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『ドラレコ霊』新宿シネマート1

◆『ドラレコ霊』新宿シネマート1

▲女優どれが誰やねん。

五つ星評価で【★★★★千葉誠治監督と相性よい】
51分3本のオムニバス構成のホラー映画。この手のオムニバスにやりがちな最終的にどの話も繋がるみたいなメタ構造はなく、タイトルの「ドラレコ霊」も第一エピソードにしか出てこない。第二エピソードが「相続霊」、第三エピソードが「心霊配信」。昔、一編5分の怪談をまとめた『怪談・新耳袋』というシリーズがあったが、ホラーには短い話が合っている。と言うより逆に、ホラーで長い話を書く方が難しい。

「ドラレコ霊」何でもかんでも霊がついてしまう昨今だが、今回はドラレコに霊が! 人がいない部屋で扉が三つ静かに開いていく様をただ見つめさせる演出とか最高。ドラ泣き必至←嘘。
「相続霊」最終的に一番悪いのは思いもよらない人物という話。ストーカーっぽい善人の男が連続レイプ犯みたいな風貌なのステキ。タイトル違うだろ感ビンビン。
「心霊配信」シリもどきが大活躍。ラブホの経営者らしき人物が身も心もズタボロに汚いのが魅力。

千葉監督とは相性善い。どれも他愛もない話だからかもしれない。


【銭】
尺短いので一般1500円だったが、テアトルの会員権割引で1400円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
ドラレコ霊@映画.com
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『レディ加賀』新宿ピカデリー4

◆『レディ加賀』新宿ピカデリー4

▲片岡礼子かと思って見てた最左・佐藤藍子と、通常営業の最右・小芝風花。

五つ星評価で【★★★いつも通りで問題なし】
ちょっとダメ枠の小芝風花が頑張って四方丸く納めるタイプのコンテンツ。前半は身の丈に合わず偉そうな主人公に多少なりともゲンナリするが、後半はピンチつるべ打ちをテンポよく解決して面白い。小芝風花はこういう未完成で努力するタイプの主人公にうってつけ。今回はおかみ修行とタップダンス。以前、『ガールズ・ステップ』で、ダンス指導された経験はあるのだから、これは流石「経験者のダンス」と唸るくらいのものを見せてほしかった。まあ、忙しいんだろ。
エンドロールで「SPECIAL THANKS」にレディ・ガガが描かれているかにちょっと興味があったが、特にそういう物はなし。驚いたのが脚本「渡辺典子」、この間までハリウッドでヘアメイクやっていたのに。多才だなあ(同一人物であるなら)。


【銭】
ピカデリー前回有料入場割引1400円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
レディ加賀@映画.com

『ダム・マネー ウォール街を狙え!』シネ・リーブル池袋2

◆『ダム・マネー ウォール街を狙え!』シネ・リーブル池袋2

▲主人公夫婦。ゴミゴミしたキッチンの一角にリッツがある。まー、リッチな人達はリッツ食わなそうよね。

五つ星評価で【★★★★実話ベースだけどいい人が負けない】
株主で企業を不当に低評価して「破産させる事で稼ぐ」超資本家と個人投資家の戦い。
タイトルの「ダム・マネー」は「無駄な投資」の意味。市井の小銭で買われる市民投資家の投資など大資本から見れば「無駄な投資」でしかないという意味合い。
この超金持ちと、貧乏庶民の生活がイヤミったらしく比較されながら始まる。
当然、主人公はいい奴。でも、運がない。そして、金持ちはイヤな奴。そら、逆転が面白いわ。
主人公や、その背後で株を買った人が、みるみる株の価値が上がっていっても、売り抜けない、売った者は共闘から脱落したといたく落ち込むのが面白い。「情」で買ってる物はなかなか切れない。
逆に超資本家も損切りできない。負ける事は彼の金持ちとしてのプライドが許さないのだ。そして行われる無法な手段。金、こえー。主人公の妻がいい人なのは勿論だが、金持ちの妻が美人で判断力もちゃんとした賢い人だったのがステキだった。
あと、主人公が株オタクみたいな扱いで、世間的にはパッとしないんだけど、ちゃんと努力して小さいながらもちゃんと正しく生活している事に対して、親が「あなたは私たちの誇りよ」と言う所はちょっとホロっと来た。


【銭】
テアトル会員割引+曜日割引で1200円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
ダム・マネー ウォール街を狙え!@映画.com
▼この記事から次の記事に初期TBとコメントを付けさせて貰ってます。お世話様です
ダム・マネー ウォール街を狙え!@ノラネコの呑んで観るシネマ

