◆『アンチャーテッド』ユナイテッドシネマ豊洲2
▲日本人が好きな顔集合ポスター。
五つ星評価で【★★★気楽でいいのですが、全く教育的配慮ないのはちょっとだけ引く】
人気ゲームの映画化らしい。映画内のアクションの方向がバラバラすぎてどんなゲームなんだか皆目見当がつかない。
マーク・ウォールバーグが出てて「あんちゃんがテッド」と言うのだから、下ネタ熊っぽい映画か、さにあらず。まあでも、映画の中であんちゃんは大事な存在で「お前を信じろ!俺が信じるお前でも無い、お前が信じる俺でも無い、お前が信じる…お前を信じろ!!」と言います、もとい、それは
『グレンラガン』だ。この映画の兄貴が弟に言ったのは「誰も信じるな」。いや、ちょっとくらい誰か信用させてやれよ。すがすがしいくらい
信用信頼なんかより弱肉強食というセオリーが貫かれている。そう言えば、宝があったら奪えという考え方のみで、元の持ち主に戻すとか一切なかったな(あれは本来マヤとかアステカから強奪された盗品みたいなもんでしょ)。
主役はスパイダーマン、こと、トム・ホランド。
共演はちんちんのデカい男マーク・ウォルバーグ(出世作がチンチンのでかい役だったのよ)。とんだドリル野郎だ。この映画では、トム・ホランドも掏摸を生業とするようなダメ野郎だけど、マーク・ウォルバーグが常に嘘を付いてるような役だった。嘘つきのでかちん野郎かよ。まあ、
『モービウス』が「ヴェノム」と嘘をつく会社の映画だしな。
そして変な髪の変な服女。あの
変な服で変な髪なら悪い事くらいするだろうって安定感が半端ない。それに比べて、アントニオ・バンバン・バンデラスは精彩を欠く。拳銃の横打もしない。何となくだが「アントニオ・パンでラッシゅー」みたいな名前で充分な役柄だった。まあ、本当に大した役じゃないのよ。顔写真ポスターのあの位置の顔ではない。もっと何か病んでる顔だった。
映画自体は中盤
『ナショナル・トレジャー』っぽいが、後半、荷物ぐるんぐるんとか、あれをぶら下げてのチェイスとか、かなり未見性に富むアイデアは愉快。
【銭】期間内1300円で見れるクーポン使用。
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アンチャーテッド@ここなつ映画レビュー
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◆『劇場版 DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-』ユナイテッドシネマ豊洲9
▲ピアノの鍵盤の上を土足で!(まあ舞台が日本じゃなさそうだし)。
五つ星評価で【★★我田引水が強い】
人気リズムゲーム「DEEMO」の劇場版アニメ化。ゲームはやっていないし、どんなゲームかも知らない。
見終わるとふんふん分からなくもない的な感じだけど、かと言って人には勧めづらい一本。
物語リアルな世界とファンタジックな世界とが出てくるが、ファンタジックな世界のルールがあまり論理だっていないので、何をすればどうなると言うのが分からない。幾つかの心理的な意味付けがあるのかもしれないが、元の世界に変えるドアに付いてる鍵穴に挿すために傍目に全く大きさが合わない鍵を入手したら、その鍵穴と鍵はいつの間にか消えてしまい、元の世界に戻る別のルートが用意されるとか、一体何をやりたいのだ。あと、ファンタジックな世界の登場人物のデザイン・ワークは童話世界に閉じこもる子供のメンタルに合わせたのかもしれないが、ちょっとメルヘンチックに寄りすぎてて、観客から観て、いや、私はあまり好きではなかった。ファンタジックな世界の中で、アリスとアリス以外の存在は共依存関係にあり、アリスから見て、他者に恐怖を覚える事はないデザインと言えようが、本人がそれを自覚していないのだから、そういう親し気な部分は削ってもよかったのではないか?
