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『背徳のメス』ラピュタ阿佐ヶ谷

◆『背徳のメス』ラピュタ阿佐ヶ谷
五つ星評価で【★★★★セクシー田村高廣】
特集企画「坂東妻三郎 田村高廣 永遠の親子鷹」から一本。
1961年、白黒、87分、初見、野村芳郎監督作品。
うわやばおもしれえ。
山村聰がボスで、田村高廣がサブチーフの貧乏病院の産科でボスの誤診でヤクザの情婦が死ぬ。山村聰は経験は豊富だが貧乏人の治療には手を抜くヤレヤレな医者だが地位もあり尊敬を集めている。田村高廣は女遊びがひどい院内の厄介者だが、治療に関しては神の腕を持っている。ヤクザに脅され対立する二人。ある晩、田村高廣が酔って当直室で寝ているとガスの事故で殺されそうになる。ここから田村高廣は独自に自分を殺そうとした人間を見つけ出そうとするのだが、探す事の手応えのなさや、探すとその先が見えてきてしまう奥の深さがリアルで怖い。先の展開が読めない。話に振り回される。あー、なんて面白い。
田村高廣がヤングでセクシー。自分の欲望の為には強姦も辞さない卑劣な男だが、彼をそうさせてしまった理由と物事の捕え方が綱渡りのように観客を嫌悪感から食い止める。
逆に一切の嫌悪感を背負わされるのが山村聰。下劣でたまらない。この下劣な男が病因内で確固な地位を築き尊敬されてる構図がリアル。
病院長が加藤嘉。ドラッグ打って正気を保っているかのようで怖い。正論の総本山みたいな存在であり、現場のひどさを体感している田村高廣とは相容れるようで相容れない。出番は少ないが強烈。
女優陣は割愛。女優陣は全て看護婦なのに、ナースフェチの自分がピクリとも食指が動かない。看護婦以前に労働者的であるからだろうか。あー『桃色身体検査』の滝川真子のナース可愛かったなあ。彼女がこの病院にいたなら、とりあえず田村高廣とは寝ている事だろう。


【銭】
一般入場料金1300円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
背徳のメス@映画.com

シネロマン池袋で滝田+2 20220708-20220714

ムチャクチャざっくり行きます。

◆『痴漢電車 ちんちん発車』
五つ星評価で【★★★まあまあ】
竹村祐佳主演、甲斐よしみ、松原玲出演 
滝田洋二郎監督、高木功脚本 1984年のピンク映画、多分2回目。
滝田洋二郎・蛍雪次朗の私立探偵黒田一平シリーズ最終作。
竹村祐佳の助手がニセ婚約をする中、大富豪の遺産相続に所長の蛍雪次朗ともども巻き込まれる。
遺産相続に絡む事件の概要をキッチリ説明する凄くカッチリした脚本が見事。蛍雪次朗は痴漢もするが、ちゃんと探偵らしい謎説きもするのが偉い。竹村祐佳のムチムチしてるのにスラっとした美脚が美しい。


◆『花嫁の悶え 恥ずかしいSEX』
旧題◆『いんらん家族 花嫁は発情期』
五つ星評価で【★★★へへへへ】
桜井あつみ 主演 摩子、しのざきさとみ出演。
深町章監督、周知安脚本 1992年のピンク映画、初見。
淫乱霊に悩まされる主婦が除霊してもらうが除霊されればされるで物足りないみたいな話。
主演の桜井あつみのナレーションが素晴らしい棒読み。棒読みとはこうでないといかんと言う模範になるような棒読み。
女除霊士がともかく演技が濃くってちょっと閉口。多分、これは『うる星やつら』のさくらの悪影響じゃないだろうか。まあ、成人映画で幽霊ものみたいなのも夏らしくて良い。亡霊が荒木太郎。亡霊だが足はある。淫霊なのでまん中もある。若い頃、一夜だけ寝て戦地に出されて死んだ恨みで、自分を裏切って子を成した、その子孫を恨むという事だが、血の繋がりのない嫁に祟るのがそもそも超八つ当たりじゃないか? 亡霊の嫁は家名が絶えないよう養子を貰っていて、ずっと操を立てていた事が分かりめでたしめでたし。


