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『ミラベルと魔法だらけの家』トーホーシネマズ日本橋3

◆『ミラベルと魔法だらけの家』トーホーシネマズ日本橋3

▲きゃー、ミラベルちゃんかわいいーっ(好みなのだ)。

五つ星評価で【★★★★超グロテスク】

ツイッターでの最初の感想(↓)

もっとも言ってはいけない感想。『バスケット・ケース』の兄弟がハグするような映画。

それはそれで冗談なのだが、冗談は置いておいてもグロテスクな映画を作ったもんである。私は大人で悪辣だから、それを見て承知で泣いたり笑ったりしてるのであるが。こんなん子供に見せていいのかよ、と『映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』の時みたいに頭がグルグルしながら思ってしまった(アレはアレ、コレはコレで、子供に見せたいかどうかの理由はちょっとだけ違う)。
ディズニーだからアット・ホームなハッピー・エンドを強引に手繰り寄せているが、これは家庭にスポイルされる子供の物語である。平たく分かりやすく言うと明るくミュージカル・テイストを加えてラストの抑圧爆発シーンの矛先を180度変えて見せた『キャリー』。主人公のミラベルは身に覚えのない(と言うより自分ではどうにもならない)身体性を楯に取られて家庭内ヒエラルキー最下位にいる。それでも健気に頑張る彼女が泣ける。でも、これ、健常者の家庭に一人、車椅子の女の子がいるような状態だろう(あー言っちゃったよ俺)。「何にもしないで、そこにいなさい」。それはもう彼女自身の存在の全否定だ。別に車椅子に限らない。発達障害であったり、極度に内向性が強かったりでもミラベル的な立場は誕生しうる。そういう意味では、最初のダンスシーンで、町の人からギフトの無い彼女に花火や楽器がギフトとして与えられたりするのにホッとする。家族より村の人の方が彼女を気遣ってあげているっぽい。ううっ、村ぐるみで児童相談所かよ。彼女は家族の一員以上に村の一員である。だからこそ彼女はギフトを賜らなかったのかもしれないし、賜らなかったからこそ彼女と家族以外の村の人との距離が近いのかもしれない。だが、それはやはり結果であり、彼女からしてみれば謂れのない試練だろう。それは物語だから、という実も蓋もない事を言ってしまわない限り、最終的に彼女が何故ギフトを賜らなかったのかは明らかにはされないのだ。なんてイケズなんだ神様。
だから、ミラベルと一緒にハラハラドキドキしながら「ばばあバカヤロー」と凄い思った。そこは幸福な「ばばあ許してやる」に繋がるのだが、現実世界ではなかなかそうもいかないだろう。だからちょっと胸を痛めた。逆に現実問題として家族にプレッシャーを与えられている子供に対しては「ばばあバカヤロー」と言っていいのだよ、という福音になる映画なのかもと一縷の希望を持たんでもないが、実際の現実はアニメより強いんじゃないかと言う停滞も気づいている。だから、無条件に「わはははは、ハッピーエンドでよかった。じゃあ寝るか」ではないと思うのだ。分かったか、ディズニー。

ミラベル好き。ちょっとオカメな感じがたまらない。
おばあちゃんの三つ子がギフト持ちで「天候操作」「治癒」「予言」を持つ。これはどれも未開の地で生きていくのにたいへん役に立つ恩恵であると言えよう。
その次が「怪力」「花を咲かせる」で、これは実用的に生活を向上させる魔法。
この辺りまでが恩恵っぽいギフトで、この後かなり変な方向にずれてくる。
「変身」「聴力」「動物と心を通わす」、こんなんでいいのなら何でもありだろ。「爪を回転させて飛ばす」とかでもいい。スタンド能力かよ。

グチって当たったが、たいへん楽しませてもらったので、時間都合で字幕版で観たが、出来れば吹替版も見たい。


【銭】
トーホーシネマズの有料入場ポイント6ポイントを使って無料入場。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
ミラベルと魔法だらけの家@ぴあ映画生活
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『囚人ディリ』キネカ大森1

◆『囚人ディリ』キネカ大森1

▲無双ディリ。

五つ星評価で【★★★★驚くべきインド】
何が驚くって、映画として新しい事は特に入っていない。全容も含めて、5分後の出来事がずっと予想でき、その予想が全くその通りに展開するストーリーラインが超ベタ。145分もある尺。でも、インド映画マジックによって、面白いのである
舞台は急遽、運転を強いられる事になった囚人のディリが転がす重病人をワンサカ乗せたトラックと、組織の犯罪者と押収した歴史的な量の麻薬を取り戻そうと麻薬組織が集まる警察署の籠城戦との二箇所に分かれる。警察側で赴任したばかりで事件に巻き込まれるあまり地位の高くなさそうな小男ナポレオンの正義感が泣かせる。

