読書『千里眼 優しい悪魔(上・下)』松岡圭祐、角川文庫
- Date
- 2008/10/26/Sun 23:05
- Category
- 読書
松岡圭祐は面白い。
角川文庫に来てからのファンで、角川文庫出版の物は一応、全部、読んでます。っていうのがカミングアウトみたいに、とっても恥ずかしい。だって、大の大人が読むような小説じゃないもの。これこそ、ホースオペラやスペースオペラの延長上の単なる読み捨て小説。だから、大きな声でこれ読んでる、と自慢するのはとっても恥ずかしい。
渋谷の交差点で白髪が混じった初老に近い男が
「ボクちゃん、ミニストップのベルギーチョコのソフトクリームが大好きでちゅ」と大声で絶叫してるような恥ずかしさだ。あ、恥ずかしいのは主に「でちゅ」か。
何で恥ずかしいかね。筋が行き当たりばったり。その癖、劇的。そして、ウンチクに左右される物語が、とっても「頭でだけ考えられた」感を満たしている。この辺だな。こんな都合のいいホラ話に踊らされてってところだな。
ああ、でも、俺は踊らされる木偶人形でいいや。それで充分だ。
主人公の岬美由紀を食うバイプレイヤー、ダビデがとってもいけてる。
角川文庫に来てからのファンで、角川文庫出版の物は一応、全部、読んでます。っていうのがカミングアウトみたいに、とっても恥ずかしい。だって、大の大人が読むような小説じゃないもの。これこそ、ホースオペラやスペースオペラの延長上の単なる読み捨て小説。だから、大きな声でこれ読んでる、と自慢するのはとっても恥ずかしい。
渋谷の交差点で白髪が混じった初老に近い男が
「ボクちゃん、ミニストップのベルギーチョコのソフトクリームが大好きでちゅ」と大声で絶叫してるような恥ずかしさだ。あ、恥ずかしいのは主に「でちゅ」か。
何で恥ずかしいかね。筋が行き当たりばったり。その癖、劇的。そして、ウンチクに左右される物語が、とっても「頭でだけ考えられた」感を満たしている。この辺だな。こんな都合のいいホラ話に踊らされてってところだな。
ああ、でも、俺は踊らされる木偶人形でいいや。それで充分だ。
主人公の岬美由紀を食うバイプレイヤー、ダビデがとってもいけてる。
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