◆『森尾歩衣 聖水折檻』
旧題◆『聖水の女王 森尾歩衣 聖水折檻』
五つ星評価で【★★ひいひい】
森尾歩衣主演
若月美廣脚本監督、田辺満脚本。1993年のピンク映画。初見。
社長の秘書として働く主人公は社長の娘と交際しながら、社長の弱音を握って逃げたらしい元秘書の女を監禁調教する仕事を申し付けられる。みたいなところで自分の燃料が切れて眠りの世界へ。バブルっぽいソフトスーツの男が主役。男は携帯を持っているが(アンテナ伸ばして通話する)通話相手は固定電話でまだダイヤル式である。テレビのモニターとか全てブラウン管。ちょっと感心したのが冒頭のSMプレイで、白い机の上に女体をはべらせ、鞭の代わりに薔薇で叩く。赤い花弁が散ってなかなか綺麗だった。鼻持ちならない社長の性癖がMなのだが、途中で生来の横柄さが出て女王を叱り出すシーンとか中々面白かった。そして、社長の息子がこっちにも出てる荒木太郎。変に笑いながらサドに打ち込む。うむ、気持ち悪くていい。


【銭】
一般入場料金は1800円だが、劇場に無料で置いてあるスタンプカード割引で1500円。

『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』トーホーシネマズ日比谷3

◆『鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成』トーホーシネマズ日比谷3

▲Σ(゚∀゚ノ)ノ キャー。

五つ星評価で【★★★またまたワクワクしない理由】
ツイッターでの最初の感想(↓)

相変わらず国家、世界レベルの話が村のいさかいにしか見えないスケール感は小さいまま。もう錬金術と言うよりはカメハメ波的なパワー合戦が延々と続く。ただ栗山千明が超イケ女。

そもそも「お父様」とか「ホムンクルス」とか「禁断の扉」とかいろいろ説明できていない事が多い。だから「お父様」の野望が行き当たりバッタリな「ふわっ」とした物に見えてしまうし、「お父様」が夢の実現に踏んでいる布石が正しいのかどうかも甚だ不明瞭である。本郷くんと内山くんと松雪さんの三人組は賢者の石を作りだそうとしていたが、それとは別にはるか昔から賢者の石の生命エネルギーを集める為に扮装を起こしていた別動隊がいたという事でOK? それとは別に「怠惰」「傲慢」「強欲」と名乗る輩がいて、これらは何かあった時に敵にけしかける暗殺者的な位置付けでOK? 全く分からん。また、「オヤジ」と「お父様」が同じ顔なのは因縁的にしょうがないとして、隣国の王子とホムンクルスが同じ身体を二人で共用するとか、ややこしいから整理できそうな設定だった。まあでもそんな中、栗山千明が果てしなく良い。そして、エドは前作同様「単なる山田涼介」だった。バラエティ「スクール革命」に出てる時と基本変わらないぜ。あとあれだ。ディーン・フジオカが俺が女だったら即濡れるレベルでかっこよかった。何にせよ、終わったのはめでたい。寺田心くんの心がなくって、ただただ「寺田」オンリーな感じもよかった(何だよ「ただただ寺田」って→「terror(恐怖)」に掛けてあったりして)。


【銭】
東宝メンバーカード6ポイントと引き換えに無料入場。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成@映画.com
▼関連記事。
鋼の錬金術師(一作目)@死屍累々映画日記・第二章
鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー@死屍累々映画日記・第二章
・鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成@死屍累々映画日記・第二章

『ジャバーウォッキー』シネマート新宿1

◆『ジャバーウォッキー』シネマート新宿1

▲ポスター。

五つ星評価で【★★仕事帰りに見る映画ではなかった】
あー、しんど。
巡り合わせが悪かった。
まあ、テリー・ギリアムらしいではある。
押井守同様、簡単に気持ち良くさせたりはしないぞ、と。
ジョン・ウォーターみたいに不快を連続してつるべ打ちしてくる。
主人公は冴えないし、小便かけられてばかりだし、成長しないし、元々のレベルで平均からてんで劣ってる感じだし、彼を取り巻く環境も愚か者尽くし。愚行に愚行を重ねるドタバタ振りは実にイギリス的だが、疲れてる時はその「加虐的な乗り」に付いていきづらい。気持ち良くならない。気持ち良くならない事を楽しめる風にスイッチを押せなかった。どうにも歳だな。