『偶然と想像』『春原さんのうた』『ブルー・バイユー』『ブラックボックス 音声分析捜査』『ナイトメア・アリー』ギンレイホール

古い昔の書きかけ感想鎮魂祭(やっとこさ2022年頃)
ギンレイホールで観た映画の感想特化。

◆『偶然と想像』ギンレイホール

▲渋川清彦。正しさに見返りを求めない人は好き。

五つ星評価で【★★★★濱口竜介は面白いからしょうがない】
ツイッターでの最初の感想(↓)

こりゃあおもろい。①は割と予定調和かとも思ったが三角関係二角の振り幅がでかい。②は渋川清彦の抑制っぷりに泣けてたまらない。③はようこんな話、思い付くなという驚きに満ちている。(①は『魔法(よりもっと不確か)』、②は『扉は開けたままで』、③は『もう一度』)

濱口竜介はたまに巡り合って見るのだけど、基本、長尺なので、見る前の「行かねばならぬ行かねばならぬ行かねばならぬ、でもたりー」的な気分奮い起こしが憂鬱。なので、話題になったり賞を取っても見てないのがそこそこある。なのに、なーんだ。短いのも作れるんじゃないの。しかも、長くなくても面白いし。もう、毎回この長さがいいと言ったら流石に怒られるだろうが、だが、それが本音だ。物語の不思議さに驚くのは三篇目だが、キャラクターとして惚れこむのは二篇目の渋川清彦の教授。人はその善性によって幸福が保証されない。でも、毅然として生きていくしかない。枯れた渋川清彦なかなか良い。


◆『春原さんのうた』ギンレイホール

▲のびしろでかそう。

五つ星評価で【★★如何にもミニシアター系邦画】
ツイッターでの最初の感想(↓)

のびしろがでかい。というより、のびしろで出来てるみたいな映画。登場人物が等身大の人間だけなので誰が誰だかになってしまい、どのエピソードも謎の裏がありそうで見ていて辛かった。

もう、物語を思いだす事ができない。見た時にエモさを感じてないとダメなんだな。


◆『ブルー・バイユー』ギンレイホール

▲「ぴんから」っぽいか?

五つ星評価で【★★★★狙いすましたかのように痛い目に会わされるのが、とてもキツい】
ツイッターでの最初と次の感想(↓)

親ガチャ国ガチャが本人の努力を凌駕する。子供可愛い。/若い人はご存知ないだろうが主人公がぴんから兄弟っぽい。バイユーは入り江か。

主人公はアメリカに住む東洋人。悪いアメリカ人に当たると外見のみでひどい目に会わされる。そこにはヒエラルキー(階層)があり、同じ空気を吸うだけで嫌悪されるし、人以下である事を強要される。自分がイエローなので、こういうのは当たり前に怖い。ただ、その逆で、日本人は日本人以外の非白人が日本にいる事について、同じように下の人間として扱っているから、バランス的にはトントンなのかも。いやなトントンだなあ。


◆『ブラックボックス 音声分析捜査』ギンレイホール

▲アンタッチャブル柴田の上位互換。

五つ星評価で【★★★適度に楽しんだ。】
ツイッターでの最初の感想(↓)

主人公のビジュアルがアンタッチャブル柴田に似てるのは共感力が高くてよかった。敵がザキヤマと似てないのもよかった。

適度に楽しんだ。面白いが、我を忘れるほどではない。よくはできてる。


◆『ナイトメア・アリー』ギンレイホール

▲ザ・ケイト・ブランシェット。

五つ星評価で【★★なんかダメ】
ツイッターでの最初の感想(↓)

なげーよ。見世物小屋の猥雑さは好き。フリークスの人気者クークーが出てたが、あれはCGか?