それにしても、主題歌のちょっと端の方聞いただけで梶浦由紀って分かるのは凄い。その梶浦由紀の曲があまりにエモくて、とても素晴らしい物語を見せられたと一瞬錯覚するが、そんな事はないと自分を呼び戻した。よかったのか呼び戻して。いや、でも、梶浦由紀の曲の有無で明らかに評価が変わる気がしてならない。
【銭】ユナイテッドシネマのメンバーズデー(金曜)で1200円。
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劇場版 DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-@ぴあ映画生活
◆『355』トーホーシネマズ日比谷13
▲左から、ドイツの狂犬、アメリカの狂犬、イギリスの黒犬。
五つ星評価で【★★★★未来永劫終わらないようなドンデン返しは嫌いじゃないけど疲れる、でも好きよ】
ある宝物を巡って奪い奪われ、最後、手に入れるまでの追いつ、追われつが延々と続く話なのだが、最初、ドイツと英米連合軍は敵同士、ドイツとアメリカの間で熾烈に宝を奪いあう。その際のチェイスがまあ、よく出来ていて、黒ずくめのドイツの狂犬に対して、ハネムーンの観光客を偽装するアメリカの狂犬が赤いひらひらワンピース。一目で分かる対比が素晴らしい。割とそういう単純な事が大事なのよ。男二人もパッと見、混同するようなタイプではなかったし。
その後、波止場での追っかけあいが又、痺れる。逃走者Aに対して、ドイツの狂犬とアメリカの狂犬が互いを牽制しつつ、別々に追い詰めようとするのだが、アメリカの狂犬にはイギリスの黒犬のサポートが付くので、追い詰める視点が立体的に変わる。
そして、同一スタッフもいるという
『ボーン・アルティメイタム』と同じモロッコの雑踏での混戦。ドン・キホーテみたいな町並みが魅力的。ここでも逃走者Aを、別のチームに確保されないという集団戦、次から次へと局面が変わる変転さが凄かった。そして、お宝GET。ここからが長かった。
中心の主人公二人がともに狂犬系だが、サポートの黒人と南米系が必要な時にテクニカルに挿しこまれる。このバランスが絶妙。
あかんのは
『355』ってタイトル。一応、映画内で説明はするが関連性薄すぎて覚えられない。アメリカでは有名な部隊なのだろうか?
仮にパート2出来るなら、例の家族は冒頭に殺されちゃう率高い。
個人的に好きなのはイギリスの黒犬。ファン・ビンビンはインチキ感甚だしくて嫌い。あと、ペネロペ・クルスだけ自分の所属を「組織」としか言わなかったので、コロンビア政府組織ではなく、最初の麻薬カルテルとその取引相手かと勘違いした。
【銭】トーホーウェンズデー(水曜日)で1200円。
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355@ここなつ映画レビュー
1回目 2021年8月2日 ファイザー社製
2回目 2021年8月23日 ファイザー社製
3回目 2022年2月23日 モデルナ社製交差接種で副反応の強い組み合わせ(ワクチンとしての効果も高い)だったが、大きな副反応は出ず。
接種券の印刷表記は8カ月以上経過の者が対象となっていたが、6カ月経過でよしとの事で、ピッタリ日付の合う祝日に接種を済ませてきた。
今回も注射患部に筋肉痛のようなダルい痛みが発生した。でもまあ、これは前回同様で、耐えられないような痛みではない。
接種日の夜は少し発熱したが、今回は37度までも行かなかった。もともと平熱が35度近辺と低いので36度後半はけっこうあがった内に入る。
今現在、接種日翌日、接種時間から20時間経過しているが大きな問題なし(肩の痛みのみ)。
老体なので、筋肉痛みたいに後から来る可能性もあるが、まずは一安心。
前回が夏の接種だったので自然に肩への注射がしやすい服装だったが、今回はギンギンに冬なので、肩の出る肌着と半袖シャツの着用が事前に求められていたのが面白かった。その上にスウェットとコートを羽織っていったが、健康な露出狂の人ならコートの下、全裸でもOKだろう。自分の時はいなかった。まあ、寒いからな。
今回は1回目、2回目に比べて注射に痛みを感じた。
「チクっとしますよ」でチクっとした。
前回2回はエア注射みたいだったので軽く「アレ?」っと思ってしまった、普通の痛みで注射時間も長くはないのだが、贅沢になれてはいかんと言う事か。Mじゃないから負荷は少ない方が良し。「お、俺の肩はここなんだあ」と言って局部を露出してるどMを見掛ける事もなかった。まあ、寒いからな。