と言う訳で、他人にどうこう言えるようなポジティブな見方が出来なかった。そんな日もある。よくある。

怪物の登場演出がまんま『ジョーズ』


【銭】
テアトルの会員割引+曜日割引で1100円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
ジャバーウォッキー@映画.com

『マーベラス』トーホーシネマズ日比谷3

◆『マーベラス』トーホーシネマズ日比谷3

▲葉月里緒奈の『黒の天使vol.1』みたいな一枚。

五つ星評価で【★★に近い★★★なんじゃこりゃ】
アクションはいいけど、話が何なんだか。
殺し屋のサミュエル・L・ジャクソンがベトナムで小さい少女を殺し屋の徒弟として選ぶ。20年後、少女はマギーQに成長し、殺しを生業とするようになる。ある日、サミュエル・L・ジャクソンが殺され、彼女にも危機が迫る。彼女と対立するのは最強のボディガード、マイケル・キートン。事件には彼女の過去が関係しているらしい。最近、マイケル・キートンは何に出ても味があっていい。今回は最強のボディガードなのだが、保護対象がホイットニー・ヒューストンじゃないから、そういう関係にはならない。まあ、本来そういう関係にならないのが普通よ。
何か似たようなプロットあったな。『ガンパウダー・ミルクシェイク』か。
主人公は凄腕の女殺し屋。
家族に難あり。過去の事件が彼女を追いかけてくる。
殺し屋の根城は図書館ではなく、古本屋。
アクションはとてもよい。ツボが分かってる感じ。
マギーQは色々削ぎ落として削ぎ落としきったら、思いも寄らぬエロいフェロモンが隠しているのにムンムンするようになってしまった。
まあ、マギーQいいっすよ。他はまあ、悪くはないよ。話はカス。俺の頭が悪いからスッと入って来なかった。



【銭】
トーホーウェンズデー(サービスデー)で1200円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
マーベラス@映画.com

『劇場版 異世界かるてっと あなざーわーるど』EJアニメシアター新宿

◆『劇場版 異世界かるてっと あなざーわーるど』EJアニメシアター新宿

▲まるくて、ちっちゃくって、さんかくだ(三角の部分は気分つか陣形でいいのか)。

五つ星評価で【★★★角川さんようやるなあ】
ツイッターでの最初の感想(↓)

まーかくし芸大会乗りなのだが、実によく出来てる。キャラ全員に見せ場があるし、セリフがあるのは凄い。4頭身キャラの動きが可愛い。流石に分からない事もあるが大体分かった俺も偉い。

角川異世界系5作品『オーバーロード』『この素晴らしい世界に祝福を!』『Re:ゼロから始める異世界生活』『幼女戦記』『盾の勇者の成り上がり』のコラボによる学園系5分番組の劇場版。豪華なスピンオフという事で「かくし芸大会乗り」と称したが、元が5分番組なので、『ウルトラファイト』の劇場版みたいなもんである。そら狂おしいわ。普通じゃないわ。そんな異常な背景の作品なのに、ちゃんと一本筋が通って普通の劇映画として見れるのは凄い。「キャラ全員に見せ場があるし」と書いたが、実のところは『幼女戦記』に関しては多少あぶれ感がある。まあ、そこはええやろ。あぶれて当たり前のモブっぽい部分がちゃんとあぶれた結果に他ならない。逆にそこは「あぶれてこそ」というネタっぽくもある。
今回の舞台である異世界に彼等が何故召喚されたのか。何故、帰る道が用意されているのか。黒幕誰なのか。ゴーレムとアインズの世界の関係性。杖を突いている先住者がスバルを知っていそうな振る舞いをする理由。みたいなのが分からなかった。無視無視。一つ一つが分からないと先に進めないような映画の見方はしてない(それで見れない物が増えてしまう方がつまらん)。「Re:ゼロ」のスバルの能力が自分の知ってる点よりかなり上がってるのには違和感あった。全てのシリーズを最新になるように追いかけてる訳ではないから仕方ないだろう。そういう事するのにはお金がかかるし、石油王とかではないのだ。石油王に尻を差し出すのは勘弁願いたいが、石油女王に尻を差し出されるなら嬉しいなあ。どこかに気立てがよくってほどほどにエロくて経済願念がガバガバな石油女王いないですかね。あーーーなんか、異世界が好きそうなダメダメ女性観だわ。トラックに轢かれて異世界に行きたいとか思ってないぞ(あんまりな)。

