうし。その松坂くんが最初にあややのPV見て、すっと涙流すシーン良かった。ただ、題材はハロプロじゃなくても良かったのだろうけど、打ち込む題材の凄さが納得出来るくらいまで描いてほしかった。それはそこが映画として描きたい部分じゃないってのも分かるのだけど、両方込み込みで描く事も出来なくもないだろうとも思うので。

松坂桃李がドルオタ繋がりでコンサートに一緒に行った西田尚美と「卒業っていいですね」みたいな話を思わせぶりな口調で会話するのだけど、あれは成人映画だったら松坂くんがDT脱却する振りなんだろう。何かオタからの卒業を誰一人もしないので、この辺、伏線張る筈だったのにどこにも張れずに浮いちゃったみたいなパートになったんじゃなかろうか。ちなみに西田尚美にDT奪ってもらうのってもの凄く優しく奪ってもらえそうでよさげ(今更な話だけど)。

『あのこは貴族』にも出ていた山中崇が同じ人間に見えない。役者やのう。

・あややの曲は『めっちゃホリデイ』の方が推し。
・っちゅーか、コズミン推しのミキティなんか曲も出なかった。
・コズミンが病気になったのはともかく、アイドルファンをやめてしまったのは庄司と結婚してしまったからではないか?
・6人のメンバーがみな、つのだ☆ひろをこよなく愛する同士だったらタイトルは『あの☆頃』だったに違いない。
・6人のメンバーの推しが、水原希子と門脇麦だったらタイトルは『あの頃は貴族。』だったに違いない。


【銭】
トーホーシネマズの会員ポイント6ポイント使って無料鑑賞。
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あの頃。@ぴあ映画生活
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あの頃。@ここなつ映画レビュー
あの頃。@ノラネコの飲んで観るシネマ
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fjk78dead

Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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