なんかダメ。基本的に長い映画は単純に「なんかダメ」率が高い。


【銭】
会員証で入場。『偶然と想像』と『春原さんのうた』、『ブルー・バイユー』と『ブラックボックス 音声分析捜査』はカップリング。『ナイトメア・アリー』は『ウエスト・サイド・ストーリー』とカップリングだったが、時間都合がつかずに後者はギンレイでの再鑑賞はできなかった。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
偶然と想像@映画.com
春原さんのうた@映画.com
ブルー・バイユー@映画.com
ブラックボックス 音声分析捜査@映画.com
ナイトメア・アリー@映画.com

『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』イオンシネマシアタス調布7

◆『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』イオンシネマシアタス調布7

▲ま○この周りに無数の虫みたいなビジュアル。

五つ星評価で【★★★★けんまのあの一言がエロい】
「甘い奴」
「それ、ハイチュウな」

ツイッターでの最初の感想(↓)

普通にバレーの試合見ててこれくらい面白ければいいのに。直接関係ない脇のエピはもうちょっとカットしてもいい。猫と烏のアップが必要以上にリアル。ラストの主観ショットには痺れた。あれは頭おかしい。あとメインアニメーターが桃太郎侍(高橋英樹)。

烏野と音駒の試合登場メンバー一人一人ねっちり描こうとするけど、元々のマンガ作者の絵柄の話だが同一コートで戦う12人くらいが限界で同一人物と見間違える顔がかなり林立する。多分、原作者が男女問わず醜い顔を描かないので、顔のバリエーションが少ない。なのに競技の登場人物が多いので、どうしても同傾向の顔が被ってしまいがち。にも関わらず試合経過を面白く見れるのは被りがまだ局所的であること、そして、アニメのキャラはカリカチュアされた属性持ちなので、本物の人間見てるより全然分かりやすい。あと、顔や容姿が全く同じだとしても声優が違うとちゃんと判別できるかもしれん。声優さんは偉い。

そんなキャラクターキャストが試合界隈でいっぱいいっぱいなのに、脇にいる人物が説明もなしに多いと思う。試合経過や選手の心情予測を会場に来てない他チームに語らせるとかいらないと思う。音駒の監督は出ずっぱりだが、烏野は教師、コーチ、3年マネージャーがほぼお飾り状態。主要な女性キャラは烏野のマネージャー二人と音駒の応援二人と烏野の応援一人。この応援の三人がどっちがどっちだか最初かなり混同した。マンガやアニメを原典と考えるなら、セレクトに関して、かなり一見さんに不親切な状態(私、一見さんでないがかなり誰が誰で苦しめられた)。

メインアニメーターの名前が高橋英樹なのは個人的には受けた。原画や動画を遅れて持っていくと、数え歌を歌いながら、粛清されてしまうのだろうな。


【銭】
イオンシネマ有料入場6回分で無料入場。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦@映画.com
劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦
▼関連記事。
ハイキュー関連記事リンク▼@死屍累々映画日記・第二章

『ある閉ざされた雪の山荘で』トーホーシネマズ新宿3

◆『ある閉ざされた雪の山荘で』トーホーシネマズ新宿3

▲サザエさん一家がやれる配役。雪山の山荘で一人一人姿を消していくサザエさん一家ってすげー面白そうじゃない? 集合写真に欠席の森川葵はタマの役で。キャッツ仕様が大変恥ずかしそうな森川葵見たいな。

五つ星評価で【★★★よすぎないし悪すぎない】
ツイッターでの最初の感想(↓)

面白いけどミステリーとしては色々弱い。

この最初の感想、何を書くべきか悩んでいた事が良く分かる。逐一書くとネタバレにしかならない。
伊東のハトヤじゃないけど、「3段逆スライド方式」ミステリーなのだが、実はこの三段の外殻の外側にある現実との折り合いが悪い。AさんがBさんの為に起こした「事件」である。まあ、事件直後はBさんも納得してくれるかもしれない。でも、その事件で一生Bさんを欺きとおす事はできない。ここが一番の弱点。
劇団の主催者と寝た、寝てないみたいな話が結局どっちだか分からないのも気持ち悪い。仮に枕営業が成立するような劇団なら、男女を問わず自分も枕営業をする、枕営業是認の劇団から離脱するなどが語られてもいい。というのは表面上は次期公演の選抜試験であり、その試験の成否を否定するような要素が公然と存在してはそもそも試験にならない。
上から間取りを覗くアングルは面白いが、あれで謎が解けたり、分かりやすくなったりはしない所が、逆に何かもうちょっと工夫のし甲斐があったのではないかと思う。
重岡大毅はいつもとてもいい普通の人で、それ以上を感じさせない男なのだが、そうなると何で、一次選抜に受かったのかが分からない。本当は重岡大毅こそが枕営業、、、、、いや、これは鬼門な話。「めしスタント」とかいじられてもよかったのに。
中条あやみが言う「私なんか何にもない」は中条あやみが言ってはいけないセリフ。中条あやみであるだけで「何にもなくはない」。あのメンツの中に美人じゃない女芸人が混ざってたらセリフが真に迫るが、見てて泣いてしまうかもしれない。でも、中条あやみが「何にもなくはない」おかげで、映画の気持ちよさは増した。映画なんかチンケな娯楽だからルッキズム全開でいい。全員ブサイクで性格悪かったら、見ていて辛くなってしまう。いいの、美人が善人でも。
西野七瀬のオーラの隠し方が凄い。親の資本力で劇団にいる、本当に「何にもない」役をあの西野七瀬がキラキラを排して演じる。美しいか醜いかで言えば美しいのであるが、それでも目を引かせないというオーラの消し方は凄い。