いろいろあったりなかったりするが、とりあえず偉いと褒めてあげたい一本。


【銭】
テアトルの会員割引で1300円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
劇場版 異世界かるてっと あなざーわーるど@映画.com

『劇場版IDOL舞SHOW』EJアニメシアター新宿

◆『劇場版IDOL舞SHOW』EJアニメシアター新宿

▲主要登場人物19人。バカかてめえら。全員剃髪して尼さんになったら日焼けの子くらいしか見分けがつかないぞ。

五つ星評価で【★★やはりこれで1900円取られるのは高いな】
63分の作品で前半アニメパートがドラマ、後半実写パートがライブ映像3組が2曲ずつ。2019年にプロジェクトが始動しているらしいので、知ってる人達にとっては1900円の価値はあるかもしれない。一見さんにとっては高い値段の割に導入編としては失敗してる。
前半ドラマ部分はアイドル物としては「よくある葛藤」にすぎない。だから、この話で盛り上がったりはしない。
19人の構成は
引退するアイドル「フールズエンド」がデュオ(2人組)
そのアイドルの後釜「(言わば)ハケンアイドル」の位置を狙う3組が次のメンツ。
「三日月眼(ルナティック・アイズ)」がトリオ(3人組)
「NO PRINCESS」がカルテット(4人組)
「X-UC」が10人組。
ちなみにプロデューサーと呼ばれる、役柄が19人に含まれず3人。
こんなん覚えられるか。しかも実写パートには同じ人数分出てくる。これがアニメと実写なかなかメンツを特定できない。10人の所なんて眼鏡かけてる子ぐらいしか分からない(眼鏡をかけてる子は19人の中で1人だけ)。又、アニメだと可愛いけど、実写はちょっと困ったみたいな例も散見される。ただ、アニメだと可愛いけど髪型と髪色しか違わないような気がするメンツが何人もいて、そら19人一度に作ったら判別たいへんよな、と同情しなくもない。
この三つのグループで一番好きなのは3人組の「三日月眼」。理由は簡単で三人が三人特定できるから。あと「シュシュトリアン」みたいな衣装も好き。ミニで足が長く見えるのはヒールがちょっとだけ高さあるから。ダンスとか踊るのにヒール高いのは努力しないといかんので、そもそも努力する娘が嫌いな訳がない。

▲三日月眼(最初「三日月娘」と間違っていた。「眼」と「娘」が似てるのが悪い)


【銭】
作品価格1900円。割引とか一切効かず。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
劇場版IDOL舞SHOW@映画.com

『映画 ゆるキャン△』ユナイテッドシネマ豊洲10

◆『映画 ゆるキャン△』ユナイテッドシネマ豊洲10

▲主役の5人。どれが本来の主役なのか分からないくらい一見さん。

五つ星評価で【★★★悪くない。いや、どちらかと言うといいのだが、悪い方向に振り切れてほしかったって気持ちも捨てられない】
ツイッターでの最初の感想(↓)

ユル・ブリンナーのキャンプかと思ったのに。もちっとライトコメディかと思ったら「はい、泳げません」的な真面目な自分探し映画になっててビックリ。

とっても真面目で驚いた。真面目だけど追い詰められた悲壮感がないので、割とノホホンと見ていれる。でも、この手の女の子が集まってみたいなマンガ原作のアニメとしては4コマまんが路線のもちっと分かりやすい落ちやネタが付いてても良い。そっちの方が気が楽だ。堕落した人間だなあ、俺。

つーか、あと30年早く作られてたら新東宝か大蔵が『ゆりキャン▼』って作ってただろうと思うと残念だ。ちなみに犬は予算がないから男優の着ぐるみです。


【銭】
ユナイテッドシネマ金曜メンバーズデーで1100円か、映画ファン感謝デーだったか。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
映画 ゆるキャン△@映画.com
プロフィールだ

fjk78dead

Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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