『たまこラブストーリー』『たまこまーけっと1話~6話』『たまこまーけっと7話~12話』新宿ピカデリー3
- Date
- 2023/06/13/Tue 00:24
- Category
- 映画(FC2独自レビュー)
◆『たまこまーけっと1話~6話』新宿ピカデリー3
◆『たまこまーけっと7話~12話』新宿ピカデリー3

▲超絶かわいらしい。
五つ星評価で【★★★,★★★★見んといかんアニメだった】
TV放映10年記念でTV全話と映画を一挙上映。TVは六話ずつを1セットで上映。
もう本当にかわいい。「この絵を見て可愛いと思わない奴は無礼討ちにする」と武士が言っても納得するような可愛らしさ。そいでもって声も性格も可愛い。世界中の全ての女子が「たまこ」であっても俺はかまわん。
大きく前半では主人公北白川たまこの友達と商店街の皆を丹念に描く。一転、後半は外国から姫君候補を探す騒動にたまこが巻き込まれる。この姫君候補の話は1話から伏線が張られていたので、7話にしてやっと動いたかと思った。うざキャラのデラを黙らせるのが南国の少女というのよし。この少女チョイの登場で、単にうざいキャラだったデラに奥行きが出来た。姫君候補にたまこが選ばれるが、ここでのたまこの葛藤は「自分が誰と結ばれるか」ではなく「自分が商店街を出て生きていけるか」なのが変わっている。主人公のたまこ本人が恋愛に無自覚なので、代わりに恋愛パートを任されるのがたまこの父・豆大と亡き母のエピソード。しんちゃんの父ひろしの藤原啓治が弾けまくる。この豆大の情熱の強さが明らかになった後では、確かに不器用そうなたまこの恋愛を描くには尺が足りなかろう。という訳で、たまこの恋愛パートはまるまる外出しされる事になる。なので、映画のたまこは独立しているが恋愛の話ばかりでTVのたまこと大きくニュアンスが異なる。それは映画公開時に映画しか見なかったので気づけなかった点だ。いやだって、そんな構成にするとは思わないよ。『たまこマーケット』はNHKの朝ドラみたいな作品で、映画はその登場人物二人を抜き出した恋愛特化編になる。
花屋の超美人が何の説明もなくボイスキャストが男。そういう人なのだ。
たまこは視力が弱くコンタクトレンズ。子供時代や、朝の起き抜けでは眼鏡をかけてる。設定細かい。主人公が眼鏡を掛けても掛けなくても他のキャラクターと混同しないの何気に技術力が高い。
オープニングはひたすら可愛く、エンディングはフェティッシュにエロく(おかずだろう、あれ)。
結局、南国の王子様の嫁は見つからなかった。それは製作者たちにとって大きな話ではないのだろう。南国の王子さまは絵に描いたようなプリンスで欠陥がない。薄い本でお姉さんたちに弄ばれてしまいそうに見える(男同士にならないのは美形が少ないから)。王子はおそらくチョイと結ばれるだろうし、当然のように彼女との薄い本はありそう。お姉さんキャラは花屋くらいしかいないけど彼女を出したらBLになるのだなあ。ちなみに王子様の声は下野紘。鬼滅の我妻善逸。王子様が善逸の性格じゃなくて良かった。
◆『たまこラブストーリー』新宿ピカデリー3

▲ひゅーひゅー。
五つ星評価で【★★★★真摯やのう】
TVのたまこがとことんホームドラマだったので、その内部で描きだせなかった恋愛パートを外出しにした作品(と決めつけてるけどそうであろう)。独立して映画だけ見る事は可能だが、TV見た後だとキャラに対する思い入れが一々違う。恐るべし。
男女合わせて奥手同士の恋愛で、男子→女子は気持ちが明確だが、女子→男子はまだもっとも仲のいい幼馴染み枠であり、恋愛意識がない。そこでいきなりの告白で女の子が機能不全を起こすのがそれなりにリアルで、おかしくてたまらない・そしてそういう隙のある女の子は可愛くてたまらない
【銭】
記念上映特別価格1900円×3で鑑賞。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
・たまこラブストーリー@映画.com
・たまこまーけっと@アニメハック
▼関連記事。
・たまこラブストーリー(初見)時@死屍累々映画・第二章
◆『たまこまーけっと7話~12話』新宿ピカデリー3

