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『【推しの子】Mother and Children』EJアニメシアター新宿

◆『【推しの子】Mother and Children』EJアニメシアター新宿

▲目の書き込みが良くも悪くも異常。

五つ星評価で【★★★★脇から刺される感じ】
原作をヤングジャンプ連載開始から読んでる。そうそうこういう話だった。おもしれー。
連載は今でも続いているが、アクアとルビーが大きくなった事で、すっかり「転生もの」としての視線は薄らいだ。今回のパートは逆に言えば、その部分が全開だ。そういう面白さがあったと再認識した。
TV放映アニメの第一回拡大版をそのまんま劇場公開しているのだが、面白いのだから細かい事に文句をつけない。TVで見ればいいじゃん、ただなんだし、と言うのも正論だが、劇場のでかい画面で、でかい音で、ノーCMで一気に見れて、後悔はしていない。金に困っていないのよ、俺(金を捨てるほど豊かじゃないし拾うのは大好きだけど)。画面や音はTVでもいいかもしれないが、一気に見れたのは集中できてよかった。
映画内で、心の独白が付くのがアイ、アクア、ルビーの三人。この三人が主役。光り輝くアイドル、アイを俯瞰で見ると変ではあるけど普通な所がよい。人は一生懸命にもがいて幸せになろうとする者をついつい応援してしまう。そして、そんなアイの息子に転生してしまったアクアの外見からは早熟だけど、メンタルが普通な部分にも共感する。ルビーはアイ、アクアと違って、ただ一人、子供の体にちょっとだけ大人な子供の心が入ってるので保護欲を掻き立てられる。
そしてビジネスとしての芸能界が忖度なく描かれるのも魅力だ。映画の、と言うよりTVアニメの作成タイミングがマンガの週刊連載とリンクして実に上手。原作マンガは幾つかの脇のエピソードを過ぎて、アイの死の真相を見詰め直し炙り出そうとするパートに入る。このタイミングで、その元の話をぶち込んでくるのは良い相乗効果だ。


【銭】
テアトルの会員割引で1300円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
【推しの子】Mother and Children@映画.com
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プロフィールだ

fjk78dead

Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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