読み直すとくだらねえこと書いてるな。わはははははは。
◆『劇場版ほんとうにあった怖い話~事故物件芸人4~』シネマ・ロサ1
▲でかい顔で映ってる三人の出番が多いです。
五つ星評価で【★★グダグダだあ】
見た直後のツイートが下記。
付き合いいいな俺案件。怖くないし、リアルでないし、困った出来だが、女の子は可愛い。あの雲みたいなの何よ。一本目が普通の借家、二本目がホテルの一室、三本目が貸スタジオ、今回四本目は学校と学校近くの下宿。学校を「物件」と呼ぶのはちょっとキツい感じがする。単に幽霊・呪い・心霊案件を出すと、芸人縛りもあって果てしなく同じエピソードになってしまうので、中心になる物件を決めた後、怪異事象をはめ込んでいるみたいな作り。今回はコックリさんみたいな儀式による異界への通路生成話。いや、それは「ほんとうにあった」っぽくない。ドラマだと「超天才」や「異才」が出てきてもOKだが、リアルに異世界に通路作れる高校生って「嘘」でしかない。その「通路」のビジュアルがチャチで、ドラマでさえ、そういう表現でしか作れないのだから、素人の普通の高校生はそんな物作れる筈がないって反証になってしまっている。別にこういう怪談系の話は「嘘」でも構わないが、体裁上あまり簡単に「嘘」であるのは面白くない。スレスレを攻めないと。そういう意味では、毎回三つのエピソードに必ず芸人が関係していると言う話作りも無理がありすぎる。芸人はスタンド能力者じゃないんだから、そんなにそこいらに密集しないだろう。
今回の芸人はレインボー、マジカルラブリー村上、ジェラードン。キツいのはジェラードンの部。出てくる女子はみな女子高生くらいに見える若さだが、ジェラードンはどんなにメイクしてもおっさんである。調べたら全員35歳だ。高校生役はきつすぎる。AV学園ものの老けた男子高校生その物だ。罰ゲームかよ。女の子は綺麗どころ連れてきた感じがあるけど、あまり話の中心ではないので、添え物感がぬぐえない。

▲おんなの子たちとAVっぽいおとこの子たち。
異次元に変な怪人みたいなのが出てくるけど、「怖い」という情報と離れた得体の知れなさなので、「?感」は醸し出されたが、怖くはない。

▲せっかくだから綺麗どころの写真をもう一枚。
【銭】シネマロサ水曜1200円均一。
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劇場版ほんとうにあった怖い話~事故物件芸人4~@ぴあ映画生活▼関連記事。
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実話系怪談映画関連記事リンク@死屍累々映画日記・第二章
◆『君が落とした青空』トーホーシネマズ渋谷2
▲写真写りいいな。
五つ星評価で【★★主役二人がそんなに】
天気がどうあれズカンズガン青空を落とせるスタンドってなかなかかっこいいが、ほとんど使わねーんだよ、奴が。男も女も主役の方の魅力が薄い。俺はホモじゃないけど、ホモでもこの映画の男側主役に惚れない自信がある。寡黙で何だか分かんねー。寡黙すぎて、映画内にいい人アピールがない。最初の無言で傘を差しだして、自分が濡れて帰ったエピソードくらいじゃないか。それだって、ともすれば、ストーカーに間違われかねないアクションである。そして俺はノンケの男だけど、この映画の女側主役に惚れない自信もある。何かダラけて、自分では何一つ行動しようとしないのに文句ばかり言ってる。メンタル悪そうなのをチラつかしてる女に近づくのは怖い。別に主役のメンタルがダメでも本来は一向に構わないのだけど、大体そう言う場合は大きな闇や理由を抱えており、それが彼女を更に好きにさせる一因になってたりする。そんな何の理由もなくただダメな女はいかん。いや、百歩譲って、ただダメな女であったとしても、それを作り手が気づいて「色々ダメだけど愛しい子」に変換させてやらなければいかん。この映画の子は「ルックスがいいだけの、相手に惚れる理由も掘れられる理由もハッキリしない、よく分からない女以前の生き物」だ。
そいで、振られるかも知れないという危機の中、彼氏が死にかけて、タイム・リープ。理由なし。いや、それは推論くらいだせよ。最終的にタイム・リープの暴走が終わったらしい。理由なし。おいおい、そんなん成立させちゃうのはあかんやろ。奇跡の起こり方が勝手すぎる。