▲超絶かわいらしい。
五つ星評価で【★★★,★★★★見んといかんアニメだった】
TV放映10年記念でTV全話と映画を一挙上映。TVは六話ずつを1セットで上映。
もう本当にかわいい。「この絵を見て可愛いと思わない奴は無礼討ちにする」と武士が言っても納得するような可愛らしさ。そいでもって声も性格も可愛い。世界中の全ての女子が「たまこ」であっても俺はかまわん。
大きく前半では主人公北白川たまこの友達と商店街の皆を丹念に描く。一転、後半は外国から姫君候補を探す騒動にたまこが巻き込まれる。この姫君候補の話は1話から伏線が張られていたので、7話にしてやっと動いたかと思った。うざキャラのデラを黙らせるのが南国の少女というのよし。この少女チョイの登場で、単にうざいキャラだったデラに奥行きが出来た。姫君候補にたまこが選ばれるが、ここでのたまこの葛藤は「自分が誰と結ばれるか」ではなく「自分が商店街を出て生きていけるか」なのが変わっている。主人公のたまこ本人が恋愛に無自覚なので、代わりに恋愛パートを任されるのがたまこの父・豆大と亡き母のエピソード。しんちゃんの父ひろしの藤原啓治が弾けまくる。この豆大の情熱の強さが明らかになった後では、確かに不器用そうなたまこの恋愛を描くには尺が足りなかろう。という訳で、たまこの恋愛パートはまるまる外出しされる事になる。なので、映画のたまこは独立しているが恋愛の話ばかりでTVのたまこと大きくニュアンスが異なる。それは映画公開時に映画しか見なかったので気づけなかった点だ。いやだって、そんな構成にするとは思わないよ。『たまこマーケット』はNHKの朝ドラみたいな作品で、映画はその登場人物二人を抜き出した恋愛特化編になる。
花屋の超美人が何の説明もなくボイスキャストが男。そういう人なのだ。
たまこは視力が弱くコンタクトレンズ。子供時代や、朝の起き抜けでは眼鏡をかけてる。設定細かい。主人公が眼鏡を掛けても掛けなくても他のキャラクターと混同しないの何気に技術力が高い。
オープニングはひたすら可愛く、エンディングはフェティッシュにエロく(おかずだろう、あれ)。
結局、南国の王子様の嫁は見つからなかった。それは製作者たちにとって大きな話ではないのだろう。南国の王子さまは絵に描いたようなプリンスで欠陥がない。薄い本でお姉さんたちに弄ばれてしまいそうに見える(男同士にならないのは美形が少ないから)。王子はおそらくチョイと結ばれるだろうし、当然のように彼女との薄い本はありそう。お姉さんキャラは花屋くらいしかいないけど彼女を出したらBLになるのだなあ。ちなみに王子様の声は下野紘。鬼滅の我妻善逸。王子様が善逸の性格じゃなくて良かった。
◆『たまこラブストーリー』新宿ピカデリー3

▲ひゅーひゅー。
五つ星評価で【★★★★真摯やのう】
TVのたまこがとことんホームドラマだったので、その内部で描きだせなかった恋愛パートを外出しにした作品(と決めつけてるけどそうであろう)。独立して映画だけ見る事は可能だが、TV見た後だとキャラに対する思い入れが一々違う。恐るべし。
男女合わせて奥手同士の恋愛で、男子→女子は気持ちが明確だが、女子→男子はまだもっとも仲のいい幼馴染み枠であり、恋愛意識がない。そこでいきなりの告白で女の子が機能不全を起こすのがそれなりにリアルで、おかしくてたまらない・そしてそういう隙のある女の子は可愛くてたまらない
【銭】
記念上映特別価格1900円×3で鑑賞。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
・たまこラブストーリー@映画.com
・たまこまーけっと@アニメハック
▼関連記事。
・たまこラブストーリー(初見)時@死屍累々映画・第二章
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