▲真ん中がナポレオン。

インドの暴徒の暴走も理屈抜きの「徒党」という感じで怖いが、映画上で役立たずの韓国警察以上に、職場放棄をしてしまうインド警察の無責任さにもビックリ。まあ、映画だけなんだろうというのを望む(韓国も含めて)。



【銭】
映写事故起因の招待券を残5日の締め切りを前に消化。ふー。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
囚人ディリ@ぴあ映画生活

『ジェントルメン』『Mr.ノーバディ』ギンレイホール

◆『ジェントルメン』ギンレイホール

▲「GENTLE」の意味は「優しい、おとなしい、温和な、親切な、寛大な」。

五つ星評価で【★★★★クズ達にはクズ達なりのモラル】
イギリスの非合法ドラッグ界隈の人間模様、勢力構造、ヒエラルキーの行ったり来たりを見せる映画で、登場人物は『アウトレイジ』のように、全員悪人。「正義」や「遵法意識」の乏しい面々ではあるが、その中でごくごく身近に守るべきモラルはある。話の落としどころとして「血の制裁」のような状態で片付いてしまうのは致し方ないが、それでも、よりモラルの質が高い者が低い者に勝って終わるのでホッとした。クズしかいない世界でも勧善懲悪が成立してほしいのだ。
っつか、肩入れしたくなる奴が3人くらいしかいない。その3人は節度のある屑で、他は節度の無いクズ。

マリファナ王のミッキー、ことマシュー・マコノヒーかっけー。有言実行。やりとげる人で、彼の中で「やるべき事」が明確、その揺らぎのなさが良い。一流のいい服を着ている。
ミッキーの右腕レイ、ことチャーリー・ハナム。極めて「熊さん」的容貌だが、仕事に忠実。ぬかりはない。彼の部下ともどもチーマーみたいな若いギャングに軽くあしらわれるが、その無礼をそのままにはしておかない地力が良い。暴力業はナメられたら終わりなのだ。一流のいい服を着ている。
町のボクシングコーチで本当はギャングとか全然筋違いの強いだけの男、コリン・ファレル。実力と比べて低姿勢に振る舞える男は好感度高い。オシャレっぽいけど、服は安そう(どの服も薄くてテロテロっぽい)。
ここまでが一軍。
あと、あー、そういう職業だったのというのを映画見た後、チラシで知った「ゲスな私立探偵」フレッチャー、ことヒュー・グラント。あのホモとかに尻さわられてそうなおヒュー様が暗黒街でけっこうしたたかに闊歩している。ヒゲ面に笑顔。あの絶えない笑顔が全く信用できなくていい。服は金を掛けてるぞって威嚇するような服。

あと、マシュー・マコノヒーから大麻畑を買い取るのがユダヤ人富豪だが、ここで発生した問題に対して取られた対策が「ベニスの商人」。「ベニスの商人」では強欲なユダヤ人の金貸しは正義側の奸計にはまり、正当な借財をあきらめさせられるのだが、ここではその逆で、強欲なユダヤ人の富豪は自分の肉体で、発生した借財を支払う事になる。ユダヤ人この映画でいいところなし。ついでにロシア人、中国人もいいところはない。ヤンキーしか勝たん状態。

それにしても『流されて』とか見せられた時はガイ・リッチーがこんなに監督として普通に再復活するなんて思いも寄らなかった。おめでとう。面白かったよ、ガイ・リッチー。

そう言えば『湘南爆走族』の行きつけのラーメン屋の店名が「ジェントル麺」じゃなかったっけ?


◆『Mr.ノーバディ』ギンレイホール
▲画像は後から。

五つ星評価で【★★★★破壊の楽しさ】
二回目。
「キティちゃんの髪飾りをどこにやったんだー」と駄々っ子みたいに絶叫するのがもう楽しゅうてたまらん。
こういうどうでもいい映画が作られて公開されるのはとても良い事。
ロシア人の親玉もいいキャラなんだけど、銃方面での見せ場がもう一つ欲しかったな。
あの主人公の娘、可愛かったなー。
例えば、バスで助けた娘、黒人のロシア人関係者、赤ん坊を見つけた後の強盗犯など、スパっと二度と出てこない所とかとても潔い。


【銭】
会員証で入場。『ジェントルメン』と『Mr.ノーバディ』でカップリング。こういう単純明快なアクション映画二本立てはやっぱりギンレイホールでは珍しい。ヤバい。ヤバい。もうすぐ会員更新しないと。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
ジェントルメン@ぴあ映画生活
Mr.ノーバディ@ぴあ映画生活
▼次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
ジェントルメン@ここなつ映画レビュー
ジェントルメン@ノラネコの呑んで観るシネマ
ジェントルメン@銀幕大帝
▼関連記事。
Mr.ノーバディ(一回目)@死屍累々映画館・第二章
・Mr.ノーバディ(二回目)@死屍累々映画館・第二章