男主役がジャニーズらしいのだが、今までやっていたようにプロデューサーにジャニーズの担当者が付いていない。金を払って、この子の魅力をアピールしてやろうって、ジャニーズ・サイドの戦略が最初から一枚薄い。
【銭】トーホーシネマズの有料入場ポイント6ポイントを使って無料入場。
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君が落とした青空@ぴあ映画生活
◆『MINAMATAーミナマター』ギンレイホール
▲油断すると本田博太郎と松本明子っぽく見えるジョニー・デップと美波。
五つ星評価で【★★★ジョニー・デップ三十七股かよ!】
見た直後のツイッターの呟き(↓)。
デップとビル・ナイってパイレーツ・オブ・カリビアンのコンビじゃん。でもビル・ナイ渋い。デップは白塗り無しでよくやってるが、テンプなアル中野郎でつまらない。またまた真田と浅野がよい。役者はみんないい中で、ジョニー・デップがいつもよりはいいけど(デップを忘れる感じ)、ダウナーな役をテンプレートで演じる役柄のつまらなさがキツい。それに反してビル・ナイは名誉を雑誌のゲストに贈呈して、自分は裏方に徹するプロって、かっけー役。カリブの海賊のモジャモジャだった癖に。まあでも、モジャモジャかつタイムの編集長でも個人的にはOK。
そのパイカリ二人組に戦いを挑む感じでマジに上手い真田広之と浅野忠信の
『モータル・コンバット』コンビ。モーコン同様、この映画でも真田広之は主役以上に主役を食う快演。浅野忠信も地味に上手い。パイカリの妖怪みたいな人と同じ人には見えない。まあ、漁をする時に暗闇で目が光ってたら便利そうではある。これら四人の善人に対して、人間としての善性が麻痺した演技の國村隼も盤石。自分が加害している暴力には無頓着なのに、自分の近くで発生した暴力には強く動揺してしまう所とかムチャクチャ的確。加瀬亮も何気にちゃんと頑張ってた。美波なんて、そこにいるのが普通すぎて、日本人俳優というよりハリウッドに食い込んでる中国人俳優みたいだった。あ、変な日本語を誰一人話さなかったのも偉い。
ジョニー・デップちょっと本田博太郎っぽい。
役者みんな好きだけど、星三つなのはストーリーがベタで、娯楽映画としてのカタルシスが弱いから。
◆『沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~』ギンレイホール
▲「パントマイムゆうよりパンチパーマやないけ」みたいなジェシー・アイゼンバーグ。彼のスタンド「マルソー」は消化器系の内臓を体内で反転・引き寄せて嘔吐させる。
五つ星評価で【★★★パントマイムの表現力】
見た直後のツイッターの呟き(↓)。
セガールじゃないんけ! エド・ハリスが豪華で無駄な客演。バリバリ、スティーブン・セガールみたいなタイトルにしやがって。ラスボス、パントマイマーかよ。冒頭とラストのシーンは本物を出す意図がないなら不要。マルセル・マルソーのパントマイムは
『サイレント・ムービー』で観た一回コッキリなんだけど、今回の映画のパントマイムとは分かりやすさが段違いだった。
『MINAMATAーミナマター』と好対照に物語の起伏は魅力的だが、コアな細部(パントマイム)で醒めてしまった。ジェシー・アイゼンバーグは好きなんだけどなあ。
【銭】会員証で入場。『MINAMATAーミナマター』と『沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~』がカップリング。
▼作品詳細などはこちらでいいかな
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MINAMATAーミナマター@ぴあ映画生活・
沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~@ぴあ映画生活
必殺シリーズの異色作というか問題作に『翔べ! 必殺うらごろし』というのがあって、これはオカルトと必殺の融合という大根と洗濯板の合成みたいな事を目論んだ、ちょっとどうかしてる番組です。