【銭】
火曜日トーホーシネマメンバーズデーで1300円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
ある閉ざされた雪の山荘で@映画.com

『梟 フクロウ』シネ・リーブル池袋2

◆『梟 フクロウ』シネ・リーブル池袋2

▲キャーキャー。でも、こういう物理的恐怖は序の口。

五つ星評価で【★★★★展開息も切らさず】
ツイッターでの最初の感想(↓)

タイトルかっけー。そしてメチャクチャ面白い。善人がボンボン酷い目に会う中で、善人の主人公の善意が試験のように試される。ラストも託された針療法と考えるとあれでいいのかもしれない。

盲人の鍼灸医の主人公が才覚を発して王宮勤めになるが、そこで熾烈な権力闘争に巻き込まれる。なんつか暴風雨のような権力闘争の中で、王族でさえも鬼畜の強さを有さない者は被害者の身に甘んじてしまう。その被害を被らない為には見ない=目を向けない事が大事であり、主人公はずっと自分が人より劣って見える事により、お目こぼしにあってきて、目を向けられないし、目を向けない人物であったのだが、ついにその生き方を貫き通せなくなってしまう展開が見事だ。
主人公の華のなさ(華がない分、有能に見える)もいいが、荒れ狂う王になったユ・ヘジンの頑迷さにもビックリ。『コンフィデンシャル 共助』のユ・ヘジンかよ。確かに顔の造作は同じだけど、何かに憑依されたかのような悪態。うわあ、役者だわあ。


【銭】
テアトル会員割引で1400円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
梟 フクロウ@映画.com

『唐獅子仮面 LION-GIRL』シネマート新宿2

◆『唐獅子仮面 LION-GIRL』シネマート新宿2

▲アルティメット最終進化前のスーツ。スチールの映りが悪いが、ラストのスーツよりこっちの方がかっけー。

五つ星評価で【★★いや、話はつまらん】
「乳だ」「ケツだ」「チンコだ」「女性の股間だ(穴と毛は見せない)」という事を冒頭からさんざんやって、それが絵として美しいのに下品で、下品なのにセックスには結びつかない。主役のお姉ちゃんが好みで、乳も尻も「ほれほれ」と惜しげもなくさらしてくれるのはありがたい。このビジュアルでやってもらいたいのはオリジナルよりも『けっこう仮面』だな、私は。
ビジュアルも劇伴もハイセンスだが、なんか呪いでもかかってるのか面白くはならない。アメリカの景色を日本と言い張ったりするの面白いけど、それだけなんだよなあ。


【銭】
テアトル会員割引+曜日割引で1200円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
唐獅子仮面 LION-GIRL@映画.com

