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『グランツーリスモ』新宿ピカデリー3

◆『グランツーリスモ』新宿ピカデリー3

▲ある意味「アリスとテレスのまぼろし工場」的なチラシ。♪未来へ~未来へ~ヤンだけを連れていけー。

五つ星評価で【★★★★おもろい。あがる。類型的だけどあがる。】
ツイッターでの最初の感想(↓)

評判いいだけあって面白いけどテンプレートど真ん中。最初の選抜メンバーにすら日本人がいないのは寂しい。日本の描写は好意的でドバイなんて金満ドバドバ。主人公の好きな女の子が一般的には美人じゃないのは何かいい。敵が金持ちだけで何か呪われてる感じの性格の悪さ

↑大体こんなか。

日本は東京タワーの夜景、渋谷のスクランブル交差点、クラブで踊りあかして、新宿ヨドバシカメラ前、銀座きゅうべえなんかが挿し込まれていた。なかなかの豪遊。

主人公の好きな女の子、日本語吹替は禰津子。キスで唇を塞がれたところで「むううー」と言ってほしかった(言わねーよ)。

コーチ役はデビッド・ハーバー。『バイオレント・ナイト』の暴力サンタクロースで、『ブラック・ウイドウ』のレッド・ガーディアンと赤に縁強い。今回は赤とは関係なかった。「やっちゃえニッサン」というセリフをかますなら、この人かオーランド・ブルームか、だろう。「♪有明のハーバー」と誰か歌ってあげてくれ。地に足が付いた感じのガンコ親父っぷりが良かった。

実父側はジャイモン・フンスー。弟可愛がり野郎の星一徹。家族の中でこの人だけ真っ黒、実はいい親父なんだろうが権威の象徴なんで怖い。

敵の金持ちチームは金を持っているというだけで、性格の悪さがプンプン漂ってくる役に脚色されてしまった。ただ、ともかくどんな局面でも狙いすましたかのように性格が悪いので、ムカっとは来るが人間らしさを感じない。

ちょっと似た映画を前に見てる。『ALIVEHOON アライブフーン』は「ドリフト」という実車競技に挑むゲーマーの話だが、ゲーマーが使っていたソフトが「グランツーリスモ」である。おそらく今回の映画の実話にインスパイアされて出来た話だろう。本家の話より1年早く公開してるのは立派。名画座で二本立てにしてほしい中々いい出来の映画である。


【銭】
ピカデリー前回有料入場割引1400円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
グランツーリスモ@映画.com
▼関連記事。
ALIVEHOON アライブフーン(参考)@死屍累々映画日記・第二章
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fjk78dead

Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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