『恋する寄生虫』ユナイテッドシネマ豊洲12

◆『恋する寄生虫』ユナイテッドシネマ豊洲12

▲無双菜奈さま。

五つ星評価で【★★ボロボロの王子様がボロボロのお姫様を迎えに行く辺りまでは好き】
前半、それぞれ社会から受け入れられない為に、無駄に加虐的にガサツな小松菜奈と、無駄に被虐的にナイーブな林遣都が無理やりボーイ・ミーツ・ガールさせられる。この強引なシチュエーションや、その成り立たない感じは好き。でも、すったもんだの挙句、二人は割と簡単にお互いが近くにいても苦にならない関係にステップアップしてしまう。は? 何、あんたらバカ? みたいにこの邂逅が受け入れられなかった。幼少時から拗れて拗れて大人にまでなったというのに、その拗れ方に一貫性がない、薄い、プライドがない。二人は社会を憎み社会から憎まれる独自な一人ずつから、社会を憎み社会から憎まれる一組に昇格する。そんなサカリの付いた猫のように、相手を信頼できる理由が分からない。相手も自分同様に絶望しているから、と言うのは幻想にすぎず、社会的最底辺の貧乏人が自分の命の為に同じ最底辺の貧乏人を歯牙にかけるなんて事は日常茶飯事である。そんなお互い「絶望してる同士」だから、相手を信頼するなどという幻想を信じるなんて甘ちゃんもいい所だ。視線恐怖症は他者に自分が下される評価を無視できない、潔癖症は自分の領域に汚染した他者を入れられない。どちらも強い強迫観念による物でそれを打ち崩す事が「理性」や「思いやり」なら、十年以上苦しむ間に治癒に向かう瞬間はあったに違いない。
そこで新たなビジョンが導入される。二人は同じ寄生虫持ちなのだと言う。これもよく分からない。鼠と猫の例が出される。寄生虫が本来の宿主に生殖されるために中途宿主の心理を操作する。別に小松菜奈が林遣都を生食する訳ではないので(生殖はありうるのだが)、彼等の内部にいる寄生虫が彼等同士を認め合うようなメンタリティーに導く理由が分からない。小松菜奈の自死を断念させる為かもしれないが、この寄生虫の成長により小松菜奈は死ぬと言われている。つまり、寄生虫は小松菜奈が自死を選ぼうが選ぶまいが宿主を殺してしまうのだ。その為に、別の宿主(虫自身が移ると言うより、虫の子供を移して感染させる)を探しているのなら分かる。だが、林遣都も既に感染しているのだと言う。彼等の関係は同根なのだと言う。では、虫同士によるメリットはあるまい。同じように症状が悪化している林遣都も又、死期が近い筈だ。
元々この虫が宿主に対して起こす他者への非共感アクション自体が虫の繁殖を妨げてしまう。何故、そう言った不具合が発生するのかと言えば、おそらく彼等に取りついている寄生虫は本来、人間に取りつく種類の寄生虫ではないのだろう。彼等自身の存在そのものが宿主に影響を与え、彼等の繁殖を封じてしまう。だから宿主同士を共感対象にすると言うイレギュラーな動きをするのかもしれない。
あと、林遣都はこの映画の中でよく吐く。あの吐瀉物から他者に対してほぼ感染しないのだから、この寄生虫の感染力はかなり低いと思っていい。「自分以外全部汚いと思っているんだぜ」という揶揄に対して、「実は一番汚いのは感染している彼」と言うのが物凄く残酷。

キスか? ゲロで移らないのにキスで移ったりはするのか? 舌先に卵を付けて次の宿主にグイグイ押し付けて渡すのか?

みたいに見てしまってライトに楽しめなかった。

石橋亮が医学をやる風には全く見えない。針治療とかやりながら変な漢方薬を流してるブローカーっぽい風貌である。

小松菜奈と林遣都が二人ともバオー・アームド・フェノメノンみたいになってほしかった。できれば武装しながら見せる所は見せてセックスしてほしかった。

小松菜奈の何かに付け何かをけっぽる脚が綺麗でたまらん。


【銭】
前回入場時に手渡されたサービス割引券で1300円で鑑賞。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
恋する寄生虫@ぴあ映画生活