『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』ユナイテッドシネマ豊洲8

◆『「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』ユナイテッドシネマ豊洲8

▲炭治郎が真剣すぎるジョーカーみたいで怖い。

五つ星評価で【★★★★ムチャクチャ泣けて爽快】
前回のワールドツアーの感想で 30分のテレビアニメ三つ集めて劇場公開しましたって、こんなん映画としておかしいと誰しもが思っている。思っているけど、愉快で痛快なのは、にも関わらず、みんなこのコンテンツが大好きでそれに吞み込まれてしまうという点だ。 と書いてて、今回もそれは一個も変わってない。もう、元のフォーマットがテレビであるとか、映画であるとか、動画であるとか関係なく、力のあるコンテンツにはみな魅了されてしまう。ただ、これは「アニメ鬼滅の刃」というコンテンツが最初から劇場コンテンツと同様の画角で描かれている点も大きいと思う。劇場映画とテレビ放映では単純に①音響②画面の明暗③スクリーン、モニターの大小、の三点で劇場が勝る(現時点で)。②は劇場の方が黒が綺麗だし、明暗がクッキリ出る。映画館で見た夜の映画がテレビで全然何が描かれているか分からなかったみたいな事はよくある。今はブラウン管の時代よりは格段に良くなっただろうが、それでも周りの採光で黒をぼやけさせられるモニターより、劇場の発色の方が良いと思う、そういう錯覚という可能性もあるけど。③はテレビドラマを劇場で上映するとアップばかりになってしまう問題だ。テレビモニターは画面が小さいので、ロングで引いて撮る画面が多いと「映っている物に対しての識別」が増え、話に入り込みづらくなる。そして、テレビドラマでのバストから上のアップの多用は劇場ではうるさいが、テレビモニター上では親近感が持てるちょうどいい大きさになるし、背景をアップで隠すから背景作成の予算を削減できるというメリットもあった。
「アニメ鬼滅の刃」は①はメロディーラインに魅力があり、それが劇場の大音量でがなられるとたまらない。②は色の種類が抑えられるアニメではモニター劣化の状況が元から起こりづらい。③について、殊更にアップが多いとは思わない。と言うより、アニメでキャラクターが喋る時にアップになるのは昔からやっているので違和感がない。逆にロングで引いて撮らないと全体の流れや動きが分かりづらいアクションシーンはそのように描かれているので、モニターより劇場で見た方が映える。
アニメ自体が元からモニターとスクリーンで優劣が起こりづらいメディアであり、今回のワールドツアー企画は、劇場で見るとより良く見える特性や適性が備わっている。しかし作画レベルが凄い。あとアクションシーンが光線、銃撃、魔法みたいな人体の動きがない攻撃がなく、常に身体が動き回っている。こんなん大変に違いない。こういうのは大画面で見るに耐える。大画面でこそ見たいコンテンツだ。

総論が長いよ、俺。
禰豆子のあの作画、神々しくて凄い。
陽光に包まれて肌が爛れるところもはっきり見えてしまってグロい。グロいけど偉い。一回見てるのに禰豆子にはつい泣かされてしまった。そして「イノスケ」には笑った。善逸にはあんなんで充分、うるさいから。
アニメートで言えば小さい半天狗のスタタタタタという走りは凄い。あんなのはマンガで読んでたけど、動く絵として見て想像を超えた。半天狗(小)から(大)へのうねるような巨大化も実写を見ているようで戦慄した。
今回、恋柱・甘露寺蜜璃ちゃんの出番が少ない。里編で「アバズレ」と言われる蜜璃ちゃんは見たかった。でも、柱稽古編・柱合会議のアタフタ蜜璃ちゃんはよかった。
マンガを読んで心情を知っているので冨岡義勇の孤立に胸を痛めた。そんな義勇さんに「嫌われてる」と言ってしまうしのぶさんは本当に薄皮一枚の笑顔の人で、あの笑顔の下は鬼くらい怖い。
あと、これはマンガ側の偉い所だが、一つの大きな戦いが終わって、治療のために蝶屋敷に戻るという設定が、今はもう家を持たない炭治郎達が実家に戻ってくるようなホンワカさがある。あまりこういう設定のマンガってないのではないだろうか?


【銭】
会員割引でユナイテッドシネマは平日1300円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ@映画.com
▼関連記事。
「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ(二回目)@死屍累々映画日記・第二章

『アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション』ヒューントラストシネマ渋谷1

◆『アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション』ヒューントラストシネマ渋谷1

▲ラショー組。

五つ星評価で【★★★★こーゆーんが良い】
ツイッターでの最初の感想(↓)

一作目見てなくても問題なし。こーゆー軽くて他愛なないのが好き。手数が多いのが魅力。

ネタの中に児童虐待、動物虐待、尻だし、下ネタなどが縦横無尽に組み込んであるのが偉い。こーゆーダメネタを笑い飛ばせるところに価値がある。これを笑い飛ばせない状態なら、それは映画じゃなくて社会が悪い。


【銭】
未体験ゾーンの映画たち2024、テアトル会員の割引+曜日割引の方が安く効いて1200円。
▼作品の概要はこの辺り見てください。
アリバイ・ドット・コム2 ウェディング・ミッション@映画.com
プロフィールだ

fjk78dead

Author:fjk78dead
ふじき78
映画を見続けるダメ人間。
年間300ペースを25年くらい続けてる(2017年現在)。
一時期同人マンガ描きとして「藤木ゲロ山ゲロ衛門快治」「ゲロ」と名乗っていた。同人「鋼の百姓群」「銀の鰻(個人サークル)」所属。ミニコミ「ジャッピー」「映画バカ一代」を荒らしていた過去もあり。

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