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ふじき78の死屍累々映画日記・第二章

場末にひっそり咲く映画日記。第一章にあたる無印はライブドアブログ

NHKドラマ「犬神家の一族」はこう作れ。

「NHKが『犬神家の一族』をドラマ化するらしいで」
「スケキヨの奴ですね」
「主役は吉岡秀隆」
「えっ、吉岡秀隆がスケキヨ!」
「なんでやねん。面つけた金田一なんて斬新すぎるわ」
「全員、お面付ければいいと思うんですよ」
「こわいわそんなん」
「時節柄、全員マスク付けたいところじゃないですか」
「いや、舞台を現代に置き換えたりはしないやろ。スケキヨがウクライナ戦線から帰ってきたりするのもしんどいで」
「そうですね、いっそ舞台を未来に置き換えてドラえもんを出してジュニア層にアピール」
「TV局が違うからそれはないだろ」
「ああ、それで脚本に小林靖子を起用したんだ。出ますね進撃の巨人」
「どんな犬神家だよ。あんな巨人ばかりの世界で人の一人や二人死んでも話題にならへんやないけ」
「大竹しのぶさんあたり、のりのりで巨人とかやってくれそう」
「大竹しのぶに嚙み砕かれる古川琴音はちょっと見たいビジュアルではあるな。だがまあ、時代背景は第二次世界大戦終戦直後、場所は岡山で、そこは固定とちゃう」
「しかし、小林靖子を起用したからにはあっと驚くアイデアが付け足されると思っていいのでは? 戦中に財を成したと言われる犬神製薬、過去作では軍部への阿片供与が疑われていたが、今作では軍部の要請で軍用巨人の研究に勤しんでいたとか」
「作品の各所に巨人が映り込んでたら怖いな」
「そしてスケキヨは仮面の男な訳ですが、仮面と言えば着脱するとキックとかで強烈な殺傷力を身に着けられるとかにしたい」
「軍用バッタ男!」
「軍閥が幾つかあって、犬神製薬の逆張り側の軍閥に、佐清が無理やり拉致されて改造された後、南方戦線に投入される。南方戦線は補給線を維持しえず何割もの餓死者を出した戦地。そこでは遂に、『猿』と称する共食いまで発生してしまう」
「アマゾンズに繋がりよった。しかし、そんなアクの強い登場人物だと金田一耕助が霞んでしまうわ」
「そこで小林靖子の最近の功績を利用する。金田一耕助はスタンド使い」
「おいおい」
「スタンド使いジョースター家の最大の敵と言えば吸血鬼ディオ・ブランドー。『鬼』です。岡山と言えば桃太郎の源流だから、鬼の一つや二つ居てもおかしくはない」
「おかしくないって、ああた」
「そして、犬神家を影から支えてきた雉神家、猿神家の暗躍により、遂に最終決戦が!」
「もう何と何、どことどこが対立してるのか、よう分からん」
「そもそも猿、犬、雉を従える桃太郎の『桃』はイザナギが地獄から追いかけてくるイザナミを桃で追い払った事による。だから、とりあえず鬼はそのイメージを踏襲できる大竹しのぶで。その鬼と対立する力を秘めるスタンド使いの家系の末裔が金田一耕助、桃の呼吸で鬼を滅する」
「小林靖子は鬼滅書いてないで。逸脱しすぎやろ」

チャンチャン

※ 仮面ライダーアマゾンズ、進撃の巨人、JOJOの奇妙な冒険 まで繋げたところで破綻した。まあでも、猿神家と雉神家には頑張ってもらいたいもんです。地を走る犬神家、大地を轟かす猿神家、大空を飛ぶ雉神家、一瞬ゲッターロボっぽいけど、実はこの組み合わせはバビル二世。東北にキリストの墓があるのだから、岡山にバビルの墓があってもいいだろ。何言ってるんだ、俺。

なんつか、すごくくだらない事だとスラスラ書ける俺。
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