『モンテンルパの夜は更けて』『大当り三色娘』神保町シアター

◆『モンテンルパの夜は更けて』神保町シアター
五つ星評価で【★★そんなに香川京子を追い詰めないで】
特集「夜の映画たち」から一本。
1952年、白黒、84分、初見。青柳信雄監督。
出演者に東野英治郎が出てるので見に行った。東野英治郎好きなのだ。
「モンテンルパ」という単語には聞き覚えがない。フィリピンの地名らしい。そこで戦後、戦犯死刑囚として収容されている内地の妻、香川京子の不遇な境遇を描く。死刑を言い渡されたのは戦地で「強姦、虐殺」を行った者という事だが、現地の対日感情が悪く、必ずしも死刑を言い渡された全員が罪を犯していた訳ではないらしい。この辺の曖昧さを付いてメロウな歌謡曲「モンテンルパの夜は更けて」が書かれ、ヒットして、映画も作られる。映画が作られた時点では戦犯者を帰国させようという運動が大きくなっていく途中で、まだ帰国も恩赦も行われていない。大きな話の途中のような状態である。だから、話が畳みようがなくて困っているように見える。この後、恩赦解放後、続編の映画も出来たらしい。経緯からすればさもありなん。
東野英治郎が陸軍の元将校で今は隠居暮らしで、香川京子と二人で暮らしている。東野英治郎には息子が二人いて、長男が上原謙で、その妻が北林谷栄、次男が香川京子の夫という構造。終戦から7年夫を待っている香川京子の境遇は、東野英治郎の世話係であり、長男夫婦の子供に熱が出ては刈り出され、まあ、なんつか、一家の中で発言力もなく、一番ヒエラルキーが低いのである。これを日本の美徳として描くのはちょっと無理がある。だから、話は弾まないし、一回は結婚相手の家を出る決心をした香川京子が覚悟を決めて家に戻っていくのも、手放しで観客は喜べない。喜ぶに足るプラスポイントがない。
東野英治郎は正論を言う正しい家長。あれ、『ファーザー』のアンソニー・ホプキンス。必ず自分が正しい男。まあ、上手いすよ。東野英治郎だもん。東野英治郎がボケて香川京子を「母さん!」と襲ったら興奮、もとい、現代的な恐怖映画になる。その時は上原謙も北林谷栄もちゃんと殺されてほしい。老人性アルツで日本を戦地と勘違いし、ザクザク日本人に偽装した現地人を虐殺して行く東野英治郎はいい絵になると思う。


◆『大当り三色娘』神保町シアター
五つ星評価で【★★★勿忘草が私に】
特集「あっぱれニッポン!祝祭の映画」から一本。
1957年、カラー、94分、初見。杉江敏男監督。
美空ひばり、雪村いづみ、江利チエミ。
見たは見たがレビュー漏れしてる間にすっかり忘れてしまった。


【銭】
『モンテンルパの夜は更けて』:一般入場料金1300円。
『大当り三色娘』:5回有料入場スタンプにて無料入場。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
モンテンルパの夜は更けて@ぴあ映画生活
大当り三色娘@ぴあ映画生活

『ここではないどこかへ ~わたしが犯した罪と罰~』『下着博覧会』テアトル新宿

特集「OP PICTURESプラス フェス2021」の2プログラム。

◆『ここではないどこかへ ~わたしが犯した罪と罰~』テアトル新宿
五つ星評価で【★★★★傑作】
最初の感想(↓)。

とても凄いものを見てしまった感強し。こっちゃんがやらしくて、その上、こええー。

古川いおりがともかく凄い。その凄い古川いおりに常識で立ち向かう川瀬陽太とオラオラま○こでマウント取ろうとする栗林里莉、超童貞で古川いおりに猛スピードで追い付こうとする金子雄也。素晴らしい戦いだった。

古川いおりは昔の恩師の川瀬陽太が好きで再会しようと戻ってきたら、以前、自分を虐めていた栗林里莉と結婚している。成り行きで川瀬陽太の連れ子、金子雄也の家庭教師を泊まり込みでするようになる。古川いおりは金子雄也を誘惑するがそれは川瀬陽太に対する代償行為でしかなく、興奮する金子雄也も義母・栗林里莉に対する代償行為的な興奮にすぎない。ある時、古川いおりは金子雄也の発情を栗林里莉に誘導する。

ダークである。ダークな古川いおりの演技が素晴らしいし、凄い。
何が凄いって古川いおり、『うしおととら』の白面の者の化身「とわこ」みたいな表情するんだぜ。普通じゃない。日常と地繋がりのエロ展開から世界が瓦解してしまうような一瞬へと突き進もうと搭乗者全員が盲目のままもがいて走るような脚本も見事。