物語の主人公は中村敦夫の「先生」。時代的には江戸時代ですがザンギリ頭にズボンで明治時代を100年くらい先取りしてて、職業は「太陽を信仰する行者」。修行をしながら町々をふらふら流浪してます。怪しいです。私の身近に「太陽を信仰する行者」がいないからかもしれませんが、いい人ではあるけど常に瞳孔開きっきりで人間というより何か人の皮を被った別の物っぽい感じがします。首を撥ねても生きてそうだし、血が緑色でもあまり驚かない。「アイ・アム・グルード」とか言いだしてもきっとそんなに違和感ありません。死者の声を霊視で聞く事ができ、死者の無念と共に太陽の光を浴びることにより、超人的な力を得るって設定が、ウルトラマンを人間の身体に押し込めたみたいでもあります。旗竿を槍みたいに使って悪人を殺します。
二人目の殺し屋が市原悦子。市原悦子が演じてるというだけで怖い。ドスで悪人の腹をえぐります。刺すだけじゃなく、いつもちゃんとえぐってますね。こわいこわい。
三人目の殺し屋が和田アキ子。怪力の女。女髷を結う事もなく、ザンギリ頭にズボンみたいないで立ちで、女扱いされないと嘆いている。そらされないだろ。別に怪力であるとか背が高いとかの外的な要素はどうでもいいのだが、それで世のルールに刃向かうような従順でない気性は皆が耐え忍んで生きている江戸時代と相性が悪い。殺し技は殴り殺し。ストレートが炸裂すると相手の顔が一回転するという、懐かし映像でよく使われるギミックは手間が掛かったのか、第一話でしか使われていない。なので、ただひたすらに殴る。でも、殴り続けただけで、人が死ぬという確証を視聴者に与えられないので、最後は落ちている石なとで脳天を打ってトドメを刺したりする事が多い。何気に地味で一番リアルな奴。
この番組の悪役に伴勇太郎というハゲで髭の役者が出てる。
この人はそのはっきりした風貌で『新・必殺仕置き人』の寅の会の出席者だった人である。
で、『翔べ! 必殺うらごろし』には二回出てる。
第3話 「突然 肌に母の顔が浮かび出た」の山伏と、
第20話 「水探しの占い棒が死体を見つけた」の用心棒。
つまり、死んだ男は死んでいなかったというオカルトだ。
大体ハゲで髭という容貌なので、パワーファイターがあてがわれる。
どちらの登場回でも和田アキ子に殺される。因果応報。
追記
いやいやいやいや、いかん。
この書き方だと殺された二人の伴勇太郎に何か関連性があるかのように思えてしまう。そうではない。単に、同じ俳優を二回別に起用しただけだ。でも、全く同じ顔の男がまるでループするかのように、和田アキ子に殺されるのはちょっと面白い。同じ形象や事象の物が同じ結果を導き出す。呪術に似ている。何か伴勇太郎さん、有名じゃないのをいい事に(って言い方もないか)同一シリーズでもほとぼりが醒めると再生して3、4回出てたりする。世の中には自分と同じ顔の奴が三人いると言いますがって言う落語の枕をそのまんま実現させてるみたいな。まあ、一度に集まらないから混乱はしないけど。と言うか、必殺にはこんな感じで大映あたりの大部屋俳優さんが何人か出てるのですが、今回、顔と名前が一致してちょっと興奮した。そういう話だった訳です、実に個人的な話です。以上。
ツイッターで
『真夜中乙女戦争』から
『ファイトクラブ』の話に推移して、「ルール1 ファイトクラブのことを話すな」に対して「タイピングならええやろ」などとクダを巻いた。酔っぱらいかよ、俺。
ところで、
『真夜中乙女戦争』は
『真夜中早乙女戦争』でも、そんなに違和感はない。そもそも意味がないからだろう。全国の多すぎる鈴木さんを殺す
『リアル鬼ごっこ』みたいに、早乙女さんを殺してしまえ、しかも早乙女さんを殺すのは真夜中に限る。何となく朝の爽やかな空気の中で早乙女さんを殺すのは忍びない。しかし、実人生でも「早乙女さん」って会った事ないよ。想像上の苗字って訳でもないと思うが。
そして、
『ファイトクラブ』について、
『背徳ラブ』でもよさげと連想するが、しっくり来ない。映画内であまり「ラブ」が強くなかったからかな。映画内では「ラブ」よりも「ブラ」が強くあってほしい。あるか、そんな映画! あっ、あれだ。OPのオムニバス映画
『下着博覧会』のエピソード
『愛は無限大』。主人公がブラジャーに転生するヤバい映画。やはり、映画内では「ブラ」よりも「ラブ」が強い方が安心だ。それにしても
『愛は無限大』って、でっかいタイトルだ。
『ファイトクラブ』より、
『ウルトラファイトクラブ』に入って、ずっと怪獣が戦うのちんたら見てたい。
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