超童貞役者(まあ本当は歴戦の勇者だろう)の金子雄也、二宮和也がやってもいいような役よ。まあ、ニノはオファー受けないだろうけど。


◆『下着博覧会』テアトル新宿
五つ星評価で【★★★前半は★★、後半は★★★★】
二本入ったオムニバスポルノ。
◎『愛は無限大』:巨乳恐怖症の男がブラジャーに転生するバカ映画。んー、『ど根性ブラジャー』みたいな。今時こんな操演の紐がムチャ見えてる特撮は貴重。巨乳で頭がパッパラパーな川本メイサより、ちっぱいでも健気な天音ゆいの方が好み。
◎『春っぽい感じで』:恋人がいないと嘘を付いて仕事先の新人女の子に手を出したカリスマ美容師が手を出した女の子のS性に打ちのめされていく様子をねっちょり描く。これもこえーよ。カリスマの乗ってしまったジェットコースターからはもう降りられない感が切実。二葉エマの牙を隠し持ってる小動物みたいなのがドキドキさせられる。


【銭】
『ここではないどこかへ ~わたしが犯した罪と罰~』:テアトル会員割引+曜日割引で1100円。
『下着博覧会』:テアトル水曜割引で1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
ここではないどこかへ ~わたしが犯した罪と罰~@ぴあ映画生活
下着博覧会@ぴあ映画生活

『DUNE/デューン 砂の惑星』新宿ピカデリー9

◆『DUNE/デューン 砂の惑星』新宿ピカデリー9

▲彼こそが後の指パッチン帝ポール牧。

五つ星評価で【★★★★なんつーか沈み込むエモ地雷】
ドゥニ・ヴィルヌーヴという当代隋一のSF絵を描ける監督の手による壮大な絵と音楽。
昔SF大元帥野田昌宏氏は「SFは絵だ」という名言を残された。
そして、何年か経ってから「あの『SFは絵だ』ってのを言ったのは俺」と更なる名言を残された。
如何にもカクガクシカジカであるように、SFは絵なのである。
単純に星新一、筒井康隆、小松左京など、日本のSFを牽引した三大巨匠があまりビジュアルに傾倒した作品作りをなさなかったので「どんな絵だ」というのが割と明確になってなかったかもしれないが、実際はこんな絵といって差し支えないだろう。
見た事がない雄大で壮大で珍奇な景色。
物理方式を無視して中空に浮かぶ鉄の塊。
文化文明の違う異性の民々や想像を絶する化け物。
でかい画面にこれでもかと「ドーン」とか「バーン」と出てくるのが気持ちいい。
あと、浸れるように計算され尽くした重低音
SFでなくても、暗黒大陸だった頃のアフリカや、東洋黄金の国ジパングなど、主人公が自分の常識の及ばない世界にダイブする冒険物語として絶好の背景をヴィルヌーヴは出して見せた。
こう、まあ、ヴィルヌーヴはSFでないなら、歌舞伎とかオペラをやったら成功すると思う。巨大な演劇装置の下、見栄を切ったり、美声を張ったりというエモーションを波状攻撃で仕掛けられるのがヴィルヌーヴの美点だろう。

それにしてもビックリしたのが前に見たデビット・リンチ版の『デューン』、もう話に関する記憶は全くないが、少なくとも全く同じ話には見えなかった事だ。まあ、確かにハゲのデブは空を飛んでいた。でっかい虫もいた。でも、それしか覚えていず、今作を見ても、前の作品が全くフラッシュバックしなかった。ちなみにホドロフスキーよりこっちの方がおそらく成功してると言っても間違いではないとも思ってる。

しかし、悪い奴はハゲ。分かりやすい。

女っ気ねー。ゼンデイヤも少年みたいなもんだし。

あ、でも、「長い」は「長い」。もっと切れ切れ。この長さで興行的には損してると思う。会社帰りのリーマンが17時代の映画を見れたりはしないわ。20時から23時コースも翌日考えるとしんどいわ。休みの日は満席食らうわ(そら至極当然よのう)。


【銭】
新宿ピカデリーの前回有料入場割引+ネット割引で1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
DUNE/デューン 砂の惑星@ぴあ映画生活
▼次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
DUNE/デューン 砂の惑星@ノラネコの呑んで観るシネマ
DUNE/デューン 砂の惑星@徒然なるままに
DUNE/デューン 砂の惑星@yukarinの映画鑑賞日記α
DUNE/デューン 砂の惑星@ノルウェー暮らし・イン・原宿

『アイス・ロード』トーホーシネマズ日本橋7

◆『アイス・ロード』トーホーシネマズ日本橋7

▲ニュー・マトリックス トリオ
もとい、運ちゃん3人。トラック転がしてそうファッションと言おうか、競馬場で「行け、行かんか、刺せ、まくれ、本気で走らんとしばくぞ、われ」と叫んでいそうな服。あと、アル中っぽい。

五つ星評価で【★★★★不満ゼロではないが全くもって上々の出来】

ツイッターでの最初の感想(↓)

リーアム・ニーソンの特殊職業シリーズ、トラッカー編。政府の暗部と関係ない時は貧乏。一緒に運転する姉ちゃんが今田未桜を3倍くらいヤク中にしたみたいな顔のトラブルメイカーでグッと来る。

とりあえず、今田桜だな。ごめん。

地下に閉じ込められた作業員の命を救うため、特殊な救助機器をアイス・ロード(天然のスケートリングやね)の上を突っ走って届けに行く三台のトラック。各トラックにはそれぞれその救助機器が乗せられ1台でも時間内に到着すればミッション成功になる。つーか、そんな大事な救助機器、工場内に常備しておけよ(そんなに使用頻度が高い物でもないので一台くらい常備しておかない理由が全く分からない)。到着一分くらいで装着してたので、あれ三分割してヘリで運搬して、現地で溶接とかでも出来たんじゃないか? いや、主人公達が走れなくなる展開は捨てておこう。

トラック三台で乗るのは5人。
運ちゃん三人とメカニック一人(リーアム・ニーソンの弟で軍歴ボケあり)、保険会社の見届け役一人。
メカニックはと言うか、リーアム・ニーソンもなのだが、トラックを知り尽くしてるのがちょっと良い。巨大トラックが氷原で全て横転してしまうなど絶望にしか見えない状況をヒョイヒョイ乗り越える。なるほどなるほど。
ローレンス・フィッシュバーンが出てくるなり偉そうで、偉そうにするだけの野郎なのだけど、ちょっと贅沢で豪華な使い方だった。別にこの映画に出たから『マトリックス』降板した訳ではないだろうが、あっちも出てやれよ。ローレンス・フィッシュバーンって映画に登場して5秒で観客にマウント取っても許される役者で、そういう役者ってあまりいない。全盛期の梅宮辰夫とかか。
リーアム・ニーソンも老境至ってすっかりアクション役者だが、「年は取っているがムチャクチャ強い」という隙間ジャンルで主役を張ってもう何本も撮ってるって凄い。ブルース・ウィリスみたいに試しに撮ってみましたみたいな人はいるけど、ここを主戦場にしてる人はリーアムさんくらいしかいない。ある意味、クリント・イーストウッドが生きてるだけでこの域とも言えるが、流石にイーストウッドに殴る蹴るやらせると骨が折れそうだから注意がいる。リーアムさんには望む人がいるうちは老骨鞭打って頑張ってほしい。それにしてもこの人はいつも哀しい顔をしている。ハワイとかグアムに行ってもずっと日陰にいて笑わないイメージ。貧乏神かよ(しまった、似合いそう)。
三人目の運ちゃんがアンバー・ミッドサンダー。姉ちゃん性悪な顔してて、メキシコ辺りで3年娼婦やってた今田美桜みたい。いいね、今田美桜メキシコで3年娼婦やってほしい。場所はどこでもいいけど最初の客になりたい。と言うか、今田美桜もだけど、目が反抗的。ちんちん見せたら「汚いもの見せるんじゃねえよ」って言いそう。まあ、あまり綺麗なちんちんってのも頭に浮かばないんだが。そうだなあ、ベース金とスワロフスキーでカバーして、アール・ヌーボーな絵柄を蛍光色であしらったグッド・ルッキングなちんちんを今田美桜の周りに10本くらい並べて、本気のイヤな顔をされたい。あ、アンバー・ミッドサンダー、今田美桜、って吉川ひなのに似てるかもしれない。三人集めて30本のグッドルッキングなちんちんで囲みたい(何だよそれ!!!)。
映画は単純にトラックが氷原を走るだけの映画にならず、思った以上にちゃんと緩急がある。ただ、トラックの設定を3台にした為、トラック単位、又は搭乗者単位に話が分断される事がちょっとあり、これは人それぞれかもしれないが、個人的には少し話が停滞してるっぽく感じないでもなかった。あと、スピード重視されるミッションなのに、ちょっとトロトロ感出てしまう部分がままあるのも減点としたい。ちょっと前までちんちんの話してたのに厳しいな、俺。
ネズミが『ガンバの冒険』とか『レミーのおいしいレストラン』くらい活躍するとは思わなかったが、あれだったらそんな執拗にネズミにしなくてもいいくらいな感じはある。アナベル人形とかでもよいよ。ミッション失敗しちゃうだろうけど。
ミッションの妨害者がかなり執拗にプロでいい感じ。あのしつこさは買いだ。ラスボスの悪い奴が顔は特徴あるが案外中間管理職のしょぼい奴なのもいい比較。まあ、ラスボスがローレンス・フィッシュバーンだったら、ギリギリ、リーアム・ニーソンは勝てなそうだから、そこをそういうキャスティングにはしないだろうけど。何となくではあるけど、ラスボスが全盛期の梅宮辰夫だったらリーアム・ニーソン勝てる気がする。まあ、単純にトラックで轢いちゃえばいいだろう。

※オマケ※
「アイス・ロードどんな映画だった」
「タイトル通りだよ。みんな労働を愛すてた」
「訛るなよ」

※ダメオマケ※
「単純に凍った道でなく、もっと氷の深い部分に水が浸透した…」
「ディープ・スロー…」
「弁士中止!」

PS

ポスター図案。大きく映っている黄色いトラックには主役のリーアム・ニーソンが乗ってなかったりする。リーアム・ニーソンが乗ってるトラックは後方小さく映ってる赤い方(別に3倍速かったりしない)。つまり、ガンダムで言うと手前にガンタンク、後方小さくガンダムが映ってるような状態。後ろに大きく顔が出てるリーアム・ニーソンも敵ボスキャラみたいだ。
ローレンス・フィッシュバーン「誰がハヤト・コバヤシやねん!」


【銭】
トーホーシネマズの有料入場ポイント6ポイントを使って無料入場。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
アイス・ロード@ぴあ映画生活
▼次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
アイス・ロード@風に吹かれて

『ヘリウッド』『歌姫魔界をゆく』『喜談・南海變化玉』ユーロライブ

特集「長嶺高文監督」。

◆『ヘリウッド(Hellywood)』ユーロライブ
五つ星評価で【★★ビジュアルはいいが話が何度見ても理解不能】
1982年、カラー、84分、二回目。長嶺高文監督。
ミュージカルシーンは圧巻だが、「迷宮」の一言で物語を解体してしまったので、えらく見辛い。どんな陳腐な物語でも、人に伝わるように首尾一貫させる事は作品に取りつきやすくなる。内在する物語を観客に伝わるよう努力をしないのは、やる能力がないとしか思えない。だから、ちゃんとやろうよ(故人に行ってもしょうがないが)。ミュージカルとか見せ場はその上での話だよ。
遠賢が若いのに偉そう。ロックアイコンだからそれでいいのか。栄養がよくってパツンパツンな感じのロックスターって金持ちの豪邸で大事に育てられ甘えん坊っぽい。実際に殴られたらすぐ逃げてしまいそう(後年の遠賢さんはそんな事ないです)。遠賢の手下のフリークスが外見が汚いだけで、威圧感だったら斎藤とも子の父親役の篠原勝之に遠く及ばない。篠原勝之は親切なおじさんなのにセックスさせると強そうだし(映画に濡れ場はありません)、鉄の廃材で一人や二人撲殺してそうな体幹がある。神父役の佐藤B作が桃を拾う為に川で洗濯をするのだが、黒い神父服に襷掛けをすると、もうどう見ても応援団にしか見えない。まあ、別に神父的な何かをやる訳ではないからそれでいいのかもしれない。
チラシのデザインのまん真ん中に純白の乳首と胸みたいなものが描かれている。これは実際、見た事がないのだが、映画を掛ける為に作られたテント状の劇場シネマ・プラセットで、『ヘリウッド』はそこで上映された。なんかやはり、この白い乳首に騙されて、この映画を見たかった気がする。

あと、ライブシーンなどでセーラー服の女子高生がわんさか出てるがみんなそれなりに可愛いのは評価に値する。女の子が可愛い映画は大体、単に監督が女好きなだけなのだが、それはそれでいいじゃないか。


◆『歌姫魔界をゆく』ユーロライブ
五つ星評価で【★★★懐かしい。別にこんなんでいいのよ】
1980年、カラー、63分、二回目。長嶺高文監督。
驚いたのは劇中アイドル、ブラッディーズの「パパイヤ軍団」に聞き覚えがあった事。
ググって、あ、ピンクレディーの曲じゃん。阿久 悠 + 都倉 俊一だから、普通にピンク・レディーの曲なんだよね。
41年振りに見たが、当時の「学生映画=自主上映」には収まらないプロの映画。何、あのしっかりした絵と照明。確か、サブカル作品をチョイチョイ掛けてた渋谷パルコ劇場で見た筈。今回貰ったチラシに書いてあったメインコピーが「このまま20世紀は、終わらせない!!」なのだが、一矢を報いたかどうかは不明。
あー話があると見やすい。話の内容によらず。
まあでも一番好きなのは象とキリンかもしれない。あ、目玉焼きも良し。
エンディングにヒカシューが掛かると小さな映画は締まる。曲は「20世紀の終わりに」。だからメインコピーが「このまま20世紀は、終わらせない!!」なのか。分からん、分からんよ、そんな細かいリンク。このエンディングがあるから音楽「ヒカシュー」となってたりするサイトもあるのだけど、劇伴も巻上公一が描いたのだろうか? 割とあの歩行速度に合わせてるような曲が好きなのだが。
大林宣彦の『HOUSE ハウス』が褒められるなら、これが褒められても何の問題もない。


◆『喜談・南海變化玉』ユーロライブ
五つ星評価で【★素人映画】
1978年、カラー、90分、初見。長嶺高文監督。
有名人度の序列から主演を「檀ふみ」にしている媒体もあるが、主演は大竹まこと。眼鏡未着用でTシャツにジーンズにスニーカーで、Tシャツはまだズボンインだ。私ははっきりしっかり凡人なので、話の核が何だかよく分からないような話に付いていけず。大竹まことのお相手は小島尚子。50人のオーディションを勝ち抜いたカワイ子ちゃんだが、チラシ表の出演者欄に名前がない。載せてやれよ。鬼かよ。


【銭】
3本立て上映の一日通し券1500円(途中入退場可能)。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
ヘリウッド(Hellywood)@ぴあ映画生活
歌姫魔界をゆく@ぴあ映画生活
喜談・南海變化玉@ぴあ映画生活
▼関連記事。
ヘリウッド(Hellywood)1回目@死屍累々映画日記・第二章
・ヘリウッド(Hellywood)2回目@死屍累々映画日記・第二章

『エターナルズ』トーホーシネマズ日比谷7(うっすらネタバレかも)

◆『エターナルズ』トーホーシネマズ日比谷7

▲エターナルズ一座の皆様方。

五つ星評価で【★★★★面白いのだから流石だ】

※ うっすらネタバレかも。

ツイッターでの最初の感想(↓)

ガルーダとオレアナかよという驚き。そして「サイボーグ009天使編」と言われるのも分かる。このタイツな物語の裏で「ノマドランド」と繋がっていて違和感がない感じが凄い。ビジュアル的には速い人が良くって、心情的には主役の緑の人だな。

そうそう、ガルーダなのだよね。巨大なマ・ドンソクとか出てこないけど(出てきても全く違和感ない)。ちなみに「マ・ドンソク」は「ドン・リー」というハリウッド・ネームなのね。チラシの解説には「マ・ドンソク」で書いてあって、メインのキャスト表示には「ドン・リー」と表記してるのはどうかと思うが。「ドン・リー」ってピッタリ。まあ、アジア役者は「リー」付けておけば正当な感じだし、ドンソクは「ドンソク」であるなしに関わらず「ドン」っぽい。今回もドンソク、強くて、優しくて、顔がでかくて良かった。まあでも、ドンソクがアンジェリーナ・ジョリーと同じスクリーンに入ってるっていうのは秘かに凄いな。そのアンジェリーナ・ジョリーはそうじゃないんだけど、呪いの剣を握らされて血に飢えている人斬りみたい。まあでも剣の速さでなら佐藤健が勝つ。
で、エターナルズ一座の皆さんはそれぞれ一人一芸なのね。ドンソクは拳、ジョリーは刀。座長のサルマ・ハエックは治癒力。あと、目から怪光線、人心掌握、超速、カメハメ波、幻術、カラクリ細工、物質の作り替え。うっ、二つに割って山田風太郎の忍法帳に改竄したい。っつーか、サイボーグ009も二つに分けて戦わせたい。
で、009のように超速が圧倒するだろうと思うと、そうでもなく持ちこたえるのがこういう組み合わせの面白さだ。確か、『X-MEN』でも無敵に見える超速能力者がやはり自分の力だけで敵を圧倒できない描写があった。逆に勝てないからこそガンガン攻めて見所になっていた。いいなあ、あの速さ。心情的には麻生久美子似のジェンマ・チャンの微細な演技がよかった(能力は分かりづらい)。つーか、今後、話が進むとマ・ドンソクじゃないマ・ドンソクという綾波レイみたいなのが出てくるのか。
いろいろ盛りだくさんではあったが、アリバイ作り的に入れられるのなら同性愛描写はいらないと思う。あと、星を崩して産まれる者が案外、小さくないか? それとボクシングの噛ませ犬的な悪玉も良かった。最後の最後で割り込んでくるのは脚本が凄く上手いわあ。

悔しいけどよく出来ていやがるぜ。


【銭】
トーホーシネマズのサービスデー(水曜日)を使って1200円。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
エターナルズ@ぴあ映画生活
▼次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です(一部TBなし)。
エターナルズ@徒然なるままに
エターナルズ@ノラネコの呑んで観るシネマ
エターナルズ@yukarinの映画鑑賞日記α
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fjk